技能と品質の形式知化による3DCGを用いた技能訓練システムの開発
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
科学教育 / 技能訓練 / 塗装作業 / バーチャルリアリティ
【研究成果の概要】
本研究では熟練者の技能が品質に与える影響を可視化し、金属塗装作業における技能訓練システムを開発することを目的とした。まず、モーションキャプチャシステムと3DCGソフトウェアを使用して、作業者の動作と製品の品質を可視化した。さらに、訓練者が熟練者の動作を経験し、その技能を評価することを可能にするため、熟練者の技能を形式知化した。また、製品の品質を決定する要因である塗膜の厚さに影響を与える7つの因子を抽出し、実験により定量化した。これらの結果に基づいて、新人作業者が塗装作業を学習するための技能訓練システムを開発した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)