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研究分野別サイレントキーワード
「再生」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境保全学:アジア再生を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏韓国・マレーシア・シンガポール戦後ニュータウンの各国固有文化を踏まえた再生手法(18560615)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】村上 心 椙山女学園大学, 生活科学部, 准教授 (10247603)
【キーワード】アジア / 再生 / ニュータウン / ワークショップ / 団地
【概要】平成18年度:国内での研究作業、2006年11月の韓国調査、2007年1月のマレーシア/シンガポール調査、2月のマレーシア調査、平成19年度:国内でのインタビュー調査(2007年6月、12月)、分析作業、および、2007年9月-10月のマレーシア/シンガポール実地調査、9月の韓国実地調査により、下記の成果を得た。 (1)ストック・フローの推移の把握:各国のストック・フローの状況を人口・世帯数の推移...
【生物学】生物学:リジェネクチン再生を含む研究件
❏昆虫成虫原基の再生機構(07680795)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部, 助教授 (10201469)
【キーワード】センチニクバエ / 成虫原基 / 再生 / エクダイソン / ワモンゴキブリ (他15件)
【概要】(1) センチニクバエ成虫原基in vitro再生系における位置情報の復元 センチニクバエの成虫原基を切除した後、低濃度(2.5×10^<-8>M)のエクダイソン存在下でin vitro培養すると、切除した部分が再生する。本研究では、成虫原基の形態形成において位置情報を担うwingless遺伝子のホモログをセンチニクバエから単離しwingless遺伝子の発現部位を切除した成虫原基をin...
❏ワモンゴキブリの体液性レクチンの肢の再生に於ける機能解析と構造決定(03833009)
【研究テーマ】分子細胞生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部・微生物薬品化学教室, 助手 (10201469)
【キーワード】リジェネクチン / 26kDaレクチン / レクチン / 再生 / ワモンゴキブリ (他8件)
【概要】研究代表者らはこれまでに、ワモンゴキブリの体液から共通抗原性を示す3種類のC型レクチンを精製し、その内regenectin、26kDa lectinと命名したレクチンが肢の再生芽に一過的に出現することを見いだしている。Regenectinが再生芽の筋細胞の周囲に局在するのに対し、26kDa lectinは上皮組織の外側に局在する。従って、ワモンゴキブリの肢の再生芽形成過程では、これらのレクチンが異...
【生物学】生物学:26-kDaレクチン再生を含む研究件
❏昆虫成虫原基の再生機構(07680795)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部, 助教授 (10201469)
【キーワード】センチニクバエ / 成虫原基 / 再生 / エクダイソン / ワモンゴキブリ (他15件)
【概要】(1) センチニクバエ成虫原基in vitro再生系における位置情報の復元 センチニクバエの成虫原基を切除した後、低濃度(2.5×10^<-8>M)のエクダイソン存在下でin vitro培養すると、切除した部分が再生する。本研究では、成虫原基の形態形成において位置情報を担うwingless遺伝子のホモログをセンチニクバエから単離しwingless遺伝子の発現部位を切除した成虫原基をin...
❏ワモンゴキブリの体液性レクチンの肢の再生に於ける機能解析と構造決定(03833009)
【研究テーマ】分子細胞生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部・微生物薬品化学教室, 助手 (10201469)
【キーワード】リジェネクチン / 26kDaレクチン / レクチン / 再生 / ワモンゴキブリ (他8件)
【概要】研究代表者らはこれまでに、ワモンゴキブリの体液から共通抗原性を示す3種類のC型レクチンを精製し、その内regenectin、26kDa lectinと命名したレクチンが肢の再生芽に一過的に出現することを見いだしている。Regenectinが再生芽の筋細胞の周囲に局在するのに対し、26kDa lectinは上皮組織の外側に局在する。従って、ワモンゴキブリの肢の再生芽形成過程では、これらのレクチンが異...
【生物学】生物学:ワモンゴキブリ再生を含む研究件
❏昆虫成虫原基の再生機構(07680795)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部, 助教授 (10201469)
【キーワード】センチニクバエ / 成虫原基 / 再生 / エクダイソン / ワモンゴキブリ (他15件)
【概要】(1) センチニクバエ成虫原基in vitro再生系における位置情報の復元 センチニクバエの成虫原基を切除した後、低濃度(2.5×10^<-8>M)のエクダイソン存在下でin vitro培養すると、切除した部分が再生する。本研究では、成虫原基の形態形成において位置情報を担うwingless遺伝子のホモログをセンチニクバエから単離しwingless遺伝子の発現部位を切除した成虫原基をin...
❏ワモンゴキブリの体液性レクチンの肢の再生に於ける機能解析と構造決定(03833009)
【研究テーマ】分子細胞生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部・微生物薬品化学教室, 助手 (10201469)
【キーワード】リジェネクチン / 26kDaレクチン / レクチン / 再生 / ワモンゴキブリ (他8件)
【概要】研究代表者らはこれまでに、ワモンゴキブリの体液から共通抗原性を示す3種類のC型レクチンを精製し、その内regenectin、26kDa lectinと命名したレクチンが肢の再生芽に一過的に出現することを見いだしている。Regenectinが再生芽の筋細胞の周囲に局在するのに対し、26kDa lectinは上皮組織の外側に局在する。従って、ワモンゴキブリの肢の再生芽形成過程では、これらのレクチンが異...
【生物学】基礎生物学:アフリカツメガエル再生を含む研究件
❏小区分42030:動物生命科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】再生
【研究期間】アフリカツメガエル
【研究代表者】interleukin-11
【キーワード】
【概要】
❏無尾両生類(ツメガエル)の器官再生能を規定する分子的要因に関する研究(20K21517)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 再生 / FGF10 / インターロイキン11 / IL11受容体 (他10件)
【概要】アフリカツメガエル幼生の肢再生能は発生ステージの進行に伴って低下する。早いステージ(st52以前)で肢芽を切断した場合は関節や全ての指の構造が形成されるが、遅いステージ(st58以降)で肢を切断した場合には関節や指を欠き、主に軟骨から成る「スパイク」が形成されるに留まる。本研究課題は発生進行に伴う再生能喪失の要因と、再生能の人為的賦活化の方策の探索を目的とし、今年度は以下の実験を実施した。(1)発...
❏脊椎動物器官再生における組織横断的な幹細胞ニッチの活性化機構の解析(19K06437)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】深澤 太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10565774)
【キーワード】再生 / アフリカツメガエル / interleukin-11
【概要】申請者らは、アフリカツメガエル(Xenopus laevis)幼生尾再生において、尾再生時に発現するインターロイキン11(il11)に筋肉・脊索・神経の未分化細胞を誘導する機能があることを見出していた。再生時における複数組織の未分化細胞の誘導がたった一因子に因ることを示す結果であり、これより「各組織の組織幹細胞には組織の別を問わない共通の活性化機構がある」という仮説を立て、現在検証を行っている。今...
【生物学】基礎生物学:プロラクチン再生を含む研究件
❏プロラクチン遺伝子導入ラットを用いた外分泌腺組織再生の検討(12470386)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】斎藤 一郎 徳島大学, 歯学部, 助教授 (60147634)
【キーワード】プロラクチン / トランスジェニック / 再生 / 外分泌腺 / ラット (他9件)
【概要】プロラクチンは下垂体前葉から産生されるホルモンで、妊娠時に増加し、乳汁の分泌促進や乳腺の発達を促すことが知られていることから、涙腺・唾液組織に与える影響を検討する目的で、プロラクチンの組織特異的な遺伝子発現が可能なプロモーターを用いトランスジェニック・ラットを作成し以下の結果得た。 1.parotid ssecretory protein(PSP)のpromoterであるLamaを用いることにより...
❏両生類の形態・構造特異性の決定機構の解明(07404057)
【研究テーマ】植物形態・構造
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1998
【研究代表者】吉里 勝利 広島大学, 理学部, 教授 (20095516)
【キーワード】両生類 / ウシガエル / アフリカツメガエル / イモリ / 変態ホルモン (他20件)
【概要】本研究の最も重要な成果は「皮膚の変換中心」の概念を提出できたことである。変態前期の若いオタマジャクシの体側部に変換中心が点状に出現し、この中心がオタマジャクシの発達とともに体の他の部位に進入していくことを明らかにした。この中心は決して尾の領域に進入しないことで皮膚変態の部域特異性が説明できる。 皮膚の変換中心の分子的性質を明らかにするために表皮と皮膚結合組織から次の16種のcDNA・遺伝子をクロー...
【生物学】基礎生物学:アカハライモリ再生を含む研究件
❏イモリ型の臓器再生を可能にする体細胞リプログラミング因子の解明と医学への展開(18H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】千葉 親文 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80272152)
【キーワード】再生 / アカハライモリ / リプログラミング / 瘢痕 / 創傷治癒 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「ヒトの体細胞にイモリ型のリプログラミングを惹起する因子の解明に挑む」とともに「イモリの利用を医学の様々な分野に浸透させる」ことにより、イモリ型の臓器再生に向けた現実的な工程表を完成させることである。そのために、1)成体マウス肢切断-瘢痕治癒過程を記述し、成体イモリの肢再生過程と対応付けた。一方、骨格筋追跡マウスの妊孕性が極めて低く系統を維持することが困難であったため、新たなマウス...
❏両生類の形態・構造特異性の決定機構の解明(07404057)
【研究テーマ】植物形態・構造
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1998
【研究代表者】吉里 勝利 広島大学, 理学部, 教授 (20095516)
【キーワード】両生類 / ウシガエル / アフリカツメガエル / イモリ / 変態ホルモン (他20件)
【概要】本研究の最も重要な成果は「皮膚の変換中心」の概念を提出できたことである。変態前期の若いオタマジャクシの体側部に変換中心が点状に出現し、この中心がオタマジャクシの発達とともに体の他の部位に進入していくことを明らかにした。この中心は決して尾の領域に進入しないことで皮膚変態の部域特異性が説明できる。 皮膚の変換中心の分子的性質を明らかにするために表皮と皮膚結合組織から次の16種のcDNA・遺伝子をクロー...
【生物学】人類学:霊長類再生を含む研究件
❏脱細胞化骨格を用いた霊長類子宮の再生とその機能解析(17K19731)
【研究テーマ】生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】丸山 哲夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10209702)
【キーワード】子宮 / 再生 / 生殖医療 / 組織工学 / iPS細胞 (他10件)
【概要】子宮脱細胞化骨格(DUS)を用いた子宮再生の技術を臨床応用すべく、滋賀医科大学動物生命科学研究センターを霊長類実験の実施場所として選定・決定し、実施に必要な体制とチームを整えた。その基盤知見・技術を強固にするためラットを用いた研究も並行して行い、内膜欠損モデルにおいて、DUS移植により腺管構造を有する内膜を再構築することが出来た。しかし、その構築効率は必ずしも高くないため、DUSに子宮構成細胞に分...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(13307045)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】戸山 芳昭 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40129549)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / コンドロイチナーゼABC (他6件)
【概要】われわれは、神経幹細胞移植の至適時期を決定するために、損傷脊髄内の種々のサイトカインや神経栄養因子の発現の変化を調べ、至適時期が脊髄損傷後1〜2週であることを報告した。この結果に基づき、ラット脊髄損傷後9日目にラット神経幹細胞移植を行い、移植細胞の良好な生着とニューロン、オリゴデンドロサイトへの分化を認め、さらに運動機能の回復が得られることを報告した。 次に、脊髄損傷に対する神経幹細胞移植を臨床応...
【生物学】人類学:嗅覚再生を含む研究件
❏嗅覚入力が新生嗅細胞の成熟過程に及ぼす影響の検討(26462577)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菊田 周 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00555865)
【キーワード】耳鼻咽喉科 / 嗅覚障害 / 嗅神経 / 嗅覚 / 感覚入力 (他7件)
【概要】新生嗅細胞の分化・成熟過程に、嗅覚入力がどのような影響を及ぼすのかを検討した。嗅上皮障害後の再生過程を観察すると、障害後14日以降で、鼻閉側の嗅上皮が薄く、嗅細胞数や成熟嗅細胞数も開放側と比較して減少していた。さらに新生細胞の成熟は、嗅覚入力期間ではなく、障害後7-14日の嗅覚入力に依存することを明らかにした。閉塞後再開放側の嗅球背側領域の匂い刺激に対する神経活動は、開放側と比較して低下しており、...
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【生物学】人類学:トランスジェニック再生を含む研究件
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏魚類の組織再生における細胞間相互作用のメカニズム(24570233)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 再生 / 細胞系譜 / トランスジェニック / Fgfシグナル (他9件)
【概要】組織再生の分子過程を理解するために、本研究ではゼブラフィッシュ鰭の再生開始・進行に関わるシグナルメカニズムの解析と、多様な細胞の機能を解明することを目標とした。第一に、再生におけるFgfシグナルの作用メカニズムの解明を行い、Fgf20a,Fgf3の異なった作用を明らかにした。また、再生細胞の細胞死を起こす変異体の解析を行い、ミエロイド細胞の供給する液性因子によって、再生細胞の増殖、生存がサポートさ...
❏魚類における再生を支える細胞とシグナルのメカニズム(21570004)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】モデル生物 / 小型魚類における組織再生 / ゼブラフィッシュ / トランスジェニ / Junb (他12件)
【概要】多細胞体の組織ホメオスタシス機構の解明を目指し、ゼブラフィッシュ成体、幼生を使った再生機構の解析を行い、以下の成果が得られた。1)再生に必須のjunb, junblとJNKシグナルの役割を解明した。2)再生ニッチにおける細胞の形成と機能の解明のための、細胞追跡と除去が可能なトランスジェニックの作製を行った。3)再生欠損変異体の解析から、造血細胞に由来する再生細胞生存因子が存在することを明らかにした...
【生物学】人類学:進化再生を含む研究件
❏多種細胞連環に基づく冠循環系の発生・進化・病態・再生の統合的理解(19H01048)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】栗原 裕基 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (20221947)
【キーワード】冠動脈 / 発生 / 再生 / 進化 / 病態 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「神経堤細胞-マクロファージ-内皮細胞連環」を中心に、冠循環発生における多細胞系譜間相互作用の役割の解明、多細胞連携に基づいた脊椎動物における冠循環の進化に関する仮説の提示、発生学的知見に基づく新しい治療法創出基盤の形成を実現することである。本年度は、心臓内神経堤細胞とマクロファージのマルチオーム解析、マウス胚と鳥類胚による発生学的実験、脊椎動物における冠血管比較、マウス心筋梗塞モ...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
【工学】機械工学:セブラフィッシュ再生を含む研究件
❏組織再生におけるレチノチン酸シグナル作用の再検証と再生可否決定機構の解明(19K22417)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / ヒレ / 再生 / レチノイン酸 / 組織再生 (他6件)
【概要】生物は、組織を長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムは未だ明らかでない。私達はレチノイン酸(RA)受容体アゴニストがゼブラフィッシュ尾ヒレの再生を不可逆に阻止するユニークな作用を見いだし,本研究では,アゴニスト作用機構の解析を行った。その成果,(1)アゴニストは過剰なRAシグナルを発生させるが,逆に,下流の標的Cyp26を介して強力かつ持続的なフィードバック阻害が誘導される。...
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏魚類が示す筋肉の高い再生能力と成長能力を可能にする分子メカニズムを探る(26292112)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木下 滋晴 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40401179)
【キーワード】筋肉 / 魚 / 終生成長 / 老化 / 魚類 (他15件)
【概要】ヒトの筋肉は加齢により減弱するが、魚類では、筋線維が生涯増え続ける。 こうした魚の「終生成長」は、魚の成長と哺乳類の加齢性筋肉減弱を理解する上で重要だが、その機構は不明である。 本研究では新生筋線維維で発現する遺伝子に着目し、その発現には、筋修復に関わるNFATが寄与することを示した。 また、加齢に伴い、魚類筋肉でMSTN/GDF11およびTORシグナルが低下することを示した。 逆にTORの活性化...
【工学】建築学:修復再生を含む研究件
❏iPS細胞を用いた緑内障再生医療の開発(21700423)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】吉田 哲 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00365438)
【キーワード】緑内障 / 網膜神経節細胞 / 幹細胞 / iPS細胞 / 幹細胞生物学 (他7件)
【概要】緑内障の再生医療を念頭に、iPS細胞から網膜神経節細胞および成体における網膜幹細胞であるミューラー細胞を分化誘導する方法の確立、網膜内のミューラー細胞の同定法の探索を行った。まずiPS細胞からの分化誘導を行うために、網膜前駆細胞マーカーであるRx遺伝子座に赤色蛍光タンパク質DsRedが発現する組換えBACを作成しipS細胞に安定導入した。また、ミューサー細胞を同定するためにマーカーを探索し、エピプ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】建築学:地域再生再生を含む研究件
❏超高齢化住宅地の持続的再生に向けた福祉転用マネジメントの有効性に関する実証的研究(19H02316)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森 一彦 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 客員教授 (40190988)
【キーワード】高齢化 / 福祉転用 / マネジメント / 地域再生 / 住宅地 (他13件)
【概要】国際的に都市の超高齢化(定義65+, >21%)が進行し、持続的な再生と新たな計画手法が模索される中で、空き家など活用されない地域資源を、増加する福祉ニーズに活用する「福祉転用」の有効性を実証的に明らかにする。2021年度は福祉転用マネジメント介入を、A地区(大阪圏)・B地区(大阪圏)・C地区(東京圏)・D地区(名古屋圏)の4つの対象調査地区で展開した。 A地区(大阪圏)・B地区(大阪圏)で...
❏環境再生デザインの公共社会学:修復的環境正義の実践的理論構築に関する研究(18H00920)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福永 真弓 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70509207)
【キーワード】開発・公害跡地 / 環境再生 / 環境ガバナンス / 人新世 / 修復的環境正義 (他18件)
【概要】本年度は、年度の後半(9月)から予定していた研究途中経過の発表については、香港暴動およびコロナの広がりによる国際学会と国際研究会の延期によって困難になった。そのため、予定されていた研究途中経過での理論的な検討や、事例の比較検討については。各個人研究を進め、適宜研究グループ内での議論をテレビ会議システムなどを用いながら行うこととした。予定されていた国際会議については、延期開催や別の国際会議へ対応する...
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
【工学】建築学:都市政策再生を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】土木工学:住民参加再生を含む研究件
❏社会主義時代の大規模住宅団地のオープンスペース活用の変遷にみる地域継承性の研究(19K21095)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田中 由乃 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (20825260)
【キーワード】屋外空間 / オープンスペース / 再生 / 住民参加 / 区行政 (他13件)
【概要】チェコ共和国プラハ市プラハ11区にある大規模集合住宅団地イジュニームニェスト内の屋外公共空間を対象に、以下の2点について研究を行った。(1)設計計画の変遷と民主化後の再生施策について、資料分析、現地観察調査、地域関係者インタビュー調査を用いて明らかにした。(2)社会主義時代のアーカイブ資料をもとに、開発当初のオープンスペースの計画の意図を明らかにした。さらに、その中でも特に社会主義体制下のオープン...
❏創造と再生が可能な社会と国家の形成-社会保障・環境保全における契約法理を中心に(22330010)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】紙野 健二 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (10126849)
【キーワード】行政法 / 公法 / 私法 / 契約 / 社会保障 (他26件)
【概要】グローバルな規模で展開再編する市民社会は、少子化、大規模災害や自然環境の破壊が典型的であるように、自らの存続にとっての数多くの脅威に直面して、国家に解決すべき、しかし困難な多くの課題を突きつけている。このような国家と市民社会のそれぞれの運動に対抗するものとして、双方性を有する行為である契約が観念される。それは、国民生活に必要な役務の交換が国家から市場へと転化した結果一方的に提供される役務の「選択」...
【工学】土木工学:復興再生を含む研究件
❏震災復興における新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティの再生に関する研究(25285155)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉野 英岐 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (90305318)
【キーワード】東日本大震災 / 復興 / コミュニティ / ステークホルダー / 災害公営住宅 (他17件)
【概要】本研究では東日本大震災の被災地である岩手県釜石市、宮城県名取市と岩沼市、福島県いわき市で、住宅やコミュニティの再生過程を調査分析した。研究では復興の形態や特徴に影響を与える要素として、行政、公的援団体、町内会等の住民組織、大学や震災後に設立されたNPOや支援組織等のさまざまな団体を復興のステークホルダーと規定し、それらの合意形成のあり方に着目した。その結果、復興過程においては住民の意向を尊重するよ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】総合工学:都市計画再生を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】総合工学:保存再生を含む研究件
❏建築のコンバージョンにおける採算性評価を通した市場性再発見についての研究(18K11962)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮本 佳明 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (10278559)
【キーワード】コンバージョン / 採算性 / 市場性 / リノベーション / 保存 (他8件)
【概要】研究代表者が従事する建築設計実務を含む多種多様なコンバージョン(建物の用途転用)事例を対象として、一般的なDCF法(将来生み出すと予想されるキャッシュフローを現在価値に置き換える手法)を用いて収益事業としての客観的な採算性評価を行なった。採算性評価の結果は官民を問わず事業者との積極的な対話を開く端緒となり、結果的に、実現困難と思われたコンバージョンプロジェクトを推進する原動力となった。 ...
