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研究分野別サイレントキーワード
「さんご」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】地球惑星科学:軟体動物さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:古気候さんごを含む研究件
❏気候システムにおける氷床変動の役割の解明(国際共同研究強化)(15KK0151)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】横山 祐典 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (10359648)
【キーワード】古気候 / 南極 / サンゴ / 気候変動 / 極地
【概要】全球の気候変動に大きな影響を与えていると考えられる極域氷床の変動について研究をお行った。全球的な氷床量変動と南極氷床について、全球の海水準低下量の詳細な復元に成功するとともに環境変動を復元した。さらに変化率を詳細に明らかにした。結果はこれまでの概念を覆し、内容はNature誌に報告した。氷期の終焉と海水準変動と沿岸環境の応答、さらにサンゴ礁の環境への適応性についてもNature Geoscienc...
❏全球気候システム中の西赤道太平洋暖水プールの役割の解明(16684017)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】横山 祐典 東京大学, 大学院理学系研究科, 講師 (10359648)
【キーワード】西赤道太平洋暖水塊 / 南シナ海 / サンゴ / 古気候 / 酸素同位体 (他13件)
【概要】西赤道太平洋暖水塊の一部である南シナ海について、その水温変動とグローバルな気候変動の関係を明らかにするため、今年度は南シナ海南部のパラワン島において試料採取を行った。現生のサンプルは2-3mのコアが3本、化石サンゴについても10本ほどの試料が得られた。成長速度が1.5cm/年程度であるので、少なくとも150年間の水温および塩分の変動について復元することが可能である。得られた試料はスラブにして軟X線...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動さんごを含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏気候システムにおける氷床変動の役割の解明(国際共同研究強化)(15KK0151)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】横山 祐典 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (10359648)
【キーワード】古気候 / 南極 / サンゴ / 気候変動 / 極地
【概要】全球の気候変動に大きな影響を与えていると考えられる極域氷床の変動について研究をお行った。全球的な氷床量変動と南極氷床について、全球の海水準低下量の詳細な復元に成功するとともに環境変動を復元した。さらに変化率を詳細に明らかにした。結果はこれまでの概念を覆し、内容はNature誌に報告した。氷期の終焉と海水準変動と沿岸環境の応答、さらにサンゴ礁の環境への適応性についてもNature Geoscienc...
【生物学】基礎生物学:パラオさんごを含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【生物学】人類学:進化さんごを含む研究件
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【生物学】人類学:多様性さんごを含む研究件
❏サンゴに共生する褐虫藻核ゲノムのエピゲノミクス(16K07454)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 研究員 (90378563)
【キーワード】渦鞭毛藻 / サンゴ / 紫外線吸収物質 / 褐虫藻 / ゲノム (他16件)
【概要】サンゴに共生する渦鞭毛藻類の褐虫藻Symbiodiniaceaeは、少なくとも15のグループに分けることができるが、そのゲノム多様性やエピゲノムに関する研究は進んでいない。本研究では褐虫藻2種の全ゲノム配列(767 Mbと705 Mb)を決定した。比較解析により、二次共生により紅藻から獲得したと考えられる遺伝子の重複や損失が褐虫藻の多様化に影響してきたことを明らかにした。解読した褐虫藻ゲノムを利用...
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
【工学】総合工学:二酸化炭素さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【農学】境界農学:地球環境保全さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】動物生命科学:海洋生物さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
❏海洋共生コンソーシアムからの有用性体分子のナノビーズスクリーニング及び解析(15360437)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】竹山 春子 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (60262234)
【キーワード】海洋共生コンソーシアム / ナノビーズ / 共在・共生細菌 / スクリーニング / 海洋生物 (他9件)
【概要】近年,海洋共生系は微生物の多様性,抗ガン剤・抗菌物質の新規性から新たなスクリーニング対象として注目されている。そこで,海洋共生系としてサンゴ,海綿に焦点を当て,少量のサンゴ,海綿サンプルからの単一細胞分離システムの確立および共生コンソーシアムの多様性解析,培養微生物の分子同定と単一細胞からの全ゲノム情報の確保,さらには微量スクリーニングシステムの確立に関して検討を行った。 (1)単一細胞分離システ...
