韓国社会のポスト産業化に関する人類学的研究
【研究分野】文化人類学・民俗学
【研究キーワード】
産業化 / 韓国 / 長期持続 / 移動 / 農民社会 / 中産層 / 歴史人類学 / 産業集積 / 持続 / 都市新中間層 / 社会人類学 / 生活実践 / 開発 / 共同体 / 帰農 / 資源
【研究成果の概要】
(1)産業化過程での韓国地方社会の変化を,朝鮮後期以来の高い人口流動性を含みこんだ持続的な社会システムを基盤とし,植民地期以降の向都離村戦略を援用した生活の諸戦略の展開として分析する歴史人類学的枠組を構築した。(2)この枠組を産業化後の韓国社会の民族誌的研究に援用し,産業集積が弱い中小製造業,事業的農業経営,地方・農村の再資源化,都市生活とオルターナティヴな生き方,宗教実践の諸相を,再編成された持続性を基調とした生活や経済活動の能動的かつ柔軟性の高い実践として捉える視角を提示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
伊藤 亜人 | 琉球大学 | 法文学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
伊藤 亜人 | 早稲田大学 | アジア研究機構 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
金 良淑 | |
濱田 美緒 | |
宮原 葉子 | いずれも東京大学 | 大学院・人文社会系研究科 | 博士課程 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)