❏耐震性を考慮した歴史的建造物の保存・再生における意思決定プロセス研究(12878096)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】清家 剛 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (60236065)
【キーワード】歴史的建造物 / 保存 / 再生 / 耐震性 / 耐震補強 (他10件)
【概要】本研究では、耐震性を考慮した歴史的建造物の保存・再生事例に着目し、その保存すべき対象と、耐震性を確保するための技術との間での意思決定プロセスを明らかにして、比較・評価することを目的としている。対象は木造の文化財建造物である。 このうち、昨年度は木造の文化財建造物の耐震補強事例における意思決定プロセスを明らかにすることを中心に研究を進め、とりまとめた。 その成果をもとに、外壁保存改修のプロセス研究を...
【総合生物】ゲノム科学:再生を含む研究件
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏再生開始シグナルの同定をめざしたミュータントのパイロットスクリーニング(14654149)
【研究テーマ】遺伝
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】川上 厚志 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 発生遺伝学 / シグナル伝達 / 鰭 (他10件)
【概要】無脊椎動物では再生は普遍的な生存戦略であるが、脊椎動物においては魚類や有尾両生類以外では限られた再生能力しか持たない。これまでの再生研究は細胞の脱分化・再分化を伴ういわゆるエピモルフィック再生に主に注目されてきたが、細胞分化する前の幼若な時期でも修復が起こることから、再生には細胞分化が前提となる必然があるか疑問である。この疑問に明確に答えるため、第一にゼブラフィッシュの幼若なひれ原基の修復過程を引...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:人工骨再生を含む研究件
❏骨誘導型人工骨の創製(24240069)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鄭 雄一 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30345053)
【キーワード】生体材料 / トランスレーショナルリサーチ / 人工骨 / 再生 / 骨 (他8件)
【概要】骨が欠損・変形した際の治療に使う、人工骨の必要が高まっているが、その機能を高めるために、骨を形成するのに必要なシグナルネットワークを明らかにし、組み合わせることとした。その結果、試験管の中で、血清もタンパク質も遺伝子も用いず、4つの低分子化合物だけで骨の細胞をインビトロで誘導することに成功した。この化合物を人工の骨に搭載してその放出を制御し、骨が欠損した動物モデルに投与することで、短期間で治療効果...
❏再生鱗をモデルとしたコラーゲン配向機構の解明-魚コラーゲンから生体修復材料を造る(21380116)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】都木 靖彰 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 教授 (10212002)
【キーワード】生理 / 生体材料 / 鱗 / 再生 / コラーゲン (他15件)
【概要】質量分析を用いて,鱗コラーゲンの高次配向制御に関わる可能性が高いSLRPsを同定するとともに,その遺伝子クローニングをおこなって発現部位を明らかにした。また,コラーゲン変性温度がα3鎖の量とプロリン残基水酸化率とで制御される可能性を示した。さらに,磁場内でコラーゲン線維配向構造創出をおこなって粘弾性特性,引張強度を明らかにするとともに,再線維化コラーゲンを用いて高密度の新規メソ多孔材料の開発に成功...
【総合生物】実験動物学:再生芽再生を含む研究件
❏再生芽「自己抗原」の同定とそのマスキングによる再生能賦活化に関する研究(26640051)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 器官再生 / 未分化増殖細胞 / インターロイキン-11 / ゲノム編集 (他21件)
【概要】ツメガエル幼生は、不応期では、未熟な白血球が再生芽増殖細胞を「非自己」として攻撃するため尾再生が起きないと考えられている。本研究では、再生芽増殖細胞特異的に発現するinterleukin-11 (il-11)や、増殖細胞を攻撃する白血球のマーカーであるXPhyH-likeの機能解析を通じて、尾再生の分子機構解明を目指した。 その結果、IL-11は尾再生に必要であり、単独で多彩な組織に由来する未分化...
❏再生開始シグナルの同定をめざしたミュータントのパイロットスクリーニング(14654149)
【研究テーマ】遺伝
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】川上 厚志 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 発生遺伝学 / シグナル伝達 / 鰭 (他10件)
【概要】無脊椎動物では再生は普遍的な生存戦略であるが、脊椎動物においては魚類や有尾両生類以外では限られた再生能力しか持たない。これまでの再生研究は細胞の脱分化・再分化を伴ういわゆるエピモルフィック再生に主に注目されてきたが、細胞分化する前の幼若な時期でも修復が起こることから、再生には細胞分化が前提となる必然があるか疑問である。この疑問に明確に答えるため、第一にゼブラフィッシュの幼若なひれ原基の修復過程を引...
【総合生物】実験動物学:インターロイキン-11再生を含む研究件
❏無尾両生類(ツメガエル)の器官再生能を規定する分子的要因に関する研究(20K21517)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 再生 / FGF10 / インターロイキン11 / IL11受容体 (他10件)
【概要】アフリカツメガエル幼生の肢再生能は発生ステージの進行に伴って低下する。早いステージ(st52以前)で肢芽を切断した場合は関節や全ての指の構造が形成されるが、遅いステージ(st58以降)で肢を切断した場合には関節や指を欠き、主に軟骨から成る「スパイク」が形成されるに留まる。本研究課題は発生進行に伴う再生能喪失の要因と、再生能の人為的賦活化の方策の探索を目的とし、今年度は以下の実験を実施した。(1)発...
❏脊椎動物器官再生における組織横断的な幹細胞ニッチの活性化機構の解析(19K06437)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】深澤 太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10565774)
【キーワード】再生 / アフリカツメガエル / interleukin-11
【概要】申請者らは、アフリカツメガエル(Xenopus laevis)幼生尾再生において、尾再生時に発現するインターロイキン11(il11)に筋肉・脊索・神経の未分化細胞を誘導する機能があることを見出していた。再生時における複数組織の未分化細胞の誘導がたった一因子に因ることを示す結果であり、これより「各組織の組織幹細胞には組織の別を問わない共通の活性化機構がある」という仮説を立て、現在検証を行っている。今...
❏器官再生における各組織幹細胞の普遍的活性化機構の解析(16K14590)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】深澤 太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10565774)
【キーワード】再生 / アフリカツメガエル / interleukin-11 / 器官再生
【概要】アフリカツメガエル幼生は尾の高い再生能を示す。幼生尾再生は各組織中に存在する組織幹細胞より未分化細胞が誘導され各々の組織を再構築することで起こるとされる。本研究では、(1)尾再生においてinterleukin-11が複数組織の未分化細胞の誘導・維持に必要十分であることを示した。 (2)尾切断時のIL-11シグナリングの下流に位置する遺伝子のうちの一つについて、機能阻害時に尾再生が阻害されることを見...
【総合生物】実験動物学:増殖細胞再生を含む研究件
❏無尾両生類(ツメガエル)の器官再生能を規定する分子的要因に関する研究(20K21517)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 再生 / FGF10 / インターロイキン11 / IL11受容体 (他10件)
【概要】アフリカツメガエル幼生の肢再生能は発生ステージの進行に伴って低下する。早いステージ(st52以前)で肢芽を切断した場合は関節や全ての指の構造が形成されるが、遅いステージ(st58以降)で肢を切断した場合には関節や指を欠き、主に軟骨から成る「スパイク」が形成されるに留まる。本研究課題は発生進行に伴う再生能喪失の要因と、再生能の人為的賦活化の方策の探索を目的とし、今年度は以下の実験を実施した。(1)発...
❏再生芽「自己抗原」の同定とそのマスキングによる再生能賦活化に関する研究(26640051)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 器官再生 / 未分化増殖細胞 / インターロイキン-11 / ゲノム編集 (他21件)
【概要】ツメガエル幼生は、不応期では、未熟な白血球が再生芽増殖細胞を「非自己」として攻撃するため尾再生が起きないと考えられている。本研究では、再生芽増殖細胞特異的に発現するinterleukin-11 (il-11)や、増殖細胞を攻撃する白血球のマーカーであるXPhyH-likeの機能解析を通じて、尾再生の分子機構解明を目指した。 その結果、IL-11は尾再生に必要であり、単独で多彩な組織に由来する未分化...
【総合生物】実験動物学:未分化増殖細胞再生を含む研究件
❏無尾両生類(ツメガエル)の器官再生能を規定する分子的要因に関する研究(20K21517)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 再生 / FGF10 / インターロイキン11 / IL11受容体 (他10件)
【概要】アフリカツメガエル幼生の肢再生能は発生ステージの進行に伴って低下する。早いステージ(st52以前)で肢芽を切断した場合は関節や全ての指の構造が形成されるが、遅いステージ(st58以降)で肢を切断した場合には関節や指を欠き、主に軟骨から成る「スパイク」が形成されるに留まる。本研究課題は発生進行に伴う再生能喪失の要因と、再生能の人為的賦活化の方策の探索を目的とし、今年度は以下の実験を実施した。(1)発...
❏再生芽「自己抗原」の同定とそのマスキングによる再生能賦活化に関する研究(26640051)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 器官再生 / 未分化増殖細胞 / インターロイキン-11 / ゲノム編集 (他21件)
【概要】ツメガエル幼生は、不応期では、未熟な白血球が再生芽増殖細胞を「非自己」として攻撃するため尾再生が起きないと考えられている。本研究では、再生芽増殖細胞特異的に発現するinterleukin-11 (il-11)や、増殖細胞を攻撃する白血球のマーカーであるXPhyH-likeの機能解析を通じて、尾再生の分子機構解明を目指した。 その結果、IL-11は尾再生に必要であり、単独で多彩な組織に由来する未分化...
【農学】森林圏科学:昆虫再生を含む研究件
❏昆虫成虫原基の再生機構(07680795)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部, 助教授 (10201469)
【キーワード】センチニクバエ / 成虫原基 / 再生 / エクダイソン / ワモンゴキブリ (他15件)
【概要】(1) センチニクバエ成虫原基in vitro再生系における位置情報の復元 センチニクバエの成虫原基を切除した後、低濃度(2.5×10^<-8>M)のエクダイソン存在下でin vitro培養すると、切除した部分が再生する。本研究では、成虫原基の形態形成において位置情報を担うwingless遺伝子のホモログをセンチニクバエから単離しwingless遺伝子の発現部位を切除した成虫原基をin...
❏ワモンゴキブリの体液性レクチンの肢の再生に於ける機能解析と構造決定(03833009)
【研究テーマ】分子細胞生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部・微生物薬品化学教室, 助手 (10201469)
【キーワード】リジェネクチン / 26kDaレクチン / レクチン / 再生 / ワモンゴキブリ (他8件)
【概要】研究代表者らはこれまでに、ワモンゴキブリの体液から共通抗原性を示す3種類のC型レクチンを精製し、その内regenectin、26kDa lectinと命名したレクチンが肢の再生芽に一過的に出現することを見いだしている。Regenectinが再生芽の筋細胞の周囲に局在するのに対し、26kDa lectinは上皮組織の外側に局在する。従って、ワモンゴキブリの肢の再生芽形成過程では、これらのレクチンが異...
【医歯薬学】基礎医学:olfactory marker protein再生を含む研究件
❏老化した嗅上皮の細胞動態およびその傷害因子に対する反応の分子生物学的解析(16790987)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】近藤 健二 東大, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅上皮 / 老化 / 再生 / 嗅神経細胞 / olfactory ensheathing cell (他8件)
【概要】対象と方法:生後10日、1ヶ月、3ヶ月、7ヶ月、16ヶ月の各日・月齢ICRマウスにBrdUを投与し、投与2時間後にホルマリン灌流固定、鼻腔組織を摘出した。摘出した組織を脱灰後、冠状断で切断し、パラフィン包埋して免疫組織染色用の試料とした。切片に抗olfactory marker protein (OMP)抗体による免疫染色および核染色を行い、OMP陽性である上皮下の嗅神経束を同定し、同神経束内にあ...
❏加齢変化が嗅神経細胞の産生・維持機構に及ぼす影響についての基礎的研究(14770886)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 老化 / 再生 / 免疫組織化学 / olfactory marker protein (他6件)
【概要】対象と方法 生後10日、3ヶ月、16ヶ月のICRマウスに細胞増殖マーカーであるBrdUを投与し、投与後2時間、1日、2日、3日、5日、7日、14日、28日後に各群3〜5匹ずつ固定、鼻腔組織を摘出した。これを脱灰ののち包埋、冠状断で薄切した。切片を抗BrdU抗体および成熟嗅神経細胞の特異的マーカーである抗OMP抗体を用いて免疫2重染色し、BrdU陽性細胞の分布およびそのBrdU投与後の時間経過による...
【医歯薬学】基礎医学:BrdU再生を含む研究件
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
❏老化した嗅上皮の細胞動態およびその傷害因子に対する反応の分子生物学的解析(16790987)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】近藤 健二 東大, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅上皮 / 老化 / 再生 / 嗅神経細胞 / olfactory ensheathing cell (他8件)
【概要】対象と方法:生後10日、1ヶ月、3ヶ月、7ヶ月、16ヶ月の各日・月齢ICRマウスにBrdUを投与し、投与2時間後にホルマリン灌流固定、鼻腔組織を摘出した。摘出した組織を脱灰後、冠状断で切断し、パラフィン包埋して免疫組織染色用の試料とした。切片に抗olfactory marker protein (OMP)抗体による免疫染色および核染色を行い、OMP陽性である上皮下の嗅神経束を同定し、同神経束内にあ...
❏加齢変化が嗅神経細胞の産生・維持機構に及ぼす影響についての基礎的研究(14770886)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 老化 / 再生 / 免疫組織化学 / olfactory marker protein (他6件)
【概要】対象と方法 生後10日、3ヶ月、16ヶ月のICRマウスに細胞増殖マーカーであるBrdUを投与し、投与後2時間、1日、2日、3日、5日、7日、14日、28日後に各群3〜5匹ずつ固定、鼻腔組織を摘出した。これを脱灰ののち包埋、冠状断で薄切した。切片を抗BrdU抗体および成熟嗅神経細胞の特異的マーカーである抗OMP抗体を用いて免疫2重染色し、BrdU陽性細胞の分布およびそのBrdU投与後の時間経過による...
【医歯薬学】基礎医学:嗅覚医学再生を含む研究件
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【医歯薬学】基礎医学:嗅覚障害再生を含む研究件
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
❏嗅覚入力が新生嗅細胞の成熟過程に及ぼす影響の検討(26462577)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菊田 周 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00555865)
【キーワード】耳鼻咽喉科 / 嗅覚障害 / 嗅神経 / 嗅覚 / 感覚入力 (他7件)
【概要】新生嗅細胞の分化・成熟過程に、嗅覚入力がどのような影響を及ぼすのかを検討した。嗅上皮障害後の再生過程を観察すると、障害後14日以降で、鼻閉側の嗅上皮が薄く、嗅細胞数や成熟嗅細胞数も開放側と比較して減少していた。さらに新生細胞の成熟は、嗅覚入力期間ではなく、障害後7-14日の嗅覚入力に依存することを明らかにした。閉塞後再開放側の嗅球背側領域の匂い刺激に対する神経活動は、開放側と比較して低下しており、...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【医歯薬学】基礎医学:嗅上皮再生を含む研究件
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
❏老化した嗅上皮の細胞動態およびその傷害因子に対する反応の分子生物学的解析(16790987)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】近藤 健二 東大, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅上皮 / 老化 / 再生 / 嗅神経細胞 / olfactory ensheathing cell (他8件)
【概要】対象と方法:生後10日、1ヶ月、3ヶ月、7ヶ月、16ヶ月の各日・月齢ICRマウスにBrdUを投与し、投与2時間後にホルマリン灌流固定、鼻腔組織を摘出した。摘出した組織を脱灰後、冠状断で切断し、パラフィン包埋して免疫組織染色用の試料とした。切片に抗olfactory marker protein (OMP)抗体による免疫染色および核染色を行い、OMP陽性である上皮下の嗅神経束を同定し、同神経束内にあ...
【医歯薬学】基礎医学:嗅神経再生を含む研究件
❏嗅神経上皮の傷害・再生過程における起炎性・抗炎症性メディエーターの関与の解析(20K09749)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経上皮 / 再生 / 炎症性メディエーター / 脂質 / 嗅神経 (他6件)
【概要】1. FAT1マウスのサンプル採取:体内のオメガ3脂肪酸濃度が高く維持されている遺伝子改変マウスであるFAT1マウス、および対照群の野生型マウスより遺伝子発現の網羅的解析、脂肪酸解析のためのサンプルを採取した。2-3か月齢の時点で深麻酔し嗅粘膜、嗅球を摘出し、一部検体はRNAの抽出、残りは脂肪酸解析用に凍結保存した。また同じく2-3か月齢の時点で嗅粘膜毒性物質であるメチマゾールを腹腔内投与し、投与...
❏嗅覚入力が新生嗅細胞の成熟過程に及ぼす影響の検討(26462577)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菊田 周 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00555865)
【キーワード】耳鼻咽喉科 / 嗅覚障害 / 嗅神経 / 嗅覚 / 感覚入力 (他7件)
【概要】新生嗅細胞の分化・成熟過程に、嗅覚入力がどのような影響を及ぼすのかを検討した。嗅上皮障害後の再生過程を観察すると、障害後14日以降で、鼻閉側の嗅上皮が薄く、嗅細胞数や成熟嗅細胞数も開放側と比較して減少していた。さらに新生細胞の成熟は、嗅覚入力期間ではなく、障害後7-14日の嗅覚入力に依存することを明らかにした。閉塞後再開放側の嗅球背側領域の匂い刺激に対する神経活動は、開放側と比較して低下しており、...
【医歯薬学】基礎医学:嗅神経細胞再生を含む研究件
❏Elezanumabによる嗅粘膜再生と嗅神経軸索再生効果の検証(21K09591)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】森 恵莉 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20408446)
【キーワード】嗅神経細胞 / 再生
【概要】嗅覚障害をきたす鼻副鼻腔疾患の、手術治療による疾病の根治性向上と粘膜温存による嗅覚保護効果は相反する課題であった。抗RGMa抗体のelezanumabは、頸椎外傷後や視神経脊椎炎・脳梗塞における神経症状の治療において、神経軸索再生および運動機能の回復促進効果があることが報告されている。嗅覚・鼻腔領域においてはelezanumabの効果は未検証であり、elezanumabを手術治療に併用することがで...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(21791598)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 嗅粘膜 / 老化 (他6件)
【概要】加齢に伴う嗅覚低下の病態生理の解明のため、生理的加齢動物及び傷害モデル動物を用いて嗅神経上皮の組織構築の変化を解析した。その結果、加齢に伴う嗅粘膜の変性の背景に基底細胞の分裂能の低下による神経新生能低下が主として関与していることが示唆された。また神経保護機能のある女性ホルモンであるエストロゲンに着目し、今後の解析のためエストロゲン欠乏マウスモデルの作成とエストロゲンβ受容体欠損マウスの繁殖飼育を行...
❏加齢変化が嗅上皮の構造、細胞動態及び傷害後の再生能に及ぼす影響の分子生物学的解析(18799002)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 老化 / 免疫組織化学
【概要】マウス嗅上皮における変性部位の割合は加齢に伴って増加し、また高度変性部位の割合も増加した。また上皮下のBowman腺の形態異常も加齢に従って増加し、特に嗅上皮の変性部位の上皮下に高頻度で認められた。生理的加齢に伴って基底細胞の増殖と嗅上皮のアポトーシスの頻度はともに減少したが、前駆細胞から成熟嗅神経細胞に分化するまでの時間経過はほぼ一定であった。さらに嗅上皮傷害モデルマウスの解析では嗅上皮の再生能...
【医歯薬学】基礎医学:嗅神経障害再生を含む研究件
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【医歯薬学】基礎医学:嗅神経上皮再生を含む研究件
❏嗅神経上皮の傷害・再生過程における起炎性・抗炎症性メディエーターの関与の解析(20K09749)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経上皮 / 再生 / 炎症性メディエーター / 脂質 / 嗅神経 (他6件)
【概要】1. FAT1マウスのサンプル採取:体内のオメガ3脂肪酸濃度が高く維持されている遺伝子改変マウスであるFAT1マウス、および対照群の野生型マウスより遺伝子発現の網羅的解析、脂肪酸解析のためのサンプルを採取した。2-3か月齢の時点で深麻酔し嗅粘膜、嗅球を摘出し、一部検体はRNAの抽出、残りは脂肪酸解析用に凍結保存した。また同じく2-3か月齢の時点で嗅粘膜毒性物質であるメチマゾールを腹腔内投与し、投与...
