災害時相互応援協定の自治体マッチングの実証的・数理的研究
【研究キーワード】
自治体共助 / マッチング / 相互応援協定 / 経済性分析 / リスク
【研究成果の概要】
多様な災害の発生するわが国で,その被害を抑えるために様々な対策かが施されている.災害発生時に,住民から最も近くに位置する行政機関である市町村は, 事前対策では防ぎきれなかった被害に事後的に対処し,必要があれば県などの広域行政機関や国,そして他市町村から支援を受ける.各自治体は被災時に相互に支援・受援をする相手をあらかじめ定めることで,混乱した状況下でも円滑な支援が実施されるよう努めている.本課題では,被災時の自治体間相互の支援体制を定めた相互応援協定の望まれる姿を提案することを目的とする.
本年度は,前年度までに行ってきた文献調査,災害発生リスクの基礎的資料,業務種類別・自治体規模別に災害発生時に必要となる業務量を簡便に見積もる推定モデルを基にしたマッチングモデルの検討を行った.
【研究代表者】
鵜飼 孝盛 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) 電気情報学群 講師
(Kakenデータベース) 【研究分担者】 |
高嶋 隆太 | 東京理科大学 | 理工学部経営工学科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
廣井 悠 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)