ゲーム情報学の新たなパラダイム―人間らしいふるまいの原理の解明とその応用
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
ゲーム情報学 / 人間らしいふるまい / 相手モデル / ゲーム洗練度の理論 / ゲーム情報力学モデル / コンピュータ将棋 / 人間らしさ / ゲーム情報力学 / 共謀数探索 / 証明数探索 / 合意形成 / 序盤データベース / コンピュータチェス / 教授戦略 / ゲーム / 将棋ソフト / 囲碁ソフト
【研究成果の概要】
本研究では,ゲームを題材として人間らしさの解明を目指した。ゲーム情報力学モデルおよびゲーム洗練度モデルという二つの新しいアプローチを提案し,ゲーム情報学の新たなパラダイムを開拓した。ゲーム情報力学モデルはゲーム場における情報の流れを流体力学に基づいて定式化する。プレイヤ間の相互作用を物理式として表すことが可能となり,人間同士の対戦や名人とコンピュータの対戦の相互作用を比較し,人間らしさの理解を深めることができた。ゲーム洗練度の理論では,結果の不確定に基づいて数理モデルを提案し,ゲームの洗練度を表す指標を導出した。思考ゲーム,スポーツ,ビデオゲームなどに適用して,提案アイデアの妥当性を検証した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
池田 心 | 北陸先端科学技術大学院大学 | 情報科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
鶴岡 慶雅 | 東京大学 | 大学院・工学(系)研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
スポア クリスティアン (SPOERER Kristian) | 北陸先端科学技術大学院大学 | 情報科学研究科 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)