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研究分野別サイレントキーワード
「相互作用」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:予測相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク相互作用を含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏情報ネットワークを媒介して共鳴するユーザの集団挙動の理解と対策(26280032)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】會田 雅樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
【キーワード】スペクトルグラフ理論 / ラプラシアン行列 / 有向グラフ / ネット炎上 / フラッシュクラウド (他14件)
【概要】ユーザとネットワークの共鳴現象の特性を理解し,システムの安定運用技術に結びつけることを目的として研究を進め,以下の成果を得た. まず,ユーザ間の相互作用の強さの非対称を考慮し,特定のクラスの有向グラフに対して振動モデルを導入した.その際に,ノード毎の振動エネルギーがノード中心性の概念の拡張を与えることを明らかにした.更に,振動モデルを一般の有向グラフに拡張し,振動エネルギーが発散する現象としてネッ...
❏分子間力により高次構造を制御した液晶性ポリマーアロイの構築(05855146)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 水素結合型液晶 / 水素結合 / 高分子液晶 / ネットワーク (他7件)
【概要】本研究においては、水素結合相互作用を中心とした分子間力により分子を集合させ構造制御を行なうことにより、以下に示すような成果を得た。 1.液晶性ポリマーネットワークの構築 側鎖にスペーサーを介して安息香酸ユニットを有するポリアクリレートと、4,4'-ビピリジンや1,2-ビスピリジルエチレンなどの二官能性水素結合性分子から、カルボキシル基とピリジル基が等モルとなるようコンプレックスを作製した。...
【環境学】環境解析学:気候システム相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏日独共同観測による「北極の湿潤化」の追究(18KK0292)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2021-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 雲 / 海氷 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 雲システム (他11件)
【概要】本研究課題におけるドイツのアルフレッドウェーゲーナー極地海洋研究所(以下:AWI)との共同観測・共同研究の主要な成果は、以下の4つが挙げられる。(1)大気領域モデルにおける雲・放射過程を日本の研究船で観測した事例で検証(ドイツを含む4カ国からなる7つのモデルが参加)、(2)ニーオルスンで実施したCPSゾンデ観測データの補正方法の提唱とドイツが実施した雲観測データとの比較、(3)ロシア・ケープバラノ...
【環境学】環境解析学:海氷相互作用を含む研究件
❏日独共同観測による「北極の湿潤化」の追究(18KK0292)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2021-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 雲 / 海氷 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 雲システム (他11件)
【概要】本研究課題におけるドイツのアルフレッドウェーゲーナー極地海洋研究所(以下:AWI)との共同観測・共同研究の主要な成果は、以下の4つが挙げられる。(1)大気領域モデルにおける雲・放射過程を日本の研究船で観測した事例で検証(ドイツを含む4カ国からなる7つのモデルが参加)、(2)ニーオルスンで実施したCPSゾンデ観測データの補正方法の提唱とドイツが実施した雲観測データとの比較、(3)ロシア・ケープバラノ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【環境学】環境解析学:雲降水相互作用を含む研究件
❏日独共同観測による「北極の湿潤化」の追究(18KK0292)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2021-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 雲 / 海氷 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 雲システム (他11件)
【概要】本研究課題におけるドイツのアルフレッドウェーゲーナー極地海洋研究所(以下:AWI)との共同観測・共同研究の主要な成果は、以下の4つが挙げられる。(1)大気領域モデルにおける雲・放射過程を日本の研究船で観測した事例で検証(ドイツを含む4カ国からなる7つのモデルが参加)、(2)ニーオルスンで実施したCPSゾンデ観測データの補正方法の提唱とドイツが実施した雲観測データとの比較、(3)ロシア・ケープバラノ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【環境学】環境解析学:北極海相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏日独共同観測による「北極の湿潤化」の追究(18KK0292)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2021-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 雲 / 海氷 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 雲システム (他11件)
【概要】本研究課題におけるドイツのアルフレッドウェーゲーナー極地海洋研究所(以下:AWI)との共同観測・共同研究の主要な成果は、以下の4つが挙げられる。(1)大気領域モデルにおける雲・放射過程を日本の研究船で観測した事例で検証(ドイツを含む4カ国からなる7つのモデルが参加)、(2)ニーオルスンで実施したCPSゾンデ観測データの補正方法の提唱とドイツが実施した雲観測データとの比較、(3)ロシア・ケープバラノ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【環境学】環境保全学:地球温暖化相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【数物系科学】地球惑星科学:観測相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移相互作用を含む研究件
❏非平衡現象の計算統計物理学的研究(19340110)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】伊藤 伸泰 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (70211745)
【キーワード】非平衡現象 / 熱伝導 / 異常輸送 / 動的臨界現象 / 普遍性 (他19件)
【概要】本研究では、分子運動に基づく線形非平衡状態の解明および非線形非平衡現象の実現を目標とし、さらに現実の世界の複雑多様さを数理的および物理的に取り扱う可能性を精査した。その結果、線形非平衡状態とは熱力学量が分子運動の方向に依存した分布関数により記述されることが明らかとなった。また非線形非平衡現象が数百万で再現されることも明らかとなった。さらに分子とは異なる要素を現象論的に構成した研究により、材料の経年...
❏相転移を持つ確率モデルに関する解析(11640101)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】種村 秀紀 千葉大学, 理学部, 助教授 (40217162)
【キーワード】Domany-Kinzelモデル / Skorohod方程式 / 連続浸透モデル / vicious walkers / interacting particle system (他19件)
【概要】相転移をもつ確率モデル、特に浸透モデル、相互作用のある無限個のブラウン粒子系の研究を中心に行ってきた。研究経過と研究成果をモデルごとに次に説明する。 Domany-Kinzelモデルに対する局所生存確率と大域生存確率との関係式を証明した。この関係式を用いる事により定常分布の性質・収束定理などに関する結果を得た。纏められた結果は、J.Statist.Phys.,Vol.99,(2000),603-6...
【数物系科学】地球惑星科学:予測可能性相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【化学】複合化学:物理化学相互作用を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏メチル基転移酵素の多重特異性創出機構の解明(16H06693)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】中木戸 誠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80784511)
【キーワード】分子認識 / 多重特異性 / メチル基転移酵素 / 相互作用 / 物理化学 (他8件)
【概要】本研究では、酵素の持つ多重特異性の分子機構についてアミノ酸残基レベルで知見を得ることを目的とし、多様な蛋白質の翻訳後修飾を担うメチル基転移酵素SMYD2を題材に研究を行った。SMYD2および基質タンパク質であるp53について、野生型および基質結合に関与していると考えられるSMYD2のアミノ酸残基に変異を導入した変異体を作製し、物理化学的手法によって相互作用解析を行うことにより、各アミノ酸残基の基質...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
【化学】複合化学:高分子相互作用を含む研究件
❏ポリマー・無機ナノ粒子ハイブリッドの形成機構(13750641)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】久保山 敬一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (50323788)
【キーワード】金ナノ粒子 / 高分子 / 拡散 / 相互作用
【概要】本研究は、ホットプレスにより成型した高分子の板上に金を少量蒸着し熱処理した際の、高分子中への金微粒子の拡散現象に関する研究である。金と高分子間の相互作用は小さいと考えられるが、それにもかかわらず特定の条件下において金微粒子を拡散させることができる。この条件および金微粒子の拡散機構解明を目的として研究を行った。 まず、高分子中に酸素原子や窒素原子等を含む極性基が存在する場合、より拡散し易いことがこれ...
❏高分子と炭酸カルシウムの高次積層化によるバイオミネラル型有機/無機複合体の構築(10875188)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70214377)
【キーワード】バイオミネラリゼーション / 有機無機複合体 / 炭酸カルシウム / アラゴナイト / カルサイト (他12件)
【概要】自然界における真珠や貝殻などのバイオミネラルにおいては,無機結晶と生体高分子が精緻な積層構造を形成し,これが強靭さや独特の光沢を発現している。このようなナノレベルでの精密構造を人工的に構築できれば,環境低負荷の新しい高性能/高機能材料が得られると考えられる。本研究においては,天然高分子のキチンやキトサンの薄膜あるいは繊維上に,炭酸カルシウム飽和水溶液から,均一な炭酸カルシウム薄膜を形成させ,有機高...
