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「環境」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:福祉環境を含む研究件
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【情報学】計算基盤:ゲーミング・シミュレーション環境を含む研究件
❏格差と序列による対立と葛藤の生成プロセスとその解決に関するゲーミング研究(15K04036)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2019-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (70311719)
【キーワード】ゲーミング / 経済格差 / 葛藤解決 / システム変革動機 / 格差是正 (他13件)
【概要】社会の構成員の間で生じる対立や葛藤をゲーミング・シミュレーションでモデル化し,葛藤の発生・維持・解消のプロセスを検討した。第1に,環境行動を促す説得的コミュニケーションに格差認識を導入し,説得における経済的地位の役割について行動意図と社会的公正の関係を示した。第2に,格差是正を協力とチームワークによる問題解決と設定し,協力が利益につながる機会を提供することで利害が異なる人々の間でのチームワークが上...
❏環境・健康リスクの事例に基づく利害調整の手続きと結果の評価に関するゲーミング研究(24530786)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】リスク / 環境 / 健康 / ゲーミング・シミュレーション / 利害調整 (他7件)
【概要】本研究の目的は環境および健康リスクに関する利害葛藤という現実の課題について,ゲーミング・シミュレーションを開発し,その課題解決の手続きと結果の評価について検討する。ゲーミング・シミュレーションでは,直接観察することが困難なことについて社会現象を単純で現実の制約から解放された状況を作り出し,課題解決の要因を探索的に検討することができる。ここでは利害の異なるステークホルダー間での合意形成のプロセスを研...
【情報学】人間情報学:アフォーダンス環境を含む研究件
❏「探索器官としての手」の創発:能動的探索が生み出す情報の解明(21KK0182)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2021-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】野中 哲士 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20520133)
【キーワード】goal-directed system / agency / dexterity / 柔軟性 / 探索 (他12件)
【概要】自律的システムが,なんらかの好ましい環境との関係をロバストに形成するかたちで,融通無碍に多自由度からなる組織や運動協調パターンを変化させる性質は「柔軟性(flexibility)」と呼ばれ,その理解は,心理学や認知科学はもとより,ロボットや人工知能など複数の研究領域においてブレークスルーを要する極めて重要な研究課題となっている.本研究プロジェクトは,多様な環境に際して,知覚すべき対象や形成すべき環...
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【情報学】人間情報学:生態心理学環境を含む研究件
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【情報学】人間情報学:知覚環境を含む研究件
❏「第二の自然」から照射する人間の自然性と社会性:「脳・心・教育」プログラムの精査(19K02421)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三澤 紘一郎 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (20636170)
【キーワード】概念 / 直感 / 知覚 / 実践知 / 理性 (他21件)
【概要】2021年度は、明晰な言語化を伴うわけではない直感および知覚の概念性の検討を中心に、人間の自然性と社会性についての研究を進めた。 本年度は、以下の論文を上梓した。Misawa, K. (2021) ‘The Pervasiveness of the Rational-Conceptual: An Educational-Philosophical Perspective on Nature, Wo...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【情報学】人間情報学:インターフェース環境を含む研究件
❏データサイエンスの基盤:クラウドを活用したDandDインスタンスライブラリの構築(26330048)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柴田 里程 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 名誉教授 (60089828)
【キーワード】TextilePlot / DandD / R / Environment / TRAD (他17件)
【概要】データサイエンスの基盤確立を目指した基礎研究を行うとともに,その成果を活用した高度なデータサイエンス実践をサポートするソフトウエア環境TRADを構築した.TRAD は TextilePlot, R, DandD を統合したデータ解析環境であるが,さまざまな形態でネットワーク上に存在するデータを自己説明的に併用するためのメディアとして, DandD (Data and Descrtion)を採用し,...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【情報学】情報学フロンティア:身体性環境を含む研究件
❏「探索器官としての手」の創発:能動的探索が生み出す情報の解明(21KK0182)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2021-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】野中 哲士 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20520133)
【キーワード】goal-directed system / agency / dexterity / 柔軟性 / 探索 (他12件)
【概要】自律的システムが,なんらかの好ましい環境との関係をロバストに形成するかたちで,融通無碍に多自由度からなる組織や運動協調パターンを変化させる性質は「柔軟性(flexibility)」と呼ばれ,その理解は,心理学や認知科学はもとより,ロボットや人工知能など複数の研究領域においてブレークスルーを要する極めて重要な研究課題となっている.本研究プロジェクトは,多様な環境に際して,知覚すべき対象や形成すべき環...
❏周辺的生業からみた自然観、労働観に関する環境民俗学的研究(10710143)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】菅 豊 (管 豊) 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (90235846)
【キーワード】周辺的生業 / 遊び / 生業複合 / 持続可能性 / 環境 (他8件)
【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット環境を含む研究件
❏環境情報測定データベースの開発と教育利用(08458034)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
【キーワード】環境 / データベース / インターネット / WWW / HTML (他6件)
【概要】本研究は、自動観測およびローカルデータの発信というセンサやインターネットの特徴を活かした教育用環境測定データベースの開発を行うと共に、学校を観測拠点としながら地域間でリアルタイムのデータ交換を可能とする観測網を構築する実験と授業における活用に関する実践研究を目的とした。 環境測定データベースは、観測用センサとインターネットに接続されたコンピュータを組み合わせて構成した。測定項目は風向・風速、屋内外...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学環境を含む研究件
❏音楽構造と建築空間の深層における共通構造の知識表現を通した総合表現システムの研究(17600009)
【研究テーマ】表象芸術
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】古川 聖 東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (40323761)
【キーワード】作曲 / コンピュータ音楽 / 建築 / 環境 / デザイン (他11件)
【概要】本研究において、芸術、美学、工学の観点から、(1)建築や庭園などに見られる象徴的な空間の構成的な原理、(2)時空問に展開される音楽の構成的な原理を明らかにし、さらに、(3)それらの構成的原理の深層にある共通性を明らかにした上で、(4)視覚、身体感覚、聴覚をダイナミックかつインタラクティブに結びつけるアート(建築・庭園+音楽)の創造を支援する3つの音/映像システムを構築した。そして現在までにいろいろ...
❏現代の生命観と自然観に対する哲学・倫理学的再検討(12410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20092059)
【キーワード】生命倫理 / 環境倫理 / 環境 / 生命 / 認知科学 (他11件)
【概要】現代における生命観の揺らぎは、自然観の揺らぎとも密接に連動しつつ、様々な深刻な問題を引き起こしている。そういった諸問題のいくつかが、ときに生命倫理あるいは環境倫理という学問分野の課題とも重なり合う。だが、課題の緊急性に対処するに汲々とするあまり、生命倫理・環境倫理として論じられてきた事柄を、ほんとうに哲学者と倫理学者が学としてその作業にコミットできたかが問われているように思われる。すなわち、求めら...
【情報学】情報学フロンティア:身体環境を含む研究件
❏身体拡張を手掛かりとした自己意識の脳内機構解析(19H01126)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】神作 憲司 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60399318)
【キーワード】自己 / 身体 / 環境 / BMI
【概要】本研究では、BMI技術等によって拡張された身体を手掛かりとすることで自己意識の脳内情報処理を解析し、これにより自己の認識のための基礎となる脳内機構を明らかとすることを目的とする。 本年度は、ヒトを対象とした実験においては、生体信号で制御可能なインテリジェント運動補助装置により環境との働きかけを変更させながら、その影響を調査した。肘関節の動作と同期して動く筋電制御ロボットアームを用いたラバーハンド錯...
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
【情報学】情報学フロンティア:web(World Wide Web)環境を含む研究件
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
❏環境情報測定データベースの開発と教育利用(08458034)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
【キーワード】環境 / データベース / インターネット / WWW / HTML (他6件)
【概要】本研究は、自動観測およびローカルデータの発信というセンサやインターネットの特徴を活かした教育用環境測定データベースの開発を行うと共に、学校を観測拠点としながら地域間でリアルタイムのデータ交換を可能とする観測網を構築する実験と授業における活用に関する実践研究を目的とした。 環境測定データベースは、観測用センサとインターネットに接続されたコンピュータを組み合わせて構成した。測定項目は風向・風速、屋内外...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【情報学】情報学フロンティア:ユビキタス社会環境を含む研究件
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク環境を含む研究件
❏環境ソフト資産としてのメルチメディア情報ネットワーク(14580459)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
【キーワード】環境情報 / 地域計画 / 地域情報システム / プロジェクトオリエンティッド / ウェブ (他20件)
【概要】環境の変化は人間の環境認識と意思決定によって引き起こされる。環境認識は千差万別であり、それは人が部分情報しか持ち得ないだけではなく、環境に対する認識の違いによる。更に情報化社会に移行し人々の環境に対する認識内容は一層多様になってきている。 本研究の対象問題は地域計画であるが、情報化社会移行後、計画システム自体の再構成が重要な課題となっている。従来の地域計画では専門家が地域の在り方を定め、その具体化...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【複合領域】社会・安全システム科学:紛争解決環境を含む研究件
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
【複合領域】社会・安全システム科学:企業の社会的責任環境を含む研究件
❏日本の年金資金におけるESG投資のあり方についての研究(23530532)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福山 圭一 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構, 研究部, 専務理事兼研究部長 (30526885)
【キーワード】資金運用 / 年金 / 社会的責任 / 企業統治 / ESG (他11件)
【概要】日本では年金資金によるESG投資は低調であり、これに関する国民意識も、賛成、反対、わからないが1/3ずつで拮抗している。しかし、日本の企業においてCSR活動は当然のこととして取り組まれており、日本人の環境や社会問題などに対する意識の高さから考えても、今後大きく発展する可能性はある。人口の少子高齢化といった問題もあるので、国民意識の喚起・醸成に資する活動も必要である。 法的・実践的課題として、ソフト...
❏変貌する資本主義と市民社会におけるCSRのあり方に関する基礎的研究(21330021)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】松本 恒雄 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20127715)
【キーワード】CSR / 企業の社会的責任 / 市民社会 / 資本主義 / 環境 (他6件)
【概要】本研究は、CSRのトレンドが一人歩きしている現状に鑑み、自由主義社会におけるCSRの社会的正当性の基礎を探り、その健全なあり方を模索したものである。本研究の成果としては、(1) CSRという一見すると新しいトレンドのように見える現象を古い思想や制度とのつながりの中で捉え直したこと、(2)株式会社とは何か(株主利益最大化のための道具に過ぎないのか、それとも、社会を良くするための制度の一つなのか)とい...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:大学環境を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏環境配慮型大学キャンパス・マスタープラン創出における都市政策との連携に関する研究(17560551)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 講師 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 連携 / マスタープラン / 環境 (他8件)
【概要】研究代表者らは、本研究期間において以下の成果を得た。 1.海外の大学キャンパス・マスタープランの収集と特徴の把握 準備調査において収集した海外の大学キャンパス・マスタープランの構成と記述内容および掲載資料の比較分析により特徴と環境配慮に関する方針や取組みの傾向を明らかにした。 2.米国の自治体による都市計画および環境政策に関する資料の収集と分析 バークレー市、メルセド市、デーピス市、シアトル市、デ...
【複合領域】地理学:地形環境を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏日本列島後期更新世洞穴遺跡の立地と利用に関する考古学的研究(25370905)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】渡辺 丈彦 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (90343003)
【キーワード】洞窟 / 岩陰遺跡 / 遺跡立地 / 旧石器時代 / 縄文時代草創期 (他10件)
【概要】本研究は、国内の洞穴遺跡・岩陰遺跡を研究対象とし、その詳細な立地と周辺の自然環境、洞穴の形状やその形成過程などを客観的なデータとして把握した上で、特に旧石器時代から縄文時代早期までの洞穴利用のあり方を明らかにすることを目的とする。 本州最北端の青森県から九州最南端の鹿児島県までの73ヶ所の洞窟・岩陰遺跡の現地調査を行った結果、旧石器時代から縄文時代早期にかけて、その立地が高標高・広面積に拡大するこ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:学校環境を含む研究件
❏児童の身体活動を推進するための学校内環境要因に着目した効率的な介入戦略の構築(26750326)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 次席研究員(研究院助教) (10548697)
【キーワード】身体活動 / 介入 / 学校 / 環境 / 児童
【概要】本研究では、子どもの身体活動を推進するために、(1)学校において環境要因に着目した身体活動推進を図るための介入プログラムを開発し、(2)開発した介入プログラムの長期的効果及び他の学校への導入により般化可能性、(3)介入の費用対効果について検討した。その結果、本研究で開発したプログラムは長期的な効果のある効率的効果的な介入方策である可能性が示唆された。 ...
❏子どもの身体活動を推進する効果的な支援方法の開発に関する研究(22700680)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (10548697)
【キーワード】健康教育 / 身体活動 / 環境 / 学校 / 子ども (他6件)
【概要】本研究では、子どもの身体活動を推進するために、1)身体活動に影響をおよぼす環境的要因の検討、2)身体活動の推進に関連する環境、社会、心理的要因の検討、3)子どもの身体活動の推進に重要であることが明らかになった環境要因に着目し、身体活動を推進するための介入効果の3点について検証した。その結果、子どもの身体活動を推進するための方策として、子どもを取り巻く環境要因に着目し働きかけを行うことが有効であり、...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動環境を含む研究件
❏Leveraging Tokyo 2020: can the Olympic and Paralympic Games increase intentions for physical activity in middle and later life?(18K17900)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】ANNEAR Michael 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授(任期付) (50814076)
【キーワード】Olympic / Physical Activity / Legacy / Older adult / Middle-aged adult (他20件)
【概要】Two research articles in press. Two international conference presentations completed in 2018-2019. One international conference to present during September 2020. Three academic manuscripts currently u...
❏児童の身体活動を推進するための学校内環境要因に着目した効率的な介入戦略の構築(26750326)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 次席研究員(研究院助教) (10548697)
【キーワード】身体活動 / 介入 / 学校 / 環境 / 児童
【概要】本研究では、子どもの身体活動を推進するために、(1)学校において環境要因に着目した身体活動推進を図るための介入プログラムを開発し、(2)開発した介入プログラムの長期的効果及び他の学校への導入により般化可能性、(3)介入の費用対効果について検討した。その結果、本研究で開発したプログラムは長期的な効果のある効率的効果的な介入方策である可能性が示唆された。 ...
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
【複合領域】デザイン学:デザイン環境を含む研究件
❏デザイン資源としての空間標本の収集分析および構築活用(16K00701)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松本 文夫 東京大学, 総合研究博物館, 特任教授 (20447353)
【キーワード】空間 / 構築 / 環境 / 標本 / アーキテクチャ (他8件)
【概要】「空間標本」とは、建築や都市の中から取り出された「空間の部分」のことである。本研究は、さまざまな空間標本を収集してデザイン資源とし、新たな空間の構築に結びつけることを目標とする。研究内容は空間標本の「収集分析」および「構築活用」からなる。収集分析研究では、空間標本の仕様策定から収集蓄積を経て事例の類型分析を行なった。構築活用研究では、類型分析を受けて空間の構築原理の抽出を行い、それをもとに新たな空...
❏音楽構造と建築空間の深層における共通構造の知識表現を通した総合表現システムの研究(17600009)
【研究テーマ】表象芸術
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】古川 聖 東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (40323761)
【キーワード】作曲 / コンピュータ音楽 / 建築 / 環境 / デザイン (他11件)
【概要】本研究において、芸術、美学、工学の観点から、(1)建築や庭園などに見られる象徴的な空間の構成的な原理、(2)時空問に展開される音楽の構成的な原理を明らかにし、さらに、(3)それらの構成的原理の深層にある共通性を明らかにした上で、(4)視覚、身体感覚、聴覚をダイナミックかつインタラクティブに結びつけるアート(建築・庭園+音楽)の創造を支援する3つの音/映像システムを構築した。そして現在までにいろいろ...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地質環境を含む研究件
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)環境を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
❏社会資本整備に伴う環境と生存システム・疾病構造の変容メカニズム(15790297)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】梅崎 昌裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30292725)
【キーワード】社会資本 / デング熱 / 人間生活環境 / 人類学 / パラオ共和国 (他13件)
【概要】本研究の目的は,首都移転,周回道路の整備など急速な社会資本整備が進行するパラオ共和国を対象に,社会資本整備にともなう自然環境の改変と生活・健康への影響について解明することである.具体的には,過去の衛星データ,インフラ整備及び人口のデータ,感染症モニタリングデータなどを地理情報システム(GIS)に統合することによって,相互の関連性についての分析を行い,社会資本整備によって,自然環境のみならず,人々の...
【複合領域】生活科学:ゲーミング環境を含む研究件
❏格差と序列による対立と葛藤の生成プロセスとその解決に関するゲーミング研究(15K04036)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2019-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (70311719)
【キーワード】ゲーミング / 経済格差 / 葛藤解決 / システム変革動機 / 格差是正 (他13件)
【概要】社会の構成員の間で生じる対立や葛藤をゲーミング・シミュレーションでモデル化し,葛藤の発生・維持・解消のプロセスを検討した。第1に,環境行動を促す説得的コミュニケーションに格差認識を導入し,説得における経済的地位の役割について行動意図と社会的公正の関係を示した。第2に,格差是正を協力とチームワークによる問題解決と設定し,協力が利益につながる機会を提供することで利害が異なる人々の間でのチームワークが上...
❏環境・健康リスクの事例に基づく利害調整の手続きと結果の評価に関するゲーミング研究(24530786)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】リスク / 環境 / 健康 / ゲーミング・シミュレーション / 利害調整 (他7件)
【概要】本研究の目的は環境および健康リスクに関する利害葛藤という現実の課題について,ゲーミング・シミュレーションを開発し,その課題解決の手続きと結果の評価について検討する。ゲーミング・シミュレーションでは,直接観察することが困難なことについて社会現象を単純で現実の制約から解放された状況を作り出し,課題解決の要因を探索的に検討することができる。ここでは利害の異なるステークホルダー間での合意形成のプロセスを研...
【複合領域】生活科学:食行動環境を含む研究件
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏摂食障害患者のパーソナリティーの特徴:遺伝と環境の相互作用(12670956)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児 / 食行動 / やせ願望 / 遺伝 / 環境 (他22件)
【概要】<問題と目的> 本研究は、摂食障害の発症および維持において主要な役割を果たすと考えられるパーソナリティの特徴を、生物・心理・社会の各側面から統合的な視点をもって解明し、他の精神疾患との関連を明らかにすることを目的としたものである。 <方法> 慶應義塾双生児研究プロジェクトに参加した15歳から31歳までの女性の双生児224組(一卵性双生児170組、二卵性双生児54組;平均年齢...
【複合領域】生活科学:栄養学環境を含む研究件
❏家庭内環境を考慮した女性3世代の食習慣と健康状態に関する栄養疫学的横断研究(22240077)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 敏 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70275121)
【キーワード】栄養学 / 社会医学 / 疫学 / 家庭 / 環境
【概要】北海道から九州までほぼ全国にわたる35都道府県の栄養関連学科85施設の参加を得て、その施設の新入生ならびにその母および祖母およそ7000人ずつを対象に、食習慣と健康状態を尋ねる質問票調査を実施した。その結果、学生5132人、母4236人、祖母2441人が本研究に参加し、大規模なデータが構築された。データは調査に参加したすべての共同研究者に配布され、他の教員や学生も使用可能となるよう、幅広く使用でき...
❏食料品店・飲食店に関する全国規模の地理的情報データベースの開発と疫学研究への適用(21700750)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】村上 健太郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00466731)
【キーワード】栄養学 / 環境 / 食品 / 社会医学 / 疫学
【概要】食環境データセット(店舗名と住所をもとに開発)と既存の女子学生のデータセット(約300の市区町村に居住する約1000人)を用いて、食環境と栄養素摂取量(24時間畜尿による)との関連を検討した。近隣に駄菓子屋/パン屋が多いひとほど、尿中カリウム排泄量が少なく、尿中ナトリウム・カリウム比が高かった。また、米屋が多いひとほど、カリウム排泄量が少なく、スーパー/食料品店が多いひとほど、カリウム排泄量が多か...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論環境を含む研究件
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
❏地球環境問題の経済分析:環境問題をめぐる利害・協調行動のゲーム論的接近と非線形動学理論に基づいた長期的観点からの環境問題対応政策に関する総合研究(12630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】松本 昭夫 中央大学, 経済学部, 教授 (50149473)
【キーワード】環境 / 動学的最適化 / 再生可能資源 / 人口問題 / 非線形動学理論 (他12件)
【概要】*高次元の非線形動学システムの挙動については端緒がついたばかりであまり分析がなされていない。そこで二つの二次元非線形経済動学モデルを構築し、その動学的構造について理論的分析および数値シミュレーションによる分析を行った。 1.伝統的なクールノータイプの複占モデルは反応関数が線形のケースを分析対象としているので、産出にかんする変動は単調に定常点に収束する。しかし、需要関数に非線形要素が含まれる場合、あ...
【複合領域】一般理論:リスク環境を含む研究件
❏格差と序列による対立と葛藤の生成プロセスとその解決に関するゲーミング研究(15K04036)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2019-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (70311719)
【キーワード】ゲーミング / 経済格差 / 葛藤解決 / システム変革動機 / 格差是正 (他13件)
【概要】社会の構成員の間で生じる対立や葛藤をゲーミング・シミュレーションでモデル化し,葛藤の発生・維持・解消のプロセスを検討した。第1に,環境行動を促す説得的コミュニケーションに格差認識を導入し,説得における経済的地位の役割について行動意図と社会的公正の関係を示した。第2に,格差是正を協力とチームワークによる問題解決と設定し,協力が利益につながる機会を提供することで利害が異なる人々の間でのチームワークが上...
❏環境・健康リスクの事例に基づく利害調整の手続きと結果の評価に関するゲーミング研究(24530786)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉浦 淳吉 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70311719)
【キーワード】リスク / 環境 / 健康 / ゲーミング・シミュレーション / 利害調整 (他7件)
【概要】本研究の目的は環境および健康リスクに関する利害葛藤という現実の課題について,ゲーミング・シミュレーションを開発し,その課題解決の手続きと結果の評価について検討する。ゲーミング・シミュレーションでは,直接観察することが困難なことについて社会現象を単純で現実の制約から解放された状況を作り出し,課題解決の要因を探索的に検討することができる。ここでは利害の異なるステークホルダー間での合意形成のプロセスを研...
