ネットワークとマルチエージェントシステムを用いた街路構造と歩行者流動に関する研究
【研究分野】都市計画・建築計画
【研究キーワード】
歩行者流動 / ネットワーク構造 / マルチエージェントモデル / シミュレーションモデル / マルチエージェントシステム / ネットワーク / 街路
【研究成果の概要】
本研究は、①都市街路の物理的な形態と構造、②歩行者と街路沿いの施設との社会的・経済的な相互作用という二つの要因を織り込んだ歩行体験シミュレーションモデルを作成し、より実態に近い形で街路空間と歩行者流動の関係を考察するものである。都市空間を簡略に表現するものとしてネットワーク構造を用い、また、そこでの歩行者の挙動をマルチエージェントモデルで再現している。これらふたつの手法を補完的に組み合わせることにより、よりミクロなレベルでの歩行者流動を想定し、よりリアルな形で歩行者の挙動や行動様式をモデル化している。こうしたモデルは、街作りに際して、安価で操作が容易なシミュレーションモデルとして有用である。
【研究代表者】