様々な渋滞現象の予兆検知のための数理物理学的手法の開発とその実践
【研究分野】数学基礎・応用数学
【研究キーワード】
渋滞学 / 数理モデル / 渋滞 / 交通流 / 人流 / セルオートマトン / 物流
【研究成果の概要】
本研究では、車、および人の流れ等に発生する渋滞の緩和方法について、理論とシミュレーション、および実測データを用いて考察した。高速道路における車の渋滞緩和のため、渋滞吸収走行を提案し、渋滞が緩和される条件を数学的に示した。そして理論をもとに実際の高速道路での実験を行い、その効果を確認することができた。そして人の流れの研究では、実際の駅の狭い通路での対向流を分析し、デッドロックが起こる条件を明らかにした。さらに現実への応用として空港における入国審査場における待ち時間短縮システムを構築し、社会実験によりその有用性が確かめられた。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
岡田 雅之 | |
Bandini S. | | Prof. |
Schadschneider A. | | Prof. |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)