【生物学】基礎生物学:共進化相互作用を含む研究件
❏樹木との共進化を考慮した植食性昆虫群集の多様性形成機構の解明(23710281)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】平尾 聡秀 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (90598210)
【キーワード】拡散共進化 / 系統的保守性 / 共種分化 / 生態系保全 / 生物多様性 (他11件)
【概要】本研究では、樹木との共進化プロセスを考慮して、冷温帯林における植食性昆虫の多様性の維持・形成機構を明らかにするために、樹木と植食性昆虫間の相互作用を分析した。その結果、樹木種間の系統的距離が大きくなるほど、植食性昆虫のβ多様性が増加する傾向がみられ、樹木の系統的制約が植食性昆虫の多様性に寄与していることが明らかになった。本研究から、優占する樹木種だけでなく、系統的に孤立した樹木種が失われる場合でも...
❏生命の複雑さと歴史性をとらえる多対多の論理の構築(07309001)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】金子 邦彦 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30177513)
【キーワード】多様性 / 相互作用 / 細胞分化 / 再帰性 / 人工生命 (他13件)
【概要】昨年の研究会を通して多様性と再帰性の問題が生命システムを考える上で重要であると認識された。これを踏まえて、個体と全体の関係、生物集団の社会性、やわらかな再帰性の3つの話題を中心として密度の高い研究集会を行なうとともにそれぞれのテーマでの研究を進めた。研究会ではまず、これまでの生物への理論的アプローチを概観し何が欠けているかを議論した。郡司は内部的な立場から生命の理論を構築することを進め、田崎は自然...
【生物学】人類学:進化相互作用を含む研究件
❏実験室耐熱進化系を用いた新規相互作用の出現・消失機構の解明(26440200)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岸本 利彦 東邦大学, 理学部, 教授 (90339200)
【キーワード】実験室進化 / 高温適応進化 / 相互作用 / 大腸菌 / 進化
【概要】通常大腸菌では致死温度となる45℃適応進化過程の初期において、相互作用依存的増殖が生じ、適応経過とともに濃度依存性が解消する現象が確認された。本研究では、45℃適応進化初期に固定される変異が段階的に蓄積した大腸菌株を単離し、蓄積変異と相互作用の対応を解析した。その結果、ストレスによる代謝モードの変更→2次代謝産物の蓄積→細胞の2次代謝産物利用→相互作用の発生→細胞内の秩序回復→代謝モードの回復→相...
❏非平衡現象の計算統計物理学的研究(19340110)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】伊藤 伸泰 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (70211745)
【キーワード】非平衡現象 / 熱伝導 / 異常輸送 / 動的臨界現象 / 普遍性 (他19件)
【概要】本研究では、分子運動に基づく線形非平衡状態の解明および非線形非平衡現象の実現を目標とし、さらに現実の世界の複雑多様さを数理的および物理的に取り扱う可能性を精査した。その結果、線形非平衡状態とは熱力学量が分子運動の方向に依存した分布関数により記述されることが明らかとなった。また非線形非平衡現象が数百万で再現されることも明らかとなった。さらに分子とは異なる要素を現象論的に構成した研究により、材料の経年...
❏相互作用する複数の個から構成される知的システムの学習と進化に関する研究(14350212)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】平澤 宏太郎 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】学習 / 進化 / 共生 / 強化学習 / 遺伝的アルゴリズム (他15件)
【概要】本研究では、知的システムの構築に必要な、知的工一ジェントの構築、エージェント問の相互作用の構築、マルチエージェントシステムの学習と進化をテーマに研究を推進してきた。 1.知的工一ジェントの構築:有向グラフ構造でプログラムを構成する遺伝的ネットワークプログラミング(GNP)を開発し、エージェントの行動生成における性能評価を行ったところ、従来手法と比べて良い性能を示すことが明らかになった。 2.エージ...
【生物学】人類学:多様性相互作用を含む研究件
❏身体感覚を軸とした養育者―乳児の動態とその多様性創発原理の解明(21H04895)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2022-03-31
【研究代表者】明和 政子 京都大学, 教育学研究科, 教授 (00372839)
【キーワード】発達 / 相互作用 / 養育者―乳児 / 多様性 / 同期 (他6件)
【概要】現在,子どもの発達・子育てにまつわる問題が深刻化している.その一因として,親子の心身状態のシステムが不均衡であることによる相互作用の困難さがある.本研究は,養育者が育児ストレスを顕在化させやすい生後半年~1年半の乳児とその養育者を対象に,相互作用の多様性が創発する機構・機序,生物学的基盤を解明することを目的とした.さらに,個体内・間で生じる身体生理の動態(リズム生成と同期)を可視化し,情報の受容―...
❏森林の地面の下の多様性:外生菌根菌間の相互作用(23380080)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】呉 炳雲 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10396814)
【キーワード】共生 / 多様性 / 外生菌根菌 / 根外菌糸体 / トレーサー実験 (他10件)
【概要】森林生態系では,多種多様な菌根菌が際立って多様性の高い安定した菌根菌群集構造を維持している。本研究では,この菌根共生系の多様性を生み出すメカニズムや多様性が持つ生態的意味に着目し,地下部における菌糸体ネットワーク間の相互作用およびそれと菌根共生機能との関係を明らかにすることを目的とする。 平成25年度は,樹木のアミノ酸吸収に外生菌根菌がどのように関わっているかを明らかにするために,14Cで標識,あ...
❏生命の複雑さと歴史性をとらえる多対多の論理の構築(07309001)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】金子 邦彦 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30177513)
【キーワード】多様性 / 相互作用 / 細胞分化 / 再帰性 / 人工生命 (他13件)
【概要】昨年の研究会を通して多様性と再帰性の問題が生命システムを考える上で重要であると認識された。これを踏まえて、個体と全体の関係、生物集団の社会性、やわらかな再帰性の3つの話題を中心として密度の高い研究集会を行なうとともにそれぞれのテーマでの研究を進めた。研究会ではまず、これまでの生物への理論的アプローチを概観し何が欠けているかを議論した。郡司は内部的な立場から生命の理論を構築することを進め、田崎は自然...
【工学】建築学:建築構造相互作用を含む研究件
❏極大地震入力に対する高耐震基礎の開発と入力機構の解明に関する研究(22360226)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮本 裕司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50416856)
【キーワード】建築構造 / 応答低減 / 絶震基礎 / 複合改良地盤 / 免震衝突 (他14件)
【概要】極大地震時における上部構造の応答低減を目的に、高耐震基礎絶震構造の開発を目的とした。大歪み域まで安定な新地盤材料として、高減衰ゴムチップと繊維補強材を混合した複合改良地盤材料の開発と、その性状を室内試験により把握した。複合改良地盤を擁壁に適用して免震建物との衝突応答および、直接基礎の底面を絶縁状態にして側面に複合改良地盤を用いた場合の低減効果を振動台実験と3D非線形FEM解析により確認した。 ...
❏鉄筋コンクリート造骨組の理論的剛性評価法開発のための基礎的研究(20760385)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】田尻 清太郎 独立行政法人建築研究所, 構造研究グループ, 研究員 (10466013)
【キーワード】コンクリート構造 / 建築構造・材料 / 建築構造 / 鉄筋コンクリート構造 / 剛性評価 (他10件)
【概要】本研究は、鉄筋コンクリート造建築物の荷重変形関係の理論的で精度のよい評価手法の確立を目指し、柱、梁、柱梁接合部およびそれらの相互作用を考慮した鉄筋コンクリート造骨組の荷重変形関係の理論的評価手法について、実験によりその妥当性の検証を行うとともに、問題点の把握を行うため、鉄筋コンクリート造の柱,梁,柱梁接合部を含む骨組の一部を取り出した部分架構について水平加力実験を実施し、コンクリート強度、せん断余...
