”デマの壁”を再現する情報拡散モデルの提案
【研究分野】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究キーワード】
情報拡散 / ソーシャルネットワーク / ソーシャルメディア / ネットワーク分析 / シミュレーション
【研究成果の概要】
研究課題では,情報拡散現象における不拡散状況の観測ならびに現象の解明を目的とした.それに対して,シミュレーションと実データの両面から,情報拡散現象における,マクロ的・ミクロ的な特徴を検討することで「デマの壁」の存在に関して検証する研究である.
本提案課題では,まずは,シミュレーションを利用したモデルの検討を行った.具体的には,ノードの行動モデルからと,ネットワーク構造の視点からのモデル化を行い,それらが情報拡散減少に与える影響を分析し,情報拡散を抑える「壁」のようなものが現れる条件を検討した.そして,これらから得た知見を実データにおける情報拡散現象との比較を行った.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
鳥海 不二夫 | 東京大学 | 工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
栗原 聡 | 電気通信大学 | 情報システム学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)