【農学】森林圏科学:共生さんごを含む研究件
❏細菌が褐虫藻と共生しROS産生を軽減するメカニズムの全容解明(21K14766)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高木 俊幸 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (00814526)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / ホロビオント / カロテノイド生産菌 / ゼアキサンチン (他9件)
【概要】本研究では褐虫藻-カロテノイド生産菌を中心にサンゴホロビオントにおける生物間相互作用をマルチオミクス解析により明らかにし、カロテノイド生産菌が褐虫藻のROS産生を軽減する機構を全容解明する。本年度は、まずサンゴと共生する主要な褐虫藻であるCladocopiumおよびDurusdiniumの継続的な培養を開始し、カロテノイド生産菌の分離培養を試みた。Cladocopiumからはオレンジ色を呈するコロ...
❏海洋環境下のサンゴ-褐虫藻共生系のゲノム基盤の解明(20H03235)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム
【概要】サンゴ礁を形成する造礁サンゴは、細胞内の共生藻類、褐虫藻と密接な相利共生関係を築いている。しかし温暖化などの地球規模の環境変動により、サンゴと褐虫藻の共生関係の崩壊、白化現象が頻発しており、世界中でサンゴ礁が減少を続けている。一方でサンゴ礁の基盤となるサンゴ-褐虫藻の共生メカニズムやその成立・維持の分子機構は、未だ多くが謎のままである。本研究はゲノム科学的手法を駆使し、現在進行系の環境変動の影響を...
❏サンゴ“ホロビオント”成立・維持機構の構成的理解(17KT0027)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム / 遺伝子
【概要】サンゴは、宿主動物の造礁サンゴと共生している藻類が共生し、あたかも一つの生物、ホロビオントとして生存する。本研究では、サンゴと褐虫藻のゲノム情報を活用し、複雑なサンゴ“ホロビオント”構成原理の解明に挑んだ。サンゴ幼生への褐虫藻培養株の感染実験と網羅的遺伝子発現解析により、共生に関わるサンゴの遺伝子群を特定した。これらの機能推定や進化的背景が明らかになり、多様なサンゴの共生メカニズムの存在が示唆され...
【農学】水圏応用科学:物質循環さんごを含む研究件
❏リン酸の酸素安定同位体比を指標とする海洋一次生産とリン循環の研究方法論の確立(25550010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】リン / 酸素安定同位体比 / 沿岸海洋生態系 / 富栄養化 / 同位体分別 (他13件)
【概要】水域における富栄養化の最も重要な要因の一つであるリンの動態と供給源を解明する有力な手法として、リン酸の酸素安定同位体比を指標とする方法を熱帯沿岸海域に初めて導入し,適用した。熱帯沿岸海域における主要な一次生産者である造礁サンゴ、海草、大型藻類、プランクトンの代謝が環境中のリン酸酸素安定同位体比に及ぼす影響を実験的に定量評価した。また事例研究として、フィリピン北部の富栄養化した内湾域に本法を適用し、...
❏広域的環境システムにおけるサンゴ礁生態系の物理・生態環境評価と保全戦略(14205071)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】灘岡 和夫 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70164481)
【キーワード】「サンゴ礁-藻場-干潟-マングローブ」統合生態系 / 物理環境特性 / 数値シミュレーションモデル開発 / リモートセンシング光学モデル開発 / 流域影響解析 (他30件)
【概要】1)石垣島・吹通川河口域と轟川河口域の「サンゴ礁-藻場-干潟-マングローブ」統合生態系を対象とした現地調査を行い,そこでの流動場や熱・物質輸送特性,およびサンゴ群集代謝などの基本特性を明らかにした.また,これらの浅水域での流動,熱・物資輸送過程を高精度でシミュレートできる数値モデルを開発した.2)従来の単純な海底反射率概念によらない光学的キャノピー層モデルを開発し,非線形逆推定モデルと組み合わせる...
【農学】水圏応用科学:褐虫藻さんごを含む研究件
❏小区分43050:ゲノム生物学関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】サンゴ
【研究期間】褐虫藻
【研究代表者】共生
【キーワード】ゲノム
【概要】海の熱帯雨林とも称されるサンゴ礁では、刺胞動物のサンゴや二枚貝のシャコガイが褐虫藻と呼ばれる微細な藻類と共生して繁栄している。本研究では、観察により得られた「現象」に関与する「物質」の詳細を明らかにし、それら物質の共生体内での「局在・分布・遷移」を可視化することで、生命現象が複雑に絡み合う褐虫藻共生システムを体系的に理解することを目的とする。令和3年度は主にシャコガイ類を用いて実験を実施した。シャ...
