気候変動を考慮した不確実性・不明確性下での集団行動理論・実験分析
【研究分野】経済政策
【研究キーワード】
気候変動 / 不確実性 / 不明確性 / 集団的協力行動 / 実験調査 / 集団行動 / 実験 / 協力 / 公共財供給 / 協力行動
【研究成果の概要】
ラボフィールド経済実験を実施し、人々が気候変動の影響に対して何をどの様に不確実・不明確と認識しているのか、そして、気候変動に付随する不確実性と不明確性が気候変動に対する人々の緩和・適応の集団的協力行動にどの様に影響を与えるのか分析した。都市域に住み、且つ、自然から離れた職業に付いている人々である程、気候変動を人為では無く自然偏移と考え、且つ、その影響も不明確・不確実と認識している傾向が強い事、そして、気候変動の緩和・適応に対しても非協力的である事が示された。但し、様々な情報や教育提供によって、気候変動に関する不確実性や不明確性を低減する事により、人々がより協力的になる事も示唆された。
【研究代表者】