災害被災地における文化支援のあり方に関する博物館的寄与
【研究分野】博物館学
【研究キーワード】
文化支援 / 博物館 / 災害被災地 / 東日本大震災 / 大槌 / 人間連携 / 資源共有 / 空間創出 / 被災地
【研究成果の概要】
東日本大震災の被災地における大学博物館による「文化支援」のあり方について実践研究を行った。東京大学総合研究博物館は民間企業の協力を得て、平成25年9月に岩手県大槌町に「大槌文化ハウス」を整備し、さまざまな文化支援活動を行ってきた。平成24・25年度は、大槌文化ハウスの企画構想、仮設住宅の住民調査、中心市街地の復興立案を行った。平成25年10月以降は、大槌文化ハウスにおいて「東大教室@大槌」の活動を多分野にわたって展開した。一連の活動を通して、人間連携・資源共有・空間創出の視点を総合した地域再生の検討を行い、博物館がその分野横断性によって環境保全と環境創造に寄与できることを確認した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)