都市鉱山の可採埋蔵量推計手法の構築
【研究分野】リサイクル工学
【研究キーワード】
使用済み回収率 / non-functional recycling / hibernating stock / 物質ストック / 物質フロー分析 / トランプエレメント / 鋼材中微量元素 / 観測時点基準使用年数分布 / 都市鉱山 / Non-functional recycling / Hibernating stock / 鋼材リサイクル / EoL recycling rate / 退蔵ストック / 製品寿命の経年変化 / 建築物寿命 / 可採性区分 / 回収可能性 / レーザーアブレーション / 鋼材中微量元素分析 / リサイクル / 貴金属 / レアメタル / 持続可能な資源利用 / 資源循環
【研究成果の概要】
都市鉱山の可採量は、将来の回収可能量であるとし、過去の各素材の使用済み回収率を時系列で評価した。評価年により20%以上の違いがあるとわかった。この違いは、残置される使用済み製品によると考えられ、素材価格が高い時期に回収率が高くなる傾向が見られた。天然資源の資源区分を参考に、都市鉱山を回収性により、可採分、既に散逸したものの2区分の他に、製品と素材それぞれの回収可能性によりもう2区分の4つに分類した。製品として回収されるが素材として回収されないものとして、鉄鋼材に貴金属が混入していることを把握した。これらの知見を総合して、都市鉱山のリサイクル性を阻害している条件が抽出できるツールを作成した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)