幼児における基本的運動能力と日常身体活動との関係~量および質的側面からの検討~
【研究分野】身体教育学
【研究キーワード】
幼児 / 基本的運動 / 身体活動量 / 質的評価
【研究成果の概要】
幼児を対象に、 日常身体活動量と基本的運動能力の現状と両者の関係性について検討した。日常の身体活動量と「走」「跳」系の運動能力には相関がみられたが、「投」などの操作系動作ではその関係性が明確ではなく動作様式によって異なる傾向が示された。したがって幼児期には、十分な活動量のみならず活動の内容(質)にも配慮し、様々な動作の経験が必要であることが明らかになった。また、動きの評価に際し幼児の適切な評価基準の必要性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)