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研究分野別サイレントキーワード
「温暖化」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:時系列解析温暖化を含む研究件
❏乾燥化と放牧がもたらす生態系機能の変化を管理する:生物多様性に根ざした方策(22H03791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】佐々木 雄大 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (60550077)
【キーワード】生物多様性と生態系機能 / 温暖化 / 生態系の安定性 / 生態学的閾値 / 時系列解析
【概要】
❏地球温暖化による過剰死亡推定―多国間共同環境疫学研究(19H03900)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】橋爪 真弘 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30448500)
【キーワード】地球温暖化 / 環境疫学 / グローバルヘルス / 適応 / 大気汚染 (他10件)
【概要】温暖化に対して有効な対策を取らなかった場合、2030年代には熱関連過剰死亡が世界で3万7千人余り、下痢症による過剰死亡が4万8千人余り発生すると予測されている (WHO, 2014)。本研究は、温暖化による将来の過剰死亡数をより現実的に推定するための疫学的予測モデルの開発をおこない、今世紀末までの温暖化による過剰死亡数を推定することを目的としている。 1.腸管感染症の超過死亡:将来の気候変動による...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク分析温暖化を含む研究件
❏米欧アジア主要国家における地球環境政策ネットワークに関する比較政治学的実証分析(10302002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / 比較政治 / NPO (他10件)
【概要】本研究は地球環境政策という、錯綜した政策分野に対して、ネットワーク・アプローチを用いた比較・トランスショナルな調査・分析を行い、欧米アジアの主要諸国における各国の政策形成過程の構造的な違い、特徴を浮き彫りにしようとする。このために、日米独韓およびその他の先進各国並びに国際機関の地球環境政策に関係するアクター各国目標75(最低50以上)組織を対象にインタビュー調査を行うこととした。実際にも日本、韓国...
❏日米独韓における環境政策ネットワークの比較政治学的実証分析(09044020)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / NGO / NPO (他13件)
【概要】平成11年度の研究は、3つの目的をもった。第一に、実証研究の分析のための理論の再検討、第二に、連携する共同研究チームと連絡をとりながら中国、国際機関での調査の企画、予備調査の実施、第三に、100以上の団体、組織を対象とした調査のドイツでの実施である。具体的に成果を述べると、(1)独での1990年代における国内、国際的環境政策の領域の確定。政策争点の種類、政策上の事件の種類を昨年度に行ったパイロット...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:行動生態学温暖化を含む研究件
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
❏酸素安定同位体比を用いたクロマグロの産卵水温の推定(16K14968)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 (他14件)
【概要】SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に...
【複合領域】地理学:山火事温暖化を含む研究件
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
❏環北方域の針葉樹林の衰退機構と適応的森林資源管理(22405006)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】久保田 康裕 琉球大学, 理学部, 准教授 (50295234)
【キーワード】森林資源管理 / 自然攪乱 / 北方林 / 統計モデル / 生態学的森林管理 (他15件)
【概要】本研究では、北方林の攪乱体制に関する知見に基づいて、北方林の生態学的管理手法を検討することを目的にした。カナダ・北欧の研究者と連携し、北方林の自然攪乱に関するデータを収集した。カナダの針葉樹林の劣化するメカニズムは、山火事による更新サイト形成と山火事後の種子分散の確率に規定されていることが、空間統計モデルの解析から明らかになり、山火事に適応した保残林施業の重要性が示唆された。フィンランドの北方林で...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)温暖化を含む研究件
❏地球温暖化による豪雨の増大に伴う流域地形変化の研究と防災への応用(19300306)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】豪雨 / 斜面崩壊 / 温暖化 / 扇状地 / GIS (他11件)
【概要】地球温暖化に起因すると考えられる近年の豪雨と土砂災害の増加を踏まえて,豪雨による山地での土砂の生産・移動・堆積に関する検討を,地形学,気候学,人文地理学の立場から行った.次の5つの成果が得られた.1)中部日本の詳細なデジタル地形データを用いて,斜面上の開析前線を自動抽出する手法を開発し,崩壊発生危険度を統計的に評価した.2)日高山地などを対象に,地質の違いが崩壊発生に与える影響を,斜面における水の...
❏生態系温暖化ポテンシャルによる生態系の温暖化影響力の総合評価(15310004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鞠子 茂 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (10251018)
【キーワード】生態系 / 二酸化炭素 / メタン / 一酸化二窒素 / 温暖化 (他12件)
【概要】本研究は、生態系が温暖化に及ぼす影響力を総合的に評価するために生態系温暖化ポテンシャル(EGWP)を提案し、限定した地域(都道府県レベル)における主要な生態系(森林、草原、農地)を対象としてその有効性を検討することを目的としている。生態系温暖化ポテンシャルは、各生態系におけるCO_2、CH_4、N_2Oの収支データから計算される。そこで、本年度は森林・草地・農地生態系を主たる研究対象地域として以下...
【環境学】環境創成学:人間活動温暖化を含む研究件
❏統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(23226012)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水文学 / 統合型水循環・水資源モデル / 持続可能性 / リスクアセスメント / 水資源 (他15件)
【概要】水資源の確保、水災害の軽減は持続可能な社会の構築に不可欠である。人工衛星による地球観測データ等に基づいて湖沼や河川を含む水面や氷河のグローバルなデータベースを構築し、地下水モデルや河川モデルを改良して、利用可能な淡水資源や洪水被害が気候変動に伴ってどのように変化するのかを算定した。一方で、さらなる人口の増加や経済発展に伴う水需要の変化を主要穀物の生産や都市用水に着目して分析・モデル化し、食料の国際...
