確率的手法に基づく符号理論の新展開
【研究分野】通信・ネットワーク工学
【研究キーワード】
符号理論 / 情報理論 / 統計力学 / 理論計算機科学 / LDPC符号 / 疎グラフ / ランダムグラフ / 情報統計力学 / アルゴリズム / 確率的手法 / グラフ / グループテスト / 分散アルゴリズム / ランダム
【研究成果の概要】
現代符号理論の深化, ならびにその学際分野への展開を目指して、本研究課題は、(1) 統計力学的手法に基づくLDPC/LDGM符号の理論の深化 (三村・和田山) (2) 疎グラフに基づく観測系における推定理論の構築 (和田山)(3) 疎なランダムグラフの理論への貢献と応用 (和田山・泉)を中心に研究に取り組んだ。主たる研究成果として、疎グラフに基づくグループテストに対する情報理論的解析、疎グラフに基づく非線形符号の重み分布解析、ランダムグラフにおける種々の問題、ロバースの局所補題の応用、分散グラフアルゴリズムにおける通信複雑性とそれを用いた計算時間限界解析が挙げられる。
【研究代表者】