学術標本における保存修復法の確立~修復材料及びレプリカ制作法を中心に~
【研究分野】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究キーワード】
美術館 / 博物館学 / 文化財保存修復 / 博物館 / 3D / 標本 / 文化財 / 保存 / 修復 / レプリカ / 彫刻 / 3D / 保存修復 / 伝統技法 / 美術
【研究成果の概要】
本研究を通して、主に東京大学数理科学研究科所蔵の数理模型について修復、レプリカ作成、別素材での復元的制作の三層構造で研究を進めてきた。これらの模型は19世紀から20世紀初頭にかけて、ドイツのマルチンシリング社により15年程の期間をかけて制作された石膏製の幾何学模型である。新たに数理模型109個のレプリカ一式を研究成果として挙げる事が出来た。今後は、国内外での展示活用が継続して行われつつ、一方では研究者間で広く行われている学術標本の貸し出し等にも活用される事が推測される。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)