学習意欲に及ぼす香りと色の効果に関する脳科学的検討
【研究分野】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究キーワード】
感性脳科学 / 色彩 / 香り / 学習意欲 / 脳機能測定 / fMRI / 感性情報 / 学習・行動 / 動機づけ / 嗜好 / 作業効率 / 気分
【研究成果の概要】
本研究では個人が好きな香りに着目し、実験参加者が120の香りから1つ選択した好きな香りがある状態および、その香りと調和する色がある状態でN-back課題を行い、その際の脳活動を1.5TのfMRIにより撮像するとともに学習意欲との関係を検討した。その結果、色と香りが調和している状態に着目した脳活動では、報酬系に関連した部位(眼窩前頭野)の賦活が、香りの効果に着目した脳活動ではモチベーションに関与する部位(帯状回)に賦活が見られ、学習環境における効果的な活用の可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
渡邉 丈夫 | 帝京平成大学 | 薬学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
三浦 久美子 | 早稲田大学 | 人間科学学術院 | その他 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,300千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 600千円)