デジタルメディアを活用した多文化ソーシャルワーク実践モデルの構築
【研究分野】社会福祉学
【研究キーワード】
移民 / オーストラリア / デジタルメディア / デジタルストーリーテリング / 多文化ソーシャルワーク / 外国人
【研究成果の概要】
オーストラリアにおけるデジタルメディアを活用した外国にルーツを持つ若者や障害者への支援活動の先進的事例に関するインタビュー調査の分析を踏まえて、外国籍若者や女性らが参加するデジタルメディア・ワークショップをオーストラリアのコミュニティ・アーティストや福井県内のソーシャルワーカーらと共同で実施した。特にデジタル・ストーリーテリング(DST)の当事者による制作を通じて、当事者の自己肯定感が向上することがわかった。さらに上映会を通じて、社会的なマイノリティ当事者(外国人や知的障害者など)の暮らしや生活困難に対する理解が深まり、当事者とのつながりの構築へ効果があったことがわかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
濱野 健 | 北九州市立大学 | 文学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
塩原 良和 | 慶應義塾大学 | 法学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)