【複合領域】一般理論:近代環境を含む研究件
❏水俣病事件における「再生する力」の社会・宗教・民俗学的研究(23521010)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 修子 熊本学園大学, 商学部, 教授 (60310033)
【キーワード】水俣 / 再生 / 宗教 / 民俗 / 社会 (他14件)
【概要】本研究は、水俣病事件を経験した地域の「再生」の淵源を問いながら、調査地との関係を通して、研究対象/研究者という関係性や、細分化されがちな人文・社会諸科学の再生も目指すものである。焦点を当てたのは、被害者/加害者の枠組みを超えた「普通の」人々の日常生活の論理であったが、成果として、身体化された日常性のアプローチに示唆的な問題系を見出すことができた。さらに、当事者による地域のヴィジョンの創造と実践が「...
❏アジア的美意識とは何か(18320035)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】神林 恒道 立命館大学, 先端総合学術研究科, 講師 (80089862)
【キーワード】アジア / 芸術学 / 伝統と近代 / インターカルチュラル / 相互理解 (他24件)
【概要】ポストモダン、あるいはポストコロニアルと称される現状において、かつてのヨーロッパ的なもの、あるいは近代的なものと相対峙するアジア的美意識を貫通するもの、そしてそこから生み出された固有な芸術的創造性、すなわち「アジアの美学」の可能性を探求した。研究期間中、インドネシア、日本、台湾、中国で国際研究大会(アジア芸術学会・会長神林恒道)を開催し、アジア諸国の芸術学研究者との相互理解を深めることが出来た。2...
【複合領域】一般理論:災害環境を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏環境・災害の経済構造とその変動に関する研究(02405006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】塚谷 恒雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (90027459)
【キーワード】災害 / 環境 / 塩害 / カザフスタン / 水資源 (他16件)
【概要】本研究は、価値観が長期的に変動する場合の環境汚染・災害防止の経済理論を、国内公共投資と国際公共投資の面から理論的に開発し、長期的な環境汚染・災害防止の国際的経済政策を提示しようとするものである。本年度は、70年間にわたって秘密のベールに包まれていたソ連社会主義の環境汚染と災害の実態を、旧ソ連邦・カザフスタン共和国の環境災害問題を例にとって分析し、学際的国際協力のありかたを探った。 1950年代から...
【複合領域】一般理論:遺伝と環境環境を含む研究件
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
【複合領域】一般理論:環境倫理環境を含む研究件
❏現代の生命観と自然観に対する哲学・倫理学的再検討(12410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20092059)
【キーワード】生命倫理 / 環境倫理 / 環境 / 生命 / 認知科学 (他11件)
【概要】現代における生命観の揺らぎは、自然観の揺らぎとも密接に連動しつつ、様々な深刻な問題を引き起こしている。そういった諸問題のいくつかが、ときに生命倫理あるいは環境倫理という学問分野の課題とも重なり合う。だが、課題の緊急性に対処するに汲々とするあまり、生命倫理・環境倫理として論じられてきた事柄を、ほんとうに哲学者と倫理学者が学としてその作業にコミットできたかが問われているように思われる。すなわち、求めら...
❏功利主義の多元的挑戦:経済・政治・法律・倫理から(11309004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】有江 大介 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (40175980)
【キーワード】シンガー / 生命倫理 / 功利主義 / 開発 / ベンサム (他13件)
【概要】平成13年度は3年計画の最終年として、共同研究を整理し、成果発表にどのように結実させていくかを念頭において、英・米・伊3カ国5名の招聘研究者や若手研究協力者を含む4回(3年間計12回)の研究集会を開催するとともにメールによる恒常的な意見交換を行った。 これらにより本年度に得られた総括的な知見は、第一に、経済学から法学、政治学、倫理学といった「広領域」からの研究であることに示されるように、現代社会の...
【複合領域】一般理論:双生児法環境を含む研究件
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
【複合領域】一般理論:個人差環境を含む研究件
❏パーソナリティ特性の多面的な適応過程の研究(20K03345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小塩 真司 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60343654)
【キーワード】パーソナリティ / 発達 / 個人差 / 調査 / メタ分析 (他8件)
【概要】2021年度は,縦断的な調査によって得られたセータセットから,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が生じる前と後との時点において,パーソナリティ特性の年齢に伴う平均値の変化に違いが生じるかどうかを検討した。COVID-19の感染拡大と,それに伴う社会的な状況は日本の人びとにおいても多くの影響をもたらしていると考えられる。分析に用いたのは,2018年と2020年に得られた2つのデー...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
【複合領域】一般理論:ナショナリズム環境を含む研究件
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
【複合領域】一般理論:科学技術環境を含む研究件
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏音楽構造と建築空間の深層における共通構造の知識表現を通した総合表現システムの研究(17600009)
【研究テーマ】表象芸術
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】古川 聖 東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (40323761)
【キーワード】作曲 / コンピュータ音楽 / 建築 / 環境 / デザイン (他11件)
【概要】本研究において、芸術、美学、工学の観点から、(1)建築や庭園などに見られる象徴的な空間の構成的な原理、(2)時空問に展開される音楽の構成的な原理を明らかにし、さらに、(3)それらの構成的原理の深層にある共通性を明らかにした上で、(4)視覚、身体感覚、聴覚をダイナミックかつインタラクティブに結びつけるアート(建築・庭園+音楽)の創造を支援する3つの音/映像システムを構築した。そして現在までにいろいろ...
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
【環境学】環境解析学:環境法環境を含む研究件
❏グローバル行政法の理論構築―Brexitを契機としたEU・イギリスの規制法変化―(18K01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中村 民雄 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90237412)
【キーワード】自主規制 / 地球温暖化 / 認証制度 / グローバル行政法 / Brexit (他13件)
【概要】「グローバル行政法」は、国家以外の様々の形態の組織(国際組織、半官半民組織、純粋の民間主体など)が現代のグローバル経済市場に対する規制活動をしていることに着目し、公的目的の規制活動に従事する機能の点で共通と捉え、そうした非国家組織は透明性・参加・理由付き決定・審査といった公法的基準を満たすのが標準形と議論する。しかし本研究では、この議論は純粋の民間主体には不適当であることを温暖化防止目的の越境的私...
❏「アジア環境協力」の制度構築に向けた基本ビジョンと具体的システムに関する政策研究(17310022)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】寺西 俊一 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30134878)
【キーワード】アジア / 環境 / 国際協力 / 資源リサイクル / 国際リサイクル (他15件)
【概要】本研究では、「アジア環境協力」とそのための制度構築に向けた諸課題に関する多面的な検討を行い、2005年10月の「第10回環境経済・政策学会」(於・早稲田大学、日本)、同年11月の「第7回アジア・太平洋NGO環境会議」(於・カトマンズ、ネパール)、同じく同年11月の「第3回日中韓環境被害救済および環境紛争処理に関する国際ワークショップ」(於・上海、中国)、2006年7月の「第3回環境経済学世界大会」...
【環境学】環境創成学:自然保護環境を含む研究件
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏環境法における市民のイニシアティヴの法制化に関する比較法的研究(08452001)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】牛山 積 早稲田大学, 法学部, 教授 (90063594)
【キーワード】環境 / 自然保護 / 市民参加 / 市民訴訟 / 景観法 (他14件)
【概要】まず日本の動向については、市民のイニシアチヴを位置づける環境保護関連条例・要綱の資料収集と分析を行い、また市民の運動としての公害裁判が環境政策に与えた影響を分析した。さらに再度岩手県雫石町を調査し、国見スキー場開発、奥産道問題において、地元住民と、都市の自然保護運動の担い手の対応を比較検討し、双方の自然への関わりのあり方と自然保護機能について考察した。 ドイツにおける侵害調整制度の検討を通じて、我...
【環境学】環境保全学:化学物質環境を含む研究件
❏製品・製造過程に関わる環境規制・スタンダードと貿易(19K12468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】道田 悦代 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター環境・資源研究グループ, 研究グループ長代理 (10450529)
【キーワード】持続可能性 / スタンダード / 基準認証 / 貿易 / パーム油 (他12件)
【概要】今年度は、主に2つの研究を行った。 1つ目の研究として、パーム油持続可能性認証(RSPO)が貿易を通じて生産者に与える影響について検討を行った。民間の自主的な持続可能性認証は、先進国の購買力を利用して、途上国の持続可能性の取り組みに支援を行う仕組みである。先行研究ではケーススタディの研究蓄積が多いものの、ある国の生産者全体をみたときに、どのような属性の生産者が持続可能性認証を取得しているのかについ...
❏エピジェネティック活性をもつ化学物質の影響把握と新たな環境リスクの予防策(15H01749)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 秀子 (曽根秀子) 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (60280715)
【キーワード】エピジェネティック / 化学物質管理 / 影響評価 / 有害物質 / 幹細胞 (他15件)
【概要】多能性幹細胞ヒトiPS細胞を用いて、DNA及びヒストンメチル化修飾を指標としたエピジェネティック状態を可視的に検出する方法を開発した。135種の化学物質を解析し、エピジェネティック毒性の検出を行った。低線量放射線の照射によるヒトiPS細胞の網膜神経節細胞への分化に対する影響を調べた。疾患原因遺伝子のプロモーター領域でのDNAメチル化変動を特異的DNA配列の解析により詳細に調べた。分化度の違いによる...
【環境学】環境保全学:セレン環境を含む研究件
❏メチル水銀毒性のセレンによる抑制:水俣病発生当時の環境・患者試料を用いた新規解析(19K12353)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】坂本 峰至 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 所長特任補佐 (60344420)
【キーワード】水俣病 / メチル水銀 / セレン / 環境試料 / ヒト試料 (他7件)
【概要】アセトアルデヒド精留塔ドレイン投与実験で発症させたネコ717号の臓器、水俣湾汚泥、汚染魚(真鯛)、ヒバリガイモドキの全環境試料で、水銀濃度に連動するセレン濃度の上昇が実証された。この結果は、水俣住民は魚介類の摂取を介して高濃度メチル水銀と比較的高いセレンの双方に曝露されていた可能性を示唆した。本年度は各試料の水銀/セレン(Hg/Se)モル比を検討し、全環境保存試料で、Hg/Seモル比は1を超過し、...
❏小児における無機ひ素毒性のセレンによる修飾:テロメア長を用いた検討(16H05254)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡辺 知保 国立研究開発法人国立環境研究所, その他部局等, 理事長 (70220902)
【キーワード】ひ素 / カドミウム / セレニウム / テロメア / テロメア長 (他19件)
【概要】東南アジア・東アジア地域では,地下水のひ素による汚染が報告されており,地域によっては深刻な健康被害が生じている.本研究では,周産期のひ素への曝露がテロメア長に与える影響について検討した.ミャンマでひ素汚染が報告された地域に居住する母子400組の参加を得て,母親の尿中ひ素,カドミウム,鉛のレベルを測定するとともに,臍帯血からDNAを抽出し,テロメアの相対的な長さ(TL)を測定した結果,ひ素とカドミウ...
【環境学】環境保全学:環境政策環境を含む研究件
❏農業再建のための制度改革の地域計画論的総合研究(21248028)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】生源寺 眞一 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (40196580)
【キーワード】農業経済学 / 環境 / 国土整備 / 環境調和型農林水産 / 環境政策
【概要】農村空間の多目的利用構造を生かして、我が国に美しく、活力ある農村を取り戻すために必要な農業再建のための制度改革の姿を地域計画論的総合研究によって明らかにするという研究課題に経済・環境・社会の3方向からアプローチした。地域計画論の理論的な到達点、農業や農村の現実、今後必要となる農業再建に向けた制度改革の内容について、相互の討論と現地調査やフィールドワーク等を踏まえて考究した成果を取りまとめ、成果報告...
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【環境学】環境保全学:地球温暖化環境を含む研究件
❏グローバル行政法の理論構築―Brexitを契機としたEU・イギリスの規制法変化―(18K01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中村 民雄 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90237412)
【キーワード】自主規制 / 地球温暖化 / 認証制度 / グローバル行政法 / Brexit (他13件)
【概要】「グローバル行政法」は、国家以外の様々の形態の組織(国際組織、半官半民組織、純粋の民間主体など)が現代のグローバル経済市場に対する規制活動をしていることに着目し、公的目的の規制活動に従事する機能の点で共通と捉え、そうした非国家組織は透明性・参加・理由付き決定・審査といった公法的基準を満たすのが標準形と議論する。しかし本研究では、この議論は純粋の民間主体には不適当であることを温暖化防止目的の越境的私...
❏地球環境問題の経済分析:環境問題をめぐる利害・協調行動のゲーム論的接近と非線形動学理論に基づいた長期的観点からの環境問題対応政策に関する総合研究(12630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】松本 昭夫 中央大学, 経済学部, 教授 (50149473)
【キーワード】環境 / 動学的最適化 / 再生可能資源 / 人口問題 / 非線形動学理論 (他12件)
【概要】*高次元の非線形動学システムの挙動については端緒がついたばかりであまり分析がなされていない。そこで二つの二次元非線形経済動学モデルを構築し、その動学的構造について理論的分析および数値シミュレーションによる分析を行った。 1.伝統的なクールノータイプの複占モデルは反応関数が線形のケースを分析対象としているので、産出にかんする変動は単調に定常点に収束する。しかし、需要関数に非線形要素が含まれる場合、あ...
【環境学】環境保全学:有害化学物質環境を含む研究件
❏環境汚染物質の胎児期曝露による生後発癌リスクとそのエピジェネティク分子機構(20380168)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大迫 誠一郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00274837)
【キーワード】有害化学物質 / ゲノム / 発生・分化 / 環境 / 薬剤反応性 (他6件)
【概要】胎生期の環境因子が子どもやさらには成人してからの健康に与える影響が懸念されている。胎生期にダイオキシンに曝露され生まれた実験動物では、ベンツピレンなどの変異原物質による成熟後の化学発癌感受性が高まる。本研究ではマウスを用いて、変異原物質の代謝活性化を司る酵素CYP1A1遺伝子におけるDNAメチル化などのエピジェネティックメモリーが、周産期のダイオキシン曝露で変化すること、およびその分子機構の一部を...
❏新たな連合学習試験法による化学物質曝露と軽度発達障害の因果関係解析(18681008)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】掛山 正心 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30353535)
【キーワード】有害化学物質 / 脳神経疾患 / 社会医学 / 環境 / 神経科学 (他7件)
【概要】発達期の脳は脆弱であり、化学物質影響科学のターゲットとして極めて重要である。ラットにおいて連合学習と行動異常の両面を検出する新たな行動毒性試験法を確立し、ダイオキシン等環境化学物質の低用量曝露を陽性条件として、胎児期から出生直後にかけての環境中有害化学物質が高次脳機能の発達に及ぼす影響について解析した。ダイオキシン等化学物質の比較的低用量の曝露により、軽度発達障害を引き起こす可能性が示唆された。...
【環境学】環境保全学:アジア環境を含む研究件
❏小児における無機ひ素毒性のセレンによる修飾:テロメア長を用いた検討(16H05254)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡辺 知保 国立研究開発法人国立環境研究所, その他部局等, 理事長 (70220902)
【キーワード】ひ素 / カドミウム / セレニウム / テロメア / テロメア長 (他19件)
【概要】東南アジア・東アジア地域では,地下水のひ素による汚染が報告されており,地域によっては深刻な健康被害が生じている.本研究では,周産期のひ素への曝露がテロメア長に与える影響について検討した.ミャンマでひ素汚染が報告された地域に居住する母子400組の参加を得て,母親の尿中ひ素,カドミウム,鉛のレベルを測定するとともに,臍帯血からDNAを抽出し,テロメアの相対的な長さ(TL)を測定した結果,ひ素とカドミウ...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏アジア的美意識とは何か(18320035)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】神林 恒道 立命館大学, 先端総合学術研究科, 講師 (80089862)
【キーワード】アジア / 芸術学 / 伝統と近代 / インターカルチュラル / 相互理解 (他24件)
【概要】ポストモダン、あるいはポストコロニアルと称される現状において、かつてのヨーロッパ的なもの、あるいは近代的なものと相対峙するアジア的美意識を貫通するもの、そしてそこから生み出された固有な芸術的創造性、すなわち「アジアの美学」の可能性を探求した。研究期間中、インドネシア、日本、台湾、中国で国際研究大会(アジア芸術学会・会長神林恒道)を開催し、アジア諸国の芸術学研究者との相互理解を深めることが出来た。2...
【環境学】環境保全学:公共政策環境を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【数物系科学】物理学:プロセス環境を含む研究件
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
❏環境調和量子反応制御プロセスに関する調査研究(11895002)
【研究テーマ】表面界面物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999
【研究代表者】後藤 俊夫 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50023255)
【キーワード】プラズマ / 環境 / プロセス / 省資源 / 省エネルギー (他8件)
【概要】シリコン系分野を対象として,環境調和型の量子反応制御プロセスを探索するために,材料・電子工学・物理・化学分野の11名の研究者の協力のものに調査研究を行った.その結果,下記の成果が得られた. 1.低環境負荷型新プロセス材料として,金属酸化絶縁膜,シリコン酸化膜系低誘電率膜等をプラズマを用いて形成する材料プロセスが有望であることが明らかになった.特に,薄膜形成に必要な清浄表面形成方法としてプラズマから...
【数物系科学】地球惑星科学:生命環境を含む研究件
❏生命・環境倫理における「尊厳」・「価値」・「権利」に関する思想史的・規範的研究(20320004)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】盛永 審一郎 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(薬学), 教授 (30099767)
【キーワード】倫理学原論・各論 / 生命倫理 / 生命 / 環境 / 尊厳 (他15件)
【概要】1)20世紀に外延的に同値された神学的-哲学的概念としての「尊厳」と政治的概念としての「権利」は内包的に同一ではないということ。また、「価値」は比較考量可能であるのに対し、「尊厳」は比較考量不可であるということ。2)倫理的に中立であるとされたiPS細胞研究も結局は共犯可能性を逃れ得ないこと、学際的学問としてのバイオエシックスは、生命技術を押し進める装置でしかなかったということ。3)20世紀末に登場...
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
❏現代の生命観と自然観に対する哲学・倫理学的再検討(12410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20092059)
【キーワード】生命倫理 / 環境倫理 / 環境 / 生命 / 認知科学 (他11件)
【概要】現代における生命観の揺らぎは、自然観の揺らぎとも密接に連動しつつ、様々な深刻な問題を引き起こしている。そういった諸問題のいくつかが、ときに生命倫理あるいは環境倫理という学問分野の課題とも重なり合う。だが、課題の緊急性に対処するに汲々とするあまり、生命倫理・環境倫理として論じられてきた事柄を、ほんとうに哲学者と倫理学者が学としてその作業にコミットできたかが問われているように思われる。すなわち、求めら...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカ環境を含む研究件
❏冷戦変容と東アジアの学知:1965~1970年代に焦点を当てて(21H03686)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦変容 / 東アジア / アメリカ / 環境 / 資源 (他6件)
【概要】
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流環境を含む研究件
❏データサイエンスの基盤:クラウドを活用したDandDインスタンスライブラリの構築(26330048)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柴田 里程 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 名誉教授 (60089828)
【キーワード】TextilePlot / DandD / R / Environment / TRAD (他17件)
【概要】データサイエンスの基盤確立を目指した基礎研究を行うとともに,その成果を活用した高度なデータサイエンス実践をサポートするソフトウエア環境TRADを構築した.TRAD は TextilePlot, R, DandD を統合したデータ解析環境であるが,さまざまな形態でネットワーク上に存在するデータを自己説明的に併用するためのメディアとして, DandD (Data and Descrtion)を採用し,...
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
【数物系科学】地球惑星科学:掘削環境を含む研究件
❏気泡材を利用した地盤掘削用安定液の研究開発(16560437)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】赤木 寛一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30150965)
【キーワード】地中連続壁 / ベントナイト / 安定化 / コスト縮減 / 排土 (他11件)
【概要】本研究では,気泡材を利用した新たな地盤掘削用安定液の研究開発を行った。得られた成果は,下記のように要約することができる。 ・消泡率の最も低いパリックFA100を起泡材として採用した。 ・砂礫分の場合,最小含水比は表面乾燥状態含水比である. ・単位体積重量比の測定結果から,気泡安定液内で土粒子の沈み込みが起こる単位体積重量比は約1.02である. ・安定液として求められる機能は以下に示すとおりである....
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動環境を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【数物系科学】天文学:国際情報交換環境を含む研究件
❏東南アジアにおける人口流動と資源利用の変容が環境に与える影響に関する研究(26360021)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須田 一弘 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00222068)
【キーワード】生業戦略 / マレーシア / インドネシア / 資源利用 / 環境 (他9件)
【概要】マレーシアトレンガヌ州ゴンバライ村で、また、インドネシア西ジャワ州スメダン県ランチャカロン郡のナガラワンギ集落とチパリア集落でそれぞれ調査を行った。インドネシアでは、農業を主たる生業とする世帯で、換金作物であるサツマイモと、主食である米の栽培について、選好に差異があることがわかった。これには、耕地の水はけ等の微小環境、所有する耕地面積、サツマイモの価格の変動など、多様な要因が影響している。マレーシ...
❏資源配分メカニズムの分析と設計:理論と実験(20330036)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】下村 研一 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (90252527)
【キーワード】ミクロ経済学 / 市場制度 / 経済実験 / 環境 / 貨幣経済 (他14件)
【概要】効率的で公平な資源配分を達成するメカニズムの性能と実行可能性をめぐり,いくつかの異なる経済モデルを研究した.複数の均衡がある純粋交換経済モデルは,理論上不公平な均衡が達成されるが本研究の実験のデータは公平な均衡への収束を示した.一方,貨幣経済モデルでは,実験のデータは殆ど理論通りであった.寡占モデルでは,実験のデータは非協力均衡ではなく協力解の結果に近かった.中国の環境問題の実証研究では,アンケー...
❏「アジア環境協力」の制度構築に向けた基本ビジョンと具体的システムに関する政策研究(17310022)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】寺西 俊一 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30134878)
【キーワード】アジア / 環境 / 国際協力 / 資源リサイクル / 国際リサイクル (他15件)
【概要】本研究では、「アジア環境協力」とそのための制度構築に向けた諸課題に関する多面的な検討を行い、2005年10月の「第10回環境経済・政策学会」(於・早稲田大学、日本)、同年11月の「第7回アジア・太平洋NGO環境会議」(於・カトマンズ、ネパール)、同じく同年11月の「第3回日中韓環境被害救済および環境紛争処理に関する国際ワークショップ」(於・上海、中国)、2006年7月の「第3回環境経済学世界大会」...