❏世界の水資源の持続可能性評価のための統合型水循環モデルの構築(19106008)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水資源 / 温暖化 / 持続可能性 / 統合的水循環モデル / 人間活動
【概要】水と食料、両者の持続性をグローバルスケールで議論可能とし、さらに、今後懸念される世界の水問題に対して国際社会がとるべき施策に資するように、統合型水循環モデルの各要素モデルの精緻化、高精度化を図り、さらにサブモデルとして窒素循環・水質、ダム・発電用水、深層地下水資源のモデルを新たに開発した。 ...
【環境学】環境保全学:炭素循環温暖化を含む研究件
❏高緯度北極ツンドラ生態系のレジームシフト:炭素循環研究に基づく機構解明と将来予測(22H03734)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】中坪 孝之 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 教授 (10198137)
【キーワード】高緯度北極 / ツンドラ / 温暖化 / 炭素循環 / レジームシフト
【概要】
❏C4植物の誕生・進化とその要因:白亜紀中期の炭素循環攪乱と南極付近の環境(19H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (50272943)
【キーワード】白亜紀 / バイオマーカー / アルケノン / C4植物 / 古環境 (他13件)
【概要】国際深海科学掘削計画(IODP)第369次航海での掘削試料(U1516)の白亜系セノマニアン期,アルビアン期,アプチアン期の試料を入手し,分析を行った.その結果,セノマニアン期とアルビアン期の試料からハプト藻類に由来するC40アルケノン類(炭素数40の直鎖型アルキルケトン)を抽出することができた.これらは2つないし3つの不飽和部位を持っていた.特に一部のセノマニアン期の試料には3不飽和物が多く含ま...
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
【環境学】環境保全学:地球温暖化温暖化を含む研究件
❏地球温暖化による過剰死亡推定―多国間共同環境疫学研究(19H03900)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】橋爪 真弘 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30448500)
【キーワード】地球温暖化 / 環境疫学 / グローバルヘルス / 適応 / 大気汚染 (他10件)
【概要】温暖化に対して有効な対策を取らなかった場合、2030年代には熱関連過剰死亡が世界で3万7千人余り、下痢症による過剰死亡が4万8千人余り発生すると予測されている (WHO, 2014)。本研究は、温暖化による将来の過剰死亡数をより現実的に推定するための疫学的予測モデルの開発をおこない、今世紀末までの温暖化による過剰死亡数を推定することを目的としている。 1.腸管感染症の超過死亡:将来の気候変動による...
❏バイオチャーが森林生態系の有機物堆積層の構造と機能に与える影響(18K06433)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】友常 満利 玉川大学, 農学部, 助教 (90765124)
【キーワード】バイオチャー / 炭素隔離 / 森林生態系 / 物質循環 / 地球温暖化 (他10件)
【概要】地球温暖化の効果的な対策の一つとして、森林生態系へのバイオチャー散布が注目されている。本研究では、林床へのバイオチャー散布が、表層土壌 (有機物堆積層) の構造と機能 に与える影響を評価した。その結果、バイオチャーは有機物堆積層の物理・化学・生物構造を大きく改変し、リターの分解速度を上昇させた。これは、バイオチャーとして投入された炭素量を数年で相殺すること、また分解にともない放出される栄養塩が林冠...
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
【環境学】環境保全学:環境学温暖化を含む研究件
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
❏酸素安定同位体比を用いたクロマグロの産卵水温の推定(16K14968)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 (他14件)
【概要】SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に...
【環境学】環境保全学:環境変動温暖化を含む研究件
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
❏可聴下波動伝播特性による南極域の多圏融合物理現象解明と温暖化影響評価(26241010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】金尾 政紀 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (40233845)
【キーワード】氷河地震 / 温暖化 / インフラサウンド / 脈動波浪 / 氷震微動 (他18件)
【概要】南極昭和基地の地震計と微気圧計の周波数解析により、脈動と微気圧擾乱の短時間変動、日周・季節・経年変化を求めた。また同基地の地震検知率を海氷分布と比較・統計解析を行い、気象・気候・温暖化の影響を検討した。さらにリュツォ・ホルム湾域のアレイ観測網を用いて、氷河地震や氷震微動の時空間分布、周波数・波動伝播特性を調べた。 広域データを利用し、内陸部や西南極の氷河地震活動や音源を比較検討した。また砕氷船の走...
❏近未来予測のための古海洋学:温暖化に伴う気候モードジャンプの可能性(18101001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】多田 隆治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30143366)
【キーワード】気候モードジャンプ / 東アジアモンスーン / 偏西風 / 古海洋 / 近未来予測 (他15件)
【概要】北西太平洋から採取したコアの分析を基に、最終間氷期以降の東アジアモンスーン、偏西風軸の挙動変化を復元し、北大西洋における千年スケールの気候変動との関係を調べた結果、偏西風軸位置の変動を通じて東アジアモンスーンが北大西洋の気候変動とリンクしていたこと、両者の変動の位相関係が氷期と後氷期で逆転していたことが示された。北太平洋中層水も、そうした変動に連動して変動していた。更に、最終間氷期の復元結果は、温...