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【医歯薬学】基礎医学:嗅粘膜再生を含む研究件
❏喫煙性嗅覚障害の分子機序と嗅上皮再生環境の解明(16K20231)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上羽 瑠美 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10597131)
【キーワード】タバコ煙 / 嗅神経上皮 / 嗅覚障害 / 加齢 / 嗅粘膜 (他8件)
【概要】本研究ではタバコ煙溶液(CSS)を用いて喫煙モデル動物を作製し、嗅覚障害及び回復過程の機序や背景を検証した。高齢者の嗅覚障害に喫煙が与える影響も検証した。 CSS投与により嗅上皮の嗅覚前駆細胞を障害し、成熟嗅神経細胞の低下と嗅覚障害が生じること,炎症性サイトカインが関与していることを明らかにした。また,CSS投与により嗅上皮再生が遅延すること,その機序として,嗅覚前駆細胞の分裂・分化過程を障害する...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(21791598)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 嗅粘膜 / 老化 (他6件)
【概要】加齢に伴う嗅覚低下の病態生理の解明のため、生理的加齢動物及び傷害モデル動物を用いて嗅神経上皮の組織構築の変化を解析した。その結果、加齢に伴う嗅粘膜の変性の背景に基底細胞の分裂能の低下による神経新生能低下が主として関与していることが示唆された。また神経保護機能のある女性ホルモンであるエストロゲンに着目し、今後の解析のためエストロゲン欠乏マウスモデルの作成とエストロゲンβ受容体欠損マウスの繁殖飼育を行...
【医歯薬学】基礎医学:支持細胞再生を含む研究件
❏哺乳類前庭有毛細胞の再生様式に関する研究(19890056)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴川 佳吾 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (50447398)
【キーワード】前庭 / 有毛細胞 / 支持細胞 / 再生 / Cytokeratin (他6件)
【概要】哺乳類前庭感覚器において、傷害後一定期間が経過した後に有毛細胞の数が増加することが知られているが、その再生の様式については現在のところ一定した見解がない。この機序を解明すべく研究をおこなった。モルモットを用いた実験の結果、支持細胞の非対称的な有糸分裂(mitosis)による有毛細胞形成の可能性は低く、支持細胞の有毛細胞への分化転換もしくは傷害有毛細胞の自己修復の可能性が高いと考えられた。 ...
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
❏ほ乳類内耳感覚上皮の発生・再生とMusashi1の発現について(15591814)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】村田 潤子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80332740)
【キーワード】Musashi1 / 内耳感覚上皮 / 再生 / Notchシグナル伝達系 / 有毛細胞 (他9件)
【概要】我々は、神経幹細胞特異的マーカーの一つであるMusashi1のマウス内耳における発現を調べてきた。その結果、young adult mouseの内耳においてラセン神経節、前庭神経節細胞と感覚上皮内の支持細胞特異的に、Musashi1陽性細胞が認められた。この結果は、Neuroscience Letters 354(2004),201-204.に掲載された。 研究分担者の岡野らはMusashi1はN...
【医歯薬学】基礎医学:鼻科学再生を含む研究件
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
【医歯薬学】基礎医学:非自己再生を含む研究件
❏再生芽「自己抗原」の同定とそのマスキングによる再生能賦活化に関する研究(26640051)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 器官再生 / 未分化増殖細胞 / インターロイキン-11 / ゲノム編集 (他21件)
【概要】ツメガエル幼生は、不応期では、未熟な白血球が再生芽増殖細胞を「非自己」として攻撃するため尾再生が起きないと考えられている。本研究では、再生芽増殖細胞特異的に発現するinterleukin-11 (il-11)や、増殖細胞を攻撃する白血球のマーカーであるXPhyH-likeの機能解析を通じて、尾再生の分子機構解明を目指した。 その結果、IL-11は尾再生に必要であり、単独で多彩な組織に由来する未分化...
❏ツメガエル幼生において未熟な免疫系が標的とする再生芽特異的な分子の同定と解析(22659080)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10201469)
【キーワード】動物 / 免疫系 / 再生 / 器官再生 / アフリカツメガエル (他14件)
【概要】我々は、ツメガエル幼生の「再生不応期」では未熟な自己反応性免疫細胞が再生芽細胞を攻撃するため尾が再生しないが、「再生可能期」には制御性T細胞が分化し、再生できることを示唆した。しかしどの免疫細胞が再生芽細胞を「非自己」として攻撃するかは不明である。今回我々は、不応期の尾切断端に浸潤し、再生を阻害する免疫細胞で発現すると考えられる新規遺伝子を同定した。また、この遺伝子は、発生過程でも生存に必須な役割...
【医歯薬学】境界医学:器官再生再生を含む研究件
❏無尾両生類(ツメガエル)の器官再生能を規定する分子的要因に関する研究(20K21517)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 再生 / FGF10 / インターロイキン11 / IL11受容体 (他10件)
【概要】アフリカツメガエル幼生の肢再生能は発生ステージの進行に伴って低下する。早いステージ(st52以前)で肢芽を切断した場合は関節や全ての指の構造が形成されるが、遅いステージ(st58以降)で肢を切断した場合には関節や指を欠き、主に軟骨から成る「スパイク」が形成されるに留まる。本研究課題は発生進行に伴う再生能喪失の要因と、再生能の人為的賦活化の方策の探索を目的とし、今年度は以下の実験を実施した。(1)発...
❏器官再生における各組織幹細胞の普遍的活性化機構の解析(16K14590)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】深澤 太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10565774)
【キーワード】再生 / アフリカツメガエル / interleukin-11 / 器官再生
【概要】アフリカツメガエル幼生は尾の高い再生能を示す。幼生尾再生は各組織中に存在する組織幹細胞より未分化細胞が誘導され各々の組織を再構築することで起こるとされる。本研究では、(1)尾再生においてinterleukin-11が複数組織の未分化細胞の誘導・維持に必要十分であることを示した。 (2)尾切断時のIL-11シグナリングの下流に位置する遺伝子のうちの一つについて、機能阻害時に尾再生が阻害されることを見...
❏再生芽「自己抗原」の同定とそのマスキングによる再生能賦活化に関する研究(26640051)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10201469)
【キーワード】アフリカツメガエル / 器官再生 / 未分化増殖細胞 / インターロイキン-11 / ゲノム編集 (他21件)
【概要】ツメガエル幼生は、不応期では、未熟な白血球が再生芽増殖細胞を「非自己」として攻撃するため尾再生が起きないと考えられている。本研究では、再生芽増殖細胞特異的に発現するinterleukin-11 (il-11)や、増殖細胞を攻撃する白血球のマーカーであるXPhyH-likeの機能解析を通じて、尾再生の分子機構解明を目指した。 その結果、IL-11は尾再生に必要であり、単独で多彩な組織に由来する未分化...
【医歯薬学】内科系臨床医学:小型魚類再生を含む研究件
❏魚類の組織再生における細胞間相互作用のメカニズム(24570233)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 再生 / 細胞系譜 / トランスジェニック / Fgfシグナル (他9件)
【概要】組織再生の分子過程を理解するために、本研究ではゼブラフィッシュ鰭の再生開始・進行に関わるシグナルメカニズムの解析と、多様な細胞の機能を解明することを目標とした。第一に、再生におけるFgfシグナルの作用メカニズムの解明を行い、Fgf20a,Fgf3の異なった作用を明らかにした。また、再生細胞の細胞死を起こす変異体の解析を行い、ミエロイド細胞の供給する液性因子によって、再生細胞の増殖、生存がサポートさ...
❏魚類における再生を支える細胞とシグナルのメカニズム(21570004)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】モデル生物 / 小型魚類における組織再生 / ゼブラフィッシュ / トランスジェニ / Junb (他12件)
【概要】多細胞体の組織ホメオスタシス機構の解明を目指し、ゼブラフィッシュ成体、幼生を使った再生機構の解析を行い、以下の成果が得られた。1)再生に必須のjunb, junblとJNKシグナルの役割を解明した。2)再生ニッチにおける細胞の形成と機能の解明のための、細胞追跡と除去が可能なトランスジェニックの作製を行った。3)再生欠損変異体の解析から、造血細胞に由来する再生細胞生存因子が存在することを明らかにした...
【医歯薬学】内科系臨床医学:肝炎再生を含む研究件
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
【医歯薬学】外科系臨床医学:内胚葉再生を含む研究件
❏内胚葉系の発生・分化・再生の分子基盤(17637003)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005
【研究代表者】菊池 裕 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20286438)
【キーワード】内胚葉 / 消化器 / 発生 / 再生 / 分子基盤
【概要】本企画調査では,平成18年度に科学研究費補助金特定領域研究を組織するため、6名の研究代表者・分担者による研究会議・国内外の学会における情報収集・外国人研究者との意見交換を行った。 1.研究会議;6・7・8・10月に、特定領域研究申請の為の研究打ち合わせを東京で行った。会議では、申請書の打ち合わせだけでなく内胚葉研究全般に関する情報交換や議論も行い、研究者同士の活発な議論が5〜6時間続けられた。 2...
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
【医歯薬学】外科系臨床医学:網膜神経節細胞再生を含む研究件
❏iPS細胞を用いた緑内障再生医療の開発(21700423)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】吉田 哲 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00365438)
【キーワード】緑内障 / 網膜神経節細胞 / 幹細胞 / iPS細胞 / 幹細胞生物学 (他7件)
【概要】緑内障の再生医療を念頭に、iPS細胞から網膜神経節細胞および成体における網膜幹細胞であるミューラー細胞を分化誘導する方法の確立、網膜内のミューラー細胞の同定法の探索を行った。まずiPS細胞からの分化誘導を行うために、網膜前駆細胞マーカーであるRx遺伝子座に赤色蛍光タンパク質DsRedが発現する組換えBACを作成しipS細胞に安定導入した。また、ミューサー細胞を同定するためにマーカーを探索し、エピプ...
❏視覚代用臓器「ハイブリッド型人工網膜」に関する研究(12358016)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三宅 養三 (2001-2003) 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30166136)
【キーワード】シミュレーション / 人工網膜 / 画像処理 / 電気刺激 / 刺激用電極 (他30件)
【概要】(1)人工眼シミュレーション: 人工眼を装着した患者が日常生活上で最低限要となる視機能の実現を目指すために必要な人工眼のスペックを定量的に評価するため人工眼の使用状態を体験できる人工眼体感システムを制作した。その結果、人工眼の輝度調節は4〜8段階が適切であることが判明した。 (2)画像信号処理: 人工眼では入力画像情報に基ずいて電気パルス信号を生成し、網膜を電気刺激する必要がある。その際には生成し...
【医歯薬学】外科系臨床医学:白質障害再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ニッチ再生を含む研究件
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
【医歯薬学】外科系臨床医学:大脳白質障害再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:付属器再生を含む研究件
❏非接着培養による細胞老化の制御(21659412)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】老化 / 再生医療 / 非接着培養 / 皮膚 / 再生 (他7件)
【概要】真皮の幹細胞と考えられているSkin derived precursors(Skps)は、細胞増殖因子を添加し、無血清培地にすることで接着せず細胞魚集塊を形成することで得られる。本研究では、「幹細胞」だからコロニーを形成し、分裂、増殖するのか、凝集するから幹細胞様の不死化した性質を獲得するのかという点の検証を行った。老化し分裂回数が低下した線維芽細胞を非接着性培養皿で培養し、細胞凝集塊を形成させ、...
❏皮膚を完全に再生しうるヒト体性細胞の分離(19390455)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 付属器 / 細胞 / 再生医学
【概要】様々な発生段階のマウス皮膚から真皮細胞と筋膜細胞を採取し表皮細胞と混合移植を行い、その際の再生細胞の局在、全細胞に対する割合を免疫染色で確認し、scid mouse背部皮膚全層欠損創への表皮真皮混合移植モデルを用いて皮膚再生能の相関性を調べた。その結果、胎仔の真皮細胞に相当する細胞は減少したが、成獣においても存在した。週令数が増加するとともにscid mouse皮膚全層欠損創への混合移植による皮膚...
【医歯薬学】外科系臨床医学:きめ再生を含む研究件
❏スキッドマウス皮膚再構築モデルを用いた皮溝・皮丘形成メカニズムの探求(16659488)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】スキッドマウス / siRNA / きめ / 皮溝・皮丘 / 再生 (他10件)
【概要】免疫不全マウスC.B-17/Icr-scidJcl、オス8週から12週の背部に直径8皿の皮膚全層欠損層を作成し、ここにC57bl/6Jマウスの胎生17日の胎仔のそれぞれ表皮と真皮をディスパーゼで分離し、トリプシン処理でそれぞれ細胞を浮遊させた後、1x10^7個ずつ背部皮膚全層欠損層に表皮細胞と真皮細胞を混合移植し、テフロンキャップで被服した。4週後に皮膚表面をダーマスコープで観察するとともに、組織...
❏マウス胎仔皮膚再生モデルを用いた皮溝、皮丘の形成メカニズムの探求(15390541)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】胎仔 / 創傷治癒 / Genechip / sonic hedgehog / real time RTPCR (他10件)
【概要】皮溝、皮丘のパターンは"きめ"あるいは皮膚の質感と呼ばれているもののひとつで、体の部位によって違う。本研究は多くの形成外科領域に関係する皮溝、皮丘のパターンの形成メカニズムについては研究を行うことを目的としている。皮膚が完全に再生するマウス胎仔創傷治癒のモデルを用いて、胎生13日の胎仔創傷治癒と胎生14日の胎仔創傷治癒を比べ、皮溝、皮丘のパターンの形成メカニズムの探求を行っている。...
【医歯薬学】外科系臨床医学:未分化再生を含む研究件
❏非接着培養で形成される凝集塊の未分化性獲得機構の解明(25670754)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】再生 / 皮膚 / 未分化 / 幹細胞 / 毛包
【概要】細胞凝集塊形成による未分化性獲得のメカニズムに迫ることを目的とした。マウス線維芽細胞凝集塊形成により、未分化マーカーの上昇を認めた。しかしこれらは、作成したクローンの中でバラツキがあり、単一の細胞から分裂した線維芽細胞であっても、細胞塊を形成する段階で、周囲環境の違いにより、さまざまな未分化マーカーの発現の差異を生じることが判明した。 ...
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
【医歯薬学】外科系臨床医学:皮膚再生再生を含む研究件
❏コンディショナルノックアウトマウスを用いたマウス胎仔皮膚再生メカニズムの解析(19H03815)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / アクチン / 皮膚再生
【概要】哺乳類の胎仔は、ある時期までの皮膚創傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日(E13)までのマウス胎仔の皮膚創傷は完全に再生するがE14以降の胎仔皮膚は再生せず傷跡を残すことを発見した。これまでの皮膚が完全に再生する前後の比較から、それぞれの時期に特徴的な遺伝子発現を同定した。この中からケラチン14(CK14)とケラチン17(CK17)の発現部位でアクチン...
❏血管新生が起点となる瘢痕なき創傷治癒のダイナミズム(18K16997)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岡部 圭介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
【キーワード】創傷治癒 / 再生 / 血管新生 / 皮膚再生
【概要】ヒトやマウスは胎生中期以前は皮膚創傷の再生が可能だが、以後は不可能となり、瘢痕が形成され問題となる。皮膚再生が可能なメカニズムは不明だが、血管新生との関連があると仮定し検討した。再生が可能なマウス胎生13.5日目の創部においては、早期から創の中心へ向けて旺盛な血管新生が起こることを三次元的に可視化することに成功した。一方、14.5日目以降になるとそのような血管新生は起こらないことが示された。これら...
【医歯薬学】外科系臨床医学:毛包再生を含む研究件
❏非接着培養で形成される凝集塊の未分化性獲得機構の解明(25670754)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】再生 / 皮膚 / 未分化 / 幹細胞 / 毛包
【概要】細胞凝集塊形成による未分化性獲得のメカニズムに迫ることを目的とした。マウス線維芽細胞凝集塊形成により、未分化マーカーの上昇を認めた。しかしこれらは、作成したクローンの中でバラツキがあり、単一の細胞から分裂した線維芽細胞であっても、細胞塊を形成する段階で、周囲環境の違いにより、さまざまな未分化マーカーの発現の差異を生じることが判明した。 ...
❏培養ヒト線維芽細胞・表皮角化細胞を用いた毛包再生(22390332)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】再生医学 / 毛包 / 再生医療 / 再生 / 皮膚
【概要】本研究は、これまで申請者らが行ってきたマウス胎仔の皮膚再生現象の解析、マウス線維芽細胞の非接着培養による毛包誘導能の獲得の研究で得られた知見を基に、ヒト由来培養線維芽細胞およびヒト由来培養表皮角化細胞を用いて、皮膚付属器を含めた完全なヒトの皮膚を再生させることを目的とした。毛包、皮膚付属器を含めた完全な皮膚を再生させる至適培養条件を確立し、また、その分子機構についての解明を行った。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:胎仔再生を含む研究件
❏マウス胎仔皮膚再生過程における線維芽細胞の移動のメカニズムの解析(21K09778)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鎌田 将史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60815950)
【キーワード】胎仔 / 皮膚 / 再生 / 線維芽細胞
【概要】表皮境界部真皮線維芽細胞に発現するtwist2陽性細胞特異的にCreリコンビネースを発現するB6.129X1-Twist2tm1.1(cre)Dor/Jとactinを重合し遊走に関わる葉状仮足を形成する低分子量Gタンパク質であるRacをコードするexon内にlox-P siteを有し、Creレコンビナーゼを発現する細胞でRacをノックアウトすることができるSTOCK Rac1tm1Djk/Jを当研...
❏コンディショナルノックアウトマウスを用いたマウス胎仔皮膚再生メカニズムの解析(19H03815)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / アクチン / 皮膚再生
【概要】哺乳類の胎仔は、ある時期までの皮膚創傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日(E13)までのマウス胎仔の皮膚創傷は完全に再生するがE14以降の胎仔皮膚は再生せず傷跡を残すことを発見した。これまでの皮膚が完全に再生する前後の比較から、それぞれの時期に特徴的な遺伝子発現を同定した。この中からケラチン14(CK14)とケラチン17(CK17)の発現部位でアクチン...
❏遺伝子改変マウスを用いたマウス胎仔皮膚再生の解明(16H05494)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / twist2 / 再生医学 (他8件)
【概要】マウス胎生13日までの胎仔に作成した創傷は、瘢痕を残すことなく完全に再生し、胎生15日以降に作成した創傷は、肌理は再生せず、また真皮が線維化し瘢痕を残して治癒する。創傷作成後の組織切片からレーザーマイクロダイセクションとマイクロアレイを用いて詳細に発現遺伝子の比較を行い、再生を促すあるいは瘢痕形成を起こさせる因子の絞り込みを行った。 同時に皮膚が完全に再生するマウス胎生13日の創傷部位に特異的に発...
【医歯薬学】外科系臨床医学:胆管再生を含む研究件
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
【医歯薬学】外科系臨床医学:Cre-LoxP再生を含む研究件
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏Cre-loxP系を用いた腎尿細管再生過程におけるLIF-STAT3機構の解明(18590902)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80286484)
【キーワード】腎臓 / 再生 / Cre-loxP / LIF / Gs15 (他9件)
【概要】本研究はCre-loxPシステムを用いて、再生現象が最も盛んな近位尿細管S3セグメント特異的にLIF-gp130-STAT3シグナルの遺伝子を欠失または過剰発現させたマウスを作製し、尿細管再生における役割を解明することを目的として計画された。近位尿細管S3セグメント特異的なCre発現トランスジェニック(Tg)マウスとCre存在下にLIF遺伝子が過剰発現されるTgマウス(LoxP-LIF)の作製を試...
【医歯薬学】外科系臨床医学:加齢変化再生を含む研究件
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断治療法開発のための分子生物学的研究(23592506)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】鼻科学 / 嗅覚障害 / 加齢変化 / カロリー制限 / エストロゲン (他13件)
【概要】①カロリー制限により加齢に伴う嗅粘膜変性が悪化した。またカロリー制限は傷害後の嗅神経組織の再生を悪化させ、その背景に基底細胞の分裂能低下があることが示唆された。②Poly(I:C)経鼻投与により感冒罹患後嗅覚障害のモデルマウスを作成し、本モデルにおいて嗅粘膜に浸潤する好中球、特にその放出するエラスターゼが嗅神経上皮の主要な組織傷害因子であることが示唆された。③エストロゲンはERβを介して鼻粘膜の恒...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(21791598)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 嗅粘膜 / 老化 (他6件)
【概要】加齢に伴う嗅覚低下の病態生理の解明のため、生理的加齢動物及び傷害モデル動物を用いて嗅神経上皮の組織構築の変化を解析した。その結果、加齢に伴う嗅粘膜の変性の背景に基底細胞の分裂能の低下による神経新生能低下が主として関与していることが示唆された。また神経保護機能のある女性ホルモンであるエストロゲンに着目し、今後の解析のためエストロゲン欠乏マウスモデルの作成とエストロゲンβ受容体欠損マウスの繁殖飼育を行...
【医歯薬学】外科系臨床医学:膵臓再生を含む研究件
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
❏幹細胞の分化制御による糖尿病治療法の開発(14207046)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】谷口 英樹 横浜市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70292555)
【キーワード】膵臓 / 再生 / 幹細胞 / 糖尿病
【概要】「膵再生」による糖尿病治療の臨床応用に向けた基盤技術の開発を目的として、単離した膵細胞集団の中から、極少数しか存在せずかつ形態によって区別することが難しい多能性を持つ膵幹細胞(pancreatic stem cell)を、FACS(fluorescence activated cell sorter)を用いた精度の高い細胞分離法により純化・回収し、それらの分化・増殖・自己複製機構を解析することを試...
