グローバルMOOCsにおける日本語発音オンライン講座の運用に関する実証的研究
【研究分野】日本語教育
【研究キーワード】
日本語教育 / 音声学 / 言語習得 / 発音 / MOOC / e-Learning / ICT / 音声 / オンライン学習 / MOOCs / eラーニング
【研究成果の概要】
本研究課題は、研究代表者が所属する早稲田大学で開発し、ハーバード大学とMITが共同開発したMOOCs(Massive Open Online Courses)プラットフォームのedXにおいて公開・運用している独自のオンライン教育コンテンツをとおして、様々な学習環境における日本語音声教育の可能性を検証し、世界規模の日本語音声教育の質向上に貢献することを目的としたものである。現在までに170の国や地域から登録した受講者は68,192名である(2020年6月18日現在)。
2019年度の実績は以下のとおりである。
【調査1】については、オーストラリア国立大学(キャンベラ)・モナッシュ大学(メルボルン)では、JPCに関する研究発表を行った。国際交流基金シドニー日本文化センター(シドニー)では、現地の日本語教師を対象に、JPCワークショップを行った。建国大学(ソウル)・西安交通大学(西安)では、JPCに関する招聘講演を行った。西安外国語大学では、現地の日本語学習者を対象にJPCワークショップを行った。
中国における【調査1】の分析結果および韓国における【調査1】の分析結果は、それぞれ現地の学術誌に掲載された。また、前年度のタイにおける研究活動は、Japanese Studies Association of Thailand, Vol.9,No.1.に掲載された。
【調査2】については、動画再生ログの分析結果をまとめて、論文を執筆した。
【調査3】に関しては、JPCのSPOC利用について検討を重ね、『早稲田日本語教育学』26号にブレンディッド・ラーニングに関する論文とオンラインでの発音フィードバックに関する論文が掲載された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
千 仙永 | 東京大学 | グローバルキャンパス推進本部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
大久保 雅子 | 東京大学 | グローバルキャンパス推進本部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
李 在鎬 | 早稲田大学 | 国際学術院(日本語教育研究科) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【配分額】9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)