【数物系科学】地球惑星科学:エルニーニョ温暖化を含む研究件
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流温暖化を含む研究件
❏グローバル社会における未来構築型数学教育実現への国際先導研究(26245082)
【研究テーマ】教科教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】礒田 正美 筑波大学, 人間系, 教授 (70212967)
【キーワード】教育課程基準 / 教材開発 / 東南アジア教育大臣機構 / APEC / 未来予測 (他26件)
【概要】国連は持続発展目標SDGsを新課題として設定し、ASEAN経済共同体は教育優先7課題を策定し第1次5か年教育改革を開始した。未来構築力のあるこどもを育てる教材開発を推進することが本研究の目的である。鬩ぎ合う社会は、未智変数、潜在する関係の操作対象化と蓋然的な推論に長けた未来予測者によって発展し得る。その未来シナリオ作りには、数学的方法、統計的方法が必須である。そのために、因果性に基づく関数的な未来...
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動温暖化を含む研究件
❏地球温暖化による過剰死亡推定―多国間共同環境疫学研究(19H03900)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】橋爪 真弘 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30448500)
【キーワード】地球温暖化 / 環境疫学 / グローバルヘルス / 適応 / 大気汚染 (他10件)
【概要】温暖化に対して有効な対策を取らなかった場合、2030年代には熱関連過剰死亡が世界で3万7千人余り、下痢症による過剰死亡が4万8千人余り発生すると予測されている (WHO, 2014)。本研究は、温暖化による将来の過剰死亡数をより現実的に推定するための疫学的予測モデルの開発をおこない、今世紀末までの温暖化による過剰死亡数を推定することを目的としている。 1.腸管感染症の超過死亡:将来の気候変動による...
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
【生物学】基礎生物学:光合成温暖化を含む研究件
❏マングローブに迫る温暖化起因の枯死の脅威の実態解明(21H02236)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮沢 良行 九州大学, キャンパス計画室, 助教 (80467943)
【キーワード】光合成 / 蒸散 / 水分生理 / 塩水 / 樹液流計測 (他7件)
【概要】
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
❏温暖化環境下でのユーラシア産カラマツ属のCO2固定能力評価に関する研究(11691162)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (10270919)
【キーワード】土壌呼吸速度 / シベリアカラマツ / 南北斜面 / 中国東北部 / 温暖化影響予測 (他13件)
【概要】深刻化する温暖化環境のなかで伐採や山火事など撹乱の危機に瀕しているのが、東ユーラシア大陸から我が国にかけて広がる明るいタイガと呼ばれるカラマツ類を中心とした森林である。温暖化低減の役割が森林に求められるなかで、一時期はC4植物の可能性も検討されるほど高い光合成能力を持つカラマツ類森林の機能評価が急務である。この目的を達成するために、東シベリアから中国東北部に広がる永久凍土地帯に発達したカラマツ林に...
【工学】土木工学:統合的水循環モデル温暖化を含む研究件
❏統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(23226012)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水文学 / 統合型水循環・水資源モデル / 持続可能性 / リスクアセスメント / 水資源 (他15件)
【概要】水資源の確保、水災害の軽減は持続可能な社会の構築に不可欠である。人工衛星による地球観測データ等に基づいて湖沼や河川を含む水面や氷河のグローバルなデータベースを構築し、地下水モデルや河川モデルを改良して、利用可能な淡水資源や洪水被害が気候変動に伴ってどのように変化するのかを算定した。一方で、さらなる人口の増加や経済発展に伴う水需要の変化を主要穀物の生産や都市用水に着目して分析・モデル化し、食料の国際...
❏世界の水資源の持続可能性評価のための統合型水循環モデルの構築(19106008)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水資源 / 温暖化 / 持続可能性 / 統合的水循環モデル / 人間活動
【概要】水と食料、両者の持続性をグローバルスケールで議論可能とし、さらに、今後懸念される世界の水問題に対して国際社会がとるべき施策に資するように、統合型水循環モデルの各要素モデルの精緻化、高精度化を図り、さらにサブモデルとして窒素循環・水質、ダム・発電用水、深層地下水資源のモデルを新たに開発した。 ...
【工学】総合工学:持続可能性温暖化を含む研究件
❏統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(23226012)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水文学 / 統合型水循環・水資源モデル / 持続可能性 / リスクアセスメント / 水資源 (他15件)
【概要】水資源の確保、水災害の軽減は持続可能な社会の構築に不可欠である。人工衛星による地球観測データ等に基づいて湖沼や河川を含む水面や氷河のグローバルなデータベースを構築し、地下水モデルや河川モデルを改良して、利用可能な淡水資源や洪水被害が気候変動に伴ってどのように変化するのかを算定した。一方で、さらなる人口の増加や経済発展に伴う水需要の変化を主要穀物の生産や都市用水に着目して分析・モデル化し、食料の国際...
❏世界の水資源の持続可能性評価のための統合型水循環モデルの構築(19106008)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水資源 / 温暖化 / 持続可能性 / 統合的水循環モデル / 人間活動
【概要】水と食料、両者の持続性をグローバルスケールで議論可能とし、さらに、今後懸念される世界の水問題に対して国際社会がとるべき施策に資するように、統合型水循環モデルの各要素モデルの精緻化、高精度化を図り、さらにサブモデルとして窒素循環・水質、ダム・発電用水、深層地下水資源のモデルを新たに開発した。 ...
