タンパク質復元に基づく古細菌、真正細菌、全生物の共通祖先の研究
【研究分野】進化生物学
【研究キーワード】
機能進化 / 祖先型 / 古細菌 / 真正細菌 / NDK / ジャイレース / 耐熱性 / 活性 / コンセンサス / 祖先型酵素 / 全生物の共通祖先 / IPMDH / グリシルtRNA合成酵素 / 超好熱菌
【研究成果の概要】
翻訳系酵素(GlyRS)、代謝系酵素(IPMDHとNDK)、複製系酵素(ジャイレース)の祖先型酵素を作製した。翻訳系と複製系の酵素に関して、細菌祖先型酵素の作製に成功し、高度好熱菌よりも高い耐熱性を持つことが明らかとなった。代謝系酵素では、以前より研究を進めていたNDK に関していくつかの変異酵素を作製することにより、細菌、古細菌、全生物共通祖先の祖先型酵素が何れも非常に高い(100℃以上)耐熱性を持つことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
横堀 伸一 | 東京薬科大学 | 生命科学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
赤沼 哲史 | 東京薬科大学 | 生命科学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)