プログラム評価手法の開発:高齢者問題を念頭に
【研究分野】経済統計学
【研究キーワード】
計量経済学 / プログラム評価 / セミパラメトリック / ノンパラメトリック / 高齢者問題 / 引退行動 / 操作変数法 / 高齢者 / パネル調査 / 政策評価 / 失業保険政策 / スムージングパラメター / トランスフォメーションモデル / Tobitモデル / パネルデータ / 雇用保険制度 / 年金
【研究成果の概要】
手法:(1)従来のプログラム評価手法は、観察される変数による違いのみを許していたが、適切な操作変数があれば、観察されない変数による違いがある場合にも同様の分析ができることを示した。(2)また(1)の手法を含む非常に一般的な推定量に対する漸近分布の導出手法を示した。特にモデルが真のデータ生成過程を含まない場合に、漸近分布に追加的な項が現れることを示した。その他の手法の開発に取り組んだ。
高齢者問題:(1)那覇におけるパネル調査を2度実施した。(2)他の都市の調査結果と併せ用い、高齢者の引退行動に、経済面、健康面、家族・社会関係的側面がどのように影響するかを実証分析した。さらに種々の分析を行った。
【研究代表者】