【医歯薬学】外科系臨床医学:免疫不全マウス再生を含む研究件
❏成体幹細胞を用いた雌性生殖器官の臓器再生と疾患モデルの構築(17209053)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】吉村 泰典 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (10129736)
【キーワード】子宮内膜 / 子宮筋 / 幹細胞 / 動物モデル / 再生医学 (他8件)
【概要】本研究では、子宮内膜、子宮平滑筋といった雌性生殖器官における成体幹細胞システムの基礎的解明とともに、臓器再生と疾患モデル構築の技術開発という応用面に重点を置いて、以下の3点について研究を進めた。以下がその成果の概要である。 A.雌性生殖器官組織における幹細胞の分離・同定および幹細胞特性の解明 Side population(SP)法を用いて、子宮内膜と子宮平滑筋からSP細胞を純化・精製する方法を確...
❏スキッドマウス皮膚再構築モデルを用いた皮溝・皮丘形成メカニズムの探求(16659488)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】スキッドマウス / siRNA / きめ / 皮溝・皮丘 / 再生 (他10件)
【概要】免疫不全マウスC.B-17/Icr-scidJcl、オス8週から12週の背部に直径8皿の皮膚全層欠損層を作成し、ここにC57bl/6Jマウスの胎生17日の胎仔のそれぞれ表皮と真皮をディスパーゼで分離し、トリプシン処理でそれぞれ細胞を浮遊させた後、1x10^7個ずつ背部皮膚全層欠損層に表皮細胞と真皮細胞を混合移植し、テフロンキャップで被服した。4週後に皮膚表面をダーマスコープで観察するとともに、組織...
【医歯薬学】外科系臨床医学:心筋細胞再生を含む研究件
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
❏骨髄間質細胞由来の心筋細胞を用いた心不全治療法の確立(12307016)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】小川 聡 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90124940)
【キーワード】幹細胞 / 骨髄 / 心筋細胞 / 再生 / 心不全 (他10件)
【概要】本研究では骨髄間質細胞を分化誘導することにより心筋細胞を作製し、心不全治療に応用しうるレベルに至るまでの基礎研究を行った。今回の一連の研究を通して、(1)骨髄中の多分化成体幹細胞を用いることにより心筋細胞が分化誘導できること、(2)この現象はマウスのみでなく、ヒトの骨髄成体幹細胞を用いても再現できること、(3)骨髄由来の心筋細胞は胎児期心室筋の表現型を取ること、(4)分化当初は洞結節型の活動電位を...
【医歯薬学】外科系臨床医学:細胞移植治療再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:神経栄養因子再生を含む研究件
❏視覚代用臓器「ハイブリッド型人工網膜」に関する研究(12358016)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三宅 養三 (2001-2003) 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30166136)
【キーワード】シミュレーション / 人工網膜 / 画像処理 / 電気刺激 / 刺激用電極 (他30件)
【概要】(1)人工眼シミュレーション: 人工眼を装着した患者が日常生活上で最低限要となる視機能の実現を目指すために必要な人工眼のスペックを定量的に評価するため人工眼の使用状態を体験できる人工眼体感システムを制作した。その結果、人工眼の輝度調節は4〜8段階が適切であることが判明した。 (2)画像信号処理: 人工眼では入力画像情報に基ずいて電気パルス信号を生成し、網膜を電気刺激する必要がある。その際には生成し...
❏中枢神経系における障害された神経機能再生の試み(05557066)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】戸谷 重雄 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40051205)
【キーワード】Central nerdous system / regeneration / astrocyte / neuro trophic factor / cytokine (他23件)
【概要】一旦、障害が起こると再生が起こりにくいとされる中枢神経系の機能再生を最終目的として、基礎研究を行ってきた。まず、神経系固有の間質であり、様々なメカニズムにより神経細胞栄養効果を有するアストロサイトに注目し、ラット脳の組織培養系での研究を行った。その結果、IL-1などのサイトカインにより活性化されたアストロサイトは、脳幹部コリン作動性神経細胞に作用する未知の神経栄養因子を産生することが明かとなり、こ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:神経堤幹細胞再生を含む研究件
❏神経堤幹細胞を用いた脊髄損傷治療法の確立(19390400)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経堤幹細胞 / 再生 / 移植
【概要】本研究により、神経堤幹細胞は成体に至るまで胚葉を超えて各組織に潜伏しており、骨髄等において胚葉転換と表現されている組織幹細胞の多くが実は神経堤由来である可能性が示唆された。臨床応用を考えた場合、神経堤幹細胞は患者の組織から採取することが可能であり、倫理的問題や免疫拒絶反応を回避でき、さらに正常組織から回収するため腫瘍化の可能性も低く、脊髄損傷に対する自家細胞移植の新しい細胞供給源として有用と考えら...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(17390421)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / 軸索成長 (他8件)
【概要】損傷脊髄に対する神経幹細胞移植とC-ABCの併用 損傷部脊髄内にはコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)が発現し軸索再生を阻害することが知られている。そこで、損傷脊髄に対する神経幹細胞移植にCSPGを分解するChondroitinaseABC(C-ABC)を併用した。損傷脊髄内のCSPGは正常脊髄レベルまで分解され、移植細胞はグリア瘢痕を越えて広範囲に移動し、旺盛な再生軸索が損傷部にみられ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:コンドロイチナーゼABC再生を含む研究件
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(17390421)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / 軸索成長 (他8件)
【概要】損傷脊髄に対する神経幹細胞移植とC-ABCの併用 損傷部脊髄内にはコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)が発現し軸索再生を阻害することが知られている。そこで、損傷脊髄に対する神経幹細胞移植にCSPGを分解するChondroitinaseABC(C-ABC)を併用した。損傷脊髄内のCSPGは正常脊髄レベルまで分解され、移植細胞はグリア瘢痕を越えて広範囲に移動し、旺盛な再生軸索が損傷部にみられ...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(13307045)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】戸山 芳昭 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40129549)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / コンドロイチナーゼABC (他6件)
【概要】われわれは、神経幹細胞移植の至適時期を決定するために、損傷脊髄内の種々のサイトカインや神経栄養因子の発現の変化を調べ、至適時期が脊髄損傷後1〜2週であることを報告した。この結果に基づき、ラット脊髄損傷後9日目にラット神経幹細胞移植を行い、移植細胞の良好な生着とニューロン、オリゴデンドロサイトへの分化を認め、さらに運動機能の回復が得られることを報告した。 次に、脊髄損傷に対する神経幹細胞移植を臨床応...
【医歯薬学】外科系臨床医学:iPS細胞再生を含む研究件
❏末梢神経再生に向けたヒトiPS細胞を用いたハイブリッド型人工神経の開発(18K09080)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 和毅 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60235322)
【キーワード】再生治療 / ヒトiPS細胞 / 末梢神経 / 神経再生 / 人工神経 (他10件)
【概要】ヒトiPS細胞を神経堤様細胞に誘導し、NCAM、LNGFR、THY-1の3種細胞表面マーカーによる選定を行った。移植細胞の効果確認のため、コラーゲンのみを含むシリコンチューブを用い、免疫不全マウスの急性期坐骨神経欠損モデルへ移植した。移植細胞の回収効率を評価後、マウス坐骨神経欠損部に移植した。その再生効果を各種画像検査、運動機能評価検査、電気生理学的検査等を用いて評価した。細胞移植により、組織学的...
❏脱細胞化骨格を用いた霊長類子宮の再生とその機能解析(17K19731)
【研究テーマ】生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】丸山 哲夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10209702)
【キーワード】子宮 / 再生 / 生殖医療 / 組織工学 / iPS細胞 (他10件)
【概要】子宮脱細胞化骨格(DUS)を用いた子宮再生の技術を臨床応用すべく、滋賀医科大学動物生命科学研究センターを霊長類実験の実施場所として選定・決定し、実施に必要な体制とチームを整えた。その基盤知見・技術を強固にするためラットを用いた研究も並行して行い、内膜欠損モデルにおいて、DUS移植により腺管構造を有する内膜を再構築することが出来た。しかし、その構築効率は必ずしも高くないため、DUSに子宮構成細胞に分...
❏尿細管細胞の再生またはEMTを決定するマスター制御因子の解明(15K09273)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80286484)
【キーワード】ES細胞 / iPS細胞 / 腎臓尿細管 / miRNA / 転写因子 (他12件)
【概要】TF-inducible hESバンクを用いた遺伝子発現比較解析から、腎臓前駆細胞への分化誘導にかかわる転写因子を同定した。4つの転写因子を合成mRNAの形でヒトES細胞に遺伝子導入し、さらに別の4因子を2日間添加し3次元培養を行う事で、分化誘導開始後14日目に足細胞、近位尿細管細胞、遠位尿細管細胞の特徴を有した、ネフロン様構造を有する腎オルガノイドを分化誘導できた。 miR-363をヒト尿細管細...
【医歯薬学】外科系臨床医学:蝸牛再生を含む研究件
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
❏蝸牛explantを用いた蝸牛有毛細胞死の機序の解明とその予防に関する研究(11877291)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (60251302)
【キーワード】培養 / 内耳 / 再生 / 遺伝子治療 / 有毛細胞 (他10件)
【概要】成熟モルモットを麻酔・消毒後、滅菌操作で断頭し、側頭骨を摘出、実態顕微鏡下に蝸牛と前庭に分け、CO2インキュベーターに入れて培養した。その後1日-7日間培養し、固定してsurface preparationおよび透過電顕にて観察した。蝸牛においては培養2-3日以内に有毛細胞は死滅し、支持細胞も変性した。ただし、1-2日目の透過電顕の所見ではscar formationが見られ、一部支持細胞表面に有...
【医歯薬学】外科系臨床医学:前庭再生を含む研究件
❏哺乳類前庭有毛細胞の再生様式に関する研究(19890056)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴川 佳吾 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (50447398)
【キーワード】前庭 / 有毛細胞 / 支持細胞 / 再生 / Cytokeratin (他6件)
【概要】哺乳類前庭感覚器において、傷害後一定期間が経過した後に有毛細胞の数が増加することが知られているが、その再生の様式については現在のところ一定した見解がない。この機序を解明すべく研究をおこなった。モルモットを用いた実験の結果、支持細胞の非対称的な有糸分裂(mitosis)による有毛細胞形成の可能性は低く、支持細胞の有毛細胞への分化転換もしくは傷害有毛細胞の自己修復の可能性が高いと考えられた。 ...
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
【医歯薬学】外科系臨床医学:子宮再生を含む研究件
❏脱細胞化骨格を用いた霊長類子宮の再生とその機能解析(17K19731)
【研究テーマ】生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】丸山 哲夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10209702)
【キーワード】子宮 / 再生 / 生殖医療 / 組織工学 / iPS細胞 (他10件)
【概要】子宮脱細胞化骨格(DUS)を用いた子宮再生の技術を臨床応用すべく、滋賀医科大学動物生命科学研究センターを霊長類実験の実施場所として選定・決定し、実施に必要な体制とチームを整えた。その基盤知見・技術を強固にするためラットを用いた研究も並行して行い、内膜欠損モデルにおいて、DUS移植により腺管構造を有する内膜を再構築することが出来た。しかし、その構築効率は必ずしも高くないため、DUSに子宮構成細胞に分...
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
【医歯薬学】外科系臨床医学:子宮内膜再生を含む研究件
❏脱細胞化骨格を用いた霊長類子宮の再生とその機能解析(17K19731)
【研究テーマ】生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】丸山 哲夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10209702)
【キーワード】子宮 / 再生 / 生殖医療 / 組織工学 / iPS細胞 (他10件)
【概要】子宮脱細胞化骨格(DUS)を用いた子宮再生の技術を臨床応用すべく、滋賀医科大学動物生命科学研究センターを霊長類実験の実施場所として選定・決定し、実施に必要な体制とチームを整えた。その基盤知見・技術を強固にするためラットを用いた研究も並行して行い、内膜欠損モデルにおいて、DUS移植により腺管構造を有する内膜を再構築することが出来た。しかし、その構築効率は必ずしも高くないため、DUSに子宮構成細胞に分...
❏女性生殖器に特有の再生メカニズムの解明(26670733)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮戸 健二 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, 室長 (60324844)
【キーワード】子宮内膜 / 再生 / マイクロエクソソーム / CD9 / VEGF (他13件)
【概要】血管内皮細胞増殖因子(以下、VEGF-A)は血管新生を司るサイトカインで、子宮内膜の再構築に中心的な役割を果たしている。我々の研究から、不妊症患者の子宮内液中のCD9の量が有意に低下するという結果が得られた。さらに、子宮内膜上皮からマイクロエクソソームと共にVEGF-Aが放出されることが明らかになった。また、CD9欠損マウスでは、受精の膜融合異常の他に、子宮内膜再構築にも異常が生じ、産仔の小型化が...
❏成体幹細胞を用いた雌性生殖器官の臓器再生と疾患モデルの構築(17209053)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】吉村 泰典 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (10129736)
【キーワード】子宮内膜 / 子宮筋 / 幹細胞 / 動物モデル / 再生医学 (他8件)
【概要】本研究では、子宮内膜、子宮平滑筋といった雌性生殖器官における成体幹細胞システムの基礎的解明とともに、臓器再生と疾患モデル構築の技術開発という応用面に重点を置いて、以下の3点について研究を進めた。以下がその成果の概要である。 A.雌性生殖器官組織における幹細胞の分離・同定および幹細胞特性の解明 Side population(SP)法を用いて、子宮内膜と子宮平滑筋からSP細胞を純化・精製する方法を確...
【医歯薬学】外科系臨床医学:有毛細胞再生を含む研究件
❏哺乳類前庭有毛細胞の再生様式に関する研究(19890056)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴川 佳吾 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (50447398)
【キーワード】前庭 / 有毛細胞 / 支持細胞 / 再生 / Cytokeratin (他6件)
【概要】哺乳類前庭感覚器において、傷害後一定期間が経過した後に有毛細胞の数が増加することが知られているが、その再生の様式については現在のところ一定した見解がない。この機序を解明すべく研究をおこなった。モルモットを用いた実験の結果、支持細胞の非対称的な有糸分裂(mitosis)による有毛細胞形成の可能性は低く、支持細胞の有毛細胞への分化転換もしくは傷害有毛細胞の自己修復の可能性が高いと考えられた。 ...
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
❏ほ乳類内耳感覚上皮の発生・再生とMusashi1の発現について(15591814)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】村田 潤子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80332740)
【キーワード】Musashi1 / 内耳感覚上皮 / 再生 / Notchシグナル伝達系 / 有毛細胞 (他9件)
【概要】我々は、神経幹細胞特異的マーカーの一つであるMusashi1のマウス内耳における発現を調べてきた。その結果、young adult mouseの内耳においてラセン神経節、前庭神経節細胞と感覚上皮内の支持細胞特異的に、Musashi1陽性細胞が認められた。この結果は、Neuroscience Letters 354(2004),201-204.に掲載された。 研究分担者の岡野らはMusashi1はN...
【医歯薬学】社会医学:中枢神経系再生を含む研究件
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
❏中枢神経系における障害された神経機能再生の試み(05557066)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】戸谷 重雄 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40051205)
【キーワード】Central nerdous system / regeneration / astrocyte / neuro trophic factor / cytokine (他23件)
【概要】一旦、障害が起こると再生が起こりにくいとされる中枢神経系の機能再生を最終目的として、基礎研究を行ってきた。まず、神経系固有の間質であり、様々なメカニズムにより神経細胞栄養効果を有するアストロサイトに注目し、ラット脳の組織培養系での研究を行った。その結果、IL-1などのサイトカインにより活性化されたアストロサイトは、脳幹部コリン作動性神経細胞に作用する未知の神経栄養因子を産生することが明かとなり、こ...
【医歯薬学】社会医学:エンドセリン再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
【医歯薬学】社会医学:脊髄損傷再生を含む研究件
❏神経堤幹細胞を用いた脊髄損傷治療法の確立(19390400)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経堤幹細胞 / 再生 / 移植
【概要】本研究により、神経堤幹細胞は成体に至るまで胚葉を超えて各組織に潜伏しており、骨髄等において胚葉転換と表現されている組織幹細胞の多くが実は神経堤由来である可能性が示唆された。臨床応用を考えた場合、神経堤幹細胞は患者の組織から採取することが可能であり、倫理的問題や免疫拒絶反応を回避でき、さらに正常組織から回収するため腫瘍化の可能性も低く、脊髄損傷に対する自家細胞移植の新しい細胞供給源として有用と考えら...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(17390421)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / 軸索成長 (他8件)
【概要】損傷脊髄に対する神経幹細胞移植とC-ABCの併用 損傷部脊髄内にはコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)が発現し軸索再生を阻害することが知られている。そこで、損傷脊髄に対する神経幹細胞移植にCSPGを分解するChondroitinaseABC(C-ABC)を併用した。損傷脊髄内のCSPGは正常脊髄レベルまで分解され、移植細胞はグリア瘢痕を越えて広範囲に移動し、旺盛な再生軸索が損傷部にみられ...
❏ラット脊髄損傷に対するヒト神経幹細胞移植法の確立(14571402)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / インターロイキン6 / 再生 (他11件)
【概要】損傷脊髄の再生を目的とした神経幹細胞移植療法を確立するために、1)細胞外基質を併用した神経幹細胞移植の検討、2)前脳および脊髄由来神経幹細胞移植の比較検討、3)損傷脊髄内の微小環境の修飾(1L-6受容体抗体の併用)を行った。 1)細胞外基質の併用:先ず、collagen type Iを用いたラット神経幹細胞の3次元培養システムを確立した(至適コラーゲン濃度、細胞密度の決定)、次にラット脊髄損傷後9...
【医歯薬学】社会医学:マイクロアレイ再生を含む研究件
❏レーザーマイクロダイセクションを用いたマウス胎仔皮膚再生の分子機構の解明(25293363)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / 創傷 / 再生医療 (他7件)
【概要】哺乳類の胎仔の皮膚に実験的に傷をつけても、胎生期のある時期までは傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく治癒し、皮膚は完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日までのマウス胎仔の皮膚に創傷を作成しても完全に再生するが、胎生14日以降の胎仔は再生せず傷跡を残すことを発見した。これをもとに、組織切片からレーザーマイクロダイセクションを用いて、胎生13日と15日の創傷部の表皮、真皮別にRNAを採取して、...
❏マウス胎仔皮膚再生モデルを用いた、皮膚再生遺伝子群の機能解析(17390477)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】創傷治癒 / 皮膚 / 再生 / 胎仔 / 発生・分化 (他8件)
【概要】皮膚が再生する時期と再生しなくなる時期のマウス胎仔皮膚から、マイクロアレイにより得ることができた、皮膚を再生させる候補遺伝子をin vitro及びin vivoで胎仔皮膚創傷面から消失させることで、これら候補遺伝子の皮溝、皮丘、真皮の癒痕の形成与える影響につき検討した。siRNAを用いた機能解析のスクリーニングのため、マウス胎仔皮膚を用いたin vitroのスクリーニングモデルを開発した。Gene...
【医歯薬学】社会医学:神経再生再生を含む研究件
❏末梢神経再生に向けたヒトiPS細胞を用いたハイブリッド型人工神経の開発(18K09080)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 和毅 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60235322)
【キーワード】再生治療 / ヒトiPS細胞 / 末梢神経 / 神経再生 / 人工神経 (他10件)
【概要】ヒトiPS細胞を神経堤様細胞に誘導し、NCAM、LNGFR、THY-1の3種細胞表面マーカーによる選定を行った。移植細胞の効果確認のため、コラーゲンのみを含むシリコンチューブを用い、免疫不全マウスの急性期坐骨神経欠損モデルへ移植した。移植細胞の回収効率を評価後、マウス坐骨神経欠損部に移植した。その再生効果を各種画像検査、運動機能評価検査、電気生理学的検査等を用いて評価した。細胞移植により、組織学的...
❏リハビリによる末梢神経再生の分子機構;メカノセンサーTRPV2の役割(18H03124)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柴崎 貢志 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20399554)
【キーワード】TRPV2 / メカノセンサー / 神経再生 / リハビリ / 機械刺激 (他10件)
【概要】細胞にかかる力を感知するイオンチャネル分子・TRPV2は損傷軸索の再生に関わる有力なメカノセンサーであると考えられた。そして、微弱な膜伸展刺激においてもTRPV2の活性化が認められることを突き止めた。予想通りTRPV2はメカノセンサーとして、微弱な機械刺激を感知する特性を備えていると考察された。リハビリ運動中には、損傷神経に付加的に外部からの力が加わるが、これを軸索上のTRPV2が感じ取り、神経回...
❏難治性嗅神経障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(26293366)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (40334370)
【キーワード】嗅神経傷害 / 加齢変化 / 再生 / 脂質メディエーター / 嗅覚 (他12件)
【概要】嗅覚伝導路における神経回路の傷害と再生の分子メカニズムの検討を行った。(1)カロリー制限により傷害後の基底細胞の分裂の賦活化が低下し、組織の再生が不完全に終わることが示された。遺伝子の網羅的解析により、本現象に炎症性サイトカインの上昇が関与している可能性が示唆された。(2)嗅粘膜傷害後の再生過程で組織脂肪酸組成が変化し、脂肪酸が脂質メディエーターとして神経再生に関与している可能性が示唆された。(3...
