有限要素法を用いた大規模破壊力学シミュレーション
【研究分野】計算科学
【研究キーワード】
数値解析 / 積層ガラス / 衝突破壊シミュレーション / 亀裂進展アルゴリズム / cohesive model / 接触アルゴリズム / き裂進展アルゴリズム / Cohesiveモデル
【研究成果の概要】
本研究課題は、歩行者の安全性向上に資する自動車のフロントガラス(積層ガラス)の衝突現象の数値解析手法を構築することが目的とし、有限要素法による高精度・ 高効率なcohesive zone亀裂進展モデルの開発を行っている。
平成30年は、まず、積層複合材料の主要な損傷パータン(debonding)をシミュレーションするため、高精度・高効率なnodal-based extrinsic cohesive モデルの開発を行ってきた。ベンチマーク数値実験を行い、開発したモデルの精度および効率の検証を行った。
次に、debondingシミュレーションを効率よく行うために、2種類のintrinsic cohesiveモデルを開発した。新たなモデルを用いて、non-matching debondingシミュレーションできることが示された。
【研究代表者】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2016-11-07 - 2019-03-31
【配分額】2,200千円 (直接経費: 2,200千円)