高性能ファイトリメディエーション法の研究開発
【研究分野】環境モデリング・保全修復技術
【研究キーワード】
土壌修復 / ファイトリメディエーション法 / ファイトフェントン法 / 残留性有機汚染物質 / PCP / DDT / 植物 / 過酸化水素 / 環境技術 / 汚染除去・修復技術 / ファイトリメディエーション / バイオフェントン法
【研究成果の概要】
本研究は残留性有機汚染物質(POPs)などの難分解性有害物質を対象として、ファイトフェントン法の浄化能力について、室内実験およびフィールド試験より検討を行った.その結果,本法は鉄化合物(コロイド状第二鉄微粒子、マグネタイトナノ粒子)とイネ科植物を用いることにより,ペンタクロロフェノール(PCP)を2カ月程度で浄化できることがわかった.また,ベチバーを移植したベトナムDDT汚染土壌のフィールド浄化試験から,その有効性が示された.本法は低コスト・高性能修復技術として従来技術の代替法として発展する可能性がある.今後は異なるPOPs汚染土壌への適用が望まれる.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)