再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化
【研究分野】エネルギー学
【研究キーワード】
電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 / 水素 / 電気分解セル / 非定常電力
【研究成果の概要】
再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証した。この手法により、SOECの大面積化が可能となる見通しを得、再生可能エネルギーの非定常余剰電力を水、二酸化炭素電気分解で製造した水素、一酸化炭素として活用できる可能性を見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
劉 醇一 | 千葉大学 | 大学院工学研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)