18・19世紀における「習俗」の概念と公共空間の変容:劇場・都市・共和国
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
習俗 / 市民権 / フランス革命 / 制度 / 統治 / 市民性 / フランス / 衣食住 / 演劇
【研究成果の概要】
本研究の最終目標は、17世紀末から19世紀にかけて重要であった「習俗」という概念の理論と実践の変遷をとりわけフランスを中心にして、長期的な視座から解明することである。まず定期的な研究報告として、イギリスの17世紀における近代国家と習俗が混在する事象、フランス革命期における公共空間の多様性の諸条件を考察し、また習俗と近代国家の合法性とが混在する事象、さらには18世紀半ば以降は習俗概念にかわり「風土」「社交性」さらに「公共性」が登場する過程に注目した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
橋本 周子 | 滋賀県立大学 | 人間文化学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
上野 大樹 | 一橋大学 | 大学院社会学研究科 | 日本学術振興会特別研究員PD | (Kakenデータベース) |
稲永 祐介 | 大阪市立大学 | 大学院文学研究科 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
川村 文重 | 慶應義塾大学 | 商学部(日吉) | 講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
北垣 徹 | 西南学院大学 | 文学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
ビルンボーム ピエール | パリ第1大学 | 名誉教授 |
ジョーム リュシアン | 国立科学研究センター | 名誉主任研究員 |
グニフェ パトリス | フランス国立社会科学高等研究院 | 研究主任 |
シャバネット ロリス | フランス国立社会科学高等研究院 | 研究員 |
定森 亮 | 慶應義塾大学 | 経済学部 | 非常勤講師 |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)