「尊厳」と「意味」を二本柱とした生命の哲学・倫理学の基盤的研究
【研究分野】哲学・倫理学
【研究キーワード】
生命の哲学 / 誕生肯定 / 人間の尊厳 / 人生の意味 / 生の肯定 / 人工知能 / ペルソナ / 尊厳 / 生命倫理 / 意味
【研究成果の概要】
本研究では以下の5つの研究が行われた。(1)「尊厳とは何か」についての概念分析的研究。いまここに存在することの「かけがえのなさ」とは何かを、独在的存在者の概念によって研究した。(2)「生の意味」についての概念分析的研究。反出生主義を批判して「誕生肯定」概念を深化させた。(3)「人生」の概念についての分析的研究。人生の部分の意味と全体の意味について考察した。(4)身体と自然をつなぐ「尊厳」の研究。ハンス・ヨーナスの代謝型生命論と人工知能研究の接点について研究した。(5)「生の意味」研究の生命倫理学への応用。「ペルソナ」の次元と「シェア」の次元の関係について研究し、人間の死の場面に応用した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
藏田 伸雄 | 北海道大学 | 文学研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)