【工学】総合工学:二酸化炭素温暖化を含む研究件
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
❏生態系温暖化ポテンシャルによる生態系の温暖化影響力の総合評価(15310004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鞠子 茂 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (10251018)
【キーワード】生態系 / 二酸化炭素 / メタン / 一酸化二窒素 / 温暖化 (他12件)
【概要】本研究は、生態系が温暖化に及ぼす影響力を総合的に評価するために生態系温暖化ポテンシャル(EGWP)を提案し、限定した地域(都道府県レベル)における主要な生態系(森林、草原、農地)を対象としてその有効性を検討することを目的としている。生態系温暖化ポテンシャルは、各生態系におけるCO_2、CH_4、N_2Oの収支データから計算される。そこで、本年度は森林・草地・農地生態系を主たる研究対象地域として以下...
【工学】総合工学:防災温暖化を含む研究件
❏日本周辺の海面水温場が局所的な豪雨・豪雪の予測可能性に与える影響の定量的評価(16H01844)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10251406)
【キーワード】自然災害予測・分析 / 気象・水災害 / 水災害 豪雨 / 豪雨・豪雪 / 領域大気モデル (他18件)
【概要】本研究では,従来看過されてきた我が国の豪雨・豪雪への海洋からの影響を評価し,その重要性について幾つもの重要な成果を挙げた.まず,大気モデルの境界条件としての海面水温データの不確実性が豪雨・豪雪の再現に影響することを見出した.また,平成30年7月(西日本)豪雨時に,黒潮からの蒸発増加が西日本の雨量を増加させたことを見出した.さらに,ここ40年の日本近海の温暖化が,平成30年7月豪雨や平成29年7月九...
❏地球温暖化による豪雨の増大に伴う流域地形変化の研究と防災への応用(19300306)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】豪雨 / 斜面崩壊 / 温暖化 / 扇状地 / GIS (他11件)
【概要】地球温暖化に起因すると考えられる近年の豪雨と土砂災害の増加を踏まえて,豪雨による山地での土砂の生産・移動・堆積に関する検討を,地形学,気候学,人文地理学の立場から行った.次の5つの成果が得られた.1)中部日本の詳細なデジタル地形データを用いて,斜面上の開析前線を自動抽出する手法を開発し,崩壊発生危険度を統計的に評価した.2)日高山地などを対象に,地質の違いが崩壊発生に与える影響を,斜面における水の...
【工学】総合工学:シミュレーション温暖化を含む研究件
❏地球温暖化とサケ科魚類:水温上昇に伴う生活史変化を介した個体群過程への影響(22780187)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】森田 健太郎 独立行政法人水産総合研究センター, 北海道区水産研究所さけます資源部, 主任研究員 (30373468)
【キーワード】サケ科魚類 / 温暖化 / 水温 / 生活史 / 個体群過程 (他7件)
【概要】水温は変温動物である魚類の生理現象を左右する環境因子であるため,地球温暖化に伴う温度上昇は,生活史(成熟年齢,回遊行動など)の変化,ひいては個体群過程に影響すると考えられる。本研究では,(i) サケ科魚類の海洋生活期における適水温帯の選択行動,(ii) サクラマスを例として河川生活期の水温上昇に伴う生活史形質の変化と資源変動への影響について分析した。その結果,海洋生活期においては能動的に適水温帯を...
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
【工学】総合工学:エネルギー温暖化を含む研究件
❏グローバル社会における未来構築型数学教育実現への国際先導研究(26245082)
【研究テーマ】教科教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】礒田 正美 筑波大学, 人間系, 教授 (70212967)
【キーワード】教育課程基準 / 教材開発 / 東南アジア教育大臣機構 / APEC / 未来予測 (他26件)
【概要】国連は持続発展目標SDGsを新課題として設定し、ASEAN経済共同体は教育優先7課題を策定し第1次5か年教育改革を開始した。未来構築力のあるこどもを育てる教材開発を推進することが本研究の目的である。鬩ぎ合う社会は、未智変数、潜在する関係の操作対象化と蓋然的な推論に長けた未来予測者によって発展し得る。その未来シナリオ作りには、数学的方法、統計的方法が必須である。そのために、因果性に基づく関数的な未来...
❏統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(23226012)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水文学 / 統合型水循環・水資源モデル / 持続可能性 / リスクアセスメント / 水資源 (他15件)
【概要】水資源の確保、水災害の軽減は持続可能な社会の構築に不可欠である。人工衛星による地球観測データ等に基づいて湖沼や河川を含む水面や氷河のグローバルなデータベースを構築し、地下水モデルや河川モデルを改良して、利用可能な淡水資源や洪水被害が気候変動に伴ってどのように変化するのかを算定した。一方で、さらなる人口の増加や経済発展に伴う水需要の変化を主要穀物の生産や都市用水に着目して分析・モデル化し、食料の国際...
【農学】農業工学:NGO温暖化を含む研究件
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏米欧アジア主要国家における地球環境政策ネットワークに関する比較政治学的実証分析(10302002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / 比較政治 / NPO (他10件)
【概要】本研究は地球環境政策という、錯綜した政策分野に対して、ネットワーク・アプローチを用いた比較・トランスショナルな調査・分析を行い、欧米アジアの主要諸国における各国の政策形成過程の構造的な違い、特徴を浮き彫りにしようとする。このために、日米独韓およびその他の先進各国並びに国際機関の地球環境政策に関係するアクター各国目標75(最低50以上)組織を対象にインタビュー調査を行うこととした。実際にも日本、韓国...
❏日米独韓における環境政策ネットワークの比較政治学的実証分析(09044020)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / NGO / NPO (他13件)
【概要】平成11年度の研究は、3つの目的をもった。第一に、実証研究の分析のための理論の再検討、第二に、連携する共同研究チームと連絡をとりながら中国、国際機関での調査の企画、予備調査の実施、第三に、100以上の団体、組織を対象とした調査のドイツでの実施である。具体的に成果を述べると、(1)独での1990年代における国内、国際的環境政策の領域の確定。政策争点の種類、政策上の事件の種類を昨年度に行ったパイロット...
