日常的実践におけるマヤ言説の再領土化に関する研究
【研究分野】文化人類学・民俗学
【研究キーワード】
マヤ / マヤ語復興 / 観光 / 領域概念 / 再領土化 / トランスナショナリズム / グローバリゼーション / 日常的実践 / アイデンティティ / マヤ語 / 空間認識 / マヤ・イメージ / 国際労働移動 / 民族的アイデンティティ / 移民 / 労働移動
【研究成果の概要】
本研究では、外部社会に対して語る優位なポジションを持たないマヤの人たちの日常生活において、外部の社会によって消費の対象として整形され直したマヤという文化がいかにマヤの人たち自身によって獲得され、かつ彼らのものとして領有されるのかその可能性とプロセスを、トゥルム市(メキシコ)のマヤ教会、チチェン・イツァなどの遺跡における観光産業、カルキニ村(メキシコ)の空間認識、ユカタン州(メキシコ)における言語復興活動、国境を越えた労働移動(メキシコおよびグアテマラ)、女性の機織りなどの事例を通じて記述・分析した。
【研究代表者】