五感の編成と序列に関する美学史的研究
【研究分野】美学・美術史
【研究キーワード】
五感 / 視覚 / 聴覚 / 触覚 / 味覚 / 嗅覚 / 感性 / 音楽 / デザイン / ゲーム / 感性学 / 美学 / ビデオゲーム
【研究成果の概要】
本研究課題は、五感、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五つの感覚が、西洋哲学史および美学史の中でいつどのように形成され、またいかなる過程や転換を経て、今日まで至るのかを明らかにした。さらにそうした思想史的研究によって、五感の編成と秩序が持つ普遍性および時代的・地域的特性の両面を見極めることで、人間工学やインダストリアルデザインの開発現場で今日喫緊の課題となっている諸感官のバランスや優先順位という感性的問題に対して、美学=感性学的見地からの提案を行った。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)