【医歯薬学】社会医学:軸索再生を含む研究件
❏リハビリによる末梢神経再生の分子機構;メカノセンサーTRPV2の役割(18H03124)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柴崎 貢志 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20399554)
【キーワード】TRPV2 / メカノセンサー / 神経再生 / リハビリ / 機械刺激 (他10件)
【概要】細胞にかかる力を感知するイオンチャネル分子・TRPV2は損傷軸索の再生に関わる有力なメカノセンサーであると考えられた。そして、微弱な膜伸展刺激においてもTRPV2の活性化が認められることを突き止めた。予想通りTRPV2はメカノセンサーとして、微弱な機械刺激を感知する特性を備えていると考察された。リハビリ運動中には、損傷神経に付加的に外部からの力が加わるが、これを軸索上のTRPV2が感じ取り、神経回...
❏視覚代用臓器「ハイブリッド型人工網膜」に関する研究(12358016)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三宅 養三 (2001-2003) 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30166136)
【キーワード】シミュレーション / 人工網膜 / 画像処理 / 電気刺激 / 刺激用電極 (他30件)
【概要】(1)人工眼シミュレーション: 人工眼を装着した患者が日常生活上で最低限要となる視機能の実現を目指すために必要な人工眼のスペックを定量的に評価するため人工眼の使用状態を体験できる人工眼体感システムを制作した。その結果、人工眼の輝度調節は4〜8段階が適切であることが判明した。 (2)画像信号処理: 人工眼では入力画像情報に基ずいて電気パルス信号を生成し、網膜を電気刺激する必要がある。その際には生成し...
【医歯薬学】社会医学:軸索再生再生を含む研究件
❏リハビリによる末梢神経再生の分子機構;メカノセンサーTRPV2の役割(18H03124)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柴崎 貢志 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20399554)
【キーワード】TRPV2 / メカノセンサー / 神経再生 / リハビリ / 機械刺激 (他10件)
【概要】細胞にかかる力を感知するイオンチャネル分子・TRPV2は損傷軸索の再生に関わる有力なメカノセンサーであると考えられた。そして、微弱な膜伸展刺激においてもTRPV2の活性化が認められることを突き止めた。予想通りTRPV2はメカノセンサーとして、微弱な機械刺激を感知する特性を備えていると考察された。リハビリ運動中には、損傷神経に付加的に外部からの力が加わるが、これを軸索上のTRPV2が感じ取り、神経回...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
【医歯薬学】社会医学:都市再生を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【医歯薬学】歯学:細胞外基質再生を含む研究件
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
❏ラット脊髄損傷に対するヒト神経幹細胞移植法の確立(14571402)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / インターロイキン6 / 再生 (他11件)
【概要】損傷脊髄の再生を目的とした神経幹細胞移植療法を確立するために、1)細胞外基質を併用した神経幹細胞移植の検討、2)前脳および脊髄由来神経幹細胞移植の比較検討、3)損傷脊髄内の微小環境の修飾(1L-6受容体抗体の併用)を行った。 1)細胞外基質の併用:先ず、collagen type Iを用いたラット神経幹細胞の3次元培養システムを確立した(至適コラーゲン濃度、細胞密度の決定)、次にラット脊髄損傷後9...
【医歯薬学】歯学:細胞系譜再生を含む研究件
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏魚類の組織再生における細胞間相互作用のメカニズム(24570233)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 再生 / 細胞系譜 / トランスジェニック / Fgfシグナル (他9件)
【概要】組織再生の分子過程を理解するために、本研究ではゼブラフィッシュ鰭の再生開始・進行に関わるシグナルメカニズムの解析と、多様な細胞の機能を解明することを目標とした。第一に、再生におけるFgfシグナルの作用メカニズムの解明を行い、Fgf20a,Fgf3の異なった作用を明らかにした。また、再生細胞の細胞死を起こす変異体の解析を行い、ミエロイド細胞の供給する液性因子によって、再生細胞の増殖、生存がサポートさ...
【医歯薬学】歯学:培養再生を含む研究件
❏組織工学的手法によるマラッセ上皮遺残細胞と歯髄細胞による歯の再生技術の確立(19390511)
【研究テーマ】外科系歯学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】本田 雅規 日本大学, 歯学部, 専任講師 (70361623)
【キーワード】アメロゲニン / エナメル質再生 / エナメル芽細胞 / 歯髄細胞 / 上皮ー間葉相互作用 (他15件)
【概要】今回提案した研究課題を通じて、マラッセ上皮遺残細胞の長期間の培養に成功した。次に培養マラッセ上皮細胞は歯髄細胞と共培養することで、エナメル芽細胞に分化した。さらに、組織工学的手法に用いて、培養マラッセ上皮細胞と歯髄細胞を移植すると、移植体の中にエナメル質が形成した。これらの結果から、マラッセ上皮遺残細胞がエナメル質形成能力を持っていることが確認でき、予定した研究課題を成就できたと考えられる。 ...
❏蝸牛explantを用いた蝸牛有毛細胞死の機序の解明とその予防に関する研究(11877291)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (60251302)
【キーワード】培養 / 内耳 / 再生 / 遺伝子治療 / 有毛細胞 (他10件)
【概要】成熟モルモットを麻酔・消毒後、滅菌操作で断頭し、側頭骨を摘出、実態顕微鏡下に蝸牛と前庭に分け、CO2インキュベーターに入れて培養した。その後1日-7日間培養し、固定してsurface preparationおよび透過電顕にて観察した。蝸牛においては培養2-3日以内に有毛細胞は死滅し、支持細胞も変性した。ただし、1-2日目の透過電顕の所見ではscar formationが見られ、一部支持細胞表面に有...
【医歯薬学】歯学:脱細胞化再生を含む研究件
❏脱細胞化骨格を用いた霊長類子宮の再生とその機能解析(17K19731)
【研究テーマ】生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】丸山 哲夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10209702)
【キーワード】子宮 / 再生 / 生殖医療 / 組織工学 / iPS細胞 (他10件)
【概要】子宮脱細胞化骨格(DUS)を用いた子宮再生の技術を臨床応用すべく、滋賀医科大学動物生命科学研究センターを霊長類実験の実施場所として選定・決定し、実施に必要な体制とチームを整えた。その基盤知見・技術を強固にするためラットを用いた研究も並行して行い、内膜欠損モデルにおいて、DUS移植により腺管構造を有する内膜を再構築することが出来た。しかし、その構築効率は必ずしも高くないため、DUSに子宮構成細胞に分...
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
【医歯薬学】歯学:脱分化再生を含む研究件
❏イモリ型の臓器再生を可能にする体細胞リプログラミング因子の解明と医学への展開(18H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】千葉 親文 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80272152)
【キーワード】再生 / アカハライモリ / リプログラミング / 瘢痕 / 創傷治癒 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「ヒトの体細胞にイモリ型のリプログラミングを惹起する因子の解明に挑む」とともに「イモリの利用を医学の様々な分野に浸透させる」ことにより、イモリ型の臓器再生に向けた現実的な工程表を完成させることである。そのために、1)成体マウス肢切断-瘢痕治癒過程を記述し、成体イモリの肢再生過程と対応付けた。一方、骨格筋追跡マウスの妊孕性が極めて低く系統を維持することが困難であったため、新たなマウス...
❏線維芽細胞の未分化性獲得の際のエピジェネティックス変化(15K15656)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】epigenetic / regeneration / 脱分化 / 皮膚 / 再生 (他6件)
【概要】本研究では、線維芽細胞を用いて、2次元培養および非接着培養による細胞凝集塊を行い、2者の接着・非接着以外の条件を限りなく合わせた上で、2者のDNAメチル化の比較を、網羅的に検討した。その結果、2次元接着培養で3次元培養に比較して増強しているmRNAプロモーター領域が、数多く確認できた。細胞凝集塊形成による未分化能獲得はエピジェネティックな変化によるものである可能性が考えられた。 ...
【医歯薬学】歯学:再生を含む研究件
❏骨誘導型人工骨の創製(24240069)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鄭 雄一 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30345053)
【キーワード】生体材料 / トランスレーショナルリサーチ / 人工骨 / 再生 / 骨 (他8件)
【概要】骨が欠損・変形した際の治療に使う、人工骨の必要が高まっているが、その機能を高めるために、骨を形成するのに必要なシグナルネットワークを明らかにし、組み合わせることとした。その結果、試験管の中で、血清もタンパク質も遺伝子も用いず、4つの低分子化合物だけで骨の細胞をインビトロで誘導することに成功した。この化合物を人工の骨に搭載してその放出を制御し、骨が欠損した動物モデルに投与することで、短期間で治療効果...
❏胚性幹(ES)細胞からの骨・軟骨分化誘導に関する戦略的研究(15390452)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鄭 雄一 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30345053)
【キーワード】胚性幹(ES)細胞 / 骨分化 / 軟骨分化 / 分化十分条件 / 培養方法 (他13件)
【概要】ラットI型コラーゲン遺伝子プロモーター下流にGFPを付けたトランスジーンを発現するマウス、マウスII型コラーゲン遺伝子プロモーター下流にGFPを付けたトランスジーンを発現するマウスを、それぞれ野生型のマウスと交配させて胚盤胞を分離し、そこからES細胞を樹立した。また、上記トランスジーンを発現するレトロウイルスを作成し、これを野生型ES細胞に感染させて株を樹立した。これらのES細胞は、骨芽および軟骨...
❏インスリン受容体基質(IRS)を介するシグナルの骨代謝調節機構の解明-IRS-1および-2ノックアウトマウスを用いた検討-(11470301)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】河野 慎次郎 (2001) 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (40333463)
【キーワード】インスリン / IGF / IRS / 骨 / 軟骨 (他13件)
【概要】インスリンは骨・軟骨組織における重要な同化因子であり、後縦靭帯骨化症患者の骨化傾向に血中のインスリンレベルが重要な役割を果たしていることが明らかとなった(J Bone Joint Surg Am 83:1537-1544,2001)。インスリンとIGF-Iの受容体キナーゼ共通の基質であるインスリン受容体基質(IRS-1,IRS-2)はこれらの細胞内情報伝達に必須の分子である。我々は既に、IRS-1...
【医歯薬学】歯学:軟骨再生を含む研究件
❏瘢痕組織内の軟骨形成解析による軟骨再生誘導方法の開発(20K18433)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】富岡 容子 (桂木容子) 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20610372)
【キーワード】再生 / 軟骨 / 誘導 / 軟骨形成 / 再生誘導 (他7件)
【概要】本研究ではin situにおいてはどのようなサイトカインや増殖因子が軟骨形成を惹起するのかを解明することで、培養元となる軟骨採取を必要としない軟骨再生の誘導方法開発 をめざす。 本研究期間内に、まずは血腫形成後に耳介軟骨過形成を来す動物モデルを確立することを目標とした。 具体的にはマウスの耳介軟骨に検証物質を注入するにあたり、適切な器具や注入量、手技、トレース、固定、染色方法 などをはじめにパイロ...
❏胚性幹(ES)細胞からの骨・軟骨分化誘導に関する戦略的研究(15390452)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鄭 雄一 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30345053)
【キーワード】胚性幹(ES)細胞 / 骨分化 / 軟骨分化 / 分化十分条件 / 培養方法 (他13件)
【概要】ラットI型コラーゲン遺伝子プロモーター下流にGFPを付けたトランスジーンを発現するマウス、マウスII型コラーゲン遺伝子プロモーター下流にGFPを付けたトランスジーンを発現するマウスを、それぞれ野生型のマウスと交配させて胚盤胞を分離し、そこからES細胞を樹立した。また、上記トランスジーンを発現するレトロウイルスを作成し、これを野生型ES細胞に感染させて株を樹立した。これらのES細胞は、骨芽および軟骨...
❏インスリン受容体基質(IRS)を介するシグナルの骨代謝調節機構の解明-IRS-1および-2ノックアウトマウスを用いた検討-(11470301)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】河野 慎次郎 (2001) 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (40333463)
【キーワード】インスリン / IGF / IRS / 骨 / 軟骨 (他13件)
【概要】インスリンは骨・軟骨組織における重要な同化因子であり、後縦靭帯骨化症患者の骨化傾向に血中のインスリンレベルが重要な役割を果たしていることが明らかとなった(J Bone Joint Surg Am 83:1537-1544,2001)。インスリンとIGF-Iの受容体キナーゼ共通の基質であるインスリン受容体基質(IRS-1,IRS-2)はこれらの細胞内情報伝達に必須の分子である。我々は既に、IRS-1...
【医歯薬学】歯学:涙腺再生を含む研究件
❏ペプチドによるドライアイの予防・治療薬の開発と臨床応用(20K20392)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】塩田 清二 湘南医療大学, 薬学部医療薬学科, 教授 (80102375)
【キーワード】PACAP / PAC1 / 角膜上皮 / ドライアイ / 再生 (他15件)
【概要】PACAPは神経伝達物質・修飾物質さらに免疫調節因子として作用する生理活性ペプチドである。申請者はドライアイの発症にPACAPが直接関与する可能性を発見したことから、ドライアイに対する新規の予防・治療法の開発を行う。本研究では、角膜上皮・内皮細胞の再生・新生および抗炎症作用についてもPACAPの機能を明らかにすることを目的に実験研究を行う。PACAP点眼は2時間の持続的涙液分泌促進作用および角膜上...
❏プロラクチン遺伝子導入ラットを用いた外分泌腺組織再生の検討(12470386)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】斎藤 一郎 徳島大学, 歯学部, 助教授 (60147634)
【キーワード】プロラクチン / トランスジェニック / 再生 / 外分泌腺 / ラット (他9件)
【概要】プロラクチンは下垂体前葉から産生されるホルモンで、妊娠時に増加し、乳汁の分泌促進や乳腺の発達を促すことが知られていることから、涙腺・唾液組織に与える影響を検討する目的で、プロラクチンの組織特異的な遺伝子発現が可能なプロモーターを用いトランスジェニック・ラットを作成し以下の結果得た。 1.parotid ssecretory protein(PSP)のpromoterであるLamaを用いることにより...
【医歯薬学】歯学:細胞移植再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
❏骨髄間質細胞由来の心筋細胞を用いた心不全治療法の確立(12307016)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】小川 聡 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90124940)
【キーワード】幹細胞 / 骨髄 / 心筋細胞 / 再生 / 心不全 (他10件)
【概要】本研究では骨髄間質細胞を分化誘導することにより心筋細胞を作製し、心不全治療に応用しうるレベルに至るまでの基礎研究を行った。今回の一連の研究を通して、(1)骨髄中の多分化成体幹細胞を用いることにより心筋細胞が分化誘導できること、(2)この現象はマウスのみでなく、ヒトの骨髄成体幹細胞を用いても再現できること、(3)骨髄由来の心筋細胞は胎児期心室筋の表現型を取ること、(4)分化当初は洞結節型の活動電位を...
【医歯薬学】歯学:発生再生を含む研究件
❏多種細胞連環に基づく冠循環系の発生・進化・病態・再生の統合的理解(19H01048)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】栗原 裕基 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (20221947)
【キーワード】冠動脈 / 発生 / 再生 / 進化 / 病態 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「神経堤細胞-マクロファージ-内皮細胞連環」を中心に、冠循環発生における多細胞系譜間相互作用の役割の解明、多細胞連携に基づいた脊椎動物における冠循環の進化に関する仮説の提示、発生学的知見に基づく新しい治療法創出基盤の形成を実現することである。本年度は、心臓内神経堤細胞とマクロファージのマルチオーム解析、マウス胚と鳥類胚による発生学的実験、脊椎動物における冠血管比較、マウス心筋梗塞モ...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
❏網膜再生に向けた視細胞の分化調節機構の解析(19592038)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】小沢 洋子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90265885)
【キーワード】網膜 / 視機能 / 発生 / 再生 / 炎症 (他8件)
【概要】自然経過では再生しない網膜視細胞を分化誘導し、網膜機能を再生することは、現代の大きな課題の一つである。しかし、これまでの研究では、網膜細胞の中でも視細胞は誘導されにくいことが知られていた。一方、再生すべき網膜微小環境では通常とは異なった各種シグナルが活性化されている。その中で今回我々は、視細胞分化と、炎症刺激でも活性化されるNotchシグナルの関係を分子レベルで解析し、Numbが視細胞分化を許容し...
【医歯薬学】歯学:筋衛星細胞再生を含む研究件
❏魚類が示す筋肉の高い再生能力と成長能力を可能にする分子メカニズムを探る(26292112)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木下 滋晴 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40401179)
【キーワード】筋肉 / 魚 / 終生成長 / 老化 / 魚類 (他15件)
【概要】ヒトの筋肉は加齢により減弱するが、魚類では、筋線維が生涯増え続ける。 こうした魚の「終生成長」は、魚の成長と哺乳類の加齢性筋肉減弱を理解する上で重要だが、その機構は不明である。 本研究では新生筋線維維で発現する遺伝子に着目し、その発現には、筋修復に関わるNFATが寄与することを示した。 また、加齢に伴い、魚類筋肉でMSTN/GDF11およびTORシグナルが低下することを示した。 逆にTORの活性化...
❏哺乳類骨格筋の再生機構に関する分子細胞生物学的研究(09760251)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (70272440)
【キーワード】骨格筋 / 筋衛星細胞 / C-ski / 再生 / 遺伝子 (他6件)
【概要】本研究課題は、成熟後の哺乳類の骨格筋の発達および再生の機構について、細胞レベル、分子レベルで、その解明を行うことを目的としたものである。そこで、本研究課題では、細胞レベルでのアプローチの一つとして、成熟後の骨格筋の発達、再生に中心的な役割を演ずる筋衛星細胞の家畜からの単離を、また、分子レベルでのアブローチの一つとしては、骨格筋細胞の成熟、分化に重要と考えられる、c-ski遺伝子の機能の解明をそれぞ...
【医歯薬学】歯学:再生医学再生を含む研究件
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
❏遺伝子改変マウスを用いたマウス胎仔皮膚再生の解明(16H05494)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / twist2 / 再生医学 (他8件)
【概要】マウス胎生13日までの胎仔に作成した創傷は、瘢痕を残すことなく完全に再生し、胎生15日以降に作成した創傷は、肌理は再生せず、また真皮が線維化し瘢痕を残して治癒する。創傷作成後の組織切片からレーザーマイクロダイセクションとマイクロアレイを用いて詳細に発現遺伝子の比較を行い、再生を促すあるいは瘢痕形成を起こさせる因子の絞り込みを行った。 同時に皮膚が完全に再生するマウス胎生13日の創傷部位に特異的に発...
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
【医歯薬学】歯学:移植再生を含む研究件
❏神経堤幹細胞を用いた脊髄損傷治療法の確立(19390400)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経堤幹細胞 / 再生 / 移植
【概要】本研究により、神経堤幹細胞は成体に至るまで胚葉を超えて各組織に潜伏しており、骨髄等において胚葉転換と表現されている組織幹細胞の多くが実は神経堤由来である可能性が示唆された。臨床応用を考えた場合、神経堤幹細胞は患者の組織から採取することが可能であり、倫理的問題や免疫拒絶反応を回避でき、さらに正常組織から回収するため腫瘍化の可能性も低く、脊髄損傷に対する自家細胞移植の新しい細胞供給源として有用と考えら...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(17390421)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / 軸索成長 (他8件)
【概要】損傷脊髄に対する神経幹細胞移植とC-ABCの併用 損傷部脊髄内にはコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)が発現し軸索再生を阻害することが知られている。そこで、損傷脊髄に対する神経幹細胞移植にCSPGを分解するChondroitinaseABC(C-ABC)を併用した。損傷脊髄内のCSPGは正常脊髄レベルまで分解され、移植細胞はグリア瘢痕を越えて広範囲に移動し、旺盛な再生軸索が損傷部にみられ...
❏ラット脊髄損傷に対するヒト神経幹細胞移植法の確立(14571402)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / インターロイキン6 / 再生 (他11件)
【概要】損傷脊髄の再生を目的とした神経幹細胞移植療法を確立するために、1)細胞外基質を併用した神経幹細胞移植の検討、2)前脳および脊髄由来神経幹細胞移植の比較検討、3)損傷脊髄内の微小環境の修飾(1L-6受容体抗体の併用)を行った。 1)細胞外基質の併用:先ず、collagen type Iを用いたラット神経幹細胞の3次元培養システムを確立した(至適コラーゲン濃度、細胞密度の決定)、次にラット脊髄損傷後9...
【医歯薬学】歯学:組織再生再生を含む研究件
❏組織再生におけるレチノチン酸シグナル作用の再検証と再生可否決定機構の解明(19K22417)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / ヒレ / 再生 / レチノイン酸 / 組織再生 (他6件)
【概要】生物は、組織を長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムは未だ明らかでない。私達はレチノイン酸(RA)受容体アゴニストがゼブラフィッシュ尾ヒレの再生を不可逆に阻止するユニークな作用を見いだし,本研究では,アゴニスト作用機構の解析を行った。その成果,(1)アゴニストは過剰なRAシグナルを発生させるが,逆に,下流の標的Cyp26を介して強力かつ持続的なフィードバック阻害が誘導される。...