【工学】建築学:近現代史相互作用を含む研究件
❏近現代社会運動の国境を越えた相互作用に関する思想史的研究(16H03363)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 ひかる 明治大学, 法学部, 専任教授 (00272774)
【キーワード】社会運動 / 近現代史 / 国境を越える / 相互作用 / 思想 (他15件)
【概要】第1の研究成果は、社会運動が国境を越えて相互作用を起こし、これが世界各地で思想や運動の新たな展開を生み出す、という現象を、19世紀から現在に至る世界各地での社会運動について、個別的かつ具体的な事例に基づき、明らかにしたという点にあり、田中ひかる編『社会運動のグローバル・ヒストリー』(ミネルヴァ書房、2018年)がその集大成である。第2の研究成果は、第1の研究成果に依拠して、より広範な対象を分析する...
❏華南地域社会の歴史的淵源と現在(19510245)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】谷垣 真理子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50227211)
【キーワード】華南 / 香港 / 地域統合 / 台湾 / 客家 (他16件)
【概要】本プロジェクトは日本における華南研究の活性化を目指した。本プロジェクトは現地調査を大きな柱とし、2年間の調査を通じて予想以上に珠江デルタ地区と香港・マカオとの一体化が進んでいることを確認した。香港・マカオに視座をすえることで、定点観測的に地域の動態を見通せた。研究成果は後述の論文や図書のほか、独自に作成した成果報告書(出版に向けて準備中)に結実している。プロジェクトの最後に中国厦門大学との研究協力...
【工学】土木工学:杭基礎相互作用を含む研究件
❏極大地震入力に対する高耐震基礎の開発と入力機構の解明に関する研究(22360226)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮本 裕司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50416856)
【キーワード】建築構造 / 応答低減 / 絶震基礎 / 複合改良地盤 / 免震衝突 (他14件)
【概要】極大地震時における上部構造の応答低減を目的に、高耐震基礎絶震構造の開発を目的とした。大歪み域まで安定な新地盤材料として、高減衰ゴムチップと繊維補強材を混合した複合改良地盤材料の開発と、その性状を室内試験により把握した。複合改良地盤を擁壁に適用して免震建物との衝突応答および、直接基礎の底面を絶縁状態にして側面に複合改良地盤を用いた場合の低減効果を振動台実験と3D非線形FEM解析により確認した。 ...
❏耐震性能評価能力向上のための建築物への地震動入力低減機構解明に関する実証的研究(15360298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 滑動 / 震動台実験 / 相互作用 / 地震観測記録 (他21件)
【概要】まず、木造住宅基礎への強震動入力機構を評価する事を目的として、実大1層2構面の木造軸組架構を振動台上に設置し、基礎・土台の形式、固定条件をパラメータとした振動台実験を実施した。基礎形式としては、平滑な束石上に建つ場合と鉄骨フランジ上に土台を設置する場合を実施し、後者についてはホールダウン金物などを用いて固定しない場合の加振を行った。その結果、柱・束石問や土台・鉄骨間の摩擦係数はいずれも0.5〜0....
【工学】土木工学:地盤相互作用を含む研究件
❏RC造連層耐震壁と杭基礎の地震時相互作用を考慮した終局時破壊機構の解明(14550567)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】河野 進 京都大学, 工学研究科, 助教授 (30283493)
【キーワード】RC構造 / 耐震壁 / 基礎梁 / 杭 / 相互作用 (他7件)
【概要】RC造連層耐震壁と杭基礎との地震時相互作用を考慮した水平せん断力抵抗機構を解明するため,耐震壁の下層部・基礎梁・杭・1Fスラブをモデル化した試験体を約15%〜20%寸法で4体作製し,静的正負交番繰返し載荷を行った。用意した試験体は,壁脚と基礎梁の降伏を変えたもの,耐震壁を一体打ち型とプレキャスト型としたもので区別をした。荷重段階が進行するに従って変化する,壁脚から基礎梁への水平せん断力伝達機構の解...
❏普及型地震計による構造物の耐震性能検証手法に関する研究(12308018)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】壁谷澤 寿海 (壁谷沢 寿海) 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 建築構造物 / 耐震設計 / 地震計 / 地震観測 (他9件)
【概要】本研究課題の目的は,地震防災システムおよび地震後の応急復旧システムの一環として、建築構造物の上下に設置された普及型地震計による計測情報を利用して構造物の耐震性能を評価するための基礎技術を開発することである。その中心技術は安価な地震計により構造物の応答変形を計測(モニタリング)することであり,これは加速度データを積分することにより得られる.しかし,通常の加速度データを単に積分するだけでは変位は得られ...
【工学】土木工学:熱力学相互作用を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
❏天然変性タンパク質の相互作用解析による新規分子認識モデルの創成(24750166)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30550248)
【キーワード】天然変性型蛋白質 / 熱力学 / 相互作用 / 核酸 / 天然変性蛋白質 (他7件)
【概要】本研究では、IDPと核酸間の相互作用のメカニズムの解明を目指し、ヒト由来のY-box binding protein 1 (YB-1) をモデル蛋白質として取り上げた。本研究における熱量解析の結果より、YB-1はC-term1をDNA結合部位として機能させていることが示された。一方、YB-1のCSD領域はRNAと特異的な相互作用をする部位であることが分った。これらの結論は、YB-1を欠損体から評価...
【工学】土木工学:カルシウムシリケート水和物相互作用を含む研究件
❏岩石鉱物のコンクリート中での長期反応特性と物性への影響に関する研究(19K22008)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 一平 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (40363030)
【キーワード】曹長石 / 水酸化カルシウム / 珪酸カルシウム水和物 / 温度依存性 / ゼオライト (他17件)
【概要】従来,コンクリート中の骨材は非活性な材料であり,セメントの水和反応には関与されていないとされていた.しかしながら,材齢50年の高経年化したコンクリート構造物について詳細な物性試験および化学分析を行ったところ,コンクリート中の長石類が水酸化カルシウムと反応する傾向を示唆した.本研究ではこれらの背景に順次,コンクリート中に用いうる岩石鉱物を選定し,セメントの水和物として代表的な水酸化カルシウムとの反応...
❏ナノ粒子を用いたセメント水和物の変質制御(26630254)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】丸山 一平 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (40363030)
【キーワード】チタン酸化物 / ナノ粒子 / カルシウムシリケート水和物 / 相互作用 / セメントペースト (他7件)
【概要】異なる水セメント比のセメントペーストにチタンナノ粒子を添加すると長期の水和の停滞と乾燥収縮ひずみの増大が生ずる。これらの反応・物性の変化は、チタンナノ粒子がセメントの主要水和生成物であるカルシウムシリケートと相互作用し、析出サイトとして機能しない部分が生ずるためにビーライトの反応を遅延させ、かつ、そのようにしてできた水和物が収縮に対して大きな変質を生じやすいからであることが示唆された。 ...
【工学】土木工学:鉄筋コンクリート相互作用を含む研究件
❏普及型地震計による構造物の耐震性能検証手法に関する研究(12308018)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】壁谷澤 寿海 (壁谷沢 寿海) 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 建築構造物 / 耐震設計 / 地震計 / 地震観測 (他9件)
【概要】本研究課題の目的は,地震防災システムおよび地震後の応急復旧システムの一環として、建築構造物の上下に設置された普及型地震計による計測情報を利用して構造物の耐震性能を評価するための基礎技術を開発することである。その中心技術は安価な地震計により構造物の応答変形を計測(モニタリング)することであり,これは加速度データを積分することにより得られる.しかし,通常の加速度データを単に積分するだけでは変位は得られ...
❏地中に建設される鉄筋コンクリートの耐震性と保有機能評価法(07455180)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】鉄筋コンクリート構成則 / 地中構造 / せん断 / 耐震診断 / 多方向ひび割れ (他10件)
【概要】(1)地盤と鉄筋コンクリートとの境界特性 :砂地盤材料とコンクリートの一面せん断試験を実施して,摩擦及び粘着特性を考慮した境界要素を開発した。また,境界要素特性が地中鉄筋コンクリートの動的特性に及ぼす感度について検討を行った。 (1)3次元鉄筋コンクリート構成則の開発 :多方向ひび割れが同時に載荷および除荷領域に入る状態の履歴特性を精度良く表現するモデルを構築した。これを積層3次元板要素に組み込む...
