音声メディアを利用した情報伝達における相互行為の時間構造的特徴と伝達効率の関係
【研究キーワード】
音声会話システム / 低遅延音声認識 / 表現豊かな音声合成 / パラ言語理解 / 発話タイミング推定 / 会話システム / 会話のリズム / 会話音声合成 / 情報アクセス / 発話タイミング制御 / 会話活性化要因解析 / 情報行動 / 情報伝達 / シナリオ主導 / 会話活性化
【研究成果の概要】
音声メディアでまとまった情報を効率的に伝達するにあたっては,情報伝達に会話的要素を取り入れた上で,相互行為のリズムを保証することが重要である。本研究では,文書を要約・断片化して順次伝える傍らで,随時ユーザの反応をモニタし,反応に応じて要約時に削減した情報を復元・提示することに特徴を持つ,会話型情報伝達システムをベースシステムとして採用したうえで,これに会話相互行為の時間構造に関する制約をモデル化して組み込んだ。また,システムの重要な要素技術として,低遅延音声認識技術,表現豊かな音声合成技術,パラ言語理解技術を取り上げ,独自性の高い高性能な技術を実現した。
【研究代表者】