適応的熟達化を促す要因の解明
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
学習と知識獲得 / 仮想環境 / 適応的熟達化 / シミュレータ / 学習 / 技能 / 適応熟達化 / バーチャルリアリティ / 運動学習 / 熟達化 / スキル / 人工現実感
【研究成果の概要】
本研究の目的は、適応的熟達化の促進要因である1)下位技能の習熟、2)適切な問題解決のための知識の獲得、3)適切な評価基準の獲得を明らかにすることとした。手術教育用シミュレータを用いて、専門医4名と医学生6名を対象に脳動脈瘤のクリッピング操作を課題とし、両手の操作ディバイスの軌道、操作時間、正常脳への接触割合、脳波を測定し、手術シミュレーションに関する理解度を評価するアンケートを行った。専門医の場合には施行時間の変動が少なく、医学生の場合には変動が大きかった。医学生は課題施行時の正常脳へのディバイスの接触率(エラー発生頻度)が脳外科医よりも多かったが統計学的有意差は認められなかった。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)