感覚器へのフィードバックを用いた起立不全の予防システムの構築
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
起立動作 / 筋シナジー / 運動計測 / バイオメカニクス / リハビリテーション / 神経筋骨格モデル / 順動力学シミュレーション / 介護予防・支援技術 / 起立不全 / フィードバック / 感覚器
【研究成果の概要】
高齢者の身体機能を向上するためには,日常生活動作の起点となる起立動作が,異なる座面高や運動速度において,,いかに達成されているかを理解する必要がある.本研究は筋シナジーという概念を用いて,動作中の下肢8筋に着目し,実際にヒト被験者を対象とした運動計測実験から,筋シナジーの抽出を行った.その結果,起立動作では条件の違いに関わらず,3つの筋シナジーが抽出された.またそれらの筋シナジーの空間パターンは共通しており,時間パターンの振幅と継続時間を変化することで巧みに異なる座面高や運動速度に適応していることが解明された.
【研究代表者】