新規経シナプス性トレーサーによる味覚情報コーディング機構の解明
【研究分野】食品科学
【研究キーワード】
食品化学 / 味覚 / 神経 / トレーサー / メダカ / マウス / 経シナプス性トレーサー
【研究成果の概要】
われわれが感じる5つの基本味の味情報は末梢の味蕾では別々の細胞集団で受容されることが明らかになってきた。一方、受容された味情報の神経伝達や中枢での認識という味覚情報のコーディング機構は不詳である。その解明のため、本研究では、2種以上の細胞を起点とする情報伝達神経回路の可視化を実現する新規の経シナプス性トレーサー・トランスジーンを開発した。開発したトレーサー・トランスジーンを用いてトランスジェニックメダカを作出することで、2種の異なる味細胞を起点とした情報伝達神経回路の相関を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】27,300千円 (直接経費: 21,000千円、間接経費: 6,300千円)