❏アルダー相転移を伴うコロイド結晶薄膜の成膜メカニズム解明と連続成膜プロセス(20H02510)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】不動寺 浩 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (20354160)
【キーワード】コロイド結晶 / アルダー相転移 / マイクログラビア塗工 / R-to-R連続成膜 / ブラッグ回折 (他15件)
【概要】本研究はコロイド懸濁液が濃縮結晶化するメカニズムの解明、成膜速度の高速化の可能性、そして濃縮結晶化による連続成膜の検証の3課題を設定している。 ①2020年度に科研費で設計した自作の成膜装置を稼働させることで温湿度が制御下での濃縮結晶化が可能となった。湿度の影響が成膜過程に大きく影響することが分かった。オイル被覆法の縦型成膜プロセスを温湿度が制御された環境で実施し、引上げ速度と膜厚の関係を再検討し...
❏耐熱性歪み可視化シートの創製とモニタリングシステムの構築(16K14408)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】不動寺 浩 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (20354160)
【キーワード】コロイド結晶 / 構造色 / モノのインターネット(IoT) / 常時モニタリング / リモートセンシング (他15件)
【概要】社会インフラなど構造物の新しい検査技術として歪みを構造色変化として可視化する歪み可視化シートを研究している。歪み可視化シートの耐熱性向上のためシリカ粒子のコロイド結晶の成膜とその固定に成功した。また、太陽電池駆動遠隔自動撮影システムとカメラ付き携帯端末による画像解析アプリの開発を通じて、歪み可視化シートのリモートセンシングとリアルタイム・モニタリングが可能であることを示した。これらは老朽化した構造...
❏コアーシェル型高分子微粒子開始剤の秩序配列重合によるフォトニック結晶設計(15651041)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】石津 浩二 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90016650)
【キーワード】コアーシェル高分子微粒子 / リビングラジカル重合 / フォトニック結晶 / 高屈折率 / ミクロ相分離 (他13件)
【概要】本研究は安価な製造法でコアーシェル型高分子微粒子を合成し、リビングラジカル重合可能な開始剤を導入したマクロイニシエータに変換し、第3成分モノマーを微粒子自身から放射状にグラフトする秩序配列重合でフォトニック結晶を作製し、構造色(赤・緑・青)の3原色を揃えることでフルカラー化の新技術を確立することを目的とした。本年度にえられた成果は以下のとおりである。 1.メタクリロイル末端ポリスチレンマクロモノマ...