【生物学】生物学:気質環境を含む研究件
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
❏パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会遺伝学的研究(09671005)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (70138098)
【キーワード】行動遺伝学 / 遺伝 / NEO-PI-R / 環境 / 養育態度 (他16件)
【概要】15〜27歳までの双生児262組を対象に「パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会的、遺伝的研究」の研究を行った。 気質の4次元(新奇性追求、損害回避、報酬依存、固執)は、いずれも遺伝由来であり、とくに新奇性追求、損害回避、報酬依存は遺伝的に独立であることが明らかになった。また、新奇性追求と損害回避に見られる表現型相関は環境によって引き起こされたものであり、一方...
【生物学】基礎生物学:翻訳環境を含む研究件
❏アジア的美意識とは何か(18320035)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】神林 恒道 立命館大学, 先端総合学術研究科, 講師 (80089862)
【キーワード】アジア / 芸術学 / 伝統と近代 / インターカルチュラル / 相互理解 (他24件)
【概要】ポストモダン、あるいはポストコロニアルと称される現状において、かつてのヨーロッパ的なもの、あるいは近代的なものと相対峙するアジア的美意識を貫通するもの、そしてそこから生み出された固有な芸術的創造性、すなわち「アジアの美学」の可能性を探求した。研究期間中、インドネシア、日本、台湾、中国で国際研究大会(アジア芸術学会・会長神林恒道)を開催し、アジア諸国の芸術学研究者との相互理解を深めることが出来た。2...
❏環境ストレスによる翻訳開始とアクチン骨格の統括制御機構の研究(15570142)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】上園 幸史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30251408)
【キーワード】浸透圧 / グルコース / アクチン / タンパク質合成 / ストレス (他8件)
【概要】浸透圧ストレスやグルコース飢餓などの環境ストレスは出芽酵母のアクチン極性と全蛋白質合成を迅速且つ一過的に阻害する現象を見い出している。この現象を解明するため、本申請の期間中では主にグルコース飢餓による制御機構の解析を行った。 その結果、グルコース飢餓による制御は、まず翻訳開始とアクチン極性を統括して制御する機構と、それぞれを個別に制御する機構の二つから構成されており、統括制御機構は、急速な阻害反応...
【生物学】基礎生物学:血球環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏両生類における血球産生調節の環境応答に関する研究(26440171)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】加藤 尚志 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80350388)
【キーワード】造血 / 血球 / アフリカツメガエル / ネッタイツメガエル / 環境ストレス (他15件)
【概要】脊椎動物のもつ生理調節系の多様性と普遍性の理解を進めるため,両生類アフリカツメガエル及びネッタイツメガエルの環境ストレス(酸素,温度)に応答する造血変動の機序を解析した。まず,ツメガエルの低酸素環境曝露モデル,低温環境曝露モデルを確立した。低酸素曝露モデルでは,肺と肝臓の95%以上の細胞が低酸素化し肺障害を認め,肺で高発現する赤血球造血因子の組織障害修復活性を調べる有用なモデルが確立した。汎血球減...
【生物学】人類学:進化環境を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏聴覚システムの適応進化:比較omics解析による責任遺伝子の探索と解析(26430181)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
【キーワード】聴覚 / 進化 / 多様性 / 適応 / 環境 (他7件)
【概要】聴覚は、動物が外部環境を音として認識する感覚であり、コミュニケーションや外敵の察知などに機能する。特に哺乳動物は非常に高次で多様な聴覚機能を有することが知られており、その進化・適応メカニズムの解明は動物全体の進化・多様性を理解する上で不可欠な知見である。一方で、聴覚を担う機械受容システムは特定の責任遺伝子が明確でなく、システム自体の複雑さのために視覚などの 他の感覚器と比較して進化や多様性の研究は...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
【生物学】人類学:多様性環境を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏聴覚システムの適応進化:比較omics解析による責任遺伝子の探索と解析(26430181)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
【キーワード】聴覚 / 進化 / 多様性 / 適応 / 環境 (他7件)
【概要】聴覚は、動物が外部環境を音として認識する感覚であり、コミュニケーションや外敵の察知などに機能する。特に哺乳動物は非常に高次で多様な聴覚機能を有することが知られており、その進化・適応メカニズムの解明は動物全体の進化・多様性を理解する上で不可欠な知見である。一方で、聴覚を担う機械受容システムは特定の責任遺伝子が明確でなく、システム自体の複雑さのために視覚などの 他の感覚器と比較して進化や多様性の研究は...
❏人間特性からみた住空間デザインの研究に関する企画調査(12895016)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000
【研究代表者】高橋 鷹志 新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (20024234)
【キーワード】人間 / 生理 / 心理 / 環境 / 住空間 (他8件)
【概要】本企画調査は、人間・環境学会と日本生理人類学会の会員からなる研究班によって、建築学、生理人類学、環境心理学の立場から、人間の形態、生理、心理、行動、認知などの自然科学領域のみならず、社会的、文化的側面をも考慮にいれて人間と住空間との相互関係に関する現在の問題点、および今後の研究の方向性、方法論について調査を行い、人間にとって真に健康で快適な環境を実現するための学際的総合的研究の方向性を示すことを目...
【生物学】人類学:人類学環境を含む研究件
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏社会資本整備に伴う環境と生存システム・疾病構造の変容メカニズム(15790297)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】梅崎 昌裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30292725)
【キーワード】社会資本 / デング熱 / 人間生活環境 / 人類学 / パラオ共和国 (他13件)
【概要】本研究の目的は,首都移転,周回道路の整備など急速な社会資本整備が進行するパラオ共和国を対象に,社会資本整備にともなう自然環境の改変と生活・健康への影響について解明することである.具体的には,過去の衛星データ,インフラ整備及び人口のデータ,感染症モニタリングデータなどを地理情報システム(GIS)に統合することによって,相互の関連性についての分析を行い,社会資本整備によって,自然環境のみならず,人々の...
❏土地利用・土地被覆の経時変化分析の人類学への応用(12440244)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大塚 柳太郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60010071)
【キーワード】環境 / パプアニューギニア / リモートセンシング / 人類学 / 環境破壊 (他8件)
【概要】本研究の対象地域であるパプアニューギニアの3地域のうち、高地タリ盆地および低地ギデラ地域において、グランドトゥルス、グランドコントロールポイントの収集を行った。フィールドワークは、タリ盆地においては2001年12月に、ギデラ地域においては2002年1月に実施した。これらの現地情報を利用することによって、それぞれの地域をカバーするランドサット衛星画像、スポット衛星画像の幾何補正を行い、既存のデジタル...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:学習機能環境を含む研究件
❏新たな連合学習試験法による化学物質曝露と軽度発達障害の因果関係解析(18681008)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】掛山 正心 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30353535)
【キーワード】有害化学物質 / 脳神経疾患 / 社会医学 / 環境 / 神経科学 (他7件)
【概要】発達期の脳は脆弱であり、化学物質影響科学のターゲットとして極めて重要である。ラットにおいて連合学習と行動異常の両面を検出する新たな行動毒性試験法を確立し、ダイオキシン等環境化学物質の低用量曝露を陽性条件として、胎児期から出生直後にかけての環境中有害化学物質が高次脳機能の発達に及ぼす影響について解析した。ダイオキシン等化学物質の比較的低用量の曝露により、軽度発達障害を引き起こす可能性が示唆された。...
❏ダイオキシンとポリ塩素化ビフェニル複合曝露による毒性の遺伝子プロファイルの作成(15201014)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】遠山 千春 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10150872)
【キーワード】環境 / ダイオキシン / PCB / 学習機能 / 遺伝子発現 (他12件)
【概要】ダイオキシン類として行政的に規制をされている物質群は、ダイオキシン、ジベンゾフラン、平面構造を有するPCB(いわゆるコプラナーPCB)である。その理由は、これらの化学物質が、ダイオキシン異性体の中でもっとも毒性が強い2,3,7,8-TCDD(以下、TCDDと略す)がアリール炭化水素受容体(AhR)を介して示す毒性と同じ毒性を表わすことが前提となっている。しかし、環境から同時に曝露するこれらの化合物...
【工学】建築学:空間環境を含む研究件
❏デザイン資源としての空間標本の収集分析および構築活用(16K00701)
【研究テーマ】デザイン学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松本 文夫 東京大学, 総合研究博物館, 特任教授 (20447353)
【キーワード】空間 / 構築 / 環境 / 標本 / アーキテクチャ (他8件)
【概要】「空間標本」とは、建築や都市の中から取り出された「空間の部分」のことである。本研究は、さまざまな空間標本を収集してデザイン資源とし、新たな空間の構築に結びつけることを目標とする。研究内容は空間標本の「収集分析」および「構築活用」からなる。収集分析研究では、空間標本の仕様策定から収集蓄積を経て事例の類型分析を行なった。構築活用研究では、類型分析を受けて空間の構築原理の抽出を行い、それをもとに新たな空...
❏情報社会における空間像の社会的変容の研究(07710132)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】若林 幹夫 筑波大学, 社会科学系, 講師 (40230916)
【キーワード】メディア / 空間 / 情報化 / 環境
【概要】本研究では、先進産業社会における社会と環境との関係が、情報化と消費社会化のなかでどのように変容しつつあるのかを、社会が自らを組織する際の主要な枠組みの一つである「空間」に着目することによって分析することを主眼としている。本年度は、様々なメディア表現を通じて社会的に提供される空間像が、メディア・テクノロジーや情報通信機器の高度化のなかでどのように変容しているのかを、主として都市と国土・地域イメージと...
【工学】建築学:マスタープラン環境を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏環境配慮型大学キャンパス・マスタープラン創出における都市政策との連携に関する研究(17560551)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 講師 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 連携 / マスタープラン / 環境 (他8件)
【概要】研究代表者らは、本研究期間において以下の成果を得た。 1.海外の大学キャンパス・マスタープランの収集と特徴の把握 準備調査において収集した海外の大学キャンパス・マスタープランの構成と記述内容および掲載資料の比較分析により特徴と環境配慮に関する方針や取組みの傾向を明らかにした。 2.米国の自治体による都市計画および環境政策に関する資料の収集と分析 バークレー市、メルセド市、デーピス市、シアトル市、デ...
【工学】建築学:技術環境を含む研究件
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏資源利用と環境負荷の計量評価による森林利用技術の適正整備水準の検討(16580118)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】仁多見 俊夫 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教授 (20192255)
【キーワード】森林 / 資源 / 環境 / 技術 / 基盤整備 (他14件)
【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...
❏周辺的生業からみた自然観、労働観に関する環境民俗学的研究(10710143)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】菅 豊 (管 豊) 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (90235846)
【キーワード】周辺的生業 / 遊び / 生業複合 / 持続可能性 / 環境 (他8件)
【概要】平成11年度は、前年度に引き続いて、集団にとって重要とされている中心的生計活動の蔭で、脈々と受け継がれてきた周辺的生業(minor subsistence)に関して、フィールド・ワークを主体とした基礎的な聞き取り調査、参与観察、映像記録などを行った。具体的には、沖縄県における闘牛と伝承的家畜飼育を中心として調査対象とした。この調査対象は、本研究の中心的対象である伝承的な周辺的生業と位置づけることが...
【工学】建築学:公共性環境を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【工学】建築学:都市政策環境を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏環境配慮型大学キャンパス・マスタープラン創出における都市政策との連携に関する研究(17560551)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 講師 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 連携 / マスタープラン / 環境 (他8件)
【概要】研究代表者らは、本研究期間において以下の成果を得た。 1.海外の大学キャンパス・マスタープランの収集と特徴の把握 準備調査において収集した海外の大学キャンパス・マスタープランの構成と記述内容および掲載資料の比較分析により特徴と環境配慮に関する方針や取組みの傾向を明らかにした。 2.米国の自治体による都市計画および環境政策に関する資料の収集と分析 バークレー市、メルセド市、デーピス市、シアトル市、デ...
【工学】建築学:行為環境を含む研究件
❏「第二の自然」から照射する人間の自然性と社会性:「脳・心・教育」プログラムの精査(19K02421)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三澤 紘一郎 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (20636170)
【キーワード】概念 / 直感 / 知覚 / 実践知 / 理性 (他21件)
【概要】2021年度は、明晰な言語化を伴うわけではない直感および知覚の概念性の検討を中心に、人間の自然性と社会性についての研究を進めた。 本年度は、以下の論文を上梓した。Misawa, K. (2021) ‘The Pervasiveness of the Rational-Conceptual: An Educational-Philosophical Perspective on Nature, Wo...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【工学】土木工学:地球環境環境を含む研究件
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
❏環境・災害の経済構造とその変動に関する研究(02405006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】塚谷 恒雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (90027459)
【キーワード】災害 / 環境 / 塩害 / カザフスタン / 水資源 (他16件)
【概要】本研究は、価値観が長期的に変動する場合の環境汚染・災害防止の経済理論を、国内公共投資と国際公共投資の面から理論的に開発し、長期的な環境汚染・災害防止の国際的経済政策を提示しようとするものである。本年度は、70年間にわたって秘密のベールに包まれていたソ連社会主義の環境汚染と災害の実態を、旧ソ連邦・カザフスタン共和国の環境災害問題を例にとって分析し、学際的国際協力のありかたを探った。 1950年代から...
【工学】土木工学:持続可能な開発環境を含む研究件
❏「第二の自然」から照射する人間の自然性と社会性:「脳・心・教育」プログラムの精査(19K02421)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三澤 紘一郎 群馬大学, 共同教育学部, 准教授 (20636170)
【キーワード】概念 / 直感 / 知覚 / 実践知 / 理性 (他21件)
【概要】2021年度は、明晰な言語化を伴うわけではない直感および知覚の概念性の検討を中心に、人間の自然性と社会性についての研究を進めた。 本年度は、以下の論文を上梓した。Misawa, K. (2021) ‘The Pervasiveness of the Rational-Conceptual: An Educational-Philosophical Perspective on Nature, Wo...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【工学】土木工学:地域開発環境を含む研究件
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】土木工学:住民参加環境を含む研究件
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】土木工学:広域計画環境を含む研究件
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】土木工学:大都市圏環境を含む研究件
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】土木工学:成長管理環境を含む研究件
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】総合工学:分離環境を含む研究件
❏感温型ヘテロポリマーゲルによる極微量物質の高度分離・濃縮法の開発(16360381)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中野 義夫 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (30092563)
【キーワード】化学工学 / 環境技術 / 構造・機能材料 / ゲル / 環境 (他11件)
【概要】平成16年度および17年度を通して開発した感温型ヘテロポリマーゲル(SSS-VBTA共重合体ゲル:組成はSodium styrene sulfate(SSS)とVinyl benzyl trimetyl ammonium chloride(VBTA))の組成を基本に、その組成を変えることで種々の極微量有害環境汚染物質に対する分離・濃縮性能の向上およびカラム分離(実用化のための手法)用に試作したSS...
❏異種材料の可逆的インターコネクションに関する研究(07455285)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】須賀 唯知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40175401)
【キーワード】常温接合 / 分離 / 水素 / 水素吸蔵合金 / 可逆的インターコネクション (他10件)
【概要】本研究の目的は、異種材料を低温で直接接合したり、これを逆に接合界面で理想的に分離したりする事ができる可逆的インターコネクションの新しい手法を提案し、開発するものである。 本研究で提案する手法は「表面活性化による常温接合」と1)「界面組織の制御」、2)「接合界面の水素吸脱による分離」という概念を組み合わせることにより、常温での直接接合と可逆的分離を同時に実現するものである。 1)のコンセプトを実現す...
【工学】総合工学:産業環境を含む研究件
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
❏地球環境保全に及ぼすアジア地域の産業活性化に関する調査研究(11691146)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】持丸 義弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90092577)
【キーワード】地球 / 環境 / 保全 / アジア / 産業 (他6件)
【概要】アジア諸地域で環境関連の現況調査研究を実施したほか,種々の資料収集を行い,調査研究の取りまとめを行った. マレーシアにおいては環境統計データの収集及び環境状況の視察を行った.過去の森林火災の影響についても明確にした. タイにおいて大気環境についてはPollution Control Departmentの年次報告集などを収集し,現況を明確にした. 韓国では汚染物質排出源の一つとなりうる製鉄所,発電...
【工学】総合工学:環境問題環境を含む研究件
❏エネルギー/環境問題の解決と産業発展の両立を目指す経営学的研究(26285081)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】青島 矢一 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (70282928)
【キーワード】企業競争力 / 環境問題 / エネルギー問題 / 経営学の視点 / エネルギー (他14件)
【概要】太陽光発電(PV)産業と地熱発電産業を中心に、エネルギー供給、温室効果ガスの削減、経済成長の実現に向けて、企業競争力を考慮した経営学的視点からの研究を行った。PV産業に関しては、中国企業の急成長の背後には、企業の枠を超えた技術や経営情報の効率的活用と、その結果としての同質化競争があった。その中で施行された日本のFIT(固定価格買取制度)は、国民負担を増大させ、国内企業の業績悪化を引き起こすという逆...
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
【工学】総合工学:ロボット環境を含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏早期自動防除・除草による農薬施用低減の研究(06454106)
【研究テーマ】農業機械学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】岡本 嗣男 (1995-1996) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究所, 教授 (40031215)
【キーワード】早期防除 / 除草剤 / 減量施用 / 自律走行 / 機械除草 (他15件)
【概要】将来の作業自動化への展開を前提として、除草剤の顕著な減量効果が期待できる施用方法について検討した。今回は、雑草への薬剤直接施用の効果を調べた結果について報告する。1995年4月〜12月に実施した実験では、要因として、雑草の種類(4水準)×除草剤の種類(3水準)×施用時期(3水準)×施用方法(3水準)×薬液濃度(3水準)×反復(10)を設定した。いずれの場合も〈全面散布〉の効果が高かったが、提案した...
【工学】総合工学:都市計画環境を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...
【工学】総合工学:リサイクル環境を含む研究件
❏紙ゴミおよび製紙スラッジ系焼却灰のリサイクル利用システムの構築(12556025)
【研究テーマ】林産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】磯貝 明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40191879)
【キーワード】製紙スラッジ / ゴミ / 焼却灰 / リサイクル / 填料 (他8件)
【概要】1.製紙スラッジ中の無機成分をその主要起源である紙の填料として循環利用するためのシステムの構築を目的として、製紙スラツジの燃焼条件の検討、燃焼した焼却灰の粉砕条件等を詳細に検討した。その結果、製紙スラッジを800℃で1時間燃焼処理した焼却灰を水中にてボールミル粉砕することにより、紙の内添用填料として再利用できることが明らかになった。 2.焼却処理による無機成分のマッピング分析を走査電子顕微鏡に付属...
❏異種材料の可逆的インターコネクションに関する研究(07455285)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】須賀 唯知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40175401)
【キーワード】常温接合 / 分離 / 水素 / 水素吸蔵合金 / 可逆的インターコネクション (他10件)
【概要】本研究の目的は、異種材料を低温で直接接合したり、これを逆に接合界面で理想的に分離したりする事ができる可逆的インターコネクションの新しい手法を提案し、開発するものである。 本研究で提案する手法は「表面活性化による常温接合」と1)「界面組織の制御」、2)「接合界面の水素吸脱による分離」という概念を組み合わせることにより、常温での直接接合と可逆的分離を同時に実現するものである。 1)のコンセプトを実現す...
【工学】総合工学:ナノ粒子環境を含む研究件
❏初代培養細胞群からの生理学的肺胞モデルの構築と経肺吸収率予測への利用(26550046)
【研究テーマ】環境影響評価
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】酒井 康行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00235128)
【キーワード】細胞・組織 / 生物・生体工学 / 環境 / 薬学 / 培養モデル (他12件)
【概要】二重底培養器 (カルチャーインサート) 内にラット初代培養細胞のみを用いて肺胞上皮細胞と肺胞マクロファージによる共培養を形成した肺胞組織モデルを確立した.第二に,肺胞近傍の各組織を一定容量,一定濃度の液体の「箱」とみなす“コンパートメントモデル”を用いて,コンパートメント間のナノ粒子の移行速度を濃度の一次に依存するとした物質収支式で記述することにより,組織モデルの定量結果に基づく数理シミュレーショ...
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
【工学】総合工学:持続可能性環境を含む研究件
❏製品・製造過程に関わる環境規制・スタンダードと貿易(19K12468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】道田 悦代 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター環境・資源研究グループ, 研究グループ長代理 (10450529)
【キーワード】持続可能性 / スタンダード / 基準認証 / 貿易 / パーム油 (他12件)
【概要】今年度は、主に2つの研究を行った。 1つ目の研究として、パーム油持続可能性認証(RSPO)が貿易を通じて生産者に与える影響について検討を行った。民間の自主的な持続可能性認証は、先進国の購買力を利用して、途上国の持続可能性の取り組みに支援を行う仕組みである。先行研究ではケーススタディの研究蓄積が多いものの、ある国の生産者全体をみたときに、どのような属性の生産者が持続可能性認証を取得しているのかについ...
❏EUをモデルとする地球公共政策とリスク・マネジメント(19530141)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
【キーワード】地球公共政策 / EU / リスク・マネジメント / 持続可能性 / 環境 (他11件)
【概要】EUの公共政策とリスク・マネジメントの事例として、気候変動など地球環境に関わるリスク、国境を越える感染症のリスク制御等については、2008年9月日本公益学会他で報告し、2009年4月に福田耕治編『EUとグローバル・ガバナンス』(早稲田大学出版部)を刊行した。またEU高齢社会のリスクおよびEUによる国際テロリズムへの法的規制、タバコ規制とリスク・マネジメントのあり方は、福田耕治編『EU・欧州統合研究...
❏日本における公共哲学の構築のための包括的研究(13302006)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】小林 正弥 千葉大学, 法経学部, 教授 (60186773)
【キーワード】公共哲学 / 公共性 / 平和 / 福祉 / 環境 (他12件)
【概要】公共哲学の包括的研究に関するプロジェクトは、哲学・政治学・経済学・政策学・歴史学・倫理学といった分野の先端を担う代表的論者が、公共哲学という高次の学問的発展に資するべく努力してきたものであり、学問に対する既成観念を払拭して新しい一歩を踏み出すものであった。4年間で15回にわたる全体研究会の開催や、グループスタディを通した個別研究や翻訳作業が、数々の著作や論文を通じた研究成果を生み出してきたことは、...
