国境を超えた倫理的消費に関する国際比較 グローバル正義論を念頭に
【研究分野】経済政策
【研究キーワード】
倫理的消費 / 開発学 / 開発経済学 / フィールドワーク / 消費者運動 / フェアトレード / 社会運動 / オルタトレード / 国際開発 / 経済政策 / ファエトレード / 開発 / 国際正義 / コスモポリタニズム / 地域研究 / 貿易 / WTO
【研究成果の概要】
本研究課題では、フィールドワークをベースに倫理的消費の哲学的基礎付けを行った。これまでの倫理的消費に関する研究は、統合的データ、一貫した方法論に基づく研究が行われていなかった。本研究課題では、グローバルな倫理的消費運動が、生産地や消費地において、資本主義への修正あるいは市場の失敗への対応という共通の方向性を持つことを明らかにした。さらに、現地化のプロセスにおいて、グローバルな運動そのものに独自の修正を迫る法則性を示した。これは、これまでの倫理的消費に関する研究における新仮説と言え、本研究の独創性と意義を示している。
【研究代表者】