【農学】農業工学:被食防衛温暖化を含む研究件
❏大気CO2増加実験に基づく変動環境下での移行帯森林の持続的利用と動態予測(17208013)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10270919)
【キーワード】温暖化 / 周極域 / 移行帯森林 / 光合成生産 / 種多様性 (他16件)
【概要】大気中の二酸化炭素濃度([CO_<2>])の上昇が社会問題となって久しい。本研究では高CO_<2>環境に対する冷温帯樹木11種の生理生態特性の変化を解明し、CO_<2>固定能力の変化を評価することを目的とした。CO_<2>付加にはFree Air CO_<2>Enrichment(FACE)を用いた(北海道大学札幌研究林実験苗畑に設置)。...
❏温暖化環境での落葉広葉樹の光合成特性と食害抵抗性に関する予測研究(11460061)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 農学部・附属演習林, 教授 (10270919)
【キーワード】温暖化 / 被食防衛 / C / N / フェノール (他11件)
【概要】進行する温暖化環境では食葉性昆虫の活動期間が延長され、食害が増えるのであろうか?一般に、高CO_2環境で生育した葉のC/Nは大きくなる。このためタンパク源としての葉の質が低下し食害が増える可能性がある。高CO_2環境では一時的に光合成速度は上昇し、C/Nの大きな葉が生産される。そこで、増加したC/NのうちCの増加を防御物質の変化と考えて、総フェノールと消化不良物質として知られる縮合タンニンの定量を...
【農学】農業工学:温帯林温暖化を含む研究件
❏大気CO2増加実験に基づく変動環境下での移行帯森林の持続的利用と動態予測(17208013)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10270919)
【キーワード】温暖化 / 周極域 / 移行帯森林 / 光合成生産 / 種多様性 (他16件)
【概要】大気中の二酸化炭素濃度([CO_<2>])の上昇が社会問題となって久しい。本研究では高CO_<2>環境に対する冷温帯樹木11種の生理生態特性の変化を解明し、CO_<2>固定能力の変化を評価することを目的とした。CO_<2>付加にはFree Air CO_<2>Enrichment(FACE)を用いた(北海道大学札幌研究林実験苗畑に設置)。...
❏地球温暖化に伴う温帯・北方系樹種の生態遺伝育種に関する研究(04304018)
【研究テーマ】林学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】井出 雄二 (1994) 東京大学, 農学部(林), 助教授 (90213024)
【キーワード】地球温暖化 / 北方林 / 温帯林 / 遺伝的変異 / 種特性 (他18件)
【概要】本研究では、地球温暖化に伴う気候帯移動による、温帯林・北方林の森林植生変化の影響を明らかにし、生態系維持の方策を検討することを目的として、その構成樹種の生理・生態・遺伝的特性を明らかにし、遺伝子資源や系統の保全ならびに温暖化抑制のための適正樹種の育種等について検討した。マツ科、カバノキ科、ブナ科の樹種を対象に、(1)遺伝子資源の保全、(2)生理生態的にみた遺伝子変異幅の把握、(3)個体群統計学的解...
【農学】生産環境農学:高CO2温暖化を含む研究件
❏大気CO2増加実験に基づく変動環境下での移行帯森林の持続的利用と動態予測(17208013)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (10270919)
【キーワード】温暖化 / 周極域 / 移行帯森林 / 光合成生産 / 種多様性 (他16件)
【概要】大気中の二酸化炭素濃度([CO_<2>])の上昇が社会問題となって久しい。本研究では高CO_<2>環境に対する冷温帯樹木11種の生理生態特性の変化を解明し、CO_<2>固定能力の変化を評価することを目的とした。CO_<2>付加にはFree Air CO_<2>Enrichment(FACE)を用いた(北海道大学札幌研究林実験苗畑に設置)。...
❏温暖化環境での落葉広葉樹の光合成特性と食害抵抗性に関する予測研究(11460061)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 農学部・附属演習林, 教授 (10270919)
【キーワード】温暖化 / 被食防衛 / C / N / フェノール (他11件)
【概要】進行する温暖化環境では食葉性昆虫の活動期間が延長され、食害が増えるのであろうか?一般に、高CO_2環境で生育した葉のC/Nは大きくなる。このためタンパク源としての葉の質が低下し食害が増える可能性がある。高CO_2環境では一時的に光合成速度は上昇し、C/Nの大きな葉が生産される。そこで、増加したC/NのうちCの増加を防御物質の変化と考えて、総フェノールと消化不良物質として知られる縮合タンニンの定量を...
【農学】森林圏科学:開芽温暖化を含む研究件
❏日本全国の樹木の展葉・落葉フェノロジーの予測モデルの開発(15K07465)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長田 典之 名城大学, 農学部, 准教授 (80400307)
【キーワード】フェノロジー / 開芽 / ブナ / 温暖化 / 樹木サイズ (他6件)
【概要】全国各地に相互移植したブナの開芽フェノロジーについて比較解析を行い、同一地に移植したブナでは北由来のブナのほうが開芽が早いが、その傾向は緯度に よって変化することを明らかにした。 北海道大学苫小牧研究林で行った落葉樹の開芽・展葉フェノロジーについて、樹木サイズと展葉タイミングとの関係について2年分のデータをまとめ、さらに 他の文献の傾向も加えて比較解析した結果、サイズと開芽タイミングの関係が非線形...