【工学】総合工学:リモートセンシング環境を含む研究件
❏社会資本整備に伴う環境と生存システム・疾病構造の変容メカニズム(15790297)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】梅崎 昌裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30292725)
【キーワード】社会資本 / デング熱 / 人間生活環境 / 人類学 / パラオ共和国 (他13件)
【概要】本研究の目的は,首都移転,周回道路の整備など急速な社会資本整備が進行するパラオ共和国を対象に,社会資本整備にともなう自然環境の改変と生活・健康への影響について解明することである.具体的には,過去の衛星データ,インフラ整備及び人口のデータ,感染症モニタリングデータなどを地理情報システム(GIS)に統合することによって,相互の関連性についての分析を行い,社会資本整備によって,自然環境のみならず,人々の...
❏土地利用・土地被覆の経時変化分析の人類学への応用(12440244)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大塚 柳太郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60010071)
【キーワード】環境 / パプアニューギニア / リモートセンシング / 人類学 / 環境破壊 (他8件)
【概要】本研究の対象地域であるパプアニューギニアの3地域のうち、高地タリ盆地および低地ギデラ地域において、グランドトゥルス、グランドコントロールポイントの収集を行った。フィールドワークは、タリ盆地においては2001年12月に、ギデラ地域においては2002年1月に実施した。これらの現地情報を利用することによって、それぞれの地域をカバーするランドサット衛星画像、スポット衛星画像の幾何補正を行い、既存のデジタル...
【工学】総合工学:海洋探査環境を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
【工学】総合工学:センサー環境を含む研究件
❏対流圏OHラジカルの非破壊定常観測のためのTHz帯ヘテロダインHEB検出器の開発(17651010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】前澤 裕之 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助手 (00377780)
【キーワード】大気科学 / 超伝導 / テラヘルツ波 / 計測 / センサー (他8件)
【概要】1.本年度は新超伝導素材NbTiNのナノ細線を集積した2次元準光学HEBミクサー素子の製作プロセス1をほぼ確立した。またMgO(100)結晶超半球レンズを製作した他、素子の冷却マウントホルダーや、IF信号を取り出す誘電体基板回路、オフセット放物面鏡の製作を行った。一方MgO基板は1-2年のオーダーで表面が劣化することが分かった。そこで無ドープ・高抵抗のSi基板に切り替え、プロセスに改良を加える予定...
❏ゼオライト薄膜中への金属錯体の閉じ込めによる新規高選択性NOセンサーの開発(10875155)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】大久保 達也 東京大学, 工学系研究科, 助教授 (40203731)
【キーワード】ゼオライト / 金属錯体 / センサー / NO_x / 環境 (他9件)
【概要】本研究では一酸化窒素NOが、ある種の金属錯体に特異的に配位結合する性質を利用し、配位に基づく色の変化を検出することによる、高選択性NOセンサーの開発することを目的とした。具体的にはゼオライト中のナノ空間中に金属錯体を、その場合成により閉じ込めることに基づく、新しい概念のセンサーを提案する。 第一年度はイオン交換と錯体形成に関する検討を中心に行い、骨格をファジャサイト型ゼオライト、配位子をEDTA、...
❏環境情報測定データベースの開発と教育利用(08458034)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
【キーワード】環境 / データベース / インターネット / WWW / HTML (他6件)
【概要】本研究は、自動観測およびローカルデータの発信というセンサやインターネットの特徴を活かした教育用環境測定データベースの開発を行うと共に、学校を観測拠点としながら地域間でリアルタイムのデータ交換を可能とする観測網を構築する実験と授業における活用に関する実践研究を目的とした。 環境測定データベースは、観測用センサとインターネットに接続されたコンピュータを組み合わせて構成した。測定項目は風向・風速、屋内外...
【工学】総合工学:防災環境を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】総合工学:水素環境を含む研究件
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
❏異種材料の可逆的インターコネクションに関する研究(07455285)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】須賀 唯知 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40175401)
【キーワード】常温接合 / 分離 / 水素 / 水素吸蔵合金 / 可逆的インターコネクション (他10件)
【概要】本研究の目的は、異種材料を低温で直接接合したり、これを逆に接合界面で理想的に分離したりする事ができる可逆的インターコネクションの新しい手法を提案し、開発するものである。 本研究で提案する手法は「表面活性化による常温接合」と1)「界面組織の制御」、2)「接合界面の水素吸脱による分離」という概念を組み合わせることにより、常温での直接接合と可逆的分離を同時に実現するものである。 1)のコンセプトを実現す...
【工学】総合工学:エネルギー環境を含む研究件
❏バイオ燃料を用いた環境適合型ジェットエンジンの燃焼ダイナミクス(16H04586)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】津江 光洋 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50227360)
【キーワード】ジェットエンジン / バイオ燃料 / 環境 / 粒子状物質 / 燃焼不安定性 (他16件)
【概要】JetA-1およびバイオ合成パラフィンケロシン(Bio-SPK)の一種であるHEFAの燃焼挙動を,液滴燃焼試験およびRQL燃焼器などに使用されるダブルスワールバーナを用いて大気圧環境,高温高圧環境,実燃焼器環境において調べた.圧力測定と化学発光画像ベース診断手法を用いて,ジェットエンジン燃焼メカニズムを明らかにした.ジェット燃料とHEFAの燃焼挙動の違いを液滴径測定,燃焼速度測定により明らかにした...
❏エネルギー/環境問題の解決と産業発展の両立を目指す経営学的研究(26285081)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】青島 矢一 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (70282928)
【キーワード】企業競争力 / 環境問題 / エネルギー問題 / 経営学の視点 / エネルギー (他14件)
【概要】太陽光発電(PV)産業と地熱発電産業を中心に、エネルギー供給、温室効果ガスの削減、経済成長の実現に向けて、企業競争力を考慮した経営学的視点からの研究を行った。PV産業に関しては、中国企業の急成長の背後には、企業の枠を超えた技術や経営情報の効率的活用と、その結果としての同質化競争があった。その中で施行された日本のFIT(固定価格買取制度)は、国民負担を増大させ、国内企業の業績悪化を引き起こすという逆...
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
【工学】総合工学:可視化環境を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏データサイエンスの基盤:クラウドを活用したDandDインスタンスライブラリの構築(26330048)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】柴田 里程 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 名誉教授 (60089828)
【キーワード】TextilePlot / DandD / R / Environment / TRAD (他17件)
【概要】データサイエンスの基盤確立を目指した基礎研究を行うとともに,その成果を活用した高度なデータサイエンス実践をサポートするソフトウエア環境TRADを構築した.TRAD は TextilePlot, R, DandD を統合したデータ解析環境であるが,さまざまな形態でネットワーク上に存在するデータを自己説明的に併用するためのメディアとして, DandD (Data and Descrtion)を採用し,...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
【総合生物】神経科学:言語環境を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【総合生物】実験動物学:規制環境を含む研究件
❏製品・製造過程に関わる環境規制・スタンダードと貿易(19K12468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】道田 悦代 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター環境・資源研究グループ, 研究グループ長代理 (10450529)
【キーワード】持続可能性 / スタンダード / 基準認証 / 貿易 / パーム油 (他12件)
【概要】今年度は、主に2つの研究を行った。 1つ目の研究として、パーム油持続可能性認証(RSPO)が貿易を通じて生産者に与える影響について検討を行った。民間の自主的な持続可能性認証は、先進国の購買力を利用して、途上国の持続可能性の取り組みに支援を行う仕組みである。先行研究ではケーススタディの研究蓄積が多いものの、ある国の生産者全体をみたときに、どのような属性の生産者が持続可能性認証を取得しているのかについ...
❏グローバル行政法の理論構築―Brexitを契機としたEU・イギリスの規制法変化―(18K01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中村 民雄 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90237412)
【キーワード】自主規制 / 地球温暖化 / 認証制度 / グローバル行政法 / Brexit (他13件)
【概要】「グローバル行政法」は、国家以外の様々の形態の組織(国際組織、半官半民組織、純粋の民間主体など)が現代のグローバル経済市場に対する規制活動をしていることに着目し、公的目的の規制活動に従事する機能の点で共通と捉え、そうした非国家組織は透明性・参加・理由付き決定・審査といった公法的基準を満たすのが標準形と議論する。しかし本研究では、この議論は純粋の民間主体には不適当であることを温暖化防止目的の越境的私...
【農学】農業工学:NGO環境を含む研究件
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏「アジア環境協力」の制度構築に向けた基本ビジョンと具体的システムに関する政策研究(17310022)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】寺西 俊一 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30134878)
【キーワード】アジア / 環境 / 国際協力 / 資源リサイクル / 国際リサイクル (他15件)
【概要】本研究では、「アジア環境協力」とそのための制度構築に向けた諸課題に関する多面的な検討を行い、2005年10月の「第10回環境経済・政策学会」(於・早稲田大学、日本)、同年11月の「第7回アジア・太平洋NGO環境会議」(於・カトマンズ、ネパール)、同じく同年11月の「第3回日中韓環境被害救済および環境紛争処理に関する国際ワークショップ」(於・上海、中国)、2006年7月の「第3回環境経済学世界大会」...
❏福祉国際社会構築のための総合的パラダイムの考案(63300010)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】武者小路 公秀 (1989-1990) 明治学院大学, 国際学部, 教授 (80053536)
【キーワード】福祉国家 / 政府開発援助 / 人権 / 軍縮 / 環境 (他15件)
【概要】本研究プロジェクトの目的は、1990年代の世界に顕在化しつつある地球規模の危機(核戦争の危機、大量貧困、生態系の破壊、人権の抑圧など)に鑑み、人類の福祉を実現するための国際社会のパラダイムを考案することにあった。福祉は「社会生活における人びとの十全的な人間発展の諸条件の完備)と捉えられるが、西欧近代国の史的展開の帰結としての福祉国家は、原則的に閉じられた主権国家の枠内で福祉を追求するために、人類の...
【農学】農業工学:情報環境を含む研究件
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏ゲーム理論のフロンティア(16203011)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】岡田 章 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90152298)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済行動 / 動学ゲーム / 交渉ゲーム / 繰り返しゲーム (他8件)
【概要】本研究では、ゲーム理論の先端的研究として経済システムにおける制度、市場、組織、人間行動の間の戦略的相互依存関係を解明した。具体的な研究成果は、以下の通りである。 1.組織・市場・制度の動学ゲーム分析 マクロ均衡動学の理論と非協力交渉ゲーム理論を発展させた。マクロ動学の均衡解の収束条件、非決定性、複雑な振動やカオスが起きる条件を明らかにした。提携形成と利得分配に関するn人交渉ゲームのモデルを定式化し...
【農学】農芸化学:自然環境を含む研究件
❏ロシア・中東欧のエコクリティシズム:スラヴ文学と環境問題の諸相(21H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小椋 彩 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 助教 (10438997)
【キーワード】環境批評 / エコクリティシズム / スラヴ語圏 / ジェンダー / 労働 (他9件)
【概要】
❏津島佑子の文学における自然・動物の表象についての研究(19K23071)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【研究代表者】山田 克尚 (村上克尚) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80765579)
【キーワード】津島佑子 / エコクリティシズム / 動物論 / 動物 / 環境 (他6件)
【概要】本研究は、津島佑子の文学における自然・動物の表象に注目し、その発展の形態、ならびにそれを促した戦後日本の時代状況との関係について明らかにすることだった。「伏姫」の分析では、津島の自然・動物観の背景に、当時のフェミニズム主流派からは批判された「エコロジカル・フェミニズム」と共鳴するものがあったことを明らかにできた。「真昼へ」の分析では、長男の死を契機に、アイヌ口承文芸の方法の摂取があり、それは統一的...
❏「生活場所(ビオトープ)」の美学-自然・環境・美的文化(19202005)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】西村 清和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50108114)
【キーワード】自然 / 芸術 / 美的生活 / 環境 / 日本の芸術 (他8件)
【概要】本研究は従来自然美論、風景論、環境美学、都市美学という評語のもとで考えられてきたさまざまな具体的、個別的諸問題領域を、日常生活の場において企てられたさまざまな美的実践としてとらえなおし、あらたな理論化を目指すものである。具体的には風景、都市景観、森林、公園、庭園、人工地盤、観光、映画ロケ地、遊芸、雨(天候)、清掃アートなど多様な現象をとりあげて分析し、その成果を『日常性の環境美学』(勁草書房、20...
【農学】境界農学:生業環境を含む研究件
❏東南アジアにおける人口流動と資源利用の変容が環境に与える影響に関する研究(26360021)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須田 一弘 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00222068)
【キーワード】生業戦略 / マレーシア / インドネシア / 資源利用 / 環境 (他9件)
【概要】マレーシアトレンガヌ州ゴンバライ村で、また、インドネシア西ジャワ州スメダン県ランチャカロン郡のナガラワンギ集落とチパリア集落でそれぞれ調査を行った。インドネシアでは、農業を主たる生業とする世帯で、換金作物であるサツマイモと、主食である米の栽培について、選好に差異があることがわかった。これには、耕地の水はけ等の微小環境、所有する耕地面積、サツマイモの価格の変動など、多様な要因が影響している。マレーシ...
❏水俣病事件における「再生する力」の社会・宗教・民俗学的研究(23521010)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 修子 熊本学園大学, 商学部, 教授 (60310033)
【キーワード】水俣 / 再生 / 宗教 / 民俗 / 社会 (他14件)
【概要】本研究は、水俣病事件を経験した地域の「再生」の淵源を問いながら、調査地との関係を通して、研究対象/研究者という関係性や、細分化されがちな人文・社会諸科学の再生も目指すものである。焦点を当てたのは、被害者/加害者の枠組みを超えた「普通の」人々の日常生活の論理であったが、成果として、身体化された日常性のアプローチに示唆的な問題系を見出すことができた。さらに、当事者による地域のヴィジョンの創造と実践が「...
【農学】境界農学:造林環境を含む研究件
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
【農学】社会経済農学:ハンガリー環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:ハンガリー農業環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:国際貿易環境を含む研究件
❏大規模災害時代の「災害の経済学」と防災ー国際貿易・空間経済学の視点から(19H01487)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大久保 敏弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80510255)
【キーワード】災害(コロナショック含む) / 企業・労働者の異質性 / 産業集積と地域経済 / 国際貿易 / デジタル経済 (他19件)
【概要】当初の研究計画に従い、以下の5点を研究し実績をあげた。 ①ミクロデータの構築:新型コロナウイルス感染症の蔓延は広義の大規模自然災害ととらえられる。昨年度に引き続きNIRA総研との共同により大規模な就業者調査を今年度は3回実施しデータを作成した。感染症対策に有効なテレワークやデジタル化に関して調査した。さらに今年度は防災意識や災害経験に関しても調査した。調査結果をNIRA総研から速報や報告書の形で社...
❏製品・製造過程に関わる環境規制・スタンダードと貿易(19K12468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】道田 悦代 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター環境・資源研究グループ, 研究グループ長代理 (10450529)
【キーワード】持続可能性 / スタンダード / 基準認証 / 貿易 / パーム油 (他12件)
【概要】今年度は、主に2つの研究を行った。 1つ目の研究として、パーム油持続可能性認証(RSPO)が貿易を通じて生産者に与える影響について検討を行った。民間の自主的な持続可能性認証は、先進国の購買力を利用して、途上国の持続可能性の取り組みに支援を行う仕組みである。先行研究ではケーススタディの研究蓄積が多いものの、ある国の生産者全体をみたときに、どのような属性の生産者が持続可能性認証を取得しているのかについ...
❏資源配分メカニズムの分析と設計:理論と実験(20330036)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】下村 研一 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (90252527)
【キーワード】ミクロ経済学 / 市場制度 / 経済実験 / 環境 / 貨幣経済 (他14件)
【概要】効率的で公平な資源配分を達成するメカニズムの性能と実行可能性をめぐり,いくつかの異なる経済モデルを研究した.複数の均衡がある純粋交換経済モデルは,理論上不公平な均衡が達成されるが本研究の実験のデータは公平な均衡への収束を示した.一方,貨幣経済モデルでは,実験のデータは殆ど理論通りであった.寡占モデルでは,実験のデータは非協力均衡ではなく協力解の結果に近かった.中国の環境問題の実証研究では,アンケー...
【農学】社会経済農学:経済改革環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:インド環境を含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
【農学】社会経済農学:移行期経済環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:環境保全環境を含む研究件
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏環境保全型複層林経営システムに関する研究(08406012)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】箕輪 光博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60011996)
【キーワード】環境 / 複層林 / 二段林 / 環境保全 / 上木 (他15件)
【概要】本報告書では、二段林型の複層林を対象に、生理生態、情報管理(調査、成長と予測など)、経営の評価などの観点からシステムとしての複層林経営型の姿を総合的に明らかにすることを目的にしたものである。 第一章では、複層林の生態的構造を、1)造林学、2)植物社会学、3)森林土壌動物学の三つの観点から明らかにすることを目的としており、ここでは主として、複層林への人為的干渉(間伐など)が下木の成長、下層植生の繁茂...
【農学】社会経済農学:農業経済学環境を含む研究件
❏農業再建のための制度改革の地域計画論的総合研究(21248028)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】生源寺 眞一 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (40196580)
【キーワード】農業経済学 / 環境 / 国土整備 / 環境調和型農林水産 / 環境政策
【概要】農村空間の多目的利用構造を生かして、我が国に美しく、活力ある農村を取り戻すために必要な農業再建のための制度改革の姿を地域計画論的総合研究によって明らかにするという研究課題に経済・環境・社会の3方向からアプローチした。地域計画論の理論的な到達点、農業や農村の現実、今後必要となる農業再建に向けた制度改革の内容について、相互の討論と現地調査やフィールドワーク等を踏まえて考究した成果を取りまとめ、成果報告...
❏人口減少下の農業と食料(18380133)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】山口 三十四 尾道大学, 経済情報学部, 教授 (90030684)
【キーワード】農業経済学 / 経済政策 / 国際貢献 / 国土保全 / 環境 (他17件)
【概要】本科研の研究では人口減少下の農業と食料についての研究成果を行っている。具体的には、「世界のWTO・FTAの潮流」と「農業の新たな構図」の展望、FTA交渉から見えてくるASEANとの「東アジア経済統合」への道、人口減少を含む「人口変化が産業構造に与える影響」、文明転換期にある「人口減少と食料や農業のあるべき姿」、「豪州の食料貿易政策」、「中国農業の全要素生産性」等の計測、地域間の「収束性」の分析、「...
【農学】社会経済農学:CSR(企業の社会的責任)環境を含む研究件
❏日本の年金資金におけるESG投資のあり方についての研究(23530532)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福山 圭一 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構, 研究部, 専務理事兼研究部長 (30526885)
【キーワード】資金運用 / 年金 / 社会的責任 / 企業統治 / ESG (他11件)
【概要】日本では年金資金によるESG投資は低調であり、これに関する国民意識も、賛成、反対、わからないが1/3ずつで拮抗している。しかし、日本の企業においてCSR活動は当然のこととして取り組まれており、日本人の環境や社会問題などに対する意識の高さから考えても、今後大きく発展する可能性はある。人口の少子高齢化といった問題もあるので、国民意識の喚起・醸成に資する活動も必要である。 法的・実践的課題として、ソフト...
❏変貌する資本主義と市民社会におけるCSRのあり方に関する基礎的研究(21330021)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】松本 恒雄 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20127715)
【キーワード】CSR / 企業の社会的責任 / 市民社会 / 資本主義 / 環境 (他6件)
【概要】本研究は、CSRのトレンドが一人歩きしている現状に鑑み、自由主義社会におけるCSRの社会的正当性の基礎を探り、その健全なあり方を模索したものである。本研究の成果としては、(1) CSRという一見すると新しいトレンドのように見える現象を古い思想や制度とのつながりの中で捉え直したこと、(2)株式会社とは何か(株主利益最大化のための道具に過ぎないのか、それとも、社会を良くするための制度の一つなのか)とい...
【農学】社会経済農学:ポーランド環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:市場経済環境を含む研究件
❏モンゴルの草原に関する国際学術研究:草原の環境維持、放牧と経済発展の関係(11691170)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】栗林 均 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (30153381)
【キーワード】モンゴル / 草原 / 放牧 / 環境 / 市場経済 (他7件)
【概要】今年度は、研究の2年目で最終年に当たる。前年度に引き続いて、1.モンゴル現地調査、 2.研究者間の交流と意見交換、3、各種データベースの構築、を行った。 1.今年度は、共同研究のメンバーのうち8人が、モンゴル国および中国内蒙古地区への調査旅行を行った。主な調査は、牧地植生調査、地下水理調査、民俗調査、文献資料調査、雪害状況調査、言語調査等である。現地において計測データや文献資料を収集した。 2.研...
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:水質環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】社会経済農学:農業環境を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】動物生命科学:翼手目環境を含む研究件
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【農学】森林圏科学:Melaleuca cajuputi環境を含む研究件
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
【農学】森林圏科学:昆虫環境を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏昆虫をモデルとした適応戦略の分子メカニズムに関する企画調査(18638001)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】片岡 宏誌 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (60202008)
【キーワード】昆虫 / 環境 / 適応 / 内分泌 / 形態形成 (他8件)
【概要】陸上において圧倒的多数の種と個体数をしめる昆虫の特質は、多様で適応的な生存戦略をそのライフサイクルに組み入れたことにある。環境変化の激しい陸上に生息する昆虫は、環境情報に対する適応戦略として、脱皮・変態・休眠などの形式を自在に変更し、大きな成功を収めた。特定領域研究(新学術領域研究)の研究領域として発展させるためには、外部情報が内分泌システムによって遺伝情報に変換される機構を現象横断的に解明し、昆...
❏培養不能微生物のゲノム解析(18687002)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 裕一 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 協力研究員 (90392117)
【キーワード】難培養 / 微生物 / 細菌 / 共生 / ゲノム (他12件)
【概要】地球上の99%以上の微生物種は培養法が不明であり、その生理・生態はほとんど未知である。本研究では、シロアリ腸内に共生する培養不能細菌の1種の少数細胞から、DNA合成酵素を使用することで全遺伝子情報を1千万倍に増幅して完全解読する手法の確立を試み、世界で初めて成功した。これにより、これまで詳細が不明であったシロアリと腸内原生生物、腸内細菌の複雑な3者共生機構を世界で初めて明らかにした。 ...
【農学】森林圏科学:林学環境を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
【農学】森林圏科学:応用微生物環境を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏有価物回収型排水処理技術の基盤となる細菌硫黄飢餓応答機構の解析(19780068)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】羽部 浩 独立行政法人産業技術総合研究所, 環境化学技術研究部門, 研究員 (20313075)
【キーワード】応用微生物 / 細菌 / 環境 / 硫酸飢餓応答 / 有機硫黄化合物代謝 (他8件)
【概要】細菌は通常は最も利用しやすい無機硫酸イオン(SO^<2->_4)を硫黄源とする。しかし「硫酸飢餓」と呼ばれる硫黄欠乏状態に陥ると、その環境に存在する様々な有機化合物を分解して硫黄源とする。我々は、細菌が有する硫黄飢餓応答のメカニズムを上手く制御することで、近年成長著しい電子工業分野において洗浄剤として使用されているジメチルスルホキシドを含有する排水から、メタンスルホン酸を高効率で生産可...
