微細構造を付加した散乱性媒体による環境表面の反射指向・波長特性の制御
【研究分野】環境技術・環境負荷低減
【研究キーワード】
ふく射伝熱 / 表面微細構造 / 散乱性媒体 / 反射指向性 / 波長特性 / 数値解析 / 塗膜 / 再帰性反射 / 電磁波 / 反射 / 波長制御 / ふく射輸送 / ヒートアイランド / 緩和策 / 適応策 / 再帰反射 / 指向反射 / 壁面 / 人体熱負荷 / 顔料 / 散乱
【研究成果の概要】
一般に環境を構成する表面材料は散乱性媒体であるが,この表面に規則的な微細構造を付加する,または塗膜層内に特殊な材料および形状を持つ粒子を分散させることにより,波長特性ならびに反射指向性を制御することが期待される.本研究では,周期的微細構造を付加した表面の日射反射特性に及ぼす構造パラメータならびに入射角の影響,ならびに塗膜の日射反射特性に及ぼす顔料粒子の材料および粒径の影響について,それぞれ数値解析により評価した.
また,光の入射方向に強く反射する再帰性反射材料が施工された壁面近傍のふく射環境を数値的に評価し,屋外にいる人体への熱負荷について壁面の反射指向性制御による軽減効果を検証した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
木下 進一 | 大阪府立大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)