❏組織修復を制御する体内環境受容システムの解明(19K16136)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】樫尾 宗志朗 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 助教 (40823307)
【キーワード】組織再生 / ショウジョウバエ / GPCR / タキキニン / 組織修復 (他12件)
【概要】本研究では、組織修復に寄与する体内環境受容システムの解明を目的とした。これまでに遠隔的な再生制御が明らかになってきたが、どのように体内環境が受容されるかについての研究は進められていなかった。そこで、ショウジョウバエ翅成虫原基の修復に寄与するGPCRスクリーニングを行なった。結果、哺乳類タキキニン受容体のオーソログであるTkR86Cが再生に寄与することが判明した。神経における高い発現が見られたことか...
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
【医歯薬学】薬学:レクチン再生を含む研究件
❏ツメガエル幼生において未熟な免疫系が標的とする再生芽特異的な分子の同定と解析(22659080)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10201469)
【キーワード】動物 / 免疫系 / 再生 / 器官再生 / アフリカツメガエル (他14件)
【概要】我々は、ツメガエル幼生の「再生不応期」では未熟な自己反応性免疫細胞が再生芽細胞を攻撃するため尾が再生しないが、「再生可能期」には制御性T細胞が分化し、再生できることを示唆した。しかしどの免疫細胞が再生芽細胞を「非自己」として攻撃するかは不明である。今回我々は、不応期の尾切断端に浸潤し、再生を阻害する免疫細胞で発現すると考えられる新規遺伝子を同定した。また、この遺伝子は、発生過程でも生存に必須な役割...
❏昆虫成虫原基の再生機構(07680795)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部, 助教授 (10201469)
【キーワード】センチニクバエ / 成虫原基 / 再生 / エクダイソン / ワモンゴキブリ (他15件)
【概要】(1) センチニクバエ成虫原基in vitro再生系における位置情報の復元 センチニクバエの成虫原基を切除した後、低濃度(2.5×10^<-8>M)のエクダイソン存在下でin vitro培養すると、切除した部分が再生する。本研究では、成虫原基の形態形成において位置情報を担うwingless遺伝子のホモログをセンチニクバエから単離しwingless遺伝子の発現部位を切除した成虫原基をin...
❏ワモンゴキブリの体液性レクチンの肢の再生に於ける機能解析と構造決定(03833009)
【研究テーマ】分子細胞生物学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】久保 健雄 東京大学, 薬学部・微生物薬品化学教室, 助手 (10201469)
【キーワード】リジェネクチン / 26kDaレクチン / レクチン / 再生 / ワモンゴキブリ (他8件)
【概要】研究代表者らはこれまでに、ワモンゴキブリの体液から共通抗原性を示す3種類のC型レクチンを精製し、その内regenectin、26kDa lectinと命名したレクチンが肢の再生芽に一過的に出現することを見いだしている。Regenectinが再生芽の筋細胞の周囲に局在するのに対し、26kDa lectinは上皮組織の外側に局在する。従って、ワモンゴキブリの肢の再生芽形成過程では、これらのレクチンが異...
【医歯薬学】薬学:再生医療再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏遺伝子改変マウスを用いたマウス胎仔皮膚再生の解明(16H05494)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / twist2 / 再生医学 (他8件)
【概要】マウス胎生13日までの胎仔に作成した創傷は、瘢痕を残すことなく完全に再生し、胎生15日以降に作成した創傷は、肌理は再生せず、また真皮が線維化し瘢痕を残して治癒する。創傷作成後の組織切片からレーザーマイクロダイセクションとマイクロアレイを用いて詳細に発現遺伝子の比較を行い、再生を促すあるいは瘢痕形成を起こさせる因子の絞り込みを行った。 同時に皮膚が完全に再生するマウス胎生13日の創傷部位に特異的に発...
❏レーザーマイクロダイセクションを用いたマウス胎仔皮膚再生の分子機構の解明(25293363)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / 創傷 / 再生医療 (他7件)
【概要】哺乳類の胎仔の皮膚に実験的に傷をつけても、胎生期のある時期までは傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく治癒し、皮膚は完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日までのマウス胎仔の皮膚に創傷を作成しても完全に再生するが、胎生14日以降の胎仔は再生せず傷跡を残すことを発見した。これをもとに、組織切片からレーザーマイクロダイセクションを用いて、胎生13日と15日の創傷部の表皮、真皮別にRNAを採取して、...
【医歯薬学】薬学:細胞周期再生を含む研究件
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
❏造血幹細胞の神経(幹)細胞への転換(13877371)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松木 則夫 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (70126168)
【キーワード】幹細胞 / 神経細胞 / アポトーシス / 歯状回 / 顆粒細胞 (他13件)
【概要】本研究の開始直前に、数ヵ所の研究室から造血幹細胞の神経細胞への転換に成功したという報告が相次いでなされたが、どの報告においても率が低く、電気生理学的解析を含めた解析は不十分であった。そこで、我々は造血幹細胞からの薬剤(cAMP上昇を持つ薬剤)誘導型の転換を追試し、各種神経マーカーの発現を確認(追試)した上で電気生理学的解析を行った。しかしながら、細胞の状態が悪く、解析に耐えうる状態ではないうえ、形...
【医歯薬学】薬学:ES細胞再生を含む研究件
❏尿細管細胞の再生またはEMTを決定するマスター制御因子の解明(15K09273)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80286484)
【キーワード】ES細胞 / iPS細胞 / 腎臓尿細管 / miRNA / 転写因子 (他12件)
【概要】TF-inducible hESバンクを用いた遺伝子発現比較解析から、腎臓前駆細胞への分化誘導にかかわる転写因子を同定した。4つの転写因子を合成mRNAの形でヒトES細胞に遺伝子導入し、さらに別の4因子を2日間添加し3次元培養を行う事で、分化誘導開始後14日目に足細胞、近位尿細管細胞、遠位尿細管細胞の特徴を有した、ネフロン様構造を有する腎オルガノイドを分化誘導できた。 miR-363をヒト尿細管細...
❏神経幹細胞の組織特異的な初期化(22500339)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】島崎 琢也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00324749)
【キーワード】神経幹細胞 / 初期化 / 分化 / 神経細胞 / グリア (他11件)
【概要】本研究は、発生初期の幼若な神経幹細胞において、その高い多能性を規定している遺伝子群を同定と、それらの強制発現によるマウス胎仔脳発生後期型あるいは成体神経幹細胞の若返り(組織特異的な初期化)を目指して行われた。そして、独自のマウスES細胞神経分化系を用いた網羅的遺伝子発現解析と機能スクリーニングにより、神経幹細胞の時系列特異的な分化能変化に影響を与えていると思われる長鎖ノンコーディングRNA(lnc...
【医歯薬学】薬学:マウス再生を含む研究件
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
❏遺伝子改変マウスを用いたマウス胎仔皮膚再生の解明(16H05494)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / twist2 / 再生医学 (他8件)
【概要】マウス胎生13日までの胎仔に作成した創傷は、瘢痕を残すことなく完全に再生し、胎生15日以降に作成した創傷は、肌理は再生せず、また真皮が線維化し瘢痕を残して治癒する。創傷作成後の組織切片からレーザーマイクロダイセクションとマイクロアレイを用いて詳細に発現遺伝子の比較を行い、再生を促すあるいは瘢痕形成を起こさせる因子の絞り込みを行った。 同時に皮膚が完全に再生するマウス胎生13日の創傷部位に特異的に発...
【医歯薬学】薬学:Stat3再生を含む研究件
❏再生工学技術を用いた子宮再生の新基盤構築(16K15700)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大須賀 穣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80260496)
【キーワード】子宮 / 脱細胞化 / 再生 / STAT3 / 着床 (他14件)
【概要】脱細胞化した生体組織を足場として機能的組織を作成する新しい臓器再生法を用いて研究を行った。野生型マウスを用いて細胞外基質のみからなる子宮の脱細胞化担体(DUM)を作成し別の野生型マウス子宮に人工的欠損部に移植した。移植後1か月で子宮全層が完全再生され、正常産仔を産出できる機能的子宮であることが判明した。着床に必須の転写因子STAT3の子宮特異的欠損マウスをレシピエントとしてDUMを移植したところ、...
❏Cre-loxP系を用いた腎尿細管再生過程におけるLIF-STAT3機構の解明(18590902)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80286484)
【キーワード】腎臓 / 再生 / Cre-loxP / LIF / Gs15 (他9件)
【概要】本研究はCre-loxPシステムを用いて、再生現象が最も盛んな近位尿細管S3セグメント特異的にLIF-gp130-STAT3シグナルの遺伝子を欠失または過剰発現させたマウスを作製し、尿細管再生における役割を解明することを目的として計画された。近位尿細管S3セグメント特異的なCre発現トランスジェニック(Tg)マウスとCre存在下にLIF遺伝子が過剰発現されるTgマウス(LoxP-LIF)の作製を試...
【医歯薬学】薬学:幹細胞再生を含む研究件
❏組織再生における細胞系譜の解明(16K07365)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (00221896)
【キーワード】再生 / ゼブラフィッシュ / 幹細胞 / トランスジェニック / Cre-loxP (他9件)
【概要】生物は、からだを長期に維持,再生する能力=組織恒常性を持つが、このメカニズムはほとんど明らかになっていない。イモリや魚類などは四肢や鰭を再生することができるが,この過程の研究から,組織恒常性の秘密が解明できることが期待される。 本研究では,ゼブラフィッシュ尾ヒレの再生における細胞の振る舞いについて研究を行い,以下の成果を得た。(1)皮膚,骨を再生する過程では,組織に保存されている組織幹細胞が重要な...
❏標的タンパク質指向型天然物単離による再生加速分子の創製研究(15H04650)
【研究テーマ】天然資源系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒井 緑 千葉大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (40373261)
【キーワード】幹細胞 / 天然物 / タンパク質ビーズ / ヘッジホッグ / ノッチ (他10件)
【概要】本研究では幹細胞に働き,再生医薬のリードとなり得る天然物を,天然物エキスライブラリーから見いだすことを目的とした.標的タンパク質ビーズを用いる「標的タンパク質指向型天然物単離法」として,bHLH転写因子Hes1,ヘッジホッグ(Hh)シグナルの転写因子GLI1,ノッチ(Notch)シグナルの転写因子NICDを担持したタンパク質ビーズを用い,それぞれに結合し生物活性を有する天然物を見いだした.また,細...
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
【医歯薬学】薬学:神経幹細胞再生を含む研究件
❏神経幹細胞の組織特異的な初期化(22500339)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】島崎 琢也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00324749)
【キーワード】神経幹細胞 / 初期化 / 分化 / 神経細胞 / グリア (他11件)
【概要】本研究は、発生初期の幼若な神経幹細胞において、その高い多能性を規定している遺伝子群を同定と、それらの強制発現によるマウス胎仔脳発生後期型あるいは成体神経幹細胞の若返り(組織特異的な初期化)を目指して行われた。そして、独自のマウスES細胞神経分化系を用いた網羅的遺伝子発現解析と機能スクリーニングにより、神経幹細胞の時系列特異的な分化能変化に影響を与えていると思われる長鎖ノンコーディングRNA(lnc...
❏神経幹細胞を用いた脊髄損傷の治療法の確立(17390421)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / 再生 / 軸索成長 (他8件)
【概要】損傷脊髄に対する神経幹細胞移植とC-ABCの併用 損傷部脊髄内にはコンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)が発現し軸索再生を阻害することが知られている。そこで、損傷脊髄に対する神経幹細胞移植にCSPGを分解するChondroitinaseABC(C-ABC)を併用した。損傷脊髄内のCSPGは正常脊髄レベルまで分解され、移植細胞はグリア瘢痕を越えて広範囲に移動し、旺盛な再生軸索が損傷部にみられ...
❏ラット脊髄損傷に対するヒト神経幹細胞移植法の確立(14571402)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / インターロイキン6 / 再生 (他11件)
【概要】損傷脊髄の再生を目的とした神経幹細胞移植療法を確立するために、1)細胞外基質を併用した神経幹細胞移植の検討、2)前脳および脊髄由来神経幹細胞移植の比較検討、3)損傷脊髄内の微小環境の修飾(1L-6受容体抗体の併用)を行った。 1)細胞外基質の併用:先ず、collagen type Iを用いたラット神経幹細胞の3次元培養システムを確立した(至適コラーゲン濃度、細胞密度の決定)、次にラット脊髄損傷後9...
【医歯薬学】薬学:Hes1再生を含む研究件
❏標的タンパク質指向型天然物単離による再生加速分子の創製研究(15H04650)
【研究テーマ】天然資源系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒井 緑 千葉大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (40373261)
【キーワード】幹細胞 / 天然物 / タンパク質ビーズ / ヘッジホッグ / ノッチ (他10件)
【概要】本研究では幹細胞に働き,再生医薬のリードとなり得る天然物を,天然物エキスライブラリーから見いだすことを目的とした.標的タンパク質ビーズを用いる「標的タンパク質指向型天然物単離法」として,bHLH転写因子Hes1,ヘッジホッグ(Hh)シグナルの転写因子GLI1,ノッチ(Notch)シグナルの転写因子NICDを担持したタンパク質ビーズを用い,それぞれに結合し生物活性を有する天然物を見いだした.また,細...
❏ほ乳類内耳感覚上皮の発生・再生とMusashi1の発現について(15591814)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】村田 潤子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80332740)
【キーワード】Musashi1 / 内耳感覚上皮 / 再生 / Notchシグナル伝達系 / 有毛細胞 (他9件)
【概要】我々は、神経幹細胞特異的マーカーの一つであるMusashi1のマウス内耳における発現を調べてきた。その結果、young adult mouseの内耳においてラセン神経節、前庭神経節細胞と感覚上皮内の支持細胞特異的に、Musashi1陽性細胞が認められた。この結果は、Neuroscience Letters 354(2004),201-204.に掲載された。 研究分担者の岡野らはMusashi1はN...
【医歯薬学】薬学:ノッチ再生を含む研究件
❏標的タンパク質指向型天然物単離による再生加速分子の創製研究(15H04650)
【研究テーマ】天然資源系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒井 緑 千葉大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (40373261)
【キーワード】幹細胞 / 天然物 / タンパク質ビーズ / ヘッジホッグ / ノッチ (他10件)
【概要】本研究では幹細胞に働き,再生医薬のリードとなり得る天然物を,天然物エキスライブラリーから見いだすことを目的とした.標的タンパク質ビーズを用いる「標的タンパク質指向型天然物単離法」として,bHLH転写因子Hes1,ヘッジホッグ(Hh)シグナルの転写因子GLI1,ノッチ(Notch)シグナルの転写因子NICDを担持したタンパク質ビーズを用い,それぞれに結合し生物活性を有する天然物を見いだした.また,細...
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
【医歯薬学】薬学:アストロサイト再生を含む研究件
❏神経形態形成と再生における細胞接着蛋白群の機能(08458256)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】植村 慶一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90049792)
【キーワード】神経形態形成 / 再生 / 免疫グロブリンスーパーファミリー / 細胞接着蛋白群 / L1 (他16件)
【概要】神経形態形成と再生における細胞接着蛋白群の機能の解明を目的として、研究を行い、次の成果を得た。 1)免疫グロブリンスーパーファミリーの細胞接着蛋白L1には神経細胞に特異的な完全型と非神経細胞の短型があり、セリンのリン酸化が細胞移動能に関与することを示した。 2)神経形態形成の過程で、スブチリジン様プロテアーゼによってL1が分解され、機能変化する可能性を示した。3)Pax6ノックアウト動物の解析から...
❏中枢神経系における障害された神経機能再生の試み(05557066)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】戸谷 重雄 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40051205)
【キーワード】Central nerdous system / regeneration / astrocyte / neuro trophic factor / cytokine (他23件)
【概要】一旦、障害が起こると再生が起こりにくいとされる中枢神経系の機能再生を最終目的として、基礎研究を行ってきた。まず、神経系固有の間質であり、様々なメカニズムにより神経細胞栄養効果を有するアストロサイトに注目し、ラット脳の組織培養系での研究を行った。その結果、IL-1などのサイトカインにより活性化されたアストロサイトは、脳幹部コリン作動性神経細胞に作用する未知の神経栄養因子を産生することが明かとなり、こ...
【医歯薬学】薬学:アポトーシス再生を含む研究件
❏造血幹細胞の神経(幹)細胞への転換(13877371)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松木 則夫 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (70126168)
【キーワード】幹細胞 / 神経細胞 / アポトーシス / 歯状回 / 顆粒細胞 (他13件)
【概要】本研究の開始直前に、数ヵ所の研究室から造血幹細胞の神経細胞への転換に成功したという報告が相次いでなされたが、どの報告においても率が低く、電気生理学的解析を含めた解析は不十分であった。そこで、我々は造血幹細胞からの薬剤(cAMP上昇を持つ薬剤)誘導型の転換を追試し、各種神経マーカーの発現を確認(追試)した上で電気生理学的解析を行った。しかしながら、細胞の状態が悪く、解析に耐えうる状態ではないうえ、形...
❏蝸牛explantを用いた蝸牛有毛細胞死の機序の解明とその予防に関する研究(11877291)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (60251302)
【キーワード】培養 / 内耳 / 再生 / 遺伝子治療 / 有毛細胞 (他10件)
【概要】成熟モルモットを麻酔・消毒後、滅菌操作で断頭し、側頭骨を摘出、実態顕微鏡下に蝸牛と前庭に分け、CO2インキュベーターに入れて培養した。その後1日-7日間培養し、固定してsurface preparationおよび透過電顕にて観察した。蝸牛においては培養2-3日以内に有毛細胞は死滅し、支持細胞も変性した。ただし、1-2日目の透過電顕の所見ではscar formationが見られ、一部支持細胞表面に有...
❏運動ニューロンの系統変性過程の分子機構の解析(09770453)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】伊東 大介 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (80286450)
【キーワード】運動ニューロン / 軸索切断 / アポトーシス / アストログリア / ミクログリア (他8件)
【概要】新生ラットの顔面神経を末梢にて切断し、経時的(6、12、18、24時間、1、3日後)に組織切片を作製し、TUNEL法にて、運動ニューロン細胞死の出現を検討したところ、TUNEL陽性細胞は切断後24時間をピークに観察された。従って、軸索切断にて誘導される運動ニューロン細胞死のプロセスは、切断後24時間の間に進展していると考えられた。同様に、運動ニューロンの再生が観察される若齢ラットの顔面神経切断では...
【医歯薬学】薬学:分化再生を含む研究件
❏時空間的解析による胃化生粘膜発生機序の解明と胃粘膜再生療法の開発(20K08377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】平田 喜裕 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (10529192)
【キーワード】化生 / 粘膜再生 / 炎症 / 胃癌 / 再生 (他7件)
【概要】令和2年度はインターロイキン33(IL-33)の誘導性発現マウス系統を樹立しKRT19-creERTマウスと交配させタモキシフェンの投与による遺伝子組み換えを誘導し、胃組織の免疫染色により腺窩上皮にIL-33の発現を確認した。タモキシフェン投与1w後に胃体部の腺峡部付近にGSII陽性となる化生粘膜を生じ、4w後にはほぼ正常に回復していた。さらに1w後の胃粘膜の腺底部と粘膜下層にCD45、CD11b...
❏神経幹細胞の組織特異的な初期化(22500339)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】島崎 琢也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00324749)
【キーワード】神経幹細胞 / 初期化 / 分化 / 神経細胞 / グリア (他11件)
【概要】本研究は、発生初期の幼若な神経幹細胞において、その高い多能性を規定している遺伝子群を同定と、それらの強制発現によるマウス胎仔脳発生後期型あるいは成体神経幹細胞の若返り(組織特異的な初期化)を目指して行われた。そして、独自のマウスES細胞神経分化系を用いた網羅的遺伝子発現解析と機能スクリーニングにより、神経幹細胞の時系列特異的な分化能変化に影響を与えていると思われる長鎖ノンコーディングRNA(lnc...
❏網膜再生に向けた視細胞の分化調節機構の解析(19592038)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】小沢 洋子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90265885)
【キーワード】網膜 / 視機能 / 発生 / 再生 / 炎症 (他8件)
【概要】自然経過では再生しない網膜視細胞を分化誘導し、網膜機能を再生することは、現代の大きな課題の一つである。しかし、これまでの研究では、網膜細胞の中でも視細胞は誘導されにくいことが知られていた。一方、再生すべき網膜微小環境では通常とは異なった各種シグナルが活性化されている。その中で今回我々は、視細胞分化と、炎症刺激でも活性化されるNotchシグナルの関係を分子レベルで解析し、Numbが視細胞分化を許容し...
【医歯薬学】薬学:細胞再生を含む研究件
❏非接着培養による細胞老化の制御(21659412)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】老化 / 再生医療 / 非接着培養 / 皮膚 / 再生 (他7件)
【概要】真皮の幹細胞と考えられているSkin derived precursors(Skps)は、細胞増殖因子を添加し、無血清培地にすることで接着せず細胞魚集塊を形成することで得られる。本研究では、「幹細胞」だからコロニーを形成し、分裂、増殖するのか、凝集するから幹細胞様の不死化した性質を獲得するのかという点の検証を行った。老化し分裂回数が低下した線維芽細胞を非接着性培養皿で培養し、細胞凝集塊を形成させ、...