【工学】土木工学:耐震設計相互作用を含む研究件
❏普及型地震計による構造物の耐震性能検証手法に関する研究(12308018)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】壁谷澤 寿海 (壁谷沢 寿海) 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 建築構造物 / 耐震設計 / 地震計 / 地震観測 (他9件)
【概要】本研究課題の目的は,地震防災システムおよび地震後の応急復旧システムの一環として、建築構造物の上下に設置された普及型地震計による計測情報を利用して構造物の耐震性能を評価するための基礎技術を開発することである。その中心技術は安価な地震計により構造物の応答変形を計測(モニタリング)することであり,これは加速度データを積分することにより得られる.しかし,通常の加速度データを単に積分するだけでは変位は得られ...
❏地中に建設される鉄筋コンクリートの耐震性と保有機能評価法(07455180)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】鉄筋コンクリート構成則 / 地中構造 / せん断 / 耐震診断 / 多方向ひび割れ (他10件)
【概要】(1)地盤と鉄筋コンクリートとの境界特性 :砂地盤材料とコンクリートの一面せん断試験を実施して,摩擦及び粘着特性を考慮した境界要素を開発した。また,境界要素特性が地中鉄筋コンクリートの動的特性に及ぼす感度について検討を行った。 (1)3次元鉄筋コンクリート構成則の開発 :多方向ひび割れが同時に載荷および除荷領域に入る状態の履歴特性を精度良く表現するモデルを構築した。これを積層3次元板要素に組み込む...
【工学】土木工学:相互作用を含む研究件
❏マルチスケール解析に基づく構造-地盤連成系の長期性能予測プラットフォームの開発(15106008)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】前川 宏一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80157122)
【キーワード】マルチスケール / 相互作用 / 性能予測 / 地下構造 / 寿命推定 (他19件)
【概要】(1)土粒子間の連結空隙構造をセメント系複合材料の微細空隙構造モデルに導入し,物質平衡-移動-反応-変形解析に関する数値プラットフォームを開発し,拡張熱力学連成解析を土粒子間隙水の圧力と変形にまで連結させて,地震時の構造-地盤液状化解析と,構造中のコンクリートの過渡的な変性を追跡する多階層連結解析コードを完成させた。 (2)コンクリートおよび地盤材料の水分保持能力の温度履歴依存性を実証し,過渡応答...
❏耐震性能評価能力向上のための建築物への地震動入力低減機構解明に関する実証的研究(15360298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 滑動 / 震動台実験 / 相互作用 / 地震観測記録 (他21件)
【概要】まず、木造住宅基礎への強震動入力機構を評価する事を目的として、実大1層2構面の木造軸組架構を振動台上に設置し、基礎・土台の形式、固定条件をパラメータとした振動台実験を実施した。基礎形式としては、平滑な束石上に建つ場合と鉄骨フランジ上に土台を設置する場合を実施し、後者についてはホールダウン金物などを用いて固定しない場合の加振を行った。その結果、柱・束石問や土台・鉄骨間の摩擦係数はいずれも0.5〜0....
❏RC造連層耐震壁と杭基礎の地震時相互作用を考慮した終局時破壊機構の解明(14550567)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】河野 進 京都大学, 工学研究科, 助教授 (30283493)
【キーワード】RC構造 / 耐震壁 / 基礎梁 / 杭 / 相互作用 (他7件)
【概要】RC造連層耐震壁と杭基礎との地震時相互作用を考慮した水平せん断力抵抗機構を解明するため,耐震壁の下層部・基礎梁・杭・1Fスラブをモデル化した試験体を約15%〜20%寸法で4体作製し,静的正負交番繰返し載荷を行った。用意した試験体は,壁脚と基礎梁の降伏を変えたもの,耐震壁を一体打ち型とプレキャスト型としたもので区別をした。荷重段階が進行するに従って変化する,壁脚から基礎梁への水平せん断力伝達機構の解...
【工学】総合工学:振動台実験相互作用を含む研究件
❏天井・壁・設備機器の相互作用の解明による室内空間の地震時機能維持技術の確立(22H00232)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】吉敷 祥一 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (00447525)
【キーワード】機能維持 / 非構造部材 / 建築設備 / 相互作用 / 振動台実験
【概要】
❏耐震性能評価能力向上のための建築物への地震動入力低減機構解明に関する実証的研究(15360298)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 康裕 京都大学, 工学研究科, 教授 (70324704)
【キーワード】木造住宅 / 滑動 / 震動台実験 / 相互作用 / 地震観測記録 (他21件)
【概要】まず、木造住宅基礎への強震動入力機構を評価する事を目的として、実大1層2構面の木造軸組架構を振動台上に設置し、基礎・土台の形式、固定条件をパラメータとした振動台実験を実施した。基礎形式としては、平滑な束石上に建つ場合と鉄骨フランジ上に土台を設置する場合を実施し、後者についてはホールダウン金物などを用いて固定しない場合の加振を行った。その結果、柱・束石問や土台・鉄骨間の摩擦係数はいずれも0.5〜0....
【工学】総合工学:最適制御相互作用を含む研究件
❏量子コンピューティングによる他者相互作用型の行動モデルの発展(20K14844)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (70771286)
【キーワード】行動モデル / 相互作用 / 量子コンピューティング / 最適制御
【概要】2020年度に行ったQUBO型の相互作用モデルを基に、量子計算機を用いた実計算を行った。計算した問題は、相互作用の意思決定モデルのローディング問題であり、選択肢数のべき乗の解候補を持つ問題であり、全候補の選択肢組み合わせから最適解を見つける問題はNP-hardである。全列挙型であれば意思決定者数が20までしか計算できない問題を、量子計算であれば意思決定者数が100の場合でも14msで計算できた(D...
❏災害時の他者支援行動を考慮した動的制御シミュレータの開発(17K14739)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
【キーワード】避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 (他15件)
【概要】周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる. ...
【工学】総合工学:薄膜相互作用を含む研究件
❏強誘電性/強磁性直交積層セラミックス薄膜による新機能創製に関する研究(15656155)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】脇谷 尚樹 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (40251623)
【キーワード】強誘電体 / 強磁性体 / 薄膜 / マルチフェロイック / 磁歪 (他11件)
【概要】強誘電性と強磁性の相互作用としてこれまで知られている現象として磁気電気効果(M-E効果)をあげることができる。このように、強誘電性と強磁性を組み合わせると、新たな現象や物性を見いだせる可能性が高く、実際学会でも急速に「マルチフェロイック」というコンセプトの発表は多く、盛り上がりつつある。申請者らは強誘電体と強磁性体の組み合わせを薄膜技術を用いてその相互作用を検討した。 強誘電体/強磁性体の積層薄膜...
❏高分子と炭酸カルシウムの高次積層化によるバイオミネラル型有機/無機複合体の構築(10875188)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70214377)
【キーワード】バイオミネラリゼーション / 有機無機複合体 / 炭酸カルシウム / アラゴナイト / カルサイト (他12件)
【概要】自然界における真珠や貝殻などのバイオミネラルにおいては,無機結晶と生体高分子が精緻な積層構造を形成し,これが強靭さや独特の光沢を発現している。このようなナノレベルでの精密構造を人工的に構築できれば,環境低負荷の新しい高性能/高機能材料が得られると考えられる。本研究においては,天然高分子のキチンやキトサンの薄膜あるいは繊維上に,炭酸カルシウム飽和水溶液から,均一な炭酸カルシウム薄膜を形成させ,有機高...
