マザリナード文書の電子化:次世代型コーパスの構築と新しい研究環境に関する総合研究
【研究分野】ヨーロッパ文学(英文学を除く)
【研究キーワード】
マザリナード / コーパス / 17世紀仏文学 / フロンド / 語彙論 / 古文書 / 国際情報交流 / 国際研究者交流 / デジタル・アーカイヴ / オンライン・コーパス / 17世紀フランス文学 / フランス史 / Mazarinades / フロンドの乱 / 国際情報交換 / 知の集積 / デジタル化 / オンラインデータベース / 政治史 / 仏語 / 仏文学
【研究成果の概要】
本研究は東京大学総合図書館所蔵コレクション『マザリナード集成』約2700点を完全デジタル化し、世界に先駆けマザリナード文書のオンライン・デジタルコーパスとしてインターネット上に公開した。これにより世界的にも貴重な原資料の保護と継承のみならず、新たな学術研究の可能性を開くことに貢献した。
本研究により実現したコーパスの特徴は従来型データ・ベースと異なり、研究者によって絶えず更新され、最新の知識が一般にも共有されることである。日本が発信したこの新しい知の共有・集積方法(マザリナード・プロジェクト)は最も先端的かつ学際的な「マザリナード文書の研究用プラットフォーム」として国際的に機能し始めている。
【研究代表者】