海洋における生物起源ケイ素と有機物の新規相互作用の解明
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
生元素動態 / 海洋物質循環 / 生物地球化学 / 海洋生物地球化学 / 物質循環 / 海洋有機物 / 海洋科学
【研究成果の概要】
西経170度線上赤道~チャクチ海間を縦断する中部北太平洋の広範な海域において、懸濁粒子態生物起源ケイ素(PBSi)と共に、コロイド態生物起源ケイ素(CBSi)の測定を初めて行い、その鉛直分布、南北分布の特徴を解析した。CBSiは概ねnMオーダーの濃度レベルで、PBSiに比べて海域による違いも鉛直的な変化も少ない特徴を示した。海洋にはこれまで存在が明らかでなかったCBSiが、赤道から北極にかけての広い海域、また表層から深層まで安定して存在していることが示唆された。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
木山 孔司 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)