【工学】総合工学:大気・海洋・波浪相互作用相互作用を含む研究件
❏北極漂流横断観測による「新しい北極海」の探究(18H03745)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 気候システム / 地球温暖化 / 相互作用 (他10件)
【概要】北極海中央部の通年の大気・海洋・海氷のデータを取得するため、国際北極海横断漂流プロジェクト(MOSAiC)に参加した。融解期の北極点付近の海氷-海洋境界層におけるデータから、海氷が減少した”荒れる北極海”を象徴する1000m以深まで到達する内部波の存在を発見した。日本の研究船「みらい」を用いた海氷消失域での活動では、海氷消失に伴う強風と波しぶきの影響で海洋起源のエアロゾルが大気中で氷晶核として作用...
❏日独共同観測による「北極の湿潤化」の追究(18KK0292)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2021-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 雲 / 海氷 / 大気ー海氷ー海洋相互作用 / 雲システム (他11件)
【概要】本研究課題におけるドイツのアルフレッドウェーゲーナー極地海洋研究所(以下:AWI)との共同観測・共同研究の主要な成果は、以下の4つが挙げられる。(1)大気領域モデルにおける雲・放射過程を日本の研究船で観測した事例で検証(ドイツを含む4カ国からなる7つのモデルが参加)、(2)ニーオルスンで実施したCPSゾンデ観測データの補正方法の提唱とドイツが実施した雲観測データとの比較、(3)ロシア・ケープバラノ...
【総合生物】神経科学:シナプス相互作用を含む研究件
❏大脳皮質の領野間相互作用を担う神経回路の細胞・シナプスレベルでの機能解明(25221001)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】大木 研一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50332622)
【キーワード】大脳皮質 / 視覚野 / 高次視覚野 / 領野間相互作用 / 2光子イメージング (他18件)
【概要】大脳皮質における情報処理は、多数の領野の相互作用により行われている。このような領野間相互作用の全体像と、それを担う神経回路をシナプスレベルで解明するため、(1)広域イメージング法を開発し、マウス全脳の機能マッピングを行い、高次視覚野の機能分担を明らかにした。さらに、(2)全脳の神経活動と血流変化を同時に計測する方法を開発し、fMRIで臨床研究にも応用されている安静時の機能的結合が、確固たる神経基盤...
❏発達障害原因遺伝子CDKL5のプロテオミクスとKOマウス解析による包括的機能解明(23500381)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】田中 輝幸 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10246647)
【キーワード】発達障害 / てんかん / シナプス / ノックアウトマウス / プロテオーム解析 (他15件)
【概要】神経発達障害の原因遺伝子CDKL5の生体内分子機能と遺伝子変異による病態機序の解明を目的として、私はCdkl5 ノックアウト (KO)マウスを独自に作製し、神経科学的表現型解析を行った。その結果Cdkl5 KOマウスにおいて、海馬神経細胞樹状突起スパインの形態・密度異常、情動・記憶障害等の行動異常、易痙攣性、更にシナプス機能・蛋白質の異常を同定した。酵母ツーハイブリッド法とプロテオミクス解析を用い...
【農学】農芸化学:ビフィズス菌相互作用を含む研究件
❏複合オミックス解析によるプロバイオティクス因子の同定とその評価(22780132)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 研究員 (80435677)
【キーワード】ビフィズス菌 / 酢酸 / O157 / マルチオーミクス / プロバイオティクス (他9件)
【概要】われわれがこれまでに同定したビフィズス菌のプロバイオティックトランスポーター遺伝子の効果を証明するため、プロバイオティックトランスポーター遺伝子欠損株や遺伝子導入株を遺伝子組み換え技術を駆使して作製し、腸管出血性大腸菌O157 : H7感染マウスモデルを用いてその機能を評価した。その結果、プロバイオティックトランスポーター遺伝子はマウス大腸内での酢酸産生量の増加に寄与し、O157感染によって生じる...
❏宿主-微生物間相互作用情報に基づくプロバイオティクス評価系の構築(20780105)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 基礎科学特別研究員 (80435677)
【キーワード】プロバイオティクス / 腸内細菌 / メタボローム / トランスクリプトーム / ゲノム (他13件)
【概要】腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるビフィズス菌と予防できないビフィズス菌の違いについて、複合オミクス解析手法を用いて詳細な比較解析を行った。その結果、プロバイオティックビフィズス菌を定着させたマウスの腸管内では短鎖脂肪酸産生量が有意に多く、そのことがO157感染による腸管上皮細胞の細胞死を抑制していることを見出した。従って、プロバイオティックビフィズス菌の効果の一因として...
【農学】動物生命科学:プロバイオティクス相互作用を含む研究件
❏複合オミックス解析によるプロバイオティクス因子の同定とその評価(22780132)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 研究員 (80435677)
【キーワード】ビフィズス菌 / 酢酸 / O157 / マルチオーミクス / プロバイオティクス (他9件)
【概要】われわれがこれまでに同定したビフィズス菌のプロバイオティックトランスポーター遺伝子の効果を証明するため、プロバイオティックトランスポーター遺伝子欠損株や遺伝子導入株を遺伝子組み換え技術を駆使して作製し、腸管出血性大腸菌O157 : H7感染マウスモデルを用いてその機能を評価した。その結果、プロバイオティックトランスポーター遺伝子はマウス大腸内での酢酸産生量の増加に寄与し、O157感染によって生じる...
❏宿主-微生物間相互作用情報に基づくプロバイオティクス評価系の構築(20780105)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 基礎科学特別研究員 (80435677)
【キーワード】プロバイオティクス / 腸内細菌 / メタボローム / トランスクリプトーム / ゲノム (他13件)
【概要】腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるビフィズス菌と予防できないビフィズス菌の違いについて、複合オミクス解析手法を用いて詳細な比較解析を行った。その結果、プロバイオティックビフィズス菌を定着させたマウスの腸管内では短鎖脂肪酸産生量が有意に多く、そのことがO157感染による腸管上皮細胞の細胞死を抑制していることを見出した。従って、プロバイオティックビフィズス菌の効果の一因として...
【農学】森林圏科学:共生相互作用を含む研究件
❏腸内細菌が有する腸内環境定着因子の網羅的解析(16H04901)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 真嗣 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任教授 (80435677)
【キーワード】腸内細菌 / 代謝物質 / メタゲノム / メタボローム / メタボロゲノミクス (他13件)
【概要】ヒトの腸管内には多種多様な腸内細菌が生息しており、それらが宿主腸管細胞と密接に相互作用することで、複雑な腸内微生物社会が形成されている。しかし、この複雑で洗練された腸内微生物社会がどのようなメカニズムで形成・維持されているのかの詳細については不明な点が数多く残されている。そこで本研究では、大腸菌をモデル細菌として用い、無菌マウスや超並列シーケンサー、質量分析計といったツールを駆使することで、腸内細...
❏森林の地面の下の多様性:外生菌根菌間の相互作用(23380080)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】呉 炳雲 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10396814)
【キーワード】共生 / 多様性 / 外生菌根菌 / 根外菌糸体 / トレーサー実験 (他10件)
【概要】森林生態系では,多種多様な菌根菌が際立って多様性の高い安定した菌根菌群集構造を維持している。本研究では,この菌根共生系の多様性を生み出すメカニズムや多様性が持つ生態的意味に着目し,地下部における菌糸体ネットワーク間の相互作用およびそれと菌根共生機能との関係を明らかにすることを目的とする。 平成25年度は,樹木のアミノ酸吸収に外生菌根菌がどのように関わっているかを明らかにするために,14Cで標識,あ...
❏相互作用する複数の個から構成される知的システムの学習と進化に関する研究(14350212)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】平澤 宏太郎 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】学習 / 進化 / 共生 / 強化学習 / 遺伝的アルゴリズム (他15件)
【概要】本研究では、知的システムの構築に必要な、知的工一ジェントの構築、エージェント問の相互作用の構築、マルチエージェントシステムの学習と進化をテーマに研究を推進してきた。 1.知的工一ジェントの構築:有向グラフ構造でプログラムを構成する遺伝的ネットワークプログラミング(GNP)を開発し、エージェントの行動生成における性能評価を行ったところ、従来手法と比べて良い性能を示すことが明らかになった。 2.エージ...