❏気候変化が林木寄生性昆虫の食物条件と個体群動態に及ぼす影響(09306008)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】古田 公人 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80143402)
【キーワード】温暖化 / 酸性雨 / モミジニタイケアブラムシ / 個体群動態 / 生物季節 (他20件)
【概要】本研究は人間活動に伴う気候変化が林木寄生性昆虫の食物条件と個体群動態に及ぼす影響について研究を行った。取り上げた気候変化は二つある。一つは温暖化であり、もう一つは酸性雨である。 温暖化に関しては、アブラムシ科アブラムシ科の昆虫であるモミジニタイケアブラムシ個体群の動態に関する研究を基盤に、気候変化がカエデの生物季節の変化を通して吸汁性昆虫であるアブラムシの食物条件と個体群動態に及ぼす影響について研...
【農学】森林圏科学:北方林温暖化を含む研究件
❏環北方域の針葉樹林の衰退機構と適応的森林資源管理(22405006)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】久保田 康裕 琉球大学, 理学部, 准教授 (50295234)
【キーワード】森林資源管理 / 自然攪乱 / 北方林 / 統計モデル / 生態学的森林管理 (他15件)
【概要】本研究では、北方林の攪乱体制に関する知見に基づいて、北方林の生態学的管理手法を検討することを目的にした。カナダ・北欧の研究者と連携し、北方林の自然攪乱に関するデータを収集した。カナダの針葉樹林の劣化するメカニズムは、山火事による更新サイト形成と山火事後の種子分散の確率に規定されていることが、空間統計モデルの解析から明らかになり、山火事に適応した保残林施業の重要性が示唆された。フィンランドの北方林で...
❏地球温暖化に伴う温帯・北方系樹種の生態遺伝育種に関する研究(04304018)
【研究テーマ】林学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】井出 雄二 (1994) 東京大学, 農学部(林), 助教授 (90213024)
【キーワード】地球温暖化 / 北方林 / 温帯林 / 遺伝的変異 / 種特性 (他18件)
【概要】本研究では、地球温暖化に伴う気候帯移動による、温帯林・北方林の森林植生変化の影響を明らかにし、生態系維持の方策を検討することを目的として、その構成樹種の生理・生態・遺伝的特性を明らかにし、遺伝子資源や系統の保全ならびに温暖化抑制のための適正樹種の育種等について検討した。マツ科、カバノキ科、ブナ科の樹種を対象に、(1)遺伝子資源の保全、(2)生理生態的にみた遺伝子変異幅の把握、(3)個体群統計学的解...
【農学】森林圏科学:森林温暖化を含む研究件
❏日本全国の樹木の展葉・落葉フェノロジーの予測モデルの開発(15K07465)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長田 典之 名城大学, 農学部, 准教授 (80400307)
【キーワード】フェノロジー / 開芽 / ブナ / 温暖化 / 樹木サイズ (他6件)
【概要】全国各地に相互移植したブナの開芽フェノロジーについて比較解析を行い、同一地に移植したブナでは北由来のブナのほうが開芽が早いが、その傾向は緯度に よって変化することを明らかにした。 北海道大学苫小牧研究林で行った落葉樹の開芽・展葉フェノロジーについて、樹木サイズと展葉タイミングとの関係について2年分のデータをまとめ、さらに 他の文献の傾向も加えて比較解析した結果、サイズと開芽タイミングの関係が非線形...
❏森林を対象とした京都議定書吸収源の運用方策に関する研究(15405025)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】天野 正博 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (60353562)
【キーワード】京都議定書 / 森林 / 炭素吸収源 / 温暖化 / 約束期間 (他8件)
【概要】この研究では京都議定書において吸収源の運用細則決定に至る交渉が難航した理由として、森林を京都議定書の吸収源として取り上げた際に、各国の利害が相反する場合が多いことを、欧州、北米、オセアニアなどの温暖化対策に関連した森林政策を調べる中で明らかにした。また、第1約束期間に向けた各国の森林分野における議定書への取り組みの状況を調べた。さらに、第2約束期間以降の温暖化政策における森林の取り扱いを京都議定書...
【農学】森林圏科学:水資源温暖化を含む研究件
❏統合型水循環・水資源モデルによる世界の水持続可能性リスクアセスメントの先導(23226012)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水文学 / 統合型水循環・水資源モデル / 持続可能性 / リスクアセスメント / 水資源 (他15件)
【概要】水資源の確保、水災害の軽減は持続可能な社会の構築に不可欠である。人工衛星による地球観測データ等に基づいて湖沼や河川を含む水面や氷河のグローバルなデータベースを構築し、地下水モデルや河川モデルを改良して、利用可能な淡水資源や洪水被害が気候変動に伴ってどのように変化するのかを算定した。一方で、さらなる人口の増加や経済発展に伴う水需要の変化を主要穀物の生産や都市用水に着目して分析・モデル化し、食料の国際...
❏世界の水資源の持続可能性評価のための統合型水循環モデルの構築(19106008)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50221148)
【キーワード】水資源 / 温暖化 / 持続可能性 / 統合的水循環モデル / 人間活動
【概要】水と食料、両者の持続性をグローバルスケールで議論可能とし、さらに、今後懸念される世界の水問題に対して国際社会がとるべき施策に資するように、統合型水循環モデルの各要素モデルの精緻化、高精度化を図り、さらにサブモデルとして窒素循環・水質、ダム・発電用水、深層地下水資源のモデルを新たに開発した。 ...