【農学】森林圏科学:共生環境を含む研究件
❏鶴見和子の内発的発展論を「受苦と共生の社会運動論」として現代に再考する実践的研究(18H00939)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉本 星子 京都文教大学, 総合社会学部, 教授 (70298743)
【キーワード】鶴見和子 / 内発的発展論 / 水俣 / 共生 / 環境 (他12件)
【概要】本研究は、京都文教大学の鶴見和子文庫資料のデータベース化を進めて、鶴見和子の内発的発展論構築の軌跡をたどり、とくに不知火海総合調査団での水俣調査に焦点をあてて鶴見の学問的業績を学際的に検討した。それを通して、鶴見の内発的発展論が、単なる「もう一つの近代化論」ではなく、南方熊楠や柳田国男の研究のうちに内発性を再発見した理論的研究と、水俣でのフィールド調査で出会った水俣病患者やその支持者の思想や活動の...
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏培養不能微生物のゲノム解析(18687002)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 裕一 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 協力研究員 (90392117)
【キーワード】難培養 / 微生物 / 細菌 / 共生 / ゲノム (他12件)
【概要】地球上の99%以上の微生物種は培養法が不明であり、その生理・生態はほとんど未知である。本研究では、シロアリ腸内に共生する培養不能細菌の1種の少数細胞から、DNA合成酵素を使用することで全遺伝子情報を1千万倍に増幅して完全解読する手法の確立を試み、世界で初めて成功した。これにより、これまで詳細が不明であったシロアリと腸内原生生物、腸内細菌の複雑な3者共生機構を世界で初めて明らかにした。 ...
【農学】森林圏科学:共生系環境を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【農学】森林圏科学:土壌環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】森林圏科学:政策環境を含む研究件
❏移行期経済における農業をとりまく環境変化に関する研究(07660302)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (90231729)
【キーワード】移行期経済 / 環境 / 農業生産 / ポーランド / ハンガリー (他13件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。 この研究により、...
❏東欧における経済改革以後の農業発展と環境政策(07041072)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】弦間 正彦 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (90231729)
【キーワード】ポーランド / ハンガリー / 農業 / 環境政策 / 市場経済 (他18件)
【概要】本研究は、市場経済体制への移行の目的で導入されてきた価格・貿易政策、財政政策、民営化政策等と農業生産者保護政策が、市場経済への移行期にある東欧の国々の農業部門に対して環境面でどういう影響を与えているのかを検証し、持続可能な農業発展を図るという視点より環境への外部効果を内部化するための制度を考察し、広く移行期にある経済における環境政策面での政府の役割を明確化することを研究目的とした。これまでに以下の...
【農学】森林圏科学:樹木環境を含む研究件
❏環境ストレスに対する樹木の根の代謝制御(18380087)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】荒廃地 / 環境造林 / 低酸素ストレス / アルミニウムストレス / Melaleuca cajuputi (他16件)
【概要】土壌に起因する環境ストレスが荒廃地の造林を行う上で問題になりやすい。荒廃地造林技術の開発のために環境ストレスに対する樹木根の代謝応答の機構を明らかにする必要がある。本研究では、樹木根の炭素代謝の応答を解析する手法を確立し、実際にいくつかのストレスに対する応答を解析した。その結果、低酸素ストレスやアルミニウム過剰ストレスには解糖系を阻害する作用があることが明らかになり、耐性樹種はその作用を回避する機...
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
【農学】森林圏科学:植物環境を含む研究件
❏植物利用型有用タンパク質生産における環境制御とその効果の機構解明に関する研究(17H03893)
【研究テーマ】農業環境・情報工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 怜 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (20547228)
【キーワード】環境制御 / バイオ医薬品 / 植物工場 / 一過性遺伝子発現 / ベンサミアナタバコ (他18件)
【概要】一過性遺伝子発現法を用いた植物利用型有用タンパク質生産における,遺伝子導入前後の栽培環境条件の影響,および遺伝子導入後の気温が有用タンパク質生産量に及ぼす影響のメカニズムを明らかにすることを目的とした。遺伝子導入後の高PPFDおよび高CO2濃度がヘマグルチニン(HA)生産に必ずしも効果的ではないこと,および遺伝子導入前のPPFDおよび気温制御が遺伝子導入後のHA生産にとって重要であることが明らかと...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏多様性創出新機構の探索:同一個体内ゲノムの体細胞間変異の定量化(26650141)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 暁子 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (70506237)
【キーワード】植物 / モデル化 / 生理学 / 遺伝子 / 環境
【概要】北海道大学苫小牧研究林の林冠観測用クレーンシステムを利用して樹高約20m,樹齢150年以上のミズナラとカエデを対象に,異なる枝位置から各3反復ずつ葉と花組織の採取を行った.得られたサンプルから全DNAを抽出し,次世代シーケンサーを用いて大規模塩基配列を取得した結果,約1500遺伝子座において総数100,000塩基の配列情報を取得した.塩基置換が生じた配列を探索した結果,同一個体あたり最大2個の突然...
【農学】森林圏科学:ESG環境を含む研究件
❏環境・社会・ガバナンス情報の計量化と投資分析―ESGのアナリティクス(20H01488)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】前田 章 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30317309)
【キーワード】ESG / アナリティクス / 投資分析 / 環境 / ガバナンス (他6件)
【概要】近年企業活動のあらゆる局面で環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した活動が尊重されるようになってきている.実業界では学術界に先行し,ESG投資なるものが進んでいるが,その実態は課題だらけであると言わざるを得ない.本研究ではこうした問題意識のもと,全体を3つのフェーズ[1]ESG評価指標の鑑定と統合指標の作成, [2]ESG情報開示の計量化と効果分析,[3]ESG投資の基礎理論,に切り分け,オーバ...
❏日本の年金資金におけるESG投資のあり方についての研究(23530532)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福山 圭一 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構, 研究部, 専務理事兼研究部長 (30526885)
【キーワード】資金運用 / 年金 / 社会的責任 / 企業統治 / ESG (他11件)
【概要】日本では年金資金によるESG投資は低調であり、これに関する国民意識も、賛成、反対、わからないが1/3ずつで拮抗している。しかし、日本の企業においてCSR活動は当然のこととして取り組まれており、日本人の環境や社会問題などに対する意識の高さから考えても、今後大きく発展する可能性はある。人口の少子高齢化といった問題もあるので、国民意識の喚起・醸成に資する活動も必要である。 法的・実践的課題として、ソフト...
【農学】森林圏科学:バイオマス環境を含む研究件
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
❏培養不能微生物のゲノム解析(18687002)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 裕一 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 協力研究員 (90392117)
【キーワード】難培養 / 微生物 / 細菌 / 共生 / ゲノム (他12件)
【概要】地球上の99%以上の微生物種は培養法が不明であり、その生理・生態はほとんど未知である。本研究では、シロアリ腸内に共生する培養不能細菌の1種の少数細胞から、DNA合成酵素を使用することで全遺伝子情報を1千万倍に増幅して完全解読する手法の確立を試み、世界で初めて成功した。これにより、これまで詳細が不明であったシロアリと腸内原生生物、腸内細菌の複雑な3者共生機構を世界で初めて明らかにした。 ...
❏資源利用と環境負荷の計量評価による森林利用技術の適正整備水準の検討(16580118)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】仁多見 俊夫 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教授 (20192255)
【キーワード】森林 / 資源 / 環境 / 技術 / 基盤整備 (他14件)
【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...
【農学】水圏応用科学:生態学環境を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
【農学】水圏応用科学:海洋生態環境を含む研究件
❏燃える氷:メタンハイドレートが作りだす生命フロンティアの開拓(16K12578)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】幸塚 麻里子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (60706365)
【キーワード】メタンハイドレート / ドロマイト / 化石DNA / 海洋堆積物 / メタゲノム (他11件)
【概要】本研究の目的は、燃える氷で知られるメタンハイドレート中で過去の生物が長期保存されているかの検証とメタンハイドレートが周囲に作り出す高塩分環境に適応した微生物群集の解明である。 最初に申請者らは、顕微鏡観察とメタゲノム解析によって、メタンハイドレートには微細粒子状の鉱物が封じ込められており、外側から遮断された鉱物内には微生物群集が存在していることが明らかにした。さらにメタンハイドレート周辺の海洋堆積...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【農学】水圏応用科学:保全環境を含む研究件
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏地球環境保全に及ぼすアジア地域の産業活性化に関する調査研究(11691146)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】持丸 義弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90092577)
【キーワード】地球 / 環境 / 保全 / アジア / 産業 (他6件)
【概要】アジア諸地域で環境関連の現況調査研究を実施したほか,種々の資料収集を行い,調査研究の取りまとめを行った. マレーシアにおいては環境統計データの収集及び環境状況の視察を行った.過去の森林火災の影響についても明確にした. タイにおいて大気環境についてはPollution Control Departmentの年次報告集などを収集し,現況を明確にした. 韓国では汚染物質排出源の一つとなりうる製鉄所,発電...
【農学】水圏応用科学:マレーシア環境を含む研究件
❏東南アジアにおける人口流動と資源利用の変容が環境に与える影響に関する研究(26360021)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須田 一弘 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00222068)
【キーワード】生業戦略 / マレーシア / インドネシア / 資源利用 / 環境 (他9件)
【概要】マレーシアトレンガヌ州ゴンバライ村で、また、インドネシア西ジャワ州スメダン県ランチャカロン郡のナガラワンギ集落とチパリア集落でそれぞれ調査を行った。インドネシアでは、農業を主たる生業とする世帯で、換金作物であるサツマイモと、主食である米の栽培について、選好に差異があることがわかった。これには、耕地の水はけ等の微小環境、所有する耕地面積、サツマイモの価格の変動など、多様な要因が影響している。マレーシ...
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
【農学】水圏応用科学:微生物環境を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏培養不能微生物のゲノム解析(18687002)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 裕一 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 協力研究員 (90392117)
【キーワード】難培養 / 微生物 / 細菌 / 共生 / ゲノム (他12件)
【概要】地球上の99%以上の微生物種は培養法が不明であり、その生理・生態はほとんど未知である。本研究では、シロアリ腸内に共生する培養不能細菌の1種の少数細胞から、DNA合成酵素を使用することで全遺伝子情報を1千万倍に増幅して完全解読する手法の確立を試み、世界で初めて成功した。これにより、これまで詳細が不明であったシロアリと腸内原生生物、腸内細菌の複雑な3者共生機構を世界で初めて明らかにした。 ...
【農学】水圏応用科学:成長環境を含む研究件
❏資源利用と環境負荷の計量評価による森林利用技術の適正整備水準の検討(16580118)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】仁多見 俊夫 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教授 (20192255)
【キーワード】森林 / 資源 / 環境 / 技術 / 基盤整備 (他14件)
【概要】林道や作業道などの整備および作業による森林の撹乱を、木質資源の成長と環境の恒常性維持の観点から検討した。立木伐採を伴う資源収穫においては、立木の伐採強度が林内植物体量を減少し、CO2の固定能をそれに比例して減少させるが、その後の植物体の成長、葉量の増加によって、3年程で復旧すると推定された。試験地にグリッド状に配置したセンサーによって、林内環境の変化を追跡した。間伐施業前から2箇所の林分の気温の変...
❏新しいマクロ経済学の政策的可能性(11630011)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】二神 孝一 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30199400)
【キーワード】Growth / Patent / Government Bonds / Taxation / Capital Accumulation (他21件)
【概要】平成11年度から平成13年度の3年にわたる研究期間において、合計23回のマクロ経済学研究会を開催し、国内外のマクロ経済学研究の最先端で研究する研究者の報告を通じて新しいマクロ経済学の成果を吸収することができた。 財政金融政策の面においては次のような政策的な合意を得た。財政政策を景気対策として使用することは資源配分上大きな問題を持っており、金融政策を主として景気対策に当てるべきであるというものである...
【農学】水圏応用科学:サンゴ礁環境を含む研究件
❏浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイム-(16H06309)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】海洋探査 / 地形 / サンゴ礁 / 可視化 / 環境
【概要】沿岸浅海域は、その重要性にもかかわらず科学的知見が少ない。本研究では最先端技術を用いて沿岸浅海域の高解像度地形図を作成し、未知の海域を可視化する。その上で自然科学から人文・社会科学に至る学際研究を進めることを目的とした。本研究では、いくつかの測量手法を組み合わせ、浅海から沿岸を網羅する海陸シームレス地形図の作成に成功した。また、マルチビームとフォトグラメトリー技術を組み合わせて、センチメートル単位...
❏マルチビーム測深技術を用いた浅海底地形学の開拓と防災・環境科学への応用(25242026)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菅 浩伸 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20294390)
【キーワード】地形 / サンゴ礁 / マルチビーム測深 / 浅海底マッピング / ボーリングコア (他11件)
【概要】本研究では,最先端のマルチビーム測深を用いて作成する精密海底地形図を基に,これまでの知見がきわめて少なかった浅海底の地形とその形成について議論を行い,従来の地形学にない「浅海底地形学」を開拓するための端緒となる研究を行った。石垣島における沈水カルスト地形の発見と地形学研究がその例である。また,さらに,作成した精密海底地形図を基に,自然科学から社会・文化科学の領域にわたる学際研究を展開した。その一つ...
❏潮汐性産卵の時刻合わせに関与する魚類の脳内分子ネットワークの解明(23248033)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 明洋 琉球大学, 理学部, 教授 (40222103)
【キーワード】サンゴ礁 / 潮汐 / ベラ / 遺伝子 / 環境 (他6件)
【概要】潮汐は12.4時間周期で繰り返される浅海域における環境変動で、多くの魚は潮汐に合わせた産卵周期を示す。本研究では、サンゴ礁に生息するミツボシキュウセンが潮汐をどのように感じ取って、潮汐に合わせた時刻合わせを行っているのかについて明らかにすることを目的とした。トラフグのマイクロアレイを用いて推定した潮汐関連遺伝子のうち、ミツボシキュウセンの脳内に相同遺伝子(VIP/PHI and Cnpなど)が発現...
【医歯薬学】境界医学:人権環境を含む研究件
❏フランスおよび欧州連合の会社法制および資本市場法制の展開(21K01258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鳥山 恭一 早稲田大学, 法学学術院(法務研究科・法務教育研究センター), 教授 (80164078)
【キーワード】フランス / 会社法 / 人権 / 環境 / 警戒義務 (他8件)
【概要】2021年度は、フランス会社法に関して、まず、企業とくに国際的に業務を行なう企業の環境および人権に配慮すべき義務を明文により法定した「親会社および発注企業が負う警戒義務ー親会社および発注企業の警戒義務に関する 2017年3月27日の法律第2017-399号」についての研究成果を公表した。 また、covid-19の感染拡大を抑制する規制がとられるなかで企業活動の継続を可能にするために定められた2つの...
❏立法理学と世界正義論の統合によるグローバル立法理学の基盤構築(15H03288)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井上 達夫 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (30114383)
【キーワード】法哲学 / 立法学 / 立法理学 / 安全保障 / 民主政 (他16件)
【概要】本研究の目的は、立法理学と世界正義論とを理論的資源としてこれらを発展・統合させることにより、「グローバル立法理学」の哲学的基盤を構築することである。本研究はまず、これまでの立法理学がほとんど国内立法にのみ注目してきたため、国内立法とグローバルな秩序形成とが互いに影響を与え合っていることから生じる諸問題を適切に取り扱うことができていなかったことを明らかにした。そこで本研究は、国内立法と国際的法形成と...
❏国際法諸分野における「責任」の諸態様とそれらの相互関係(22330016)
【研究テーマ】国際法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】小寺 彰 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80107490)
【キーワード】責任 / 国家責任 / 賠償請求 / 救済 / 戦争 (他19件)
【概要】本プロジェクトは、現代国際法学において流布し国家責任条文草案でも前提とされている、あらゆる義務違反は責任を生じさせるという「一般法としての国家責任法」を観念し得るのかという問題に、歴史的・分野横断的観点から迫ってきた。本年度は、プロジェクトの集大成として、国家責任法の歴史、実定法としての国家責任法の評価に関わる報告及び総括を行う研究会を行った。 第一に、「第一次大戦以前の国際法・国際法学における『...
【医歯薬学】内科系臨床医学:NEO-PI-R環境を含む研究件
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
❏パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会遺伝学的研究(09671005)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (70138098)
【キーワード】行動遺伝学 / 遺伝 / NEO-PI-R / 環境 / 養育態度 (他16件)
【概要】15〜27歳までの双生児262組を対象に「パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会的、遺伝的研究」の研究を行った。 気質の4次元(新奇性追求、損害回避、報酬依存、固執)は、いずれも遺伝由来であり、とくに新奇性追求、損害回避、報酬依存は遺伝的に独立であることが明らかになった。また、新奇性追求と損害回避に見られる表現型相関は環境によって引き起こされたものであり、一方...
【医歯薬学】内科系臨床医学:TCI環境を含む研究件
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
❏パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会遺伝学的研究(09671005)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (70138098)
【キーワード】行動遺伝学 / 遺伝 / NEO-PI-R / 環境 / 養育態度 (他16件)
【概要】15〜27歳までの双生児262組を対象に「パーソナリティ形成における遺伝的影響と養育環境との相互作用に関する心理、社会的、遺伝的研究」の研究を行った。 気質の4次元(新奇性追求、損害回避、報酬依存、固執)は、いずれも遺伝由来であり、とくに新奇性追求、損害回避、報酬依存は遺伝的に独立であることが明らかになった。また、新奇性追求と損害回避に見られる表現型相関は環境によって引き起こされたものであり、一方...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動環境を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏昆虫をモデルとした適応戦略の分子メカニズムに関する企画調査(18638001)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】片岡 宏誌 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (60202008)
【キーワード】昆虫 / 環境 / 適応 / 内分泌 / 形態形成 (他8件)
【概要】陸上において圧倒的多数の種と個体数をしめる昆虫の特質は、多様で適応的な生存戦略をそのライフサイクルに組み入れたことにある。環境変化の激しい陸上に生息する昆虫は、環境情報に対する適応戦略として、脱皮・変態・休眠などの形式を自在に変更し、大きな成功を収めた。特定領域研究(新学術領域研究)の研究領域として発展させるためには、外部情報が内分泌システムによって遺伝情報に変換される機構を現象横断的に解明し、昆...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動遺伝学環境を含む研究件
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
【医歯薬学】外科系臨床医学:めだか環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏メダカの温度順化反応における遺伝子発現の調節機構(18657028)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】東中川 徹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (70131935)
【キーワード】メダカ / 温度順化 / 環境 / 筋肉 / 遺伝子発現
【概要】温帯では四季、昼夜で気温が大きく変化するため、そこに住んでいる動物は広い温度域に対応して生きている。そのため、動物が低温や高温に順化する過程では遺伝子の発現状態が変化していると考えられる。しかし、この温度順化現象の分子機構の研究はきわめて少ない。温帯の水生動物であるニホンメダカが生存できるのは5℃〜35℃であり、低温順化の過程での遺伝子発現の変化を解明する実験材料として適している。 今回、メダカを...
【医歯薬学】外科系臨床医学:聴覚環境を含む研究件
❏Leveraging Tokyo 2020: can the Olympic and Paralympic Games increase intentions for physical activity in middle and later life?(18K17900)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】ANNEAR Michael 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授(任期付) (50814076)
【キーワード】Olympic / Physical Activity / Legacy / Older adult / Middle-aged adult (他20件)
【概要】Two research articles in press. Two international conference presentations completed in 2018-2019. One international conference to present during September 2020. Three academic manuscripts currently u...
❏聴覚システムの適応進化:比較omics解析による責任遺伝子の探索と解析(26430181)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
【キーワード】聴覚 / 進化 / 多様性 / 適応 / 環境 (他7件)
【概要】聴覚は、動物が外部環境を音として認識する感覚であり、コミュニケーションや外敵の察知などに機能する。特に哺乳動物は非常に高次で多様な聴覚機能を有することが知られており、その進化・適応メカニズムの解明は動物全体の進化・多様性を理解する上で不可欠な知見である。一方で、聴覚を担う機械受容システムは特定の責任遺伝子が明確でなく、システム自体の複雑さのために視覚などの 他の感覚器と比較して進化や多様性の研究は...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダー環境を含む研究件
❏ロシア・中東欧のエコクリティシズム:スラヴ文学と環境問題の諸相(21H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小椋 彩 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 助教 (10438997)
【キーワード】環境批評 / エコクリティシズム / スラヴ語圏 / ジェンダー / 労働 (他9件)
【概要】
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
【医歯薬学】社会医学:アフリカ環境を含む研究件
❏「循環」を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー(19KK0015)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
【キーワード】グローバルヒストリ― / 循環 / マテリアリティ / 環境史 / 文化 (他15件)
【概要】イギリスのウォーリック大学のグローバルヒストリ―・カルチャー・センターに所属する研究者と日本の研究者との間のグローバルヒストリ―を推進する本研究は、本年度も引き続き、オンラインミーティングを中心とした交流を行った。 史料討論班A(17~19世紀を対象)は、グローバルヒストリ―における区分や分類を再検討する課題を具現化した第一回全体会議を2021年5月24日に行った。11名の参加者による発表に対し、...
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
【医歯薬学】社会医学:脂肪細胞環境を含む研究件
❏栄養-代謝-エピゲノム軸による細胞機能調節の仕組みを解明(20K21747)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
【キーワード】環境 / エピゲノム / 栄養 / 代謝シグナル / 脂肪細胞
【概要】成熟脂肪細胞は高グルコース下で分化すると大量のグルコースを解糖系で代謝する能力を獲得する。この分子メカニズムとしてTCA回路の代謝物 αケトグルタル酸(αKG)を介して、解糖系遺伝子の発現が脱メチル化により制御されることを見出した。また、αKGを補酵素とするH3K9me2の脱メチル化酵素の系統的RNA干渉法によるノックダウン実験から、グルコース濃度変化によって解糖系遺伝子群の転写を制御するヒストン...