❏細菌が褐虫藻と共生しROS産生を軽減するメカニズムの全容解明(21K14766)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高木 俊幸 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (00814526)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / ホロビオント / カロテノイド生産菌 / ゼアキサンチン (他9件)
【概要】本研究では褐虫藻-カロテノイド生産菌を中心にサンゴホロビオントにおける生物間相互作用をマルチオミクス解析により明らかにし、カロテノイド生産菌が褐虫藻のROS産生を軽減する機構を全容解明する。本年度は、まずサンゴと共生する主要な褐虫藻であるCladocopiumおよびDurusdiniumの継続的な培養を開始し、カロテノイド生産菌の分離培養を試みた。Cladocopiumからはオレンジ色を呈するコロ...
❏海洋環境下のサンゴ-褐虫藻共生系のゲノム基盤の解明(20H03235)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム
【概要】サンゴ礁を形成する造礁サンゴは、細胞内の共生藻類、褐虫藻と密接な相利共生関係を築いている。しかし温暖化などの地球規模の環境変動により、サンゴと褐虫藻の共生関係の崩壊、白化現象が頻発しており、世界中でサンゴ礁が減少を続けている。一方でサンゴ礁の基盤となるサンゴ-褐虫藻の共生メカニズムやその成立・維持の分子機構は、未だ多くが謎のままである。本研究はゲノム科学的手法を駆使し、現在進行系の環境変動の影響を...
【農学】水圏応用科学:有機基質さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【農学】水圏応用科学:サンゴ礁さんごを含む研究件
❏サンゴ礁で繁栄する褐虫藻共生システムの体系的理解:学際的研究体制によるアプローチ(21H04742)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】山下 洋 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(長崎), 主任研究員 (00583147)
【キーワード】共生体 / 褐虫藻 / サンゴ / シャコガイ / サンゴ礁
【概要】海の熱帯雨林とも称されるサンゴ礁では、刺胞動物のサンゴや二枚貝のシャコガイが褐虫藻と呼ばれる微細な藻類と共生して繁栄している。本研究では、観察により得られた「現象」に関与する「物質」の詳細を明らかにし、それら物質の共生体内での「局在・分布・遷移」を可視化することで、生命現象が複雑に絡み合う褐虫藻共生システムを体系的に理解することを目的とする。令和3年度は主にシャコガイ類を用いて実験を実施した。シャ...
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...
❏サンゴの「個性」がストレス耐性の鍵?-ゲノム科学による解明-(25660172)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】新里 宙也 沖縄科学技術大学院大学, その他の研究科, 研究員 (70524726)
【キーワード】ゲノム / サンゴ礁 / SNP / ストレス / サンゴ
【概要】地球規模の環境変動により、サンゴ礁が危機的な状況にある。サンゴのストレス耐性には共生する藻類が重要だと考えられているが、ストレス耐性は個体により著しく異なるのではないか、という仮説のもと、ストレスに耐性がある個体と敏感な個体を複数選別し、そのゲノム上の一塩基多型(SNP: Single Nucleotide Polymorphism)を比較することで、ストレス耐性に関わる遺伝子やゲノム領域の特定を...
【医歯薬学】社会医学:SNPさんごを含む研究件
❏ゲノム科学による南西諸島全域のサンゴ個体群の全容解明(26290065)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 集団遺伝 / SNP / ゲノム / 南西諸島 (他6件)
【概要】生物多様性豊かなサンゴ礁が存在する南西諸島のサンゴの遺伝的集団構造を、ゲノム科学的手法を用いて明らかにすることを目的とした。南西諸島で普通に見られ、種の多様性が高いミドリイシ属サンゴの仲間で、全ゲノムが解読されている種の沖縄周辺の詳細な集団構造を、ゲノムワイドなSNP情報により明らかにした。さらにゲノム情報と次世代シーケンサーから得られる膨大なDNA情報を活用して、多様なサンゴ種の集団構造を解析可...
❏サンゴの「個性」がストレス耐性の鍵?-ゲノム科学による解明-(25660172)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】新里 宙也 沖縄科学技術大学院大学, その他の研究科, 研究員 (70524726)
【キーワード】ゲノム / サンゴ礁 / SNP / ストレス / サンゴ
【概要】地球規模の環境変動により、サンゴ礁が危機的な状況にある。サンゴのストレス耐性には共生する藻類が重要だと考えられているが、ストレス耐性は個体により著しく異なるのではないか、という仮説のもと、ストレスに耐性がある個体と敏感な個体を複数選別し、そのゲノム上の一塩基多型(SNP: Single Nucleotide Polymorphism)を比較することで、ストレス耐性に関わる遺伝子やゲノム領域の特定を...
