近現代日本の社会運動組織による「スクリーンのメディア」活用の歴史・地域的展開
【研究キーワード】
スクリーン / 幻灯 / 映画 / 社会運動 / 労働組合 / サークル / 大政翼賛会 / 総力戦体制 / プロパガンダ / 翼賛運動 / フィルム / パブリック・コミュニケーション / 児童文化 / アニメーション / スクリーン文化 / 出版美術 / 写真 / ドキュメンタリー / 国民的歴史学運動 / 女性労働問題 / 日中文化交流 / 映像 / スクリーンのメディア / 社会問題
【研究成果の概要】
本研究は、スクリーンへの映写メディアである映画及び幻灯(スライド)を、近現代日本における社会運動組織が、どのように宣伝・教育・記録といった目的に活用してきたかを解明すべく、主に社会運動の一環として自主製作・上映された映画及び幻灯のフィルム・スライド・説明台本といった一次資料の調査に取り組んできた。
本研究プロジェクトの3年間にわたる調査研究活動により、第二次世界大戦後を中心とする日本の社会運動と、映画及び幻灯の自主製作・上映活動の連携の実態や、そうした活動に関わった組織及び人物の動向の一端が明らかになった。また、複数の貴重な一次資料を発掘し、修復及び保存、公開を進めることができた。
【研究代表者】