司法試験短答式問題を対象にした自然言語処理と論理的推論の融合の研究
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
要件事実論 / 司法試験 / 民法 / 論理プログラミング / 法的推論 / 人工知能 / 自然言語処理 / 司法試験短答式 / 論理的推論 / 説明生成
【研究成果の概要】
計画の当初において、手動によってPROLEGにより短答式問題を解けることを確認した。しかし、そこで作った、自然言語文から得られる述語とPROLEGの述語をつなぐ橋渡しルールについては、問題適用範囲が狭く、新しい問題に対応できないことが分かった。そこで、橋渡しルールとは別の手法を検討したが、うまくいかなかったため、自然言語で書かれた短答式問題に対して、述語の質問を行い、その述語の変数に対応する値を答えるという質問応答システムを使うことを考案し、初期的な実験を行った結果、ある程度の値の代入を得られることが分かったが実用性にはまだ検討が必要であることがわかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
市瀬 龍太郎 | 国立情報学研究所 | 情報学プリンシプル研究系 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
宮尾 祐介 | 国立情報学研究所 | コンテンツ科学研究系 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
狩野 芳伸 | 静岡大学 | 情報学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)