❏生活習慣病発症における環境と栄養を感知するエピゲノム制御機構の解明(16H02658)
【研究テーマ】代謝学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
【キーワード】エピゲノム / 脂肪細胞 / 生活習慣病 / 環境 / メタボリックシンドローム
【概要】研究目的:エピゲノムは塩基配列を変えず、DNAやヒストンの化学修飾により遺伝子発現を変える環境への適応機構であり、生活習慣病発症に深く関与する。しかし、多様な外的環境の変化に対応して、どのように特異的にエピゲノムが変化するのか、その一連のメカニズム解明は不十分である。申請者は、環境変化に対するエピゲノム修飾酵素の翻訳後修飾とこれによって規定されるタンパク質複合体形成がクロマチン構造変化の初期応答 ...
【医歯薬学】社会医学:認知能力環境を含む研究件
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
【医歯薬学】社会医学:南アジア環境を含む研究件
❏小児における無機ひ素毒性のセレンによる修飾:テロメア長を用いた検討(16H05254)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡辺 知保 国立研究開発法人国立環境研究所, その他部局等, 理事長 (70220902)
【キーワード】ひ素 / カドミウム / セレニウム / テロメア / テロメア長 (他19件)
【概要】東南アジア・東アジア地域では,地下水のひ素による汚染が報告されており,地域によっては深刻な健康被害が生じている.本研究では,周産期のひ素への曝露がテロメア長に与える影響について検討した.ミャンマでひ素汚染が報告された地域に居住する母子400組の参加を得て,母親の尿中ひ素,カドミウム,鉛のレベルを測定するとともに,臍帯血からDNAを抽出し,テロメアの相対的な長さ(TL)を測定した結果,ひ素とカドミウ...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
【医歯薬学】社会医学:経済政策環境を含む研究件
❏資産保有から得られる効用を考慮した環境質の動学的経済評価(25285071)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】肥田野 登 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (90111658)
【キーワード】過大評価定理 / 一致定理 / ヘドニック分析 / 2地域モデル / マクロ経済動学 (他37件)
【概要】環境質をはじめとする公共財の的確な経済評価は世界的な気候変動への対策など我が国に抱える喫緊の課題 に対して不可欠である。その為の最も有効な分析手法の一つがヘドニック分析である。我が国のような成熟社会では資産の保有行動が極めて重要にも関わらず、これまでの分析では経済の動学的側面は無視されてきた。本研究では資産保有から得られる効用をふくむ理論を構築し 、不況下でも地価バブルがおこる可能性があることを理...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
【医歯薬学】社会医学:双生児環境を含む研究件
❏双生児法を用いた統合失調症脳病態に対する遺伝・環境要因の解明(21249064)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】笠井 清登 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80322056)
【キーワード】精神生理学 / 双生児 / 統合失調症 / 遺伝 / 環境 (他6件)
【概要】健常双生児や統合失調症患者を対象とした神経画像・ゲノムサンプルの収集を行い、これらの被験者に対し、マルチモダリティ神経画像を計測し、神経伝達物質関連遺伝子の中間表現型を同定した。具体的には、統合失調症におけるグルタミン酸神経伝達系の異常を反映するmismatch negativity(MMN)をMEGにて計測したところ、一卵性双生児の一致率が二卵性双生児の一致率より大きく、有意な遺伝性を有する傾向...
❏双生児法による高次精神機能の行動遺伝学的研究(13309014)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】行動遺伝学 / 双生児法 / 認知能力 / パーソナリティ / 親子関係 (他17件)
【概要】研究実施・運営上の主な実績は以下の通りである。 (1)双生児レジストリの拡大:神奈川県、千葉県を中心に住民基本台帳から地域の双生児の悉皆的住所調査を行って住所リスト(レジストリ)を拡大し9000組のデータを得た。これにより、東京都その隣接県の主要地域をカバーする規模の大きな双生児研究を実施する基盤が整備されたと言える。 (2)双生児サンプルの拡大と維持:上記のレジストリに基づいて調査への参加を呼び...
❏摂食障害患者のパーソナリティーの特徴:遺伝と環境の相互作用(12670956)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児 / 食行動 / やせ願望 / 遺伝 / 環境 (他22件)
【概要】<問題と目的> 本研究は、摂食障害の発症および維持において主要な役割を果たすと考えられるパーソナリティの特徴を、生物・心理・社会の各側面から統合的な視点をもって解明し、他の精神疾患との関連を明らかにすることを目的としたものである。 <方法> 慶應義塾双生児研究プロジェクトに参加した15歳から31歳までの女性の双生児224組(一卵性双生児170組、二卵性双生児54組;平均年齢...
【医歯薬学】社会医学:衛生環境を含む研究件
❏地域在住高齢者の視覚障害予防:追跡研究による死亡及び介護状態との関連(21390193)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】環境疫学 / 感覚器 / コホート / ADL / 高齢者 (他8件)
【概要】高齢者の視覚障害が将来のADL低下、要介護状態、死亡などの望ましくないアウトカムに与える影響については、とくにcommunity-basedな知見が不足している。65歳以上の地域在住高齢者を対象とする本コホート研究の結果、視覚障害は男女ともに将来のADL依存と関連していた。男女統合解析の結果では、調整済RRとその95%信頼区間は、1. 60(1. 05-2. 44)であった。 ...
❏インジウム新素材におけるインジウム肺発症の実験的研究(19390164)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】田中 昭代 九州大学, 医学研究院, 講師 (10136484)
【キーワード】インジウム / インジウム-スズ酸化物 / 水酸化インジウム / 酸化インジウム / 太陽電池 (他12件)
【概要】種々のインジウム化合物の肺障害について、実験動物を用いた気管内投与による評価を行った。インジウム化合物の中で、肺障害の発現の程度は水酸化インジウムが最も重度であり、次いでインジウム・スズ酸化物(ITO)超微粉、ITOターゲット研削粉、酸化インジウムの順であった。さらにインジウムを含む太陽電池である銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の気管内投与によって肺障害が惹起されることが初めて認められ...
【医歯薬学】社会医学:グローバリゼーション環境を含む研究件
❏非経済的価値の国際的相違・対立と新しい貿易体制の構築に関する研究(18330050)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】阿部 顕三 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00175902)
【キーワード】経済理論 / 国際貿易 / 貿易体制 / 非経済的価値 / 国際寡占理論モデル (他26件)
【概要】本研究では、次の3つの課題について理論的な研究を行なった。(1)グローバリゼーション下における新しい企業行動の分析と政策分析では、企業の異質性や移行経済における公企業の役割が重要であることを示した。(2)非経済的価値の国際的相違とその下での貿易体制の分析では労働や環境に焦点を当て、それらの問題を解決するための貿易規制が必ずしも望ましくないことを示した。(3)新しい貿易体制構築のための交渉およびその...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】社会医学:都市環境を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏「生活場所(ビオトープ)」の美学-自然・環境・美的文化(19202005)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】西村 清和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50108114)
【キーワード】自然 / 芸術 / 美的生活 / 環境 / 日本の芸術 (他8件)
【概要】本研究は従来自然美論、風景論、環境美学、都市美学という評語のもとで考えられてきたさまざまな具体的、個別的諸問題領域を、日常生活の場において企てられたさまざまな美的実践としてとらえなおし、あらたな理論化を目指すものである。具体的には風景、都市景観、森林、公園、庭園、人工地盤、観光、映画ロケ地、遊芸、雨(天候)、清掃アートなど多様な現象をとりあげて分析し、その成果を『日常性の環境美学』(勁草書房、20...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【医歯薬学】社会医学:パーソナリティ環境を含む研究件
❏パーソナリティ特性の多面的な適応過程の研究(20K03345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小塩 真司 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60343654)
【キーワード】パーソナリティ / 発達 / 個人差 / 調査 / メタ分析 (他8件)
【概要】2021年度は,縦断的な調査によって得られたセータセットから,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が生じる前と後との時点において,パーソナリティ特性の年齢に伴う平均値の変化に違いが生じるかどうかを検討した。COVID-19の感染拡大と,それに伴う社会的な状況は日本の人びとにおいても多くの影響をもたらしていると考えられる。分析に用いたのは,2018年と2020年に得られた2つのデー...
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
【医歯薬学】社会医学:行動学環境を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア環境を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏小児における無機ひ素毒性のセレンによる修飾:テロメア長を用いた検討(16H05254)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡辺 知保 国立研究開発法人国立環境研究所, その他部局等, 理事長 (70220902)
【キーワード】ひ素 / カドミウム / セレニウム / テロメア / テロメア長 (他19件)
【概要】東南アジア・東アジア地域では,地下水のひ素による汚染が報告されており,地域によっては深刻な健康被害が生じている.本研究では,周産期のひ素への曝露がテロメア長に与える影響について検討した.ミャンマでひ素汚染が報告された地域に居住する母子400組の参加を得て,母親の尿中ひ素,カドミウム,鉛のレベルを測定するとともに,臍帯血からDNAを抽出し,テロメアの相対的な長さ(TL)を測定した結果,ひ素とカドミウ...
【医歯薬学】社会医学:社会学環境を含む研究件
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】歯学:エビゲノム環境を含む研究件
❏栄養-代謝-エピゲノム軸による細胞機能調節の仕組みを解明(20K21747)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
【キーワード】環境 / エピゲノム / 栄養 / 代謝シグナル / 脂肪細胞
【概要】成熟脂肪細胞は高グルコース下で分化すると大量のグルコースを解糖系で代謝する能力を獲得する。この分子メカニズムとしてTCA回路の代謝物 αケトグルタル酸(αKG)を介して、解糖系遺伝子の発現が脱メチル化により制御されることを見出した。また、αKGを補酵素とするH3K9me2の脱メチル化酵素の系統的RNA干渉法によるノックダウン実験から、グルコース濃度変化によって解糖系遺伝子群の転写を制御するヒストン...
❏生活習慣病発症における環境と栄養を感知するエピゲノム制御機構の解明(16H02658)
【研究テーマ】代謝学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
【キーワード】エピゲノム / 脂肪細胞 / 生活習慣病 / 環境 / メタボリックシンドローム
【概要】研究目的:エピゲノムは塩基配列を変えず、DNAやヒストンの化学修飾により遺伝子発現を変える環境への適応機構であり、生活習慣病発症に深く関与する。しかし、多様な外的環境の変化に対応して、どのように特異的にエピゲノムが変化するのか、その一連のメカニズム解明は不十分である。申請者は、環境変化に対するエピゲノム修飾酵素の翻訳後修飾とこれによって規定されるタンパク質複合体形成がクロマチン構造変化の初期応答 ...
❏武器甲虫をモデルとした表現型可塑性のエピゲノム制御機構の解析(15K14443)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】太田 邦史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90211789)
【キーワード】エピゲノム / 栄養 / 表現型可塑性 / 形態形成 / 発生 (他7件)
【概要】同じゲノムの個体が種々の表現型を示す表現型の可塑性は、生物全体に見られる現象であるが、その機構はわかっていない。本研究では、表現型可塑性が武器形質に見られる昆虫オオツノコクヌストモドキを用いて、発生時の栄養と武器形質を結びつけるエピゲノム分子機構を明らかにした。RNA-seqにより未同定のエピゲノム因子を多数同定し、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)などの遺伝子をノックダウンしたところ、大顎形質...
【医歯薬学】薬学:形態形成環境を含む研究件
❏武器甲虫をモデルとした表現型可塑性のエピゲノム制御機構の解析(15K14443)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】太田 邦史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90211789)
【キーワード】エピゲノム / 栄養 / 表現型可塑性 / 形態形成 / 発生 (他7件)
【概要】同じゲノムの個体が種々の表現型を示す表現型の可塑性は、生物全体に見られる現象であるが、その機構はわかっていない。本研究では、表現型可塑性が武器形質に見られる昆虫オオツノコクヌストモドキを用いて、発生時の栄養と武器形質を結びつけるエピゲノム分子機構を明らかにした。RNA-seqにより未同定のエピゲノム因子を多数同定し、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)などの遺伝子をノックダウンしたところ、大顎形質...
❏昆虫をモデルとした適応戦略の分子メカニズムに関する企画調査(18638001)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】片岡 宏誌 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (60202008)
【キーワード】昆虫 / 環境 / 適応 / 内分泌 / 形態形成 (他8件)
【概要】陸上において圧倒的多数の種と個体数をしめる昆虫の特質は、多様で適応的な生存戦略をそのライフサイクルに組み入れたことにある。環境変化の激しい陸上に生息する昆虫は、環境情報に対する適応戦略として、脱皮・変態・休眠などの形式を自在に変更し、大きな成功を収めた。特定領域研究(新学術領域研究)の研究領域として発展させるためには、外部情報が内分泌システムによって遺伝情報に変換される機構を現象横断的に解明し、昆...
【医歯薬学】薬学:DNA損傷環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏核内構造ダイナミクスを司る染色体相互作用メカニズムの解明(26291067)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40323448)
【キーワード】クロマチン / 核内構造 / クロマチンリモデリング因子 / DNA損傷 / 核構造 (他8件)
【概要】染色体の特異的領域を、lacO/LacI配列を導入して構築したクロマチン可視化ラインを用いて、生きた細胞内で4次元イメージングにより可視化解析ができた。これにより、固定細胞の細胞核を材料にした従来の解析では得られなかった染色体相互作用の動態情報を取得した。染色体相互作用の制御因子としてクロマチンリモデリング因子RAD54を同定し、核内構造の動態制御メカニズムの一端を明らかにした。 ...
【医歯薬学】薬学:動物環境を含む研究件
❏津島佑子の文学における自然・動物の表象についての研究(19K23071)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【研究代表者】山田 克尚 (村上克尚) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80765579)
【キーワード】津島佑子 / エコクリティシズム / 動物論 / 動物 / 環境 (他6件)
【概要】本研究は、津島佑子の文学における自然・動物の表象に注目し、その発展の形態、ならびにそれを促した戦後日本の時代状況との関係について明らかにすることだった。「伏姫」の分析では、津島の自然・動物観の背景に、当時のフェミニズム主流派からは批判された「エコロジカル・フェミニズム」と共鳴するものがあったことを明らかにできた。「真昼へ」の分析では、長男の死を契機に、アイヌ口承文芸の方法の摂取があり、それは統一的...
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】薬学:細胞死環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏発生頑強性を規定する細胞死シグナルの解明(23229002)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三浦 正幸 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50202338)
【キーワード】カスパーゼ / 細胞死 / エピジェネティクス / 神経発生 / 代謝 (他13件)
【概要】ショウジョウバエの神経発生では、細胞死による神経前駆体細胞(SOP)の選択が、SOPが生まれる最初期からおこっていた。SOP数の制御に関してカスパーゼ活性は非アポトーシス機能として関わっているが、カスパーゼ阻害によるSOP数増加の表現型には、ヒストンメチル化酵素eggless/SETDB1が関わっていた。成虫原基組織再生の安定性には、組織傷害に応答した脂肪体でのメチオニン代謝が関わることが明らかに...
【医歯薬学】薬学:再生環境を含む研究件
❏水俣病事件における「再生する力」の社会・宗教・民俗学的研究(23521010)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 修子 熊本学園大学, 商学部, 教授 (60310033)
【キーワード】水俣 / 再生 / 宗教 / 民俗 / 社会 (他14件)
【概要】本研究は、水俣病事件を経験した地域の「再生」の淵源を問いながら、調査地との関係を通して、研究対象/研究者という関係性や、細分化されがちな人文・社会諸科学の再生も目指すものである。焦点を当てたのは、被害者/加害者の枠組みを超えた「普通の」人々の日常生活の論理であったが、成果として、身体化された日常性のアプローチに示唆的な問題系を見出すことができた。さらに、当事者による地域のヴィジョンの創造と実践が「...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【医歯薬学】薬学:幹細胞環境を含む研究件
❏エピジェネティック活性をもつ化学物質の影響把握と新たな環境リスクの予防策(15H01749)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 秀子 (曽根秀子) 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (60280715)
【キーワード】エピジェネティック / 化学物質管理 / 影響評価 / 有害物質 / 幹細胞 (他15件)
【概要】多能性幹細胞ヒトiPS細胞を用いて、DNA及びヒストンメチル化修飾を指標としたエピジェネティック状態を可視的に検出する方法を開発した。135種の化学物質を解析し、エピジェネティック毒性の検出を行った。低線量放射線の照射によるヒトiPS細胞の網膜神経節細胞への分化に対する影響を調べた。疾患原因遺伝子のプロモーター領域でのDNAメチル化変動を特異的DNA配列の解析により詳細に調べた。分化度の違いによる...
❏両生類における血球産生調節の環境応答に関する研究(26440171)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】加藤 尚志 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80350388)
【キーワード】造血 / 血球 / アフリカツメガエル / ネッタイツメガエル / 環境ストレス (他15件)
【概要】脊椎動物のもつ生理調節系の多様性と普遍性の理解を進めるため,両生類アフリカツメガエル及びネッタイツメガエルの環境ストレス(酸素,温度)に応答する造血変動の機序を解析した。まず,ツメガエルの低酸素環境曝露モデル,低温環境曝露モデルを確立した。低酸素曝露モデルでは,肺と肝臓の95%以上の細胞が低酸素化し肺障害を認め,肺で高発現する赤血球造血因子の組織障害修復活性を調べる有用なモデルが確立した。汎血球減...
【医歯薬学】薬学:毒性環境を含む研究件
❏カドミウム体内動態に基づいたカドミウム腎症の発症メカニズムの解明(17590106)
【研究テーマ】環境系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】柴崎 敏昭 共立薬科大学, 薬学部, 教授 (60100921)
【キーワード】環境 / 重金属 / 腎臓 / 毒性
【概要】カドミウム(Cd)の腸管からの吸収には、鉄の輸送担体であるDivalent Metal Transporter 1(DMT1)が関与すると考えられているが、先行研究によりin vivoで、1ppmという低濃度でCdを投与した場合、腸管でのCd吸収にはDMT1以外の輸送系も関与していることが示唆されている。 本研究の結果、腸管Cd吸収にはDMT1以外の輸送担体も関与していることが明らかになった。この...
❏ダイオキシンとポリ塩素化ビフェニル複合曝露による毒性の遺伝子プロファイルの作成(15201014)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】遠山 千春 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10150872)
【キーワード】環境 / ダイオキシン / PCB / 学習機能 / 遺伝子発現 (他12件)
【概要】ダイオキシン類として行政的に規制をされている物質群は、ダイオキシン、ジベンゾフラン、平面構造を有するPCB(いわゆるコプラナーPCB)である。その理由は、これらの化学物質が、ダイオキシン異性体の中でもっとも毒性が強い2,3,7,8-TCDD(以下、TCDDと略す)がアリール炭化水素受容体(AhR)を介して示す毒性と同じ毒性を表わすことが前提となっている。しかし、環境から同時に曝露するこれらの化合物...
【医歯薬学】薬学:赤血球環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏両生類における血球産生調節の環境応答に関する研究(26440171)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】加藤 尚志 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80350388)
【キーワード】造血 / 血球 / アフリカツメガエル / ネッタイツメガエル / 環境ストレス (他15件)
【概要】脊椎動物のもつ生理調節系の多様性と普遍性の理解を進めるため,両生類アフリカツメガエル及びネッタイツメガエルの環境ストレス(酸素,温度)に応答する造血変動の機序を解析した。まず,ツメガエルの低酸素環境曝露モデル,低温環境曝露モデルを確立した。低酸素曝露モデルでは,肺と肝臓の95%以上の細胞が低酸素化し肺障害を認め,肺で高発現する赤血球造血因子の組織障害修復活性を調べる有用なモデルが確立した。汎血球減...
【医歯薬学】看護学:遺伝子多型(SNPs)環境を含む研究件
❏包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化(15H05791)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】森 正樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (70190999)
【キーワード】早期膵癌 / 遺伝子多型 / 環境 / バイオマーカー / 腫瘍遺伝子 (他12件)
【概要】本研究では、全国のハイボリュームセンター(21施設)でネットワークを構築し、極めて発見の難しい早期(ステージI)膵癌症例の臨床検体を収集した上で、膵癌を早期発見するための新規診断法の開発を行った。その結果、末梢血中に存在するマイクロRNAのメチル化率が早期膵癌で上昇していること、および唾液中の2種類の代謝産物の量が早期膵癌で有意に増加していることが示された。また、本邦の膵癌患者で特徴的な遺伝子多型...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
【医歯薬学】看護学:データベース環境を含む研究件
❏東日本大震災と日本社会の再建-地震、津波、原発震災の被害とその克服の道(24243057)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 眞義 福島大学, 行政政策学類, 教授 (60261559)
【キーワード】東日本大震災 / 環境 / 避難 / 復興 / 防災 (他10件)
【概要】本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。 そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。 ...
❏双生児法による青年期・成人期の行動遺伝学的研究(18330140)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】遺伝と環境 / 双生児法 / 進化 / 認知能力 / パーソナリティ (他16件)
【概要】800組の青年・成人期の双生児を対象とした行動遺伝学的研究から、認知能力、パーソナリティなどの遺伝・環境構造の解明を行った。一般知能の遺伝的実在性、社会的適応に及ぼす内的環境適応の過程、パーソナリティの普遍的遺伝構造モデルの提案、自尊心感情の縦断的変化などが成果としてなされた。また双生児データのデータベース化、webによる双生児調査フレームワークの確立もなされた。 ...
❏モンゴルの草原に関する国際学術研究:草原の環境維持、放牧と経済発展の関係(11691170)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】栗林 均 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (30153381)
【キーワード】モンゴル / 草原 / 放牧 / 環境 / 市場経済 (他7件)
【概要】今年度は、研究の2年目で最終年に当たる。前年度に引き続いて、1.モンゴル現地調査、 2.研究者間の交流と意見交換、3、各種データベースの構築、を行った。 1.今年度は、共同研究のメンバーのうち8人が、モンゴル国および中国内蒙古地区への調査旅行を行った。主な調査は、牧地植生調査、地下水理調査、民俗調査、文献資料調査、雪害状況調査、言語調査等である。現地において計測データや文献資料を収集した。 2.研...
【医歯薬学】看護学:介入環境を含む研究件
❏児童の身体活動を推進するための学校内環境要因に着目した効率的な介入戦略の構築(26750326)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 次席研究員(研究院助教) (10548697)
【キーワード】身体活動 / 介入 / 学校 / 環境 / 児童
【概要】本研究では、子どもの身体活動を推進するために、(1)学校において環境要因に着目した身体活動推進を図るための介入プログラムを開発し、(2)開発した介入プログラムの長期的効果及び他の学校への導入により般化可能性、(3)介入の費用対効果について検討した。その結果、本研究で開発したプログラムは長期的な効果のある効率的効果的な介入方策である可能性が示唆された。 ...
