若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 / 骨格筋 / 肝臓 / エピジェネティクス / 肥満 / マイクロアレイ / レガシー因子 / 遺産因子 / 遺産効果 / DNAマイクロアレイ
【研究成果の概要】
本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った.
本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガシー効果にプロモーター領域のDNAメチル化によるエピジェネティックな機序が関与している可能性が示唆された.
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)