❏皮膚を完全に再生しうるヒト体性細胞の分離(19390455)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 付属器 / 細胞 / 再生医学
【概要】様々な発生段階のマウス皮膚から真皮細胞と筋膜細胞を採取し表皮細胞と混合移植を行い、その際の再生細胞の局在、全細胞に対する割合を免疫染色で確認し、scid mouse背部皮膚全層欠損創への表皮真皮混合移植モデルを用いて皮膚再生能の相関性を調べた。その結果、胎仔の真皮細胞に相当する細胞は減少したが、成獣においても存在した。週令数が増加するとともにscid mouse皮膚全層欠損創への混合移植による皮膚...
【医歯薬学】薬学:細胞増殖再生を含む研究件
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
❏肝再生誘導法の開発を目指した新規分化誘導因子の探索(12557096)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】谷口 英樹 横浜市立大学, 医学部, 教授 (70292555)
【キーワード】細胞増殖 / 細胞分化 / サイトカイン / 肝臓 / 再生 (他7件)
【概要】FACS(fluorescence activated cell sorter)とモノクローナル抗体を用いた精度の高い細胞分離法により、マウス胎児肝臓から純化された肝幹細胞画分であるc-Met+c-Kit-CD49f+/lowCD29+CD45-TER119-細胞を回収し、これらのクローナルな培養系を用いて、肝細胞および胆管細胞への分化誘導能を有する新規サイトカインのスクリーニングを行うことを目的...
【医歯薬学】薬学:血管内皮細胞再生を含む研究件
❏大脳白質障害が及ぼす脳機能障害の病態解明と治療法開発のための基盤研究(25462206)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】大脳白質障害 / 病態解明 / ストレス脆弱性 / うつ / 細胞移植 (他22件)
【概要】大脳白質障害の病態解明と治療法の開発を目的として、エンドセリン局所注入によるラット大脳白質モデルの手技を検証し最適化した。多角的に病態を評価し、ラクナ梗塞に近似した形態変化を示すことが判明した。本動物実験モデルの応用モデルとして、ストレス負荷による表現型を解析した。本モデルラットは、拘束ストレスを加えることにより、うつ様症状の一端を呈することが判明した。臨床現場にて仮説とされた大脳白質病変とストレ...
❏膵β細胞再生における分子機構と膵nestin発現細胞の病態生理的意義に関する研究(14571063)
【研究テーマ】内分泌学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】細田 公則 京都大学, 医学研究科, 講師 (40271598)
【キーワード】β細胞 / 再生 / neurogenin3 / nestin / notch (他14件)
【概要】(目的)β細胞は内胚葉由来であるが、β細胞と神経細胞の分化の類似性が指摘されている。本研究では、神経細胞の発生分化に関与するNeurogenin 3(NGN3)、nestin、notch2の意義を検討した。 (方法・結果)膵β細胞再生モデルのstreptozotocin投与β細胞再生ラットを用いて、Taqman PCRでNGN3の遺伝子発現は非常に低く、再生モデルで特に変化が認められなかった。in...
【医歯薬学】薬学:細胞分化再生を含む研究件
❏骨髄間質細胞由来の心筋細胞を用いた心不全治療法の確立(12307016)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】小川 聡 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (90124940)
【キーワード】幹細胞 / 骨髄 / 心筋細胞 / 再生 / 心不全 (他10件)
【概要】本研究では骨髄間質細胞を分化誘導することにより心筋細胞を作製し、心不全治療に応用しうるレベルに至るまでの基礎研究を行った。今回の一連の研究を通して、(1)骨髄中の多分化成体幹細胞を用いることにより心筋細胞が分化誘導できること、(2)この現象はマウスのみでなく、ヒトの骨髄成体幹細胞を用いても再現できること、(3)骨髄由来の心筋細胞は胎児期心室筋の表現型を取ること、(4)分化当初は洞結節型の活動電位を...
❏肝再生誘導法の開発を目指した新規分化誘導因子の探索(12557096)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】谷口 英樹 横浜市立大学, 医学部, 教授 (70292555)
【キーワード】細胞増殖 / 細胞分化 / サイトカイン / 肝臓 / 再生 (他7件)
【概要】FACS(fluorescence activated cell sorter)とモノクローナル抗体を用いた精度の高い細胞分離法により、マウス胎児肝臓から純化された肝幹細胞画分であるc-Met+c-Kit-CD49f+/lowCD29+CD45-TER119-細胞を回収し、これらのクローナルな培養系を用いて、肝細胞および胆管細胞への分化誘導能を有する新規サイトカインのスクリーニングを行うことを目的...
【医歯薬学】薬学:遺伝子治療再生を含む研究件
❏p27siRNAおよびAtoh1遺伝子導入による哺乳類内耳有毛細胞の再生誘導(19659434)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (60251302)
【キーワード】再生 / 蝸牛 / 有毛細胞 / 遺伝子治療 / 前庭 (他8件)
【概要】モルモットの蝸牛有毛細胞をエクタクリン酸(50mg/kg内頚静脈に静注)とカナマイシン(400mg/kg筋注)により傷害した。このモデルを用い、傷害4日後にp27siRNAとGFPをコードするアデノウイルスベクター(p27siRNA・GFPAdV)を蝸牛内に投与し、2ヶ月後の内耳における再生の有無を検討した。コントロールには反対側(非投与耳)およびコントロールベクター(random sense s...
❏蝸牛explantを用いた蝸牛有毛細胞死の機序の解明とその予防に関する研究(11877291)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】山岨 達也 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (60251302)
【キーワード】培養 / 内耳 / 再生 / 遺伝子治療 / 有毛細胞 (他10件)
【概要】成熟モルモットを麻酔・消毒後、滅菌操作で断頭し、側頭骨を摘出、実態顕微鏡下に蝸牛と前庭に分け、CO2インキュベーターに入れて培養した。その後1日-7日間培養し、固定してsurface preparationおよび透過電顕にて観察した。蝸牛においては培養2-3日以内に有毛細胞は死滅し、支持細胞も変性した。ただし、1-2日目の透過電顕の所見ではscar formationが見られ、一部支持細胞表面に有...
【医歯薬学】薬学:肝細胞再生を含む研究件
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏多能性肝幹細胞の同定と分化増殖機構の解明(10770579)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】谷口 英樹 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (70292555)
【キーワード】肝臓 / 幹細胞 / 分化 / 増殖 / 自己複製 (他13件)
【概要】単離した肝細胞集団の中から、多能性を持つ肝幹細胞をFACS(Fluorescence activated cell sorter)とモノクローナル抗体を用いた細胞分離法により濃縮・純化し、それらの機能解析を行うことを目的として研究を行った。まず、in vitro肝幹細胞機能解析系の確立を目的として、マウス胎仔肝細胞の培養系を検討し、1個の細胞を始点とするクローン性コロニーを効率よく誘導可能な培養条...
【医歯薬学】薬学:肝障害再生を含む研究件
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
【医歯薬学】薬学:肝臓再生を含む研究件
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
❏血小板を用いた新しい重症肝疾患に対する治療法の開発(17390359)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大河内 信弘 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (40213673)
【キーワード】肝臓 / 血小板 / 肝不全治療 / クッバー細胞 / 再生 (他12件)
【概要】本研究は血小板による肝細胞増殖作用に着目し、血小板を用いた全く新しい肝再生促進療法、ならびに肝不全治療法の開発を行うことを目的としている。平成17年度はマウス肝切除モデルを用いて血小板を増加させることにより肝切除後の再生が促進されることを明らかにした。また培養肝細胞と血小板を用いた実験系で、血小板内容に肝細胞増殖促進効果があり、シグナル伝達系としてPI3K/Akt経路が重要であることを明らかにした...
【医歯薬学】薬学:siRNA再生を含む研究件
❏マウス胎仔皮膚再生モデルを用いた、皮膚再生遺伝子群の機能解析(17390477)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】創傷治癒 / 皮膚 / 再生 / 胎仔 / 発生・分化 (他8件)
【概要】皮膚が再生する時期と再生しなくなる時期のマウス胎仔皮膚から、マイクロアレイにより得ることができた、皮膚を再生させる候補遺伝子をin vitro及びin vivoで胎仔皮膚創傷面から消失させることで、これら候補遺伝子の皮溝、皮丘、真皮の癒痕の形成与える影響につき検討した。siRNAを用いた機能解析のスクリーニングのため、マウス胎仔皮膚を用いたin vitroのスクリーニングモデルを開発した。Gene...
❏スキッドマウス皮膚再構築モデルを用いた皮溝・皮丘形成メカニズムの探求(16659488)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】スキッドマウス / siRNA / きめ / 皮溝・皮丘 / 再生 (他10件)
【概要】免疫不全マウスC.B-17/Icr-scidJcl、オス8週から12週の背部に直径8皿の皮膚全層欠損層を作成し、ここにC57bl/6Jマウスの胎生17日の胎仔のそれぞれ表皮と真皮をディスパーゼで分離し、トリプシン処理でそれぞれ細胞を浮遊させた後、1x10^7個ずつ背部皮膚全層欠損層に表皮細胞と真皮細胞を混合移植し、テフロンキャップで被服した。4週後に皮膚表面をダーマスコープで観察するとともに、組織...
【医歯薬学】薬学:神経細胞再生を含む研究件
❏神経幹細胞の組織特異的な初期化(22500339)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】島崎 琢也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00324749)
【キーワード】神経幹細胞 / 初期化 / 分化 / 神経細胞 / グリア (他11件)
【概要】本研究は、発生初期の幼若な神経幹細胞において、その高い多能性を規定している遺伝子群を同定と、それらの強制発現によるマウス胎仔脳発生後期型あるいは成体神経幹細胞の若返り(組織特異的な初期化)を目指して行われた。そして、独自のマウスES細胞神経分化系を用いた網羅的遺伝子発現解析と機能スクリーニングにより、神経幹細胞の時系列特異的な分化能変化に影響を与えていると思われる長鎖ノンコーディングRNA(lnc...
❏造血幹細胞の神経(幹)細胞への転換(13877371)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】松木 則夫 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (70126168)
【キーワード】幹細胞 / 神経細胞 / アポトーシス / 歯状回 / 顆粒細胞 (他13件)
【概要】本研究の開始直前に、数ヵ所の研究室から造血幹細胞の神経細胞への転換に成功したという報告が相次いでなされたが、どの報告においても率が低く、電気生理学的解析を含めた解析は不十分であった。そこで、我々は造血幹細胞からの薬剤(cAMP上昇を持つ薬剤)誘導型の転換を追試し、各種神経マーカーの発現を確認(追試)した上で電気生理学的解析を行った。しかしながら、細胞の状態が悪く、解析に耐えうる状態ではないうえ、形...
❏軸索を切断された神経細胞のシナプス再生機能の解析(12780580)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】池谷 裕二 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助手 (10302613)
【キーワード】再生 / 海馬 / 神経細胞 / 苔状繊維 / 脳障害 (他8件)
【概要】従来、中枢神経系の神経細胞には再生機能がないと考えられていたが、近年の研究により、軸索の切断や神経細胞の欠落などの障害時には、神経回路の再編成が行われることが明らかとなった。私は、海馬の神経回路網を保持したまま組織培養するという高度な手法を用いて、苔状線維を人為的に切断したところ、切断された線維は約一週間後には形態、機能ともにほぼ完全に回復することを明らかにした。この現象に対し種々の薬理学的検討を...
【医歯薬学】薬学:炎症再生を含む研究件
❏時空間的解析による胃化生粘膜発生機序の解明と胃粘膜再生療法の開発(20K08377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】平田 喜裕 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (10529192)
【キーワード】化生 / 粘膜再生 / 炎症 / 胃癌 / 再生 (他7件)
【概要】令和2年度はインターロイキン33(IL-33)の誘導性発現マウス系統を樹立しKRT19-creERTマウスと交配させタモキシフェンの投与による遺伝子組み換えを誘導し、胃組織の免疫染色により腺窩上皮にIL-33の発現を確認した。タモキシフェン投与1w後に胃体部の腺峡部付近にGSII陽性となる化生粘膜を生じ、4w後にはほぼ正常に回復していた。さらに1w後の胃粘膜の腺底部と粘膜下層にCD45、CD11b...
❏熱性喉頭粘膜障害の組織学的・分子生物学的解明と G-CSF による治療効果の検証(16H06758)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 拓 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (50779808)
【キーワード】熱性喉頭粘膜障害 / 顆粒球コロニー刺激因子 / G-CSF / サイトカイン / 熱傷 (他10件)
【概要】熱傷や放射線治療、外科的手術での焼灼などによる喉頭瘢痕や気道狭窄など、熱性喉頭粘膜障害は臨床において非常に治療に難渋する病態である。本研究は、熱性喉頭組織障害のメカニズムの解明を行うこと、臨床応用可能な治療として、顆粒球コロニー刺激因子(GCSF)の投与による障害抑制効果を検証することを目的とする。 組織学的・分子生物学的において熱性喉頭粘膜障害モデル作成に成功した。しかし、障害抑制効果のあるター...
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
【医歯薬学】薬学:転写因子再生を含む研究件
❏尿細管細胞の再生またはEMTを決定するマスター制御因子の解明(15K09273)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80286484)
【キーワード】ES細胞 / iPS細胞 / 腎臓尿細管 / miRNA / 転写因子 (他12件)
【概要】TF-inducible hESバンクを用いた遺伝子発現比較解析から、腎臓前駆細胞への分化誘導にかかわる転写因子を同定した。4つの転写因子を合成mRNAの形でヒトES細胞に遺伝子導入し、さらに別の4因子を2日間添加し3次元培養を行う事で、分化誘導開始後14日目に足細胞、近位尿細管細胞、遠位尿細管細胞の特徴を有した、ネフロン様構造を有する腎オルガノイドを分化誘導できた。 miR-363をヒト尿細管細...
❏魚類が示す筋肉の高い再生能力と成長能力を可能にする分子メカニズムを探る(26292112)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木下 滋晴 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40401179)
【キーワード】筋肉 / 魚 / 終生成長 / 老化 / 魚類 (他15件)
【概要】ヒトの筋肉は加齢により減弱するが、魚類では、筋線維が生涯増え続ける。 こうした魚の「終生成長」は、魚の成長と哺乳類の加齢性筋肉減弱を理解する上で重要だが、その機構は不明である。 本研究では新生筋線維維で発現する遺伝子に着目し、その発現には、筋修復に関わるNFATが寄与することを示した。 また、加齢に伴い、魚類筋肉でMSTN/GDF11およびTORシグナルが低下することを示した。 逆にTORの活性化...
【医歯薬学】薬学:Fgf再生を含む研究件
❏魚類の組織再生における細胞間相互作用のメカニズム(24570233)
【研究テーマ】発生生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 再生 / 細胞系譜 / トランスジェニック / Fgfシグナル (他9件)
【概要】組織再生の分子過程を理解するために、本研究ではゼブラフィッシュ鰭の再生開始・進行に関わるシグナルメカニズムの解析と、多様な細胞の機能を解明することを目標とした。第一に、再生におけるFgfシグナルの作用メカニズムの解明を行い、Fgf20a,Fgf3の異なった作用を明らかにした。また、再生細胞の細胞死を起こす変異体の解析を行い、ミエロイド細胞の供給する液性因子によって、再生細胞の増殖、生存がサポートさ...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
【医歯薬学】薬学:網膜再生を含む研究件
❏神経再生におけるcellular Factor XIII 活性化機構の解明(26350958)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉谷 加代 金沢大学, 保健学系, 助教 (20162258)
【キーワード】Factor XIII-A / CNS regeneration / optic nerve / retina / cellular Factor XIII (他16件)
【概要】タンパク架橋酵素であるFactor XIII(FXIII)は、血液だけでなく様々な組織や細胞にも分布が見られる。しかし、血液凝固過程でのトロンビン切断による活性化が組織中でも起こるのか、その活性化機構については不明である。今回、ゼブラフィッシュ視神経を損傷する実験系において、軸索再生過程において酵素活性のあるFXIII A-subunit (FXIII-A) が自然に発現上昇することを利用し、神経...
❏網膜再生に向けた視細胞の分化調節機構の解析(19592038)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】小沢 洋子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90265885)
【キーワード】網膜 / 視機能 / 発生 / 再生 / 炎症 (他8件)
【概要】自然経過では再生しない網膜視細胞を分化誘導し、網膜機能を再生することは、現代の大きな課題の一つである。しかし、これまでの研究では、網膜細胞の中でも視細胞は誘導されにくいことが知られていた。一方、再生すべき網膜微小環境では通常とは異なった各種シグナルが活性化されている。その中で今回我々は、視細胞分化と、炎症刺激でも活性化されるNotchシグナルの関係を分子レベルで解析し、Numbが視細胞分化を許容し...
【医歯薬学】薬学:腎臓再生を含む研究件
❏尿細管細胞の再生またはEMTを決定するマスター制御因子の解明(15K09273)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (80286484)
【キーワード】ES細胞 / iPS細胞 / 腎臓尿細管 / miRNA / 転写因子 (他12件)
【概要】TF-inducible hESバンクを用いた遺伝子発現比較解析から、腎臓前駆細胞への分化誘導にかかわる転写因子を同定した。4つの転写因子を合成mRNAの形でヒトES細胞に遺伝子導入し、さらに別の4因子を2日間添加し3次元培養を行う事で、分化誘導開始後14日目に足細胞、近位尿細管細胞、遠位尿細管細胞の特徴を有した、ネフロン様構造を有する腎オルガノイドを分化誘導できた。 miR-363をヒト尿細管細...
❏Cre-loxP系を用いた腎尿細管再生過程におけるLIF-STAT3機構の解明(18590902)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80286484)
【キーワード】腎臓 / 再生 / Cre-loxP / LIF / Gs15 (他9件)
【概要】本研究はCre-loxPシステムを用いて、再生現象が最も盛んな近位尿細管S3セグメント特異的にLIF-gp130-STAT3シグナルの遺伝子を欠失または過剰発現させたマウスを作製し、尿細管再生における役割を解明することを目的として計画された。近位尿細管S3セグメント特異的なCre発現トランスジェニック(Tg)マウスとCre存在下にLIF遺伝子が過剰発現されるTgマウス(LoxP-LIF)の作製を試...
❏高速in situハイブリダイゼーション法を用いた腎発生再生に関わる遺伝子の探索(15659205)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】門川 俊明 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (80286484)
【キーワード】腎臓 / 発生 / 再生 / 後腎 / 高速in situ hybridization法
【概要】高速in situ hybridization法は、組織を96穴プレートに固定し、in situ hybridization法のすべての過程を96穴プレートで行い、週当たり1000遺伝子程度のin situ hybridization解析をおこなう方法である。本研究課題ではマイクロアレイ法、ディファレンシャルディスプレイ法、サブトラクティブハイブリダイゼーション法などのスクリーニング法と高速in ...
【医歯薬学】薬学:コラーゲン再生を含む研究件
❏再生鱗をモデルとしたコラーゲン配向機構の解明-魚コラーゲンから生体修復材料を造る(21380116)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】都木 靖彰 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 教授 (10212002)
【キーワード】生理 / 生体材料 / 鱗 / 再生 / コラーゲン (他15件)
【概要】質量分析を用いて,鱗コラーゲンの高次配向制御に関わる可能性が高いSLRPsを同定するとともに,その遺伝子クローニングをおこなって発現部位を明らかにした。また,コラーゲン変性温度がα3鎖の量とプロリン残基水酸化率とで制御される可能性を示した。さらに,磁場内でコラーゲン線維配向構造創出をおこなって粘弾性特性,引張強度を明らかにするとともに,再線維化コラーゲンを用いて高密度の新規メソ多孔材料の開発に成功...
❏ラット脊髄損傷に対するヒト神経幹細胞移植法の確立(14571402)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】中村 雅也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30217898)
【キーワード】脊髄損傷 / 神経幹細胞 / 移植 / インターロイキン6 / 再生 (他11件)
【概要】損傷脊髄の再生を目的とした神経幹細胞移植療法を確立するために、1)細胞外基質を併用した神経幹細胞移植の検討、2)前脳および脊髄由来神経幹細胞移植の比較検討、3)損傷脊髄内の微小環境の修飾(1L-6受容体抗体の併用)を行った。 1)細胞外基質の併用:先ず、collagen type Iを用いたラット神経幹細胞の3次元培養システムを確立した(至適コラーゲン濃度、細胞密度の決定)、次にラット脊髄損傷後9...
❏両生類の形態・構造特異性の決定機構の解明(07404057)
【研究テーマ】植物形態・構造
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1998
【研究代表者】吉里 勝利 広島大学, 理学部, 教授 (20095516)
【キーワード】両生類 / ウシガエル / アフリカツメガエル / イモリ / 変態ホルモン (他20件)
【概要】本研究の最も重要な成果は「皮膚の変換中心」の概念を提出できたことである。変態前期の若いオタマジャクシの体側部に変換中心が点状に出現し、この中心がオタマジャクシの発達とともに体の他の部位に進入していくことを明らかにした。この中心は決して尾の領域に進入しないことで皮膚変態の部域特異性が説明できる。 皮膚の変換中心の分子的性質を明らかにするために表皮と皮膚結合組織から次の16種のcDNA・遺伝子をクロー...
