リフレクションを利用した疑似身体反応提示による感情喚起手法の構築
【研究分野】メディア情報学・データベース
【研究キーワード】
バーチャルリアリティ / 自己知覚理論 / 感情喚起 / インタフェース / 自己帰属感 / 認知メカニズム / インタラクション
【研究成果の概要】
本研究では,自己知覚理論を中心とした心理学・認知科学の知見を応用し,VRにより生成・提示した感覚刺激によって身体知覚を変調することで身体イメージを操作し,感情を生起するための方法論を提案した.そして,この方法論に基づいて構築したインタフェースの評価を通じて,さまざまな感情を喚起可能なことを示した.具体的には,変形した表情,擬似心拍操作,温度感覚操作をフィードバックする手法を中心とし,VR技術で生成した刺激が自己の身体反応の変化であると感じられるような可体験化手法を構築し,複数の感情を喚起する基礎的な手法を開発した.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
廣瀬 通孝 | 東京大学 | 大学院情報理工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
鳴海 拓志 | 東京大学 | 大学院情報理工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)