【農学】水圏応用科学:ひまわり相互作用を含む研究件
❏新世代衛星観測の同化がもたらす、台風と大気上層場との相互作用メカニズムの解明(19H01973)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡本 幸三 気象庁気象研究所, 気象観測研究部, 室長 (40584660)
【キーワード】衛星データ同化 / 台風上層場 / ひまわり / 相互作用 / 台風上層場相互作用 (他13件)
【概要】本研究は、2つの課題「1. 衛星データ同化の高度化による、高精度な大気上層解析場の構築」「2. この解析場を用いた、台風と大気上層場の相互作用メカニズムを解明」からなる。 課題1では、3つのサブ課題(①ひまわり全天候同化、②マイクロ波陸域利用、③衛星風ライダー(DWL)利用)を進めている。サブ課題①では、雲を考慮した観測誤差モデルの高度化(相関を考慮)やバイアス補正、最新版の放射伝達モデルを導入し...
❏緑肥作物を用いた種多様性によるバイオマス増加、安定への効果とそのメカニズムの解析(19780015)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】宮沢 佳恵 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター・カバークロップ研究チーム, 主任研究員 (40370613)
【キーワード】混植 / 環境変動 / 相互作用 / マルチカラー染色 / 密度効果 (他13件)
【概要】数種の植物を混植すると生産性が高まることが知られているが、そのメカニズムとして、光や養水分が相補的に利用されるためであると考えられている。しかし、養分の相補的利用を考える上で重要な形態的特性である根の分布パターンは、混植した圃場条件では測定が困難なためほとんど行われてこなかった。そこで、新たに開発されたマルチカラー根染色法を用いて、単植と混植両方の3 種類の緑肥作物の根の分布パターンを調査した。 ...
【医歯薬学】社会医学:マイクロアレイ相互作用を含む研究件
❏C末端ラベル化法によるタンパク質マイクロアレイの作出(13559007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】柳川 弘志 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40327672)
【キーワード】プロテオミクス / プロテオーム / マイクロアレイ / プロテインチップ / 蛍光ラベル (他7件)
【概要】本研究は,(1)タンパク質のC末端ラベル化,(2)タンパク質のマイクロアレイ化,(3)タンパク質間相互作用の解析という手順で行う。前年度は,これら各ステップについての基盤技術を,Fos-Junをモデルタンパク質としてほぼ確立できたので,本年度は,ラベル化およびマイクロアレイ化のハイスループット化を図るために,他のタンパク質について種類を増やして条件検討を行った. まず,ポリコーム遺伝子群の中からR...
❏転写発現制御機構を解析するパーザ、文法、辞書の構築(11780251)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】角田 達彦 理化学研究所, 遺伝子多型情報解析研究チーム, チームリーダー(研究職) (10273468)
【キーワード】転写制御 / 転写因子 / 転写因子結合配列 / p53 / プロモータ (他13件)
【概要】この研究では,大量のプロモータ配列を用いた転写制御機構の解析方法の提案,転写因子間相互作用を中心とした転写因子の知識のデータベース化と整備,転写因子結合部位予測の精度向上,転写因子間相互作用に基づく転写制御構造の予測,そして実際の実験系でのプロモータ配列の解析を行なった.まず,文献検索では,医学生物学文献抄録データベースMEDLINE上で(A)(ヒトまたは脊椎動物)かつ(転写因子)かつ(タンパク相...
【医歯薬学】薬学:りん酸化相互作用を含む研究件
❏高浸透圧センシングの分子機構解明(16H04761)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】舘林 和夫 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (50272498)
【キーワード】高浸透圧 / 酵母 / MAP kinase経路 / センサー / シグナル伝達 (他17件)
【概要】細胞が高浸透圧を感知する分子機構を明らかにするため、酵母の高浸透圧応答に働くHog1 MAPキナーゼ(MAPK)経路の高浸透圧センサーの研究を行い、Hog1経路には膜タンパク質型と非膜タンパク質型の高浸透圧センサーの存在することを明らかにした。前者については、高浸透圧感知・応答に必要な複数のセンサー膜タンパク質の複合体形成について、その相互作用部位を同定することに成功した。後者については、細胞質内...
❏発達障害原因遺伝子CDKL5のプロテオミクスとKOマウス解析による包括的機能解明(23500381)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】田中 輝幸 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10246647)
【キーワード】発達障害 / てんかん / シナプス / ノックアウトマウス / プロテオーム解析 (他15件)
【概要】神経発達障害の原因遺伝子CDKL5の生体内分子機能と遺伝子変異による病態機序の解明を目的として、私はCdkl5 ノックアウト (KO)マウスを独自に作製し、神経科学的表現型解析を行った。その結果Cdkl5 KOマウスにおいて、海馬神経細胞樹状突起スパインの形態・密度異常、情動・記憶障害等の行動異常、易痙攣性、更にシナプス機能・蛋白質の異常を同定した。酵母ツーハイブリッド法とプロテオミクス解析を用い...
【医歯薬学】薬学:マウス相互作用を含む研究件
❏マウスペプチド性フェロモンESP1―GPCRクラスC受容体の特異的認識機構の解明(24780104)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉永 壮佐 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (00448515)
【キーワード】情報伝達 / フェロモン / NMR / 立体構造 / 相互作用 (他13件)
【概要】多くの生物は,種を保存するため,異性を正確に認識する情報手段として「フェロモン」を用いる。共同研究者である東京大学の東原らは,オスマウスの涙に分泌され,メスマウスの性行動を誘発するペプチド性フェロモン ESP1 を同定した(Nature, 2005)。また,鼻腔下部の鋤鼻器官にある GPCR クラス C 受容体の V2Rp5 を介して機能することを明らかにした(Nature, 2010)。 本研究...
❏肥満モデルマウス脂肪組織の慢性炎症に対するDPP-4阻害薬の病態改善効果(23650230)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】疾患モデル / 糖尿病 / 慢性炎症 / 脂肪組織 / 免疫 (他14件)
【概要】ナチュラルキラーT(NKT)細胞の脂肪組織炎症への影響を調べるために、肥満およびやせ(対照群)のC57BL/6Jマウスの内臓脂肪組織のNKT細胞のサブセットについて解析した。やせマウスの脂肪組織のNKT細胞のリンパ球全体に対する割合は脾臓や末梢血よりも大きく、脂肪組織の一部のNKT細胞はCD69を高発現し、細胞内IFN-γの発現も高く、脂肪組織のNKT細胞は何らかのメカニズムにより活性化されている...
【医歯薬学】薬学:核磁気共鳴(NMR)相互作用を含む研究件
❏生物活性発現初期段階におけるフラボン類とリン脂質膜との相互作用解析(19K07138)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】植草 義徳 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 助教 (30753024)
【キーワード】フラボノイド類 / フラボン類 / フラボノール類 / リン脂質膜親和性 / NMR (他17件)
【概要】フラボノイド類のリン脂質膜親和性と生物活性強度の連関を化学的アプローチにより解明することを目的とし,構造活性相関に資する多種多様なフラボノイド類を生薬からの単離あるいは化学合成することで取得した.リン脂質カラムを用いて算出されたこれらフラボノイド類のリン脂質膜親和性は,細胞膜内への蓄積量(取り込み量)と強い相関を示し,化合物の細胞膜内蓄積量を従来法より簡便かつ迅速に評価できることを示した.さらにモ...
❏電位センサーを標的とした電位依存性イオンチャネルの機能制御と創薬戦略の構築(17H03978)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大澤 匡範 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (60361606)
【キーワード】電位依存性イオンチャネル / 電位センサードメイン / 構造変化 / gating modifier toxin / 電位センサー (他13件)
【概要】電位依存性イオンチャネル(VGIC)は、神経伝達や心臓の拍動を担う膜タンパク質であり、抗不整脈薬などの標的として重要である。VGIC は、電位センサードメイン(VSD)で膜電位の変化を感受し、イオン透過路を開閉するがその機構は不明であった。本研究では、VSDに結合してVGIC の機能を調節するリガンドの相互作用を行った。特に、心臓のVGICであるhERGについて、VSDに特異的に結合する毒素および...
