勾配写像を利用した非ガウス型時空間モデルの設計法と評価法
【研究分野】統計科学
【研究キーワード】
勾配写像 / 凸最適化問題 / 輸送問題 / 方向統計学 / 時空間モデル / 凸関数 / 非ガウスモデル / グラフィカルモデリング / 多変量解析 / 不等分散性
【研究成果の概要】
時間と空間の関数として与えられるデータに対し,その背後に潜む複雑な相関関係を適切に抽出するための統計モデルを提案し,その有効性について検討した.方法として,勾配写像と呼ばれる特殊な変数変換を利用した.特に,機械学習の分野で盛んに研究されているスパースな構造推定法を適用するとともに,その対象範囲を方向データにも拡張した.提案したモデルの理論的な利点を,推定の損失という側面から明らかにした.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【配分額】3,920千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 720千円)