【医歯薬学】歯学:石灰化さんごを含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の分子機構の解明(22248037)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】地球環境保全 / 石灰化 / 海洋生物 / 有機基質 / サンゴ (他8件)
【概要】わずか2ヶ月間であったが、以下の研究を行った。それぞれの研究材料によって研究の進捗状況および視点が異なっているが、大きくは石灰化反応における生物材料間の共通点を見い出すことを目指して実験を行った。 1. 円石藻のココリス-円石藻に外来遺伝子を導入する方法の確立が喫緊の課題であり、方法の検討を行ったが、まだ確立するに至っていない。ココリスはベースプレートと呼ばれるセルロースで作られた楕円形の板の上で...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子さんごを含む研究件
❏サンゴが雲を作り気候を変化させているのか?遺伝子解析技術を用いた検証(20K21860)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / DMSP / DMS / 遺伝子
【概要】海岸で感じる「磯の香り」の原因である硫化ジメチル(DMS)は、さまざまな植物プランクトンが浸透圧調節物質として生成するジメチルスルホニオプロピオン酸(DMSP)から、主に細菌や植物プランクトン自身が持つDMSPリアーゼという酵素により、DMSへと転換される。DMSは大気中で水蒸気の凝結核となり雲を形成するので、太陽光を遮ることによる地球冷却効果の役割を果たすと考えられている。我々は造礁サンゴのゲノ...
❏サンゴ“ホロビオント”成立・維持機構の構成的理解(17KT0027)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム / 遺伝子
【概要】サンゴは、宿主動物の造礁サンゴと共生している藻類が共生し、あたかも一つの生物、ホロビオントとして生存する。本研究では、サンゴと褐虫藻のゲノム情報を活用し、複雑なサンゴ“ホロビオント”構成原理の解明に挑んだ。サンゴ幼生への褐虫藻培養株の感染実験と網羅的遺伝子発現解析により、共生に関わるサンゴの遺伝子群を特定した。これらの機能推定や進化的背景が明らかになり、多様なサンゴの共生メカニズムの存在が示唆され...
【医歯薬学】看護学:ゲノムさんごを含む研究件
❏海洋環境下のサンゴ-褐虫藻共生系のゲノム基盤の解明(20H03235)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム
【概要】サンゴ礁を形成する造礁サンゴは、細胞内の共生藻類、褐虫藻と密接な相利共生関係を築いている。しかし温暖化などの地球規模の環境変動により、サンゴと褐虫藻の共生関係の崩壊、白化現象が頻発しており、世界中でサンゴ礁が減少を続けている。一方でサンゴ礁の基盤となるサンゴ-褐虫藻の共生メカニズムやその成立・維持の分子機構は、未だ多くが謎のままである。本研究はゲノム科学的手法を駆使し、現在進行系の環境変動の影響を...
❏環境DNA技術を用いたサンゴ礁生態系モニタリング手法の開発(17K07949)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 環境DNA / 褐虫藻 / ゲノム
【概要】気候変動などの影響によりサンゴ礁の状況は刻々と深刻化しており、そのきめ細かいモニタリングは重要である。本研究は、海水中に存在する環境DNAに注目し、海水を汲むだけでサンゴの検出を可能にする、新たなモニタリング手法の開発を目指した。サンゴと共生藻類を海水から検出できるのか確認するために水槽実験を行った結果、海水中の環境DNAは近傍に存在するサンゴの状況を良く反映していることが明らかになった。 ...
❏サンゴ“ホロビオント”成立・維持機構の構成的理解(17KT0027)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】新里 宙也 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70524726)
【キーワード】サンゴ / 褐虫藻 / 共生 / ゲノム / 遺伝子
【概要】サンゴは、宿主動物の造礁サンゴと共生している藻類が共生し、あたかも一つの生物、ホロビオントとして生存する。本研究では、サンゴと褐虫藻のゲノム情報を活用し、複雑なサンゴ“ホロビオント”構成原理の解明に挑んだ。サンゴ幼生への褐虫藻培養株の感染実験と網羅的遺伝子発現解析により、共生に関わるサンゴの遺伝子群を特定した。これらの機能推定や進化的背景が明らかになり、多様なサンゴの共生メカニズムの存在が示唆され...