【研究分野】環境動態解析

【研究領域課題番号】22241002 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

エアロゾル / 数濃度 / 間接効果 / 東アジア / 航空機観測 / 環境分析 / 気候変動 / 大気現象 / アジア

【研究成果の概要】

エアロゾルは雲凝結核として作用し、地球の放射収支に大きな影響を与える(間接効果)。間接効果は気候変動予測における主要な不確実要素であり、その理解向上のためにはエアロゾル数濃度分布の支配要因を定量的に明らかにする必要がある。本研究では、航空機に搭載してエアロゾル数濃度を高速測定できるシステムを開発した。東アジアにおいて航空機観測を行い、エアロゾル数濃度の鉛直分布を明らかにした。さらに、3次元モデルを用いた解析から、春季では数濃度を決める上で新粒子生成が重要であることを示した。

【研究種目】基盤研究(A)

【研究期間】2010 - 2012

【配分額】46,410千円 (直接経費: 35,700千円、間接経費: 10,710千円)