不確実性下の市場取引と帰納的ゲーム理論:経験と認識の役割
【研究分野】理論経済学
【研究キーワード】
ゲーム理論 / 高次信念 / 不確実性 / 準オプション価値 / 不可逆性 / 相互依存 / 社会的計画者 / 非対称情報 / 情報の価値 / 市場均衡理論 / 合理的期待均衡 / 高次期待 / 資産価格 / 美人投票
【研究成果の概要】
本研究プロジェクトでは、不確実性下の資産市場取引を、「私的情報」と「高次認識」に焦点を当て分析した。「私的情報」獲得の経験の有無が、主体間の高次推論に異なる形で影響を与え、どのように資産価格に影響を与えるかを分析している。また、政策決定者が経済厚生を最大にするために、主体の利得に関する認識の仕方によって、経済厚生が増減する場合を理論的に示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)