事例を用いた論争エージェントの開発
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
知的エージェント / 交渉 / 調停 / 議論フレームワーク / 事例ベース推論 / ヒューマン・エージェント・インタラクション / 論争 / インタラクション / ノンバーバル情報 / 時系列解析 / エージェント / 人工知能 / 認知科学
【研究成果の概要】
本研究では事例を用いた論争エージェントに関し,まず,交渉における妥協生成の推論手法と,合意形成の形式化のための実践的議論意味論の構築を行った.次に,論争の発言記録から話題の推移や論理や感情などの特徴の抽出を行い,論争エージェントがその特徴を利用できるように,抽出された特徴にタグ付けするための3 種類の解析ツールを開発した.さらに,論争エージェントの発言生成機能として,合意の意思決定と反論生成を支援するシステムを開発した.また,論争を遠隔地で行う場合,臨場感の維持や感情伝達を行うため,力覚インタフェースを利用した遠隔コミュニケーション手法を開発した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
奥村 学 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
片上 大輔 | 東京工芸大学 | 工学部・コンピュータ応用学科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)