❏マウスペプチド性フェロモンESP1―GPCRクラスC受容体の特異的認識機構の解明(24780104)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉永 壮佐 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (00448515)
【キーワード】情報伝達 / フェロモン / NMR / 立体構造 / 相互作用 (他13件)
【概要】多くの生物は,種を保存するため,異性を正確に認識する情報手段として「フェロモン」を用いる。共同研究者である東京大学の東原らは,オスマウスの涙に分泌され,メスマウスの性行動を誘発するペプチド性フェロモン ESP1 を同定した(Nature, 2005)。また,鼻腔下部の鋤鼻器官にある GPCR クラス C 受容体の V2Rp5 を介して機能することを明らかにした(Nature, 2010)。 本研究...
【医歯薬学】薬学:膜タンパク質相互作用を含む研究件
❏高浸透圧センシングの分子機構解明(16H04761)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】舘林 和夫 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (50272498)
【キーワード】高浸透圧 / 酵母 / MAP kinase経路 / センサー / シグナル伝達 (他17件)
【概要】細胞が高浸透圧を感知する分子機構を明らかにするため、酵母の高浸透圧応答に働くHog1 MAPキナーゼ(MAPK)経路の高浸透圧センサーの研究を行い、Hog1経路には膜タンパク質型と非膜タンパク質型の高浸透圧センサーの存在することを明らかにした。前者については、高浸透圧感知・応答に必要な複数のセンサー膜タンパク質の複合体形成について、その相互作用部位を同定することに成功した。後者については、細胞質内...
❏細胞表面抗原特異的ヒト抗体の網羅的選択・調製と応用(14704006)
【研究テーマ】生物・生体工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】津本 浩平 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90271866)
【キーワード】細胞表面抗原 / 抗体 / 相互作用 / がん細胞 / ファージディスプレイ (他15件)
【概要】本研究では、申請者が技術基盤を構築してきた、ヒト抗体の安定かつ高効率な人工選択・調製システムを最大限に生かして、細胞表面抗原に対するヒト抗体の網羅的作製のための技術基盤構築を目指すと同時に、ポストゲノム研究で重要な側面を持つ、膜蛋白質を中心とした蛋白質構造・機能評価系への展開と応用を図ることを目的としている。本年度の成果は以下の通りである。 1、細胞を使ったヒト抗体の選択 遺伝子の多様性創出に、試...
【医歯薬学】薬学:分子認識相互作用を含む研究件
❏メチル基転移酵素の多重特異性創出機構の解明(16H06693)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】中木戸 誠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80784511)
【キーワード】分子認識 / 多重特異性 / メチル基転移酵素 / 相互作用 / 物理化学 (他8件)
【概要】本研究では、酵素の持つ多重特異性の分子機構についてアミノ酸残基レベルで知見を得ることを目的とし、多様な蛋白質の翻訳後修飾を担うメチル基転移酵素SMYD2を題材に研究を行った。SMYD2および基質タンパク質であるp53について、野生型および基質結合に関与していると考えられるSMYD2のアミノ酸残基に変異を導入した変異体を作製し、物理化学的手法によって相互作用解析を行うことにより、各アミノ酸残基の基質...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
❏マウスペプチド性フェロモンESP1―GPCRクラスC受容体の特異的認識機構の解明(24780104)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉永 壮佐 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (00448515)
【キーワード】情報伝達 / フェロモン / NMR / 立体構造 / 相互作用 (他13件)
【概要】多くの生物は,種を保存するため,異性を正確に認識する情報手段として「フェロモン」を用いる。共同研究者である東京大学の東原らは,オスマウスの涙に分泌され,メスマウスの性行動を誘発するペプチド性フェロモン ESP1 を同定した(Nature, 2005)。また,鼻腔下部の鋤鼻器官にある GPCR クラス C 受容体の V2Rp5 を介して機能することを明らかにした(Nature, 2010)。 本研究...
【医歯薬学】薬学:ブロテオーム相互作用を含む研究件
❏発達障害原因遺伝子CDKL5のプロテオミクスとKOマウス解析による包括的機能解明(23500381)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】田中 輝幸 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10246647)
【キーワード】発達障害 / てんかん / シナプス / ノックアウトマウス / プロテオーム解析 (他15件)
【概要】神経発達障害の原因遺伝子CDKL5の生体内分子機能と遺伝子変異による病態機序の解明を目的として、私はCdkl5 ノックアウト (KO)マウスを独自に作製し、神経科学的表現型解析を行った。その結果Cdkl5 KOマウスにおいて、海馬神経細胞樹状突起スパインの形態・密度異常、情動・記憶障害等の行動異常、易痙攣性、更にシナプス機能・蛋白質の異常を同定した。酵母ツーハイブリッド法とプロテオミクス解析を用い...
❏C末端ラベル化法によるタンパク質マイクロアレイの作出(13559007)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】柳川 弘志 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40327672)
【キーワード】プロテオミクス / プロテオーム / マイクロアレイ / プロテインチップ / 蛍光ラベル (他7件)
【概要】本研究は,(1)タンパク質のC末端ラベル化,(2)タンパク質のマイクロアレイ化,(3)タンパク質間相互作用の解析という手順で行う。前年度は,これら各ステップについての基盤技術を,Fos-Junをモデルタンパク質としてほぼ確立できたので,本年度は,ラベル化およびマイクロアレイ化のハイスループット化を図るために,他のタンパク質について種類を増やして条件検討を行った. まず,ポリコーム遺伝子群の中からR...
【医歯薬学】薬学:タンパク質相互作用を含む研究件
❏蛋白質の弱い相互作用トリガーシステムの解明とその設計提案(18H02082)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (30550248)
【キーワード】蛋白質 / 熱力学 / 速度論 / リガンド / 相互作用 (他10件)
【概要】申請者は、低親和性相互作用蛋白質の熱力学と速度論を精密に解析することにより、蛋白質相互作用の質に関する新しい知見を提唱することを試みた。OMD蛋白質の相互作用解析においては、脱水和を伴うエントロピー駆動型の低親和性結合により機能を果たしていることが明らかとなった。FcγRIIIaの抗体間相互作用解析においては、結合界面ではない可変領域の違いや糖鎖修飾の違いが低親和性における分子認識に差異を与えてい...
❏メチル基転移酵素の多重特異性創出機構の解明(16H06693)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】中木戸 誠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80784511)
【キーワード】分子認識 / 多重特異性 / メチル基転移酵素 / 相互作用 / 物理化学 (他8件)
【概要】本研究では、酵素の持つ多重特異性の分子機構についてアミノ酸残基レベルで知見を得ることを目的とし、多様な蛋白質の翻訳後修飾を担うメチル基転移酵素SMYD2を題材に研究を行った。SMYD2および基質タンパク質であるp53について、野生型および基質結合に関与していると考えられるSMYD2のアミノ酸残基に変異を導入した変異体を作製し、物理化学的手法によって相互作用解析を行うことにより、各アミノ酸残基の基質...
❏物理化学的アプローチを基盤とした低分子リガンドの探索と設計(25249115)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】津本 浩平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90271866)
【キーワード】低分子創薬 / 熱力学解析 / フラグメントスクリーニング / 相互作用 / 蛋白質 (他10件)
【概要】本研究は、フラグメントスクリーニングにおいて、物理化学的な解析を行い、創薬の候補となりうるヒット化合物の選別とその親和性向上において有効な技術開発を行うことを目標とした。スクリーニングより得られた低分子化合物について、ITCやDSCによる熱量解析を行い、特異的な結合を示す化合物の選別(ヒットバリデーション)よりヒット化合物を得た。これらヒット化合物と蛋白質との複合体構造解析や分子モデリング解析結果...
【医歯薬学】薬学:構造生物学相互作用を含む研究件
❏電位センサーを標的とした電位依存性イオンチャネルの機能制御と創薬戦略の構築(17H03978)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大澤 匡範 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (60361606)
【キーワード】電位依存性イオンチャネル / 電位センサードメイン / 構造変化 / gating modifier toxin / 電位センサー (他13件)
【概要】電位依存性イオンチャネル(VGIC)は、神経伝達や心臓の拍動を担う膜タンパク質であり、抗不整脈薬などの標的として重要である。VGIC は、電位センサードメイン(VSD)で膜電位の変化を感受し、イオン透過路を開閉するがその機構は不明であった。本研究では、VSDに結合してVGIC の機能を調節するリガンドの相互作用を行った。特に、心臓のVGICであるhERGについて、VSDに特異的に結合する毒素および...