❏子どもの身体活動を推進する効果的な支援方法の開発に関する研究(22700680)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (10548697)
【キーワード】健康教育 / 身体活動 / 環境 / 学校 / 子ども (他6件)
【概要】本研究では、子どもの身体活動を推進するために、1)身体活動に影響をおよぼす環境的要因の検討、2)身体活動の推進に関連する環境、社会、心理的要因の検討、3)子どもの身体活動の推進に重要であることが明らかになった環境要因に着目し、身体活動を推進するための介入効果の3点について検証した。その結果、子どもの身体活動を推進するための方策として、子どもを取り巻く環境要因に着目し働きかけを行うことが有効であり、...
【医歯薬学】看護学:現象学環境を含む研究件
❏多角的視座からの「感情」現象の哲学的解明を通じた価値倫理学の新たな基礎づけの試み(25284002)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】古荘 真敬 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20346571)
【キーワード】感情 / 価値 / 道徳 / 倫理 / 肯定 (他22件)
【概要】「感情」現象をあらためて哲学的に吟味することを通して、倫理的価値の発生する根源的な場所を明らかにし、ひいては新たな価値倫理学の基礎づけを試みること、それが本研究の目標であった。われわれは、現象学、中世哲学、心の哲学、分析哲学、現象学的精神病理学、精神分析という、各研究分担者の専門的視座から持ち寄られたたさまざまな「感情」研究の成果を相互に批判的に比較検討することを通じて、人間存在にとっての感情現象...
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏現代の生命観と自然観に対する哲学・倫理学的再検討(12410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20092059)
【キーワード】生命倫理 / 環境倫理 / 環境 / 生命 / 認知科学 (他11件)
【概要】現代における生命観の揺らぎは、自然観の揺らぎとも密接に連動しつつ、様々な深刻な問題を引き起こしている。そういった諸問題のいくつかが、ときに生命倫理あるいは環境倫理という学問分野の課題とも重なり合う。だが、課題の緊急性に対処するに汲々とするあまり、生命倫理・環境倫理として論じられてきた事柄を、ほんとうに哲学者と倫理学者が学としてその作業にコミットできたかが問われているように思われる。すなわち、求めら...
【医歯薬学】看護学:連携環境を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏環境配慮型大学キャンパス・マスタープラン創出における都市政策との連携に関する研究(17560551)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 講師 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 連携 / マスタープラン / 環境 (他8件)
【概要】研究代表者らは、本研究期間において以下の成果を得た。 1.海外の大学キャンパス・マスタープランの収集と特徴の把握 準備調査において収集した海外の大学キャンパス・マスタープランの構成と記述内容および掲載資料の比較分析により特徴と環境配慮に関する方針や取組みの傾向を明らかにした。 2.米国の自治体による都市計画および環境政策に関する資料の収集と分析 バークレー市、メルセド市、デーピス市、シアトル市、デ...
【医歯薬学】看護学:生命倫理学バイオエシックス)環境を含む研究件
❏生命・環境倫理における「尊厳」・「価値」・「権利」に関する思想史的・規範的研究(20320004)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】盛永 審一郎 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(薬学), 教授 (30099767)
【キーワード】倫理学原論・各論 / 生命倫理 / 生命 / 環境 / 尊厳 (他15件)
【概要】1)20世紀に外延的に同値された神学的-哲学的概念としての「尊厳」と政治的概念としての「権利」は内包的に同一ではないということ。また、「価値」は比較考量可能であるのに対し、「尊厳」は比較考量不可であるということ。2)倫理的に中立であるとされたiPS細胞研究も結局は共犯可能性を逃れ得ないこと、学際的学問としてのバイオエシックスは、生命技術を押し進める装置でしかなかったということ。3)20世紀末に登場...
❏安全および予防をめぐる公法理論と政策論(17330005)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】青柳 幸一 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (50150941)
【キーワード】安全・予防 / 犯罪 / 情報 / 先端科学 / 環境 (他16件)
【概要】本共同研究の顕著な成果として、理論に留まらず実践的活動および政策論の実現を挙げることができる。そのようなものとして、まず、安全・安心まちづくりに関する研究・実施を挙げることができる。犯罪から住民を守るための具体的施策として、大人ばかりでなく子どもが参加した「地域安全マップ」の作成を推奨し、日本各地で実践してきた。他の顕著な政策論への結実として、現行の外国人登録制度に代わる新しい外国人台帳制度の提案...
❏現代の生命観と自然観に対する哲学・倫理学的再検討(12410001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】坂井 昭宏 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20092059)
【キーワード】生命倫理 / 環境倫理 / 環境 / 生命 / 認知科学 (他11件)
【概要】現代における生命観の揺らぎは、自然観の揺らぎとも密接に連動しつつ、様々な深刻な問題を引き起こしている。そういった諸問題のいくつかが、ときに生命倫理あるいは環境倫理という学問分野の課題とも重なり合う。だが、課題の緊急性に対処するに汲々とするあまり、生命倫理・環境倫理として論じられてきた事柄を、ほんとうに哲学者と倫理学者が学としてその作業にコミットできたかが問われているように思われる。すなわち、求めら...
【医歯薬学】看護学:生理学環境を含む研究件
❏多様性創出新機構の探索:同一個体内ゲノムの体細胞間変異の定量化(26650141)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 暁子 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (70506237)
【キーワード】植物 / モデル化 / 生理学 / 遺伝子 / 環境
【概要】北海道大学苫小牧研究林の林冠観測用クレーンシステムを利用して樹高約20m,樹齢150年以上のミズナラとカエデを対象に,異なる枝位置から各3反復ずつ葉と花組織の採取を行った.得られたサンプルから全DNAを抽出し,次世代シーケンサーを用いて大規模塩基配列を取得した結果,約1500遺伝子座において総数100,000塩基の配列情報を取得した.塩基置換が生じた配列を探索した結果,同一個体あたり最大2個の突然...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
【医歯薬学】看護学:開発環境を含む研究件
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
❏東南アジアにおける人口流動と資源利用の変容が環境に与える影響に関する研究(26360021)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須田 一弘 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00222068)
【キーワード】生業戦略 / マレーシア / インドネシア / 資源利用 / 環境 (他9件)
【概要】マレーシアトレンガヌ州ゴンバライ村で、また、インドネシア西ジャワ州スメダン県ランチャカロン郡のナガラワンギ集落とチパリア集落でそれぞれ調査を行った。インドネシアでは、農業を主たる生業とする世帯で、換金作物であるサツマイモと、主食である米の栽培について、選好に差異があることがわかった。これには、耕地の水はけ等の微小環境、所有する耕地面積、サツマイモの価格の変動など、多様な要因が影響している。マレーシ...
❏海域東南アジアにおけるグローバル・アクターと周縁社会-開発過程の国家間比較(21510271)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長津 一史 東洋大学, 社会学部, 准教授 (20324676)
【キーワード】海域東南アジア / サマ人 / 開発過程 / グローバル・アクター / 国家間比較 (他12件)
【概要】本研究の目的は、島嶼部東南アジアの三ヵ国、フィリピン、マレーシア、インドネシアの周縁民族としてのサマ(バジャウ)人社会における開発過程のダイナミクスを比較検討することである。サマ人社会における開発は、1960年代から主に国家主導で進められてきたが、1990年代以降、開発がグローバルな関係性のもとで展開するようになると、三ヵ国いずれのサマ人も脱周縁化を明確に志向し、そのための社会運動を組織するように...
【医歯薬学】看護学:ウイルス環境を含む研究件
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】看護学:腸内細菌環境を含む研究件
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
❏培養不能微生物のゲノム解析(18687002)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 裕一 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 協力研究員 (90392117)
【キーワード】難培養 / 微生物 / 細菌 / 共生 / ゲノム (他12件)
【概要】地球上の99%以上の微生物種は培養法が不明であり、その生理・生態はほとんど未知である。本研究では、シロアリ腸内に共生する培養不能細菌の1種の少数細胞から、DNA合成酵素を使用することで全遺伝子情報を1千万倍に増幅して完全解読する手法の確立を試み、世界で初めて成功した。これにより、これまで詳細が不明であったシロアリと腸内原生生物、腸内細菌の複雑な3者共生機構を世界で初めて明らかにした。 ...
【医歯薬学】看護学:エピジェネテイクス環境を含む研究件
❏DNAメチル化障害とその量的形質遺伝子座を用いた健康支援研究のモデル開発(22K18403)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】井原 一成 弘前大学, 医学研究科, 教授 (10266083)
【キーワード】BDNF / エピジェネティック / 全ゲノム解析 / 疫学 / 環境
【概要】
❏エピジェネティック活性をもつ化学物質の影響把握と新たな環境リスクの予防策(15H01749)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 秀子 (曽根秀子) 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (60280715)
【キーワード】エピジェネティック / 化学物質管理 / 影響評価 / 有害物質 / 幹細胞 (他15件)
【概要】多能性幹細胞ヒトiPS細胞を用いて、DNA及びヒストンメチル化修飾を指標としたエピジェネティック状態を可視的に検出する方法を開発した。135種の化学物質を解析し、エピジェネティック毒性の検出を行った。低線量放射線の照射によるヒトiPS細胞の網膜神経節細胞への分化に対する影響を調べた。疾患原因遺伝子のプロモーター領域でのDNAメチル化変動を特異的DNA配列の解析により詳細に調べた。分化度の違いによる...
❏発生頑強性を規定する細胞死シグナルの解明(23229002)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三浦 正幸 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50202338)
【キーワード】カスパーゼ / 細胞死 / エピジェネティクス / 神経発生 / 代謝 (他13件)
【概要】ショウジョウバエの神経発生では、細胞死による神経前駆体細胞(SOP)の選択が、SOPが生まれる最初期からおこっていた。SOP数の制御に関してカスパーゼ活性は非アポトーシス機能として関わっているが、カスパーゼ阻害によるSOP数増加の表現型には、ヒストンメチル化酵素eggless/SETDB1が関わっていた。成虫原基組織再生の安定性には、組織傷害に応答した脂肪体でのメチオニン代謝が関わることが明らかに...
【医歯薬学】看護学:感染症環境を含む研究件
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
❏精神分裂病におけるHLAおよび神経発達障害に関連する遺伝・環境要因の解析(12670926)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】佐々木 司 東京大学, 保健管理センター, 助教授 (50235256)
【キーワード】精神分裂病 / 神経発達障害 / 遺伝 / HLA / 出生季節性 (他10件)
【概要】分裂病の少なくとも一部で感染・免疫機能が発病と関連していることは、慢性関節リューマチとの負の関連、患者の免疫機能変化、分裂病患者における出生季節の偏りから強く示唆されている。この機序を少しでも具体化することとさらに詳しい証拠を得ることが、本研究の目的である。具体的には、分裂病患者におけるHLAならびに近傍領域の発達関連遺伝子のタイピングを行い、さらに分裂病にとって重要な胎生期・周産期の環境的要因と...
【医歯薬学】看護学:タイ環境を含む研究件
❏熱帯泥炭湿地域の荒廃地の環境造林技術の開発と炭素吸収量評価(18405040)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (80211895)
【キーワード】泥炭土壌 / 湛水 / バイオマス / 細根分解速度 / Melaleuca cajuputi (他18件)
【概要】タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)...
❏アジア開発途上国における情報産業を主軸とした地域開発政策に関する実証的研究(13750504)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】瀬田 史彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (50302790)
【キーワード】広域計画 / 大都市圏 / 成長管理 / 環境 / 情報産業 (他10件)
【概要】本研究では、高度情報化、経済のグローバル化と国際分業構造に応じた適切かつ柔軟な国土・都市構造を提案できる枠組みづくりに貢献することを狙いとしている。東南アジア各国における都市(圏)構造と大都市圏計画のあり方を論じ、最終的には大都市一極集中を抑え地方への分散とバランスのよい国土構造を形成するため、高度情報化を交えたどのような地域開発計画を立案するか、分析するのが目的となっている。 当該研究の期間内ま...
【医歯薬学】看護学:遺伝子環境を含む研究件
❏多様性創出新機構の探索:同一個体内ゲノムの体細胞間変異の定量化(26650141)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 暁子 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (70506237)
【キーワード】植物 / モデル化 / 生理学 / 遺伝子 / 環境
【概要】北海道大学苫小牧研究林の林冠観測用クレーンシステムを利用して樹高約20m,樹齢150年以上のミズナラとカエデを対象に,異なる枝位置から各3反復ずつ葉と花組織の採取を行った.得られたサンプルから全DNAを抽出し,次世代シーケンサーを用いて大規模塩基配列を取得した結果,約1500遺伝子座において総数100,000塩基の配列情報を取得した.塩基置換が生じた配列を探索した結果,同一個体あたり最大2個の突然...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏In vivo, in situ突然変異検出系を用いた環境および放射線リスク評価(25220102)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】野田 朝男 公益財団法人放射線影響研究所, 分子生物科学部, 副部長 (40294227)
【キーワード】放射線誘発突然変異 / ノックインマウス / トランスジェニックメダカ / 体細胞突然変異 / 生殖細胞突然変異 (他16件)
【概要】個体内で起こる体細胞や生殖細胞の突然変異を、生体内の組織構築の「場」を壊すことなく検出する事をモデル動物にて実現した。これにより、放射線や環境変異原の暴露により生じる細胞の突然変異リスクについて、被ばく後の時間と組織内の三次元的情報を加えて計測することが可能となった。本システムは、組織をすりつぶしてDNAを抽出するといった従来法に対しては革命的である。我々の方法は、体内で起こる細胞の突然変異を生き...
【医歯薬学】看護学:ゲノム環境を含む研究件
❏燃える氷:メタンハイドレートが作りだす生命フロンティアの開拓(16K12578)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】幸塚 麻里子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (60706365)
【キーワード】メタンハイドレート / ドロマイト / 化石DNA / 海洋堆積物 / メタゲノム (他11件)
【概要】本研究の目的は、燃える氷で知られるメタンハイドレート中で過去の生物が長期保存されているかの検証とメタンハイドレートが周囲に作り出す高塩分環境に適応した微生物群集の解明である。 最初に申請者らは、顕微鏡観察とメタゲノム解析によって、メタンハイドレートには微細粒子状の鉱物が封じ込められており、外側から遮断された鉱物内には微生物群集が存在していることが明らかにした。さらにメタンハイドレート周辺の海洋堆積...
❏聴覚システムの適応進化:比較omics解析による責任遺伝子の探索と解析(26430181)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
【キーワード】聴覚 / 進化 / 多様性 / 適応 / 環境 (他7件)
【概要】聴覚は、動物が外部環境を音として認識する感覚であり、コミュニケーションや外敵の察知などに機能する。特に哺乳動物は非常に高次で多様な聴覚機能を有することが知られており、その進化・適応メカニズムの解明は動物全体の進化・多様性を理解する上で不可欠な知見である。一方で、聴覚を担う機械受容システムは特定の責任遺伝子が明確でなく、システム自体の複雑さのために視覚などの 他の感覚器と比較して進化や多様性の研究は...
❏環境汚染物質の胎児期曝露による生後発癌リスクとそのエピジェネティク分子機構(20380168)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大迫 誠一郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00274837)
【キーワード】有害化学物質 / ゲノム / 発生・分化 / 環境 / 薬剤反応性 (他6件)
【概要】胎生期の環境因子が子どもやさらには成人してからの健康に与える影響が懸念されている。胎生期にダイオキシンに曝露され生まれた実験動物では、ベンツピレンなどの変異原物質による成熟後の化学発癌感受性が高まる。本研究ではマウスを用いて、変異原物質の代謝活性化を司る酵素CYP1A1遺伝子におけるDNAメチル化などのエピジェネティックメモリーが、周産期のダイオキシン曝露で変化すること、およびその分子機構の一部を...
【医歯薬学】看護学:バイオマーカー環境を含む研究件
❏Intramolecular isotope analysis of lipids as a novel biological and environmental proxy(18H01326)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】ジルベルト アレキシー 東京工業大学, 理学院, 助教 (20726955)
【キーワード】Lipids / Isotope / Biomarker / lipids / 13C isotope (他15件)
【概要】代謝は複雑なシステムであり、炭素同位体(13Cと12C)、またはそれらの比率は、生物のフラックスと生理学的状態を記録することができます。 したがって、有機分子の安定同位体組成は、多くの分野で重要です。 特に脂質は、堆積性有機物として非常に長期間保存されるため、興味深いターゲットとなります。 このプロジェクトでは、植物の脂肪酸の各位置の13C/12C同位体組成を測定することができました。 したがって...
❏包括的統合的アプローチによる日本人早期膵癌の高精度診断の具現化(15H05791)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】森 正樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (70190999)
【キーワード】早期膵癌 / 遺伝子多型 / 環境 / バイオマーカー / 腫瘍遺伝子 (他12件)
【概要】本研究では、全国のハイボリュームセンター(21施設)でネットワークを構築し、極めて発見の難しい早期(ステージI)膵癌症例の臨床検体を収集した上で、膵癌を早期発見するための新規診断法の開発を行った。その結果、末梢血中に存在するマイクロRNAのメチル化率が早期膵癌で上昇していること、および唾液中の2種類の代謝産物の量が早期膵癌で有意に増加していることが示された。また、本邦の膵癌患者で特徴的な遺伝子多型...
❏原始地球の遊離酸素とバイオマーカーに関する国際共同研究(14253007)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】根建 心具 鹿児島大学, 理学部, 教授 (10107849)
【キーワード】太古代 / 微生物 / 地球環境 / 古地磁気 / ピルバラ (他14件)
【概要】本研究の目的は,太古代の生物種の時空分布を知り、生命を取り巻く地球化学的環境を調べ、これらの共進化を規制した地球物理学的要因を明かにすることである。本年度はオーストラリア、ピルバラ地域において昨年度目的を達することができなかったTumbiana Formation(2.76Ga)中のストロマイト堆積層を再度掘削した。アメリカNASA生物学研究所、オーストラリアの研究者に加えて、本年度はアメリカの研...
【医歯薬学】看護学:乳幼児環境を含む研究件
❏社会的養護における養育環境測定法EQ(略号暫定)の開発とその妥当性の検討(21H00794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 豊 早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (30231773)
【キーワード】社会的養護 / 環境 / 質問紙 / 被虐待・ネグレクト乳幼児 / 測定法 (他12件)
【概要】本研究では、社会的養護を受けている前学齢期の子どもの環境評価について, 施設と里親とで共通して用いることのできる質問紙-社会的養護環境質問紙(Environment Questioner for Institutional and Foster cares : 略してEQ)を開発する。本研究の目的は、同質問紙の開発そのものと、その質問紙を用いて調査することにより,① 施設養育と里親養育の環境を構成...
❏乳児の四肢運動が織りなす音響的な「場」(23700682)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】渡辺 はま 東京大学, 教育学研究科(研究院), 特任准教授 (00512120)
【キーワード】乳児 / 四肢運動 / 学習 / 運動発達 / 自発運動 (他9件)
【概要】乳児期初期の児を対象とし、さまざまな環境(場)における四肢運動を三次元動作解析システムによって計測し、四肢運動に含まれる多様な運動特性の抽出をおこなった。その結果、四肢運動パターンの発達にともなう変化、環境(音楽や玩具)との相互作用における四肢運動の特性が明らかにされた。これらの運動特性は、乳児の運動をもとに外界からの応答をフィードバックする豊かな環境のシステム構築に役立つと考えられる。 ...
【医歯薬学】看護学:細菌環境を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏有価物回収型排水処理技術の基盤となる細菌硫黄飢餓応答機構の解析(19780068)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】羽部 浩 独立行政法人産業技術総合研究所, 環境化学技術研究部門, 研究員 (20313075)
【キーワード】応用微生物 / 細菌 / 環境 / 硫酸飢餓応答 / 有機硫黄化合物代謝 (他8件)
【概要】細菌は通常は最も利用しやすい無機硫酸イオン(SO^<2->_4)を硫黄源とする。しかし「硫酸飢餓」と呼ばれる硫黄欠乏状態に陥ると、その環境に存在する様々な有機化合物を分解して硫黄源とする。我々は、細菌が有する硫黄飢餓応答のメカニズムを上手く制御することで、近年成長著しい電子工業分野において洗浄剤として使用されているジメチルスルホキシドを含有する排水から、メタンスルホン酸を高効率で生産可...
【医歯薬学】看護学:紛争環境を含む研究件
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
❏中世後期の山野紛争データベースの作成による地域社会形成に関する研究(25370798)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小林 一岳 明星大学, 人文学部, 教授 (20298061)
【キーワード】紛争 / 秩序 / 環境 / 地域社会 / 一揆 (他6件)
【概要】本研究は、日本の中世後期における山野紛争のデータベースを作成し、公開することを主な目的とした。刊行されている史料集から山野紛争に関する史料を収集し、地名・紛争当事者・紛争原因・解決方法等についてのデータを抽出し、データベース化を行った。収集した関係史料は200点を超えるが、整理の結果138件のデータを得ることができた。データは、一覧表の形にして報告書において公開した。 同時に適切な地域を選定したフ...
【医歯薬学】看護学:発達環境を含む研究件
❏中区分9:教育学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】新生児
【研究期間】言語
【研究代表者】発達
【キーワード】母体
【概要】自律的システムが,なんらかの好ましい環境との関係をロバストに形成するかたちで,融通無碍に多自由度からなる組織や運動協調パターンを変化させる性質は「柔軟性(flexibility)」と呼ばれ,その理解は,心理学や認知科学はもとより,ロボットや人工知能など複数の研究領域においてブレークスルーを要する極めて重要な研究課題となっている.本研究プロジェクトは,多様な環境に際して,知覚すべき対象や形成すべき環...
❏パーソナリティ特性の多面的な適応過程の研究(20K03345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小塩 真司 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60343654)
【キーワード】パーソナリティ / 発達 / 個人差 / 調査 / メタ分析 (他8件)
【概要】2021年度は,縦断的な調査によって得られたセータセットから,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が生じる前と後との時点において,パーソナリティ特性の年齢に伴う平均値の変化に違いが生じるかどうかを検討した。COVID-19の感染拡大と,それに伴う社会的な状況は日本の人びとにおいても多くの影響をもたらしていると考えられる。分析に用いたのは,2018年と2020年に得られた2つのデー...