【農学】森林圏科学:土壌呼吸温暖化を含む研究件
❏バイオチャーが森林生態系の有機物堆積層の構造と機能に与える影響(18K06433)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】友常 満利 玉川大学, 農学部, 助教 (90765124)
【キーワード】バイオチャー / 炭素隔離 / 森林生態系 / 物質循環 / 地球温暖化 (他10件)
【概要】地球温暖化の効果的な対策の一つとして、森林生態系へのバイオチャー散布が注目されている。本研究では、林床へのバイオチャー散布が、表層土壌 (有機物堆積層) の構造と機能 に与える影響を評価した。その結果、バイオチャーは有機物堆積層の物理・化学・生物構造を大きく改変し、リターの分解速度を上昇させた。これは、バイオチャーとして投入された炭素量を数年で相殺すること、また分解にともない放出される栄養塩が林冠...
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
❏温暖化環境下でのユーラシア産カラマツ属のCO2固定能力評価に関する研究(11691162)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】小池 孝良 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (10270919)
【キーワード】土壌呼吸速度 / シベリアカラマツ / 南北斜面 / 中国東北部 / 温暖化影響予測 (他13件)
【概要】深刻化する温暖化環境のなかで伐採や山火事など撹乱の危機に瀕しているのが、東ユーラシア大陸から我が国にかけて広がる明るいタイガと呼ばれるカラマツ類を中心とした森林である。温暖化低減の役割が森林に求められるなかで、一時期はC4植物の可能性も検討されるほど高い光合成能力を持つカラマツ類森林の機能評価が急務である。この目的を達成するために、東シベリアから中国東北部に広がる永久凍土地帯に発達したカラマツ林に...
【農学】水圏応用科学:フェノロジー温暖化を含む研究件
❏タイ低地熱帯季節林の森林タイプの成立要因と降水量シフトによる森林機能への影響評価(16H02708)
【研究テーマ】自然共生システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 厚 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (60343787)
【キーワード】熱帯季節林 / タイ / 生理機能データベース / 土壌 / 山火事 (他34件)
【概要】タイの常緑樹林、2つの異なったタイプの乾季落葉樹林といった3つの森林タイプで、そこ生育する樹木種の林冠葉の生理特性を網羅的に調べた。また乾季落葉樹林の乾季に頻発しておこる山火事の温度特性や山火事による樹木の枝の通水性、葉のフェノロジー、土壌呼吸に与える影響を評価し、さらに3種の竹が共存する森林で、一斉開花・枯死後13年間の竹の動態を調べた。これらの結果、タイの土壌タイプの違いと樹木の生理特性は密接...
❏日本全国の樹木の展葉・落葉フェノロジーの予測モデルの開発(15K07465)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長田 典之 名城大学, 農学部, 准教授 (80400307)
【キーワード】フェノロジー / 開芽 / ブナ / 温暖化 / 樹木サイズ (他6件)
【概要】全国各地に相互移植したブナの開芽フェノロジーについて比較解析を行い、同一地に移植したブナでは北由来のブナのほうが開芽が早いが、その傾向は緯度に よって変化することを明らかにした。 北海道大学苫小牧研究林で行った落葉樹の開芽・展葉フェノロジーについて、樹木サイズと展葉タイミングとの関係について2年分のデータをまとめ、さらに 他の文献の傾向も加えて比較解析した結果、サイズと開芽タイミングの関係が非線形...
❏気候変化が林木寄生性昆虫の食物条件と個体群動態に及ぼす影響(09306008)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】古田 公人 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80143402)
【キーワード】温暖化 / 酸性雨 / モミジニタイケアブラムシ / 個体群動態 / 生物季節 (他20件)
【概要】本研究は人間活動に伴う気候変化が林木寄生性昆虫の食物条件と個体群動態に及ぼす影響について研究を行った。取り上げた気候変化は二つある。一つは温暖化であり、もう一つは酸性雨である。 温暖化に関しては、アブラムシ科アブラムシ科の昆虫であるモミジニタイケアブラムシ個体群の動態に関する研究を基盤に、気候変化がカエデの生物季節の変化を通して吸汁性昆虫であるアブラムシの食物条件と個体群動態に及ぼす影響について研...
【農学】水圏応用科学:安定同位体比分析温暖化を含む研究件
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
❏酸素安定同位体比を用いたクロマグロの産卵水温の推定(16K14968)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 (他14件)
【概要】SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に...
【農学】水圏応用科学:クロマグロ温暖化を含む研究件
❏酸素安定同位体比を用いたクロマグロの産卵水温の推定(16K14968)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 (他14件)
【概要】SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に...
❏海洋温暖化に伴うクロマグロの漁場形成変動機構の解明:摂餌海域は北偏しているか?(19380114)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】河邊 玲 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 准教授 (80380830)
【キーワード】クロマグロ / 鉛直遊泳 / シイラ / データロガー / 漁場形成 (他9件)
【概要】海洋温暖化の進行下において、シイラ等の熱帯捕食魚類の温帯海域への出現が温帯性マグロ類の分布機構に及ぼす影響について調査した。アーカイバルタグから得られた遊泳記録から、クロマグロは東シナ海で、3月には混合層内を鉛直移動していたが、4月中旬以降に温度成層が発達すると表層混合層内に滞在しており、急激な温度変化を避けるために躍層下への潜行が阻まれたものと考えられた。温暖化の進行により冬季の気温が上昇すると...
