デジタル化による社会的影響を考慮したサービスシステムデザイン手法の開発
【研究キーワード】
デジタル化 / サービスシステム / 社会的影響 / サービスイノベーション / デザイン
【研究成果の概要】
デジタル技術の普及に伴い、その利用がもたらす社会的悪影響に対する懸念が広がる中、本研究では社会への多面的な影響を考慮した、デジタル技術を活用したサービスシステム(以降DSS)のデザイン手法・方法論の開発を行った。本研究を通じ、DSSの構成要素を表現するモデリング手法と同手法を用いた関係者参加型でデザインする方法論、並びにその影響評価の手法を開発した。また、複数のデザイン事例を通じて有効性の検証を行った。
【研究の社会的意義】
人工知能やソーシャルロボット等、デジタル技術に対する社会的悪影響の懸念が強まる中、技術開発・社会実装に対する規範・原則の提言にとどまらず、具体的な開発・実装の方法論の必要性が叫ばれている。本研究を通じて、多様な価値を考慮した上でデジタル技術とその使い方、価値創出の仕組み全体をデザインする方法論を提示したことは、デザイン学・サービス工学・情報学等への学術的貢献はもとより、社会的にも有益であると考える。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
木下 裕介 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
竹中 毅 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 情報・人間工学領域 | 研究チーム長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)