❏構造から迫るアブラナ科植物の自家不和合性機構(15K18683)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村瀬 浩司 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教 (50467693)
【キーワード】植物 / 構造生物学 / 相互作用 / タンパク質構造解析
【概要】植物の多くは自らの花粉を拒絶し、他個体由来の花粉でのみ受精する自家不和合性と呼ばれる機構をもつ。アブラナ科植物の自家不和合性は花粉側および雌しべ側のS遺伝子型が一致したとき花粉の拒絶が起こる。この反応は雌しべの受容体キナーゼSRKと花粉由来のリガンドSP11とのS特異的な相互作用により行われている。本研究ではこの自他認識メカニズムの解明を目的として、X線結晶構造解析の手法を用いてSRK-SP11の...
❏マウスペプチド性フェロモンESP1―GPCRクラスC受容体の特異的認識機構の解明(24780104)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉永 壮佐 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (00448515)
【キーワード】情報伝達 / フェロモン / NMR / 立体構造 / 相互作用 (他13件)
【概要】多くの生物は,種を保存するため,異性を正確に認識する情報手段として「フェロモン」を用いる。共同研究者である東京大学の東原らは,オスマウスの涙に分泌され,メスマウスの性行動を誘発するペプチド性フェロモン ESP1 を同定した(Nature, 2005)。また,鼻腔下部の鋤鼻器官にある GPCR クラス C 受容体の V2Rp5 を介して機能することを明らかにした(Nature, 2010)。 本研究...
【医歯薬学】看護学:腸内細菌相互作用を含む研究件
❏腸内細菌が有する腸内環境定着因子の網羅的解析(16H04901)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 真嗣 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任教授 (80435677)
【キーワード】腸内細菌 / 代謝物質 / メタゲノム / メタボローム / メタボロゲノミクス (他13件)
【概要】ヒトの腸管内には多種多様な腸内細菌が生息しており、それらが宿主腸管細胞と密接に相互作用することで、複雑な腸内微生物社会が形成されている。しかし、この複雑で洗練された腸内微生物社会がどのようなメカニズムで形成・維持されているのかの詳細については不明な点が数多く残されている。そこで本研究では、大腸菌をモデル細菌として用い、無菌マウスや超並列シーケンサー、質量分析計といったツールを駆使することで、腸内細...
❏複合オミックス解析によるプロバイオティクス因子の同定とその評価(22780132)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 研究員 (80435677)
【キーワード】ビフィズス菌 / 酢酸 / O157 / マルチオーミクス / プロバイオティクス (他9件)
【概要】われわれがこれまでに同定したビフィズス菌のプロバイオティックトランスポーター遺伝子の効果を証明するため、プロバイオティックトランスポーター遺伝子欠損株や遺伝子導入株を遺伝子組み換え技術を駆使して作製し、腸管出血性大腸菌O157 : H7感染マウスモデルを用いてその機能を評価した。その結果、プロバイオティックトランスポーター遺伝子はマウス大腸内での酢酸産生量の増加に寄与し、O157感染によって生じる...
❏宿主-微生物間相互作用情報に基づくプロバイオティクス評価系の構築(20780105)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 基礎科学特別研究員 (80435677)
【キーワード】プロバイオティクス / 腸内細菌 / メタボローム / トランスクリプトーム / ゲノム (他13件)
【概要】腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるビフィズス菌と予防できないビフィズス菌の違いについて、複合オミクス解析手法を用いて詳細な比較解析を行った。その結果、プロバイオティックビフィズス菌を定着させたマウスの腸管内では短鎖脂肪酸産生量が有意に多く、そのことがO157感染による腸管上皮細胞の細胞死を抑制していることを見出した。従って、プロバイオティックビフィズス菌の効果の一因として...
【医歯薬学】看護学:メタボローム相互作用を含む研究件
❏腸内細菌が有する腸内環境定着因子の網羅的解析(16H04901)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福田 真嗣 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任教授 (80435677)
【キーワード】腸内細菌 / 代謝物質 / メタゲノム / メタボローム / メタボロゲノミクス (他13件)
【概要】ヒトの腸管内には多種多様な腸内細菌が生息しており、それらが宿主腸管細胞と密接に相互作用することで、複雑な腸内微生物社会が形成されている。しかし、この複雑で洗練された腸内微生物社会がどのようなメカニズムで形成・維持されているのかの詳細については不明な点が数多く残されている。そこで本研究では、大腸菌をモデル細菌として用い、無菌マウスや超並列シーケンサー、質量分析計といったツールを駆使することで、腸内細...
❏宿主-微生物間相互作用情報に基づくプロバイオティクス評価系の構築(20780105)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】福田 真嗣 独立行政法人理化学研究所, 免疫系構築研究チーム, 基礎科学特別研究員 (80435677)
【キーワード】プロバイオティクス / 腸内細菌 / メタボローム / トランスクリプトーム / ゲノム (他13件)
【概要】腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるビフィズス菌と予防できないビフィズス菌の違いについて、複合オミクス解析手法を用いて詳細な比較解析を行った。その結果、プロバイオティックビフィズス菌を定着させたマウスの腸管内では短鎖脂肪酸産生量が有意に多く、そのことがO157感染による腸管上皮細胞の細胞死を抑制していることを見出した。従って、プロバイオティックビフィズス菌の効果の一因として...
【医歯薬学】看護学:学習相互作用を含む研究件
❏祭りの支度を通じた共同体〈心体知〉の集団学習メカニズムの解明(15H02715)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】榎本 美香 東京工科大学, メディア学部, 講師 (10454141)
【キーワード】心体知 / 相互作用 / 学習 / エートス / 共同活動技法 (他20件)
【概要】祭りの支度を通じて以下に示す共同体固有の〈心体知〉を後継者世代が仲間内や現役世代と多対多の相互作用から集団学習するメカニズムを解明した。 (1) 心: 成員たちがもつ価値観や見識、信頼感といったエートス (e.g. 他者への気配り, 自己犠牲の精神) (2) 体: 成員間で力や身体位置の配分が必要な協働活動技法 (e.g. 唄のリズムと木や縄の操作との同調) (3) 知: 祭具の名称や用法、...
❏相互作用する複数の個から構成される知的システムの学習と進化に関する研究(14350212)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】平澤 宏太郎 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 教授 (70253474)
【キーワード】学習 / 進化 / 共生 / 強化学習 / 遺伝的アルゴリズム (他15件)
【概要】本研究では、知的システムの構築に必要な、知的工一ジェントの構築、エージェント問の相互作用の構築、マルチエージェントシステムの学習と進化をテーマに研究を推進してきた。 1.知的工一ジェントの構築:有向グラフ構造でプログラムを構成する遺伝的ネットワークプログラミング(GNP)を開発し、エージェントの行動生成における性能評価を行ったところ、従来手法と比べて良い性能を示すことが明らかになった。 2.エージ...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション相互作用を含む研究件
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
❏在宅の痴呆性老人と介護者である家族の相互作用の構造および両者の関わりモデルの開発(05807218)
【研究テーマ】看護学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】太田 喜久子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60119378)
【キーワード】痴呆性老人 / 介護者 / 相互作用 / コミュニケーション / 家族 (他8件)
【概要】本研究の目的は、家庭にいる痴呆性老人と主たる介護者である家族との日常生活における関係性をとらえ、両者にとってのよりよい生活の質を追求していくものである。 1年目は、継続的比較分析法によりデータ分析し、痴呆性老人と介護者の相互作用の実態をあらわすカテゴリーを帰納的に抽出した。2年目はその結果を土台とし、痴呆性老人と介護者にとってよりストレスの少ない相互作用をとるための関わりのモデルを作成した。 1年...