裁判における計量経済学的・統計的手法の利用:会社法・証券法の分野を例に
【研究分野】民事法学
【研究キーワード】
会社法 / 金融商品取引法 / 証券法 / 計量経済学 / 実証研究 / 統計学
【研究成果の概要】
本研究は,会社法・証券法の分野において,すでに一部の裁判において試みられている,計量経済学的手法あるいは統計的手法の利用に関して,その可能性を探求すると同時に,このような手法のメリット,利用上の留意点といった諸点を明らかにし,今後の裁判の質の向上に資することを目的とするものである。具体的には,①株式買取請求における企業価値の毀損の有無の判断のためのイベント・スタディ,「公正な価格」算定のためのマーケット・モデルによる買取請求日の市場価格の補正について,具体的な検証を行った。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)