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
【医歯薬学】看護学:栄養環境を含む研究件
❏栄養-代謝-エピゲノム軸による細胞機能調節の仕組みを解明(20K21747)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】酒井 寿郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80323020)
【キーワード】環境 / エピゲノム / 栄養 / 代謝シグナル / 脂肪細胞
【概要】成熟脂肪細胞は高グルコース下で分化すると大量のグルコースを解糖系で代謝する能力を獲得する。この分子メカニズムとしてTCA回路の代謝物 αケトグルタル酸(αKG)を介して、解糖系遺伝子の発現が脱メチル化により制御されることを見出した。また、αKGを補酵素とするH3K9me2の脱メチル化酵素の系統的RNA干渉法によるノックダウン実験から、グルコース濃度変化によって解糖系遺伝子群の転写を制御するヒストン...
❏武器甲虫をモデルとした表現型可塑性のエピゲノム制御機構の解析(15K14443)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】太田 邦史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90211789)
【キーワード】エピゲノム / 栄養 / 表現型可塑性 / 形態形成 / 発生 (他7件)
【概要】同じゲノムの個体が種々の表現型を示す表現型の可塑性は、生物全体に見られる現象であるが、その機構はわかっていない。本研究では、表現型可塑性が武器形質に見られる昆虫オオツノコクヌストモドキを用いて、発生時の栄養と武器形質を結びつけるエピゲノム分子機構を明らかにした。RNA-seqにより未同定のエピゲノム因子を多数同定し、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)などの遺伝子をノックダウンしたところ、大顎形質...
【医歯薬学】看護学:高齢化環境を含む研究件
❏ジェンダー、福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究(16203030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
【キーワード】社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 (他11件)
【概要】新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】看護学:国際比較環境を含む研究件
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
❏行動遺伝学の手法を援用したパーソナリティ理論の構築に関する研究II(16330133)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大野 裕 慶應義塾大学, 保健管理センター, 教授 (70138098)
【キーワード】双生児法 / 遺伝 / 環境 / パーソナリティ / 社会的態度 (他15件)
【概要】14歳から36歳にわたる約1000組の双生児サンプルを有する慶應義塾双生児研究プロジェクト(KTP)の一環として、パーソナリティ、社会的態度、性同一性、食行動などに関する行動遺伝学的研究を行い、パーソナリティの構造とその生活への遺伝・環境の諸要因間相互作用過程の解明を行った。パーソナリティについてのめざましい成果は、パーソナリティ構造の標準図式である「ビッグファイヴ」の遺伝構造が文化間で共通である...
【医歯薬学】看護学:ストレス環境を含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏豚安寧フェロモン作用機序の解明:脳内糖代謝、ホルモン動態、行動からのアプローチ(22580355)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】入交 眞巳 北里大学, 獣医学部, 講師 (70453511)
【キーワード】動物福祉 / ストレス / フェロモン / 行動 / ブタ (他14件)
【概要】動物福祉を配慮したブタの飼育法の一つとして、環境からのアプローチとして耕作放棄地での豚の分娩、育成、肥育はストレス軽減、免疫機能の上昇、肉のおいしさの向上が認められた。猫を用いて環境を変えずに安寧フェロモンに暴露した場合の行動と脳内糖代謝の変化をみた。猫の手術後はフェロモンに暴露した方が痛みとストレスの減少が認められる傾向にあったが、脳内糖代謝にはフェロモンによる影響は認められなかった。 ...
❏NICUにおける騒音の周波数変化に対する早産児のストレス反応に関する研究(22659417)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】清水 彩 神戸大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (90552430)
【キーワード】看護学 / 新生児 / 環境 / 音刺激 / ストレス反応 (他11件)
【概要】本研究により、新生児集中治療室や保育器内の音圧と周波数を明らかにした。総録音時間数は約 10時間であった。音圧はアメリカ小児科学会の推奨値よりも高かった。また、音圧がほぼ同じでも、周波波数レベルの範囲は 1kHz未満から約 6kHzと広く、高音圧で低周波の音に対して、児は反応を示していなかった。本研究結果より、周波数による音の評価は、早産児がストレスとなる新生児集中治療室内の騒音を低減する解決策を...
【医歯薬学】看護学:倫理環境を含む研究件
❏多角的視座からの「感情」現象の哲学的解明を通じた価値倫理学の新たな基礎づけの試み(25284002)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】古荘 真敬 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20346571)
【キーワード】感情 / 価値 / 道徳 / 倫理 / 肯定 (他22件)
【概要】「感情」現象をあらためて哲学的に吟味することを通して、倫理的価値の発生する根源的な場所を明らかにし、ひいては新たな価値倫理学の基礎づけを試みること、それが本研究の目標であった。われわれは、現象学、中世哲学、心の哲学、分析哲学、現象学的精神病理学、精神分析という、各研究分担者の専門的視座から持ち寄られたたさまざまな「感情」研究の成果を相互に批判的に比較検討することを通じて、人間存在にとっての感情現象...
❏知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学(24242001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 (他23件)
【概要】本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果...
❏公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究(24530161)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮脇 昇 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)
【キーワード】やらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 (他28件)
【概要】「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現環境を含む研究件
❏植物利用型有用タンパク質生産における環境制御とその効果の機構解明に関する研究(17H03893)
【研究テーマ】農業環境・情報工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 怜 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (20547228)
【キーワード】環境制御 / バイオ医薬品 / 植物工場 / 一過性遺伝子発現 / ベンサミアナタバコ (他18件)
【概要】一過性遺伝子発現法を用いた植物利用型有用タンパク質生産における,遺伝子導入前後の栽培環境条件の影響,および遺伝子導入後の気温が有用タンパク質生産量に及ぼす影響のメカニズムを明らかにすることを目的とした。遺伝子導入後の高PPFDおよび高CO2濃度がヘマグルチニン(HA)生産に必ずしも効果的ではないこと,および遺伝子導入前のPPFDおよび気温制御が遺伝子導入後のHA生産にとって重要であることが明らかと...
❏武器甲虫をモデルとした表現型可塑性のエピゲノム制御機構の解析(15K14443)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】太田 邦史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90211789)
【キーワード】エピゲノム / 栄養 / 表現型可塑性 / 形態形成 / 発生 (他7件)
【概要】同じゲノムの個体が種々の表現型を示す表現型の可塑性は、生物全体に見られる現象であるが、その機構はわかっていない。本研究では、表現型可塑性が武器形質に見られる昆虫オオツノコクヌストモドキを用いて、発生時の栄養と武器形質を結びつけるエピゲノム分子機構を明らかにした。RNA-seqにより未同定のエピゲノム因子を多数同定し、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)などの遺伝子をノックダウンしたところ、大顎形質...
❏メダカの温度順化反応における遺伝子発現の調節機構(18657028)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】東中川 徹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (70131935)
【キーワード】メダカ / 温度順化 / 環境 / 筋肉 / 遺伝子発現
【概要】温帯では四季、昼夜で気温が大きく変化するため、そこに住んでいる動物は広い温度域に対応して生きている。そのため、動物が低温や高温に順化する過程では遺伝子の発現状態が変化していると考えられる。しかし、この温度順化現象の分子機構の研究はきわめて少ない。温帯の水生動物であるニホンメダカが生存できるのは5℃〜35℃であり、低温順化の過程での遺伝子発現の変化を解明する実験材料として適している。 今回、メダカを...
【医歯薬学】看護学:放射線環境を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏エピジェネティック活性をもつ化学物質の影響把握と新たな環境リスクの予防策(15H01749)
【研究テーマ】環境リスク制御・評価
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 秀子 (曽根秀子) 横浜薬科大学, 薬学部, 教授 (60280715)
【キーワード】エピジェネティック / 化学物質管理 / 影響評価 / 有害物質 / 幹細胞 (他15件)
【概要】多能性幹細胞ヒトiPS細胞を用いて、DNA及びヒストンメチル化修飾を指標としたエピジェネティック状態を可視的に検出する方法を開発した。135種の化学物質を解析し、エピジェネティック毒性の検出を行った。低線量放射線の照射によるヒトiPS細胞の網膜神経節細胞への分化に対する影響を調べた。疾患原因遺伝子のプロモーター領域でのDNAメチル化変動を特異的DNA配列の解析により詳細に調べた。分化度の違いによる...
❏In vivo, in situ突然変異検出系を用いた環境および放射線リスク評価(25220102)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】野田 朝男 公益財団法人放射線影響研究所, 分子生物科学部, 副部長 (40294227)
【キーワード】放射線誘発突然変異 / ノックインマウス / トランスジェニックメダカ / 体細胞突然変異 / 生殖細胞突然変異 (他16件)
【概要】個体内で起こる体細胞や生殖細胞の突然変異を、生体内の組織構築の「場」を壊すことなく検出する事をモデル動物にて実現した。これにより、放射線や環境変異原の暴露により生じる細胞の突然変異リスクについて、被ばく後の時間と組織内の三次元的情報を加えて計測することが可能となった。本システムは、組織をすりつぶしてDNAを抽出するといった従来法に対しては革命的である。我々の方法は、体内で起こる細胞の突然変異を生き...
【医歯薬学】看護学:疫学環境を含む研究件
❏DNAメチル化障害とその量的形質遺伝子座を用いた健康支援研究のモデル開発(22K18403)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】井原 一成 弘前大学, 医学研究科, 教授 (10266083)
【キーワード】BDNF / エピジェネティック / 全ゲノム解析 / 疫学 / 環境
【概要】
❏フィリピンでの人獣共通感染症のレゼルボアとしての翼手目の総合的評価(25304043)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】翼手目 / ウイルス / フィリピン / 国際研究者交流 / 感染症 (他10件)
【概要】翼手目(コウモリ類)は生物学的多様性とその分布・移動域の広さ、巨大なコロニー形成などの特徴をもつ特異な生物である。また、エボラウイルスなどの高病原性病原体の自然宿主と疑われており、病原体レゼルボアとして高いリスクをもつ。本研究はフィリピンにおいて翼手目の保有病原体の疫学調査を実施し、翼手目の人獣共通感染症のレゼルボアとしての評価を行うことを目的とした。 ミンダナオ島、ルソン島中央部、ルソン島北西部...
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
【医歯薬学】看護学:価値環境を含む研究件
❏多角的視座からの「感情」現象の哲学的解明を通じた価値倫理学の新たな基礎づけの試み(25284002)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】古荘 真敬 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (20346571)
【キーワード】感情 / 価値 / 道徳 / 倫理 / 肯定 (他22件)
【概要】「感情」現象をあらためて哲学的に吟味することを通して、倫理的価値の発生する根源的な場所を明らかにし、ひいては新たな価値倫理学の基礎づけを試みること、それが本研究の目標であった。われわれは、現象学、中世哲学、心の哲学、分析哲学、現象学的精神病理学、精神分析という、各研究分担者の専門的視座から持ち寄られたたさまざまな「感情」研究の成果を相互に批判的に比較検討することを通じて、人間存在にとっての感情現象...
❏生命・環境倫理における「尊厳」・「価値」・「権利」に関する思想史的・規範的研究(20320004)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】盛永 審一郎 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(薬学), 教授 (30099767)
【キーワード】倫理学原論・各論 / 生命倫理 / 生命 / 環境 / 尊厳 (他15件)
【概要】1)20世紀に外延的に同値された神学的-哲学的概念としての「尊厳」と政治的概念としての「権利」は内包的に同一ではないということ。また、「価値」は比較考量可能であるのに対し、「尊厳」は比較考量不可であるということ。2)倫理的に中立であるとされたiPS細胞研究も結局は共犯可能性を逃れ得ないこと、学際的学問としてのバイオエシックスは、生命技術を押し進める装置でしかなかったということ。3)20世紀末に登場...
【医歯薬学】看護学:社会医学環境を含む研究件
❏家庭内環境を考慮した女性3世代の食習慣と健康状態に関する栄養疫学的横断研究(22240077)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 敏 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70275121)
【キーワード】栄養学 / 社会医学 / 疫学 / 家庭 / 環境
【概要】北海道から九州までほぼ全国にわたる35都道府県の栄養関連学科85施設の参加を得て、その施設の新入生ならびにその母および祖母およそ7000人ずつを対象に、食習慣と健康状態を尋ねる質問票調査を実施した。その結果、学生5132人、母4236人、祖母2441人が本研究に参加し、大規模なデータが構築された。データは調査に参加したすべての共同研究者に配布され、他の教員や学生も使用可能となるよう、幅広く使用でき...
❏食料品店・飲食店に関する全国規模の地理的情報データベースの開発と疫学研究への適用(21700750)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】村上 健太郎 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00466731)
【キーワード】栄養学 / 環境 / 食品 / 社会医学 / 疫学
【概要】食環境データセット(店舗名と住所をもとに開発)と既存の女子学生のデータセット(約300の市区町村に居住する約1000人)を用いて、食環境と栄養素摂取量(24時間畜尿による)との関連を検討した。近隣に駄菓子屋/パン屋が多いひとほど、尿中カリウム排泄量が少なく、尿中ナトリウム・カリウム比が高かった。また、米屋が多いひとほど、カリウム排泄量が少なく、スーパー/食料品店が多いひとほど、カリウム排泄量が多か...
❏地域在住高齢者の視覚障害予防:追跡研究による死亡及び介護状態との関連(21390193)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】環境疫学 / 感覚器 / コホート / ADL / 高齢者 (他8件)
【概要】高齢者の視覚障害が将来のADL低下、要介護状態、死亡などの望ましくないアウトカムに与える影響については、とくにcommunity-basedな知見が不足している。65歳以上の地域在住高齢者を対象とする本コホート研究の結果、視覚障害は男女ともに将来のADL依存と関連していた。男女統合解析の結果では、調整済RRとその95%信頼区間は、1. 60(1. 05-2. 44)であった。 ...
【医歯薬学】看護学:統合失調症環境を含む研究件
❏統合失調症におけるDPYDとIGHMの関与についての検討(15H06167)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】西村 文親 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20758990)
【キーワード】統合失調症 / 一卵性双生児不一致例 / 遺伝 / 環境 / 精神疾患
【概要】統合失調症は社会的機能が低下する精神疾患であり、生物学的な病態解明が急がれる疾患の一つである。申請者は一卵性双生児統合失調症不一致例リンパ芽球様細胞を用いた発現解析から、候補遺伝子としてDPYDとIGHMを見出していた。しかし、その発現の差をもたらしうる原因については不明であり、その原因探索としてコピー数多型解析を一卵性双生児統合失調症不一致例3組を対象として行った。コピー数多型解析では、一卵性双...
❏双生児法を用いた統合失調症脳病態に対する遺伝・環境要因の解明(21249064)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】笠井 清登 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80322056)
【キーワード】精神生理学 / 双生児 / 統合失調症 / 遺伝 / 環境 (他6件)
【概要】健常双生児や統合失調症患者を対象とした神経画像・ゲノムサンプルの収集を行い、これらの被験者に対し、マルチモダリティ神経画像を計測し、神経伝達物質関連遺伝子の中間表現型を同定した。具体的には、統合失調症におけるグルタミン酸神経伝達系の異常を反映するmismatch negativity(MMN)をMEGにて計測したところ、一卵性双生児の一致率が二卵性双生児の一致率より大きく、有意な遺伝性を有する傾向...
【医歯薬学】看護学:高齢者環境を含む研究件
❏Leveraging Tokyo 2020: can the Olympic and Paralympic Games increase intentions for physical activity in middle and later life?(18K17900)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】ANNEAR Michael 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授(任期付) (50814076)
【キーワード】Olympic / Physical Activity / Legacy / Older adult / Middle-aged adult (他20件)
【概要】Two research articles in press. Two international conference presentations completed in 2018-2019. One international conference to present during September 2020. Three academic manuscripts currently u...
❏地域在住高齢者の視覚障害予防:追跡研究による死亡及び介護状態との関連(21390193)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】環境疫学 / 感覚器 / コホート / ADL / 高齢者 (他8件)
【概要】高齢者の視覚障害が将来のADL低下、要介護状態、死亡などの望ましくないアウトカムに与える影響については、とくにcommunity-basedな知見が不足している。65歳以上の地域在住高齢者を対象とする本コホート研究の結果、視覚障害は男女ともに将来のADL依存と関連していた。男女統合解析の結果では、調整済RRとその95%信頼区間は、1. 60(1. 05-2. 44)であった。 ...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【医歯薬学】看護学:文化環境を含む研究件
❏「循環」を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー(19KK0015)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
【キーワード】グローバルヒストリ― / 循環 / マテリアリティ / 環境史 / 文化 (他15件)
【概要】イギリスのウォーリック大学のグローバルヒストリ―・カルチャー・センターに所属する研究者と日本の研究者との間のグローバルヒストリ―を推進する本研究は、本年度も引き続き、オンラインミーティングを中心とした交流を行った。 史料討論班A(17~19世紀を対象)は、グローバルヒストリ―における区分や分類を再検討する課題を具現化した第一回全体会議を2021年5月24日に行った。11名の参加者による発表に対し、...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝環境を含む研究件
❏統合失調症におけるDPYDとIGHMの関与についての検討(15H06167)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】西村 文親 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20758990)
【キーワード】統合失調症 / 一卵性双生児不一致例 / 遺伝 / 環境 / 精神疾患
【概要】統合失調症は社会的機能が低下する精神疾患であり、生物学的な病態解明が急がれる疾患の一つである。申請者は一卵性双生児統合失調症不一致例リンパ芽球様細胞を用いた発現解析から、候補遺伝子としてDPYDとIGHMを見出していた。しかし、その発現の差をもたらしうる原因については不明であり、その原因探索としてコピー数多型解析を一卵性双生児統合失調症不一致例3組を対象として行った。コピー数多型解析では、一卵性双...
❏日本人の身体活動量に関与する環境・遺伝要因とその相互作用に関する網羅的研究(23240089)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
【キーワード】身体活動 / 環境 / 遺伝 / 免疫 / 疫学 (他14件)
【概要】身体活動の個人差は大きい。それには、1)環境、2)遺伝や形質、さらに、3)疲労や感染、の違いが関連すると推測される。本研究では、①高強度身体活動の多寡は、染色体4番と染色体8番を中心に複数のSNPsと関連すること、②ミトコンドリアDNA多型は筋力や瞬発力と関連すること、③自宅近隣の買い物や生活に必要な環境が歩行や身体活動に関連すること、④TLR5を介した腸内免疫と腸内細菌叢の相互作用が身体活動の多...
❏双生児法を用いた統合失調症脳病態に対する遺伝・環境要因の解明(21249064)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】笠井 清登 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80322056)
【キーワード】精神生理学 / 双生児 / 統合失調症 / 遺伝 / 環境 (他6件)
【概要】健常双生児や統合失調症患者を対象とした神経画像・ゲノムサンプルの収集を行い、これらの被験者に対し、マルチモダリティ神経画像を計測し、神経伝達物質関連遺伝子の中間表現型を同定した。具体的には、統合失調症におけるグルタミン酸神経伝達系の異常を反映するmismatch negativity(MMN)をMEGにて計測したところ、一卵性双生児の一致率が二卵性双生児の一致率より大きく、有意な遺伝性を有する傾向...
【医歯薬学】看護学:遺伝学環境を含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏発生頑強性を規定する細胞死シグナルの解明(23229002)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三浦 正幸 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50202338)
【キーワード】カスパーゼ / 細胞死 / エピジェネティクス / 神経発生 / 代謝 (他13件)
【概要】ショウジョウバエの神経発生では、細胞死による神経前駆体細胞(SOP)の選択が、SOPが生まれる最初期からおこっていた。SOP数の制御に関してカスパーゼ活性は非アポトーシス機能として関わっているが、カスパーゼ阻害によるSOP数増加の表現型には、ヒストンメチル化酵素eggless/SETDB1が関わっていた。成虫原基組織再生の安定性には、組織傷害に応答した脂肪体でのメチオニン代謝が関わることが明らかに...
【医歯薬学】看護学:新生児環境を含む研究件
❏母親の録音言語は早産児の言語発達を改善するか?(20H00102)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岩田 欧介 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30465710)
【キーワード】新生児 / 言語 / 発達 / 母体 / 環境 (他9件)
【概要】本研究は,母親の歌や語り掛け・読み聞かせを編集加工・最適化し,生後早期から早産児に聞かせることによって,遠隔期の言語・認知機能が改善するかを,短期脳科学ツールと長期言語認知発達評価から詳細に検討するプロジェクトである.多施設での症例集積を予定していたが,Covid19パンデミックによる制約から,当面研究代表施設である名古屋市立大学病院NICUによる単施設研究として実施し,研究分担者では,得られたデ...
❏NICUにおける騒音の周波数変化に対する早産児のストレス反応に関する研究(22659417)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】清水 彩 神戸大学, 大学院・保健学研究科, 助教 (90552430)
【キーワード】看護学 / 新生児 / 環境 / 音刺激 / ストレス反応 (他11件)
【概要】本研究により、新生児集中治療室や保育器内の音圧と周波数を明らかにした。総録音時間数は約 10時間であった。音圧はアメリカ小児科学会の推奨値よりも高かった。また、音圧がほぼ同じでも、周波波数レベルの範囲は 1kHz未満から約 6kHzと広く、高音圧で低周波の音に対して、児は反応を示していなかった。本研究結果より、周波数による音の評価は、早産児がストレスとなる新生児集中治療室内の騒音を低減する解決策を...
【医歯薬学】看護学:適応環境を含む研究件
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏聴覚システムの適応進化:比較omics解析による責任遺伝子の探索と解析(26430181)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】峯田 克彦 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (40374615)
【キーワード】聴覚 / 進化 / 多様性 / 適応 / 環境 (他7件)
【概要】聴覚は、動物が外部環境を音として認識する感覚であり、コミュニケーションや外敵の察知などに機能する。特に哺乳動物は非常に高次で多様な聴覚機能を有することが知られており、その進化・適応メカニズムの解明は動物全体の進化・多様性を理解する上で不可欠な知見である。一方で、聴覚を担う機械受容システムは特定の責任遺伝子が明確でなく、システム自体の複雑さのために視覚などの 他の感覚器と比較して進化や多様性の研究は...
❏昆虫をモデルとした適応戦略の分子メカニズムに関する企画調査(18638001)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】片岡 宏誌 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (60202008)
【キーワード】昆虫 / 環境 / 適応 / 内分泌 / 形態形成 (他8件)
【概要】陸上において圧倒的多数の種と個体数をしめる昆虫の特質は、多様で適応的な生存戦略をそのライフサイクルに組み入れたことにある。環境変化の激しい陸上に生息する昆虫は、環境情報に対する適応戦略として、脱皮・変態・休眠などの形式を自在に変更し、大きな成功を収めた。特定領域研究(新学術領域研究)の研究領域として発展させるためには、外部情報が内分泌システムによって遺伝情報に変換される機構を現象横断的に解明し、昆...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション環境を含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】看護学:教育環境を含む研究件
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...