【農学】水圏応用科学:水産学温暖化を含む研究件
❏ニホンウナギの資源変動に関わる仔稚魚の来遊機構と成魚の成育環境(16H04734)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】ニホンウナギ / 酸素炭素安定同位体比 / エルニーニョ / 地球温暖化 / 人為的環境改変 (他27件)
【概要】亜熱帯循環系における仔稚魚の輸送分散機構と成魚が生息する淡水汽水域における放流や人為的環境改変に焦点を当て、ニホンウナギの資源変動に対するそれらの影響のメカニズムを解明することを目的に、数値シミュレーション、行動および分布・成長調査、環境DNA調査を行った。その結果、エルニーニョ時には仔稚魚が黒潮にたどりつくまでの輸送期間が長くなる傾向にあること、河川規模が縮小しても行動範囲が極端に縮小する傾向は...
❏酸素安定同位体比を用いたクロマグロの産卵水温の推定(16K14968)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
【キーワード】クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 (他14件)
【概要】SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に...
【医歯薬学】社会医学:NPO温暖化を含む研究件
❏米欧アジア主要国家における地球環境政策ネットワークに関する比較政治学的実証分析(10302002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / 比較政治 / NPO (他10件)
【概要】本研究は地球環境政策という、錯綜した政策分野に対して、ネットワーク・アプローチを用いた比較・トランスショナルな調査・分析を行い、欧米アジアの主要諸国における各国の政策形成過程の構造的な違い、特徴を浮き彫りにしようとする。このために、日米独韓およびその他の先進各国並びに国際機関の地球環境政策に関係するアクター各国目標75(最低50以上)組織を対象にインタビュー調査を行うこととした。実際にも日本、韓国...
❏日米独韓における環境政策ネットワークの比較政治学的実証分析(09044020)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / NGO / NPO (他13件)
【概要】平成11年度の研究は、3つの目的をもった。第一に、実証研究の分析のための理論の再検討、第二に、連携する共同研究チームと連絡をとりながら中国、国際機関での調査の企画、予備調査の実施、第三に、100以上の団体、組織を対象とした調査のドイツでの実施である。具体的に成果を述べると、(1)独での1990年代における国内、国際的環境政策の領域の確定。政策争点の種類、政策上の事件の種類を昨年度に行ったパイロット...
【医歯薬学】薬学:DNA温暖化を含む研究件
❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
❏地球温暖化に伴う温帯・北方系樹種の生態遺伝育種に関する研究(04304018)
【研究テーマ】林学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】井出 雄二 (1994) 東京大学, 農学部(林), 助教授 (90213024)
【キーワード】地球温暖化 / 北方林 / 温帯林 / 遺伝的変異 / 種特性 (他18件)
【概要】本研究では、地球温暖化に伴う気候帯移動による、温帯林・北方林の森林植生変化の影響を明らかにし、生態系維持の方策を検討することを目的として、その構成樹種の生理・生態・遺伝的特性を明らかにし、遺伝子資源や系統の保全ならびに温暖化抑制のための適正樹種の育種等について検討した。マツ科、カバノキ科、ブナ科の樹種を対象に、(1)遺伝子資源の保全、(2)生理生態的にみた遺伝子変異幅の把握、(3)個体群統計学的解...
【医歯薬学】看護学:適応温暖化を含む研究件
❏地球温暖化による過剰死亡推定―多国間共同環境疫学研究(19H03900)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】橋爪 真弘 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30448500)
【キーワード】地球温暖化 / 環境疫学 / グローバルヘルス / 適応 / 大気汚染 (他10件)
【概要】温暖化に対して有効な対策を取らなかった場合、2030年代には熱関連過剰死亡が世界で3万7千人余り、下痢症による過剰死亡が4万8千人余り発生すると予測されている (WHO, 2014)。本研究は、温暖化による将来の過剰死亡数をより現実的に推定するための疫学的予測モデルの開発をおこない、今世紀末までの温暖化による過剰死亡数を推定することを目的としている。 1.腸管感染症の超過死亡:将来の気候変動による...
❏トランプ政権下の気候変動対策とカリフォルニア州の動向(18K01238)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】辻 雄一郎 明治大学, 法学部, 専任准教授 (00544892)
【キーワード】気候変動 / カリフォルニア州 / アメリカ / 電力 / 合議制機関 (他23件)
【概要】カリフォルニア州の法や政策がどのように他州や連邦法に影響を与えるのか、そして、どうして先駆的な取り組みが可能なのかを検討した。この検討を通じて、我が国の気候変動の法と政策に具体的な提言を行った。カリフォルニア州の取り組みは一見すると同州に特有の問題のようにみえるが、日本と同じ問題意識を共有している。各研究者の報告は『アメリカ気候変動法と政策』(勁草書房)に公表した。 ...
❏高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究(16H05772)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 助教 (40397568)
【キーワード】酸性化 / 温暖化 / サンゴ礁 / 気候変動 / サンゴ群集 (他12件)
【概要】サンゴ礁生態系は,大気CO2 濃度の増加による温暖化および海洋酸性化の影響を最も顕著に受ける可能性がある海域として危惧されている。しかしパラオ国沿岸にて海水中のCO2 濃度および水温が周辺海域よりも高いにも関わらず、高被度・高多様度のサンゴ群集が生息する湾(ニッコー湾)が発見された。このような環境は湾内の海水の滞留時間が2ヶ月以上と長く,湾内に生息サンゴの石灰化活動と有機物分解が関係していることが...