【医歯薬学】薬学:ラット再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏プロラクチン遺伝子導入ラットを用いた外分泌腺組織再生の検討(12470386)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】斎藤 一郎 徳島大学, 歯学部, 助教授 (60147634)
【キーワード】プロラクチン / トランスジェニック / 再生 / 外分泌腺 / ラット (他9件)
【概要】プロラクチンは下垂体前葉から産生されるホルモンで、妊娠時に増加し、乳汁の分泌促進や乳腺の発達を促すことが知られていることから、涙腺・唾液組織に与える影響を検討する目的で、プロラクチンの組織特異的な遺伝子発現が可能なプロモーターを用いトランスジェニック・ラットを作成し以下の結果得た。 1.parotid ssecretory protein(PSP)のpromoterであるLamaを用いることにより...
【医歯薬学】看護学:イメージンク再生を含む研究件
❏植物再分化を制御するクロマチン構造変換メカニズムのイメージング解析(19H03259)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40323448)
【キーワード】イメージング / ヒストン修飾 / 再生 / エピジェネティクス / 転写活性化 (他9件)
【概要】植物は再分化する時、遺伝子の発現を待機状態にする現象・エピジェネティクス・プライミングの分子メカニズムを明らかにすることができた。このエピジェネティクス・プライミングは、ヒストン脱メチル化酵素LYSINE-SPECIFIC DEMETHYLASE 1-LIKE 3(LDL3)により制御されることを明らかにした(Nature Commun., 2019)。また、RNAポリメラーゼ酵素(RNAPII)...
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
【医歯薬学】看護学:生体材料再生を含む研究件
❏骨誘導型人工骨の創製(24240069)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鄭 雄一 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30345053)
【キーワード】生体材料 / トランスレーショナルリサーチ / 人工骨 / 再生 / 骨 (他8件)
【概要】骨が欠損・変形した際の治療に使う、人工骨の必要が高まっているが、その機能を高めるために、骨を形成するのに必要なシグナルネットワークを明らかにし、組み合わせることとした。その結果、試験管の中で、血清もタンパク質も遺伝子も用いず、4つの低分子化合物だけで骨の細胞をインビトロで誘導することに成功した。この化合物を人工の骨に搭載してその放出を制御し、骨が欠損した動物モデルに投与することで、短期間で治療効果...
❏再生鱗をモデルとしたコラーゲン配向機構の解明-魚コラーゲンから生体修復材料を造る(21380116)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】都木 靖彰 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 教授 (10212002)
【キーワード】生理 / 生体材料 / 鱗 / 再生 / コラーゲン (他15件)
【概要】質量分析を用いて,鱗コラーゲンの高次配向制御に関わる可能性が高いSLRPsを同定するとともに,その遺伝子クローニングをおこなって発現部位を明らかにした。また,コラーゲン変性温度がα3鎖の量とプロリン残基水酸化率とで制御される可能性を示した。さらに,磁場内でコラーゲン線維配向構造創出をおこなって粘弾性特性,引張強度を明らかにするとともに,再線維化コラーゲンを用いて高密度の新規メソ多孔材料の開発に成功...
【医歯薬学】看護学:老化再生を含む研究件
❏魚類が示す筋肉の高い再生能力と成長能力を可能にする分子メカニズムを探る(26292112)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木下 滋晴 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40401179)
【キーワード】筋肉 / 魚 / 終生成長 / 老化 / 魚類 (他15件)
【概要】ヒトの筋肉は加齢により減弱するが、魚類では、筋線維が生涯増え続ける。 こうした魚の「終生成長」は、魚の成長と哺乳類の加齢性筋肉減弱を理解する上で重要だが、その機構は不明である。 本研究では新生筋線維維で発現する遺伝子に着目し、その発現には、筋修復に関わるNFATが寄与することを示した。 また、加齢に伴い、魚類筋肉でMSTN/GDF11およびTORシグナルが低下することを示した。 逆にTORの活性化...
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(21791598)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 嗅粘膜 / 老化 (他6件)
【概要】加齢に伴う嗅覚低下の病態生理の解明のため、生理的加齢動物及び傷害モデル動物を用いて嗅神経上皮の組織構築の変化を解析した。その結果、加齢に伴う嗅粘膜の変性の背景に基底細胞の分裂能の低下による神経新生能低下が主として関与していることが示唆された。また神経保護機能のある女性ホルモンであるエストロゲンに着目し、今後の解析のためエストロゲン欠乏マウスモデルの作成とエストロゲンβ受容体欠損マウスの繁殖飼育を行...
❏非接着培養による細胞老化の制御(21659412)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40224919)
【キーワード】老化 / 再生医療 / 非接着培養 / 皮膚 / 再生 (他7件)
【概要】真皮の幹細胞と考えられているSkin derived precursors(Skps)は、細胞増殖因子を添加し、無血清培地にすることで接着せず細胞魚集塊を形成することで得られる。本研究では、「幹細胞」だからコロニーを形成し、分裂、増殖するのか、凝集するから幹細胞様の不死化した性質を獲得するのかという点の検証を行った。老化し分裂回数が低下した線維芽細胞を非接着性培養皿で培養し、細胞凝集塊を形成させ、...
【医歯薬学】看護学:線維化再生を含む研究件
❏イモリ型の臓器再生を可能にする体細胞リプログラミング因子の解明と医学への展開(18H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】千葉 親文 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80272152)
【キーワード】再生 / アカハライモリ / リプログラミング / 瘢痕 / 創傷治癒 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「ヒトの体細胞にイモリ型のリプログラミングを惹起する因子の解明に挑む」とともに「イモリの利用を医学の様々な分野に浸透させる」ことにより、イモリ型の臓器再生に向けた現実的な工程表を完成させることである。そのために、1)成体マウス肢切断-瘢痕治癒過程を記述し、成体イモリの肢再生過程と対応付けた。一方、骨格筋追跡マウスの妊孕性が極めて低く系統を維持することが困難であったため、新たなマウス...
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
【医歯薬学】看護学:創傷治癒再生を含む研究件
❏イモリ型の臓器再生を可能にする体細胞リプログラミング因子の解明と医学への展開(18H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】千葉 親文 筑波大学, 生命環境系, 教授 (80272152)
【キーワード】再生 / アカハライモリ / リプログラミング / 瘢痕 / 創傷治癒 (他7件)
【概要】本研究の目的は、「ヒトの体細胞にイモリ型のリプログラミングを惹起する因子の解明に挑む」とともに「イモリの利用を医学の様々な分野に浸透させる」ことにより、イモリ型の臓器再生に向けた現実的な工程表を完成させることである。そのために、1)成体マウス肢切断-瘢痕治癒過程を記述し、成体イモリの肢再生過程と対応付けた。一方、骨格筋追跡マウスの妊孕性が極めて低く系統を維持することが困難であったため、新たなマウス...
❏血管新生が起点となる瘢痕なき創傷治癒のダイナミズム(18K16997)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岡部 圭介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
【キーワード】創傷治癒 / 再生 / 血管新生 / 皮膚再生
【概要】ヒトやマウスは胎生中期以前は皮膚創傷の再生が可能だが、以後は不可能となり、瘢痕が形成され問題となる。皮膚再生が可能なメカニズムは不明だが、血管新生との関連があると仮定し検討した。再生が可能なマウス胎生13.5日目の創部においては、早期から創の中心へ向けて旺盛な血管新生が起こることを三次元的に可視化することに成功した。一方、14.5日目以降になるとそのような血管新生は起こらないことが示された。これら...
❏マウス胎仔皮膚再生モデルを用いた、皮膚再生遺伝子群の機能解析(17390477)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40224919)
【キーワード】創傷治癒 / 皮膚 / 再生 / 胎仔 / 発生・分化 (他8件)
【概要】皮膚が再生する時期と再生しなくなる時期のマウス胎仔皮膚から、マイクロアレイにより得ることができた、皮膚を再生させる候補遺伝子をin vitro及びin vivoで胎仔皮膚創傷面から消失させることで、これら候補遺伝子の皮溝、皮丘、真皮の癒痕の形成与える影響につき検討した。siRNAを用いた機能解析のスクリーニングのため、マウス胎仔皮膚を用いたin vitroのスクリーニングモデルを開発した。Gene...
【医歯薬学】看護学:免疫組織化学再生を含む研究件
❏加齢性嗅覚障害の病態生理解明とその診断・治療法開発のための分子生物学的研究(21791598)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 嗅粘膜 / 老化 (他6件)
【概要】加齢に伴う嗅覚低下の病態生理の解明のため、生理的加齢動物及び傷害モデル動物を用いて嗅神経上皮の組織構築の変化を解析した。その結果、加齢に伴う嗅粘膜の変性の背景に基底細胞の分裂能の低下による神経新生能低下が主として関与していることが示唆された。また神経保護機能のある女性ホルモンであるエストロゲンに着目し、今後の解析のためエストロゲン欠乏マウスモデルの作成とエストロゲンβ受容体欠損マウスの繁殖飼育を行...
❏加齢変化が嗅上皮の構造、細胞動態及び傷害後の再生能に及ぼす影響の分子生物学的解析(18799002)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】近藤 健二 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40334370)
【キーワード】嗅神経細胞 / 加齢変化 / 再生 / 老化 / 免疫組織化学
【概要】マウス嗅上皮における変性部位の割合は加齢に伴って増加し、また高度変性部位の割合も増加した。また上皮下のBowman腺の形態異常も加齢に従って増加し、特に嗅上皮の変性部位の上皮下に高頻度で認められた。生理的加齢に伴って基底細胞の増殖と嗅上皮のアポトーシスの頻度はともに減少したが、前駆細胞から成熟嗅神経細胞に分化するまでの時間経過はほぼ一定であった。さらに嗅上皮傷害モデルマウスの解析では嗅上皮の再生能...
❏老化した嗅上皮の細胞動態およびその傷害因子に対する反応の分子生物学的解析(16790987)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】近藤 健二 東大, 医学部附属病院, 助手 (40334370)
【キーワード】嗅上皮 / 老化 / 再生 / 嗅神経細胞 / olfactory ensheathing cell (他8件)
【概要】対象と方法:生後10日、1ヶ月、3ヶ月、7ヶ月、16ヶ月の各日・月齢ICRマウスにBrdUを投与し、投与2時間後にホルマリン灌流固定、鼻腔組織を摘出した。摘出した組織を脱灰後、冠状断で切断し、パラフィン包埋して免疫組織染色用の試料とした。切片に抗olfactory marker protein (OMP)抗体による免疫染色および核染色を行い、OMP陽性である上皮下の嗅神経束を同定し、同神経束内にあ...
【医歯薬学】看護学:エクソソーム再生を含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏女性生殖器に特有の再生メカニズムの解明(26670733)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮戸 健二 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, 室長 (60324844)
【キーワード】子宮内膜 / 再生 / マイクロエクソソーム / CD9 / VEGF (他13件)
【概要】血管内皮細胞増殖因子(以下、VEGF-A)は血管新生を司るサイトカインで、子宮内膜の再構築に中心的な役割を果たしている。我々の研究から、不妊症患者の子宮内液中のCD9の量が有意に低下するという結果が得られた。さらに、子宮内膜上皮からマイクロエクソソームと共にVEGF-Aが放出されることが明らかになった。また、CD9欠損マウスでは、受精の膜融合異常の他に、子宮内膜再構築にも異常が生じ、産仔の小型化が...
【医歯薬学】看護学:エピジェネテイクス再生を含む研究件
❏植物再生を制御する転写待機メカニズムの分子基盤解明(22H00415)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40323448)
【キーワード】ヒストン修飾 / 再生 / プライミング / エピジェネティックス / 植物
【概要】
❏植物再分化を制御するクロマチン構造変換メカニズムのイメージング解析(19H03259)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40323448)
【キーワード】イメージング / ヒストン修飾 / 再生 / エピジェネティクス / 転写活性化 (他9件)
【概要】植物は再分化する時、遺伝子の発現を待機状態にする現象・エピジェネティクス・プライミングの分子メカニズムを明らかにすることができた。このエピジェネティクス・プライミングは、ヒストン脱メチル化酵素LYSINE-SPECIFIC DEMETHYLASE 1-LIKE 3(LDL3)により制御されることを明らかにした(Nature Commun., 2019)。また、RNAポリメラーゼ酵素(RNAPII)...
❏線維芽細胞の未分化性獲得の際のエピジェネティックス変化(15K15656)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】epigenetic / regeneration / 脱分化 / 皮膚 / 再生 (他6件)
【概要】本研究では、線維芽細胞を用いて、2次元培養および非接着培養による細胞凝集塊を行い、2者の接着・非接着以外の条件を限りなく合わせた上で、2者のDNAメチル化の比較を、網羅的に検討した。その結果、2次元接着培養で3次元培養に比較して増強しているmRNAプロモーター領域が、数多く確認できた。細胞凝集塊形成による未分化能獲得はエピジェネティックな変化によるものである可能性が考えられた。 ...
【医歯薬学】看護学:皮膚再生を含む研究件
❏マウス胎仔皮膚再生過程における線維芽細胞の移動のメカニズムの解析(21K09778)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鎌田 将史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (60815950)
【キーワード】胎仔 / 皮膚 / 再生 / 線維芽細胞
【概要】表皮境界部真皮線維芽細胞に発現するtwist2陽性細胞特異的にCreリコンビネースを発現するB6.129X1-Twist2tm1.1(cre)Dor/Jとactinを重合し遊走に関わる葉状仮足を形成する低分子量Gタンパク質であるRacをコードするexon内にlox-P siteを有し、Creレコンビナーゼを発現する細胞でRacをノックアウトすることができるSTOCK Rac1tm1Djk/Jを当研...
❏コンディショナルノックアウトマウスを用いたマウス胎仔皮膚再生メカニズムの解析(19H03815)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / アクチン / 皮膚再生
【概要】哺乳類の胎仔は、ある時期までの皮膚創傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日(E13)までのマウス胎仔の皮膚創傷は完全に再生するがE14以降の胎仔皮膚は再生せず傷跡を残すことを発見した。これまでの皮膚が完全に再生する前後の比較から、それぞれの時期に特徴的な遺伝子発現を同定した。この中からケラチン14(CK14)とケラチン17(CK17)の発現部位でアクチン...
❏遺伝子改変マウスを用いたマウス胎仔皮膚再生の解明(16H05494)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
【キーワード】皮膚 / 再生 / 胎仔 / twist2 / 再生医学 (他8件)
【概要】マウス胎生13日までの胎仔に作成した創傷は、瘢痕を残すことなく完全に再生し、胎生15日以降に作成した創傷は、肌理は再生せず、また真皮が線維化し瘢痕を残して治癒する。創傷作成後の組織切片からレーザーマイクロダイセクションとマイクロアレイを用いて詳細に発現遺伝子の比較を行い、再生を促すあるいは瘢痕形成を起こさせる因子の絞り込みを行った。 同時に皮膚が完全に再生するマウス胎生13日の創傷部位に特異的に発...
【医歯薬学】看護学:サイトカイン再生を含む研究件
❏熱性喉頭粘膜障害の組織学的・分子生物学的解明と G-CSF による治療効果の検証(16H06758)
【研究テーマ】耳鼻咽喉科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 拓 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (50779808)
【キーワード】熱性喉頭粘膜障害 / 顆粒球コロニー刺激因子 / G-CSF / サイトカイン / 熱傷 (他10件)
【概要】熱傷や放射線治療、外科的手術での焼灼などによる喉頭瘢痕や気道狭窄など、熱性喉頭粘膜障害は臨床において非常に治療に難渋する病態である。本研究は、熱性喉頭組織障害のメカニズムの解明を行うこと、臨床応用可能な治療として、顆粒球コロニー刺激因子(GCSF)の投与による障害抑制効果を検証することを目的とする。 組織学的・分子生物学的において熱性喉頭粘膜障害モデル作成に成功した。しかし、障害抑制効果のあるター...
❏肝臓の炎症・再生・病態を制御する細胞間相互作用(26253023)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】炎症 / 再生 / 線維化 / サイトカイン / イメージング (他13件)
【概要】種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した再生応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイト...
❏発生・病態における肝幹細胞を中心とする細胞間相互作用(22249011)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】発生 / 再生 / 肝炎 / 線維化 / 細胞増殖 (他13件)
【概要】肝臓は再生能を備えたユニークな臓器として知られている。本研究では、肝臓の一部を切除した後の肝再生においては、肝細胞が肥大することが重要であることを示し、従来の再生モデルに大幅な修正を加えた。また、炎症を伴う肝障害においては、しばしば門脈域に肝前駆細胞の出現することが知られている。本研究により、肝前駆細胞の出現にはFGF7が必要であること、肝前駆細胞の出現が肝障害からの回復に重要であることを明確にし...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達再生を含む研究件
❏肝臓の幹/前駆細胞の性状解析と肝再生・病態における役割(13F03750)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
【キーワード】再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 肝臓 / 発がん (他15件)
【概要】重篤な、あるいは、慢性的な障害を受けた肝臓では、未分化性を有する特殊な肝前駆細胞(LPC)が活性化して組織の再生に寄与している。LPCは、肝線維化や肝がん等の病態に関連することが長らく指摘されているものの、その実態や機序は未解明である。本研究課題では、LPCと、これの制御に関わるニッチとの相互作用に注目して、両者の性状・制御機構および肝臓の病態における役割の一端を明らかにすることを目的とした。 前...
❏魚類における再生を支える細胞とシグナルのメカニズム(21570004)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川上 厚志 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (00221896)
【キーワード】モデル生物 / 小型魚類における組織再生 / ゼブラフィッシュ / トランスジェニ / Junb (他12件)
【概要】多細胞体の組織ホメオスタシス機構の解明を目指し、ゼブラフィッシュ成体、幼生を使った再生機構の解析を行い、以下の成果が得られた。1)再生に必須のjunb, junblとJNKシグナルの役割を解明した。2)再生ニッチにおける細胞の形成と機能の解明のための、細胞追跡と除去が可能なトランスジェニックの作製を行った。3)再生欠損変異体の解析から、造血細胞に由来する再生細胞生存因子が存在することを明らかにした...
❏網膜再生に向けた視細胞の分化調節機構の解析(19592038)
【研究テーマ】眼科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】小沢 洋子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90265885)
【キーワード】網膜 / 視機能 / 発生 / 再生 / 炎症 (他8件)
【概要】自然経過では再生しない網膜視細胞を分化誘導し、網膜機能を再生することは、現代の大きな課題の一つである。しかし、これまでの研究では、網膜細胞の中でも視細胞は誘導されにくいことが知られていた。一方、再生すべき網膜微小環境では通常とは異なった各種シグナルが活性化されている。その中で今回我々は、視細胞分化と、炎症刺激でも活性化されるNotchシグナルの関係を分子レベルで解析し、Numbが視細胞分化を許容し...
【医歯薬学】看護学:環境再生を含む研究件
❏水俣病事件における「再生する力」の社会・宗教・民俗学的研究(23521010)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】萩原 修子 熊本学園大学, 商学部, 教授 (60310033)
【キーワード】水俣 / 再生 / 宗教 / 民俗 / 社会 (他14件)
【概要】本研究は、水俣病事件を経験した地域の「再生」の淵源を問いながら、調査地との関係を通して、研究対象/研究者という関係性や、細分化されがちな人文・社会諸科学の再生も目指すものである。焦点を当てたのは、被害者/加害者の枠組みを超えた「普通の」人々の日常生活の論理であったが、成果として、身体化された日常性のアプローチに示唆的な問題系を見出すことができた。さらに、当事者による地域のヴィジョンの創造と実践が「...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【医歯薬学】看護学:糖尿病再生を含む研究件
❏糖尿病治療のための幹細胞操作技術の開発(17209043)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】谷口 英樹 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (70292555)
【キーワード】幹細胞 / 糖尿病 / 膵島 / 再生
【概要】最近、膵島移植が臨床的に確立してきたことから、膵臓を対象とした再生医学の進展に大きな期待が集まりつつある。特に未分化な幹細胞や前駆細胞を分離した後、その分化・増殖を制御することにより、膵β細胞を人為的に創出しようとする試みに期待が集まっている。しかしながら、他の組織と同様、膵臓に幹細胞や前駆細胞が存在するのか、存在するのであれば何処に局在するのかという問いに対する明確な答えは出ていない。そこで、本...
❏幹細胞の分化制御による糖尿病治療法の開発(14207046)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】谷口 英樹 横浜市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70292555)
【キーワード】膵臓 / 再生 / 幹細胞 / 糖尿病
【概要】「膵再生」による糖尿病治療の臨床応用に向けた基盤技術の開発を目的として、単離した膵細胞集団の中から、極少数しか存在せずかつ形態によって区別することが難しい多能性を持つ膵幹細胞(pancreatic stem cell)を、FACS(fluorescence activated cell sorter)を用いた精度の高い細胞分離法により純化・回収し、それらの分化・増殖・自己複製機構を解析することを試...