ビデオベース視線検出アルゴリズムの開発・実装と教育工学への応用
【研究分野】教育工学
【研究キーワード】
視線推定 / 画像処理 / 眼球モデル / 視線検出 / 完全受動型
【研究成果の概要】
通常のカメラで撮影した人物顔画像から視線方向を推定するシステムを提案、開発した。画像中の人物顔特徴点を抽出し、特徴点の位置関係を利用して顔姿勢の推定及び眼球位置の推定を行い得られた眼球周辺画像と、眼球の回転と瞼の開閉度をパラメータとして持つモデルにより生成したCG画像とのマッチングを行い、マッチングが最大となるときの眼球回転角を採用することで視線方向の推定を行う。
被験者頭部を固定した場合と固定しない場合の推定誤差評価実験を行い、瞼モデルの導入の有効性を示した。頭部を固定しない状態では精度が大幅に悪化した。顔姿勢や眼球位置の個人差や撮影画像中の影やまつげ等の影響が大きいと考えられる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